マダムのひとりごと 178

　ブログ鑑定をさせてもらう鑑定版を書きながら、
ふと目を落とした冊子に大好きだった詩を見つけました。
中学生の頃出会って大好きでどこで見たんだろうって思っていました。
萩原朔太郎の『こころ』の中に紫陽花の詩です。

　こころをばなににたとえん
　
　こころはあぢさいの花

　ももいろに咲く日はあれど

　うすむらさきの思い出ばかりは

　せんなくて

　紫陽花は大好きな花。
私はピンクの赤ちゃんの頭ほどあるように紫陽花が好きですが、
母は藍色、濃い紫の額紫陽花が好きでした。
凛としていますね。
ただ父はしおれた紫陽花を嫌い、
そのせいか我が家の庭には紫陽花がつかなかったです。
みやすい花でどこにでも咲いているのに。
私はしおれた紫陽花も好きです。
だっていつまでも枯れずにぐぢゅぐぢゅとしている姿が、
『もっと粘れよ。』って励ましてもらっているみたいです。
大好きな紫陽花があちこちで見られる季節がすぐやってきます。
明日はブログ鑑定です。