ヤマト？エゾ？・・・ ’11春北海道

ちょっとした林道の路肩は西洋たんぽぽの花盛り、
ツマキチョウなども見ましたが、
白い蝶の大半がスジグロシロチョウの仲間です。

このスジグロシロチョウの仲間ですが、
昔はスジグロシロチョウ、エゾスジグロシロチョウの二種に分けられていました。

近年、エゾスジグロシロチョウが二分され、
北海道南部以南、九州まで分布ものをヤマトスジグロシロチョウ、
北海道東部を中心とする一群がそのままエゾスジグロシロチョウになり、
一種類増えて三種類に分類されるようになったようです。

どれもたいへんよく似ているチョウなので、
私のような素人には二種類に分けられているときから識別困難だったのですが、
更に細かく分けられるとますます同定が困難になってしまいました。

見る人が見れば一発で分るんでしょうが・・・、
そこが素人とプロの違いなのでしょうね。

ただ、今回アップした写真は、
北海道南部渡島半島のスジグロシロチョウの仲間なので、
ヤマトスジグロシロチョウかスジグロシロチョウだと思います。

鳥取のスジグロシロチョウよりやや小さい印象だったので、
どちらかってといえばヤマトかな・・・・、
そんな気持ちですが、当てにはなりません。


スジグロシロチョウの仲間(♂)　11.5.25　北斗市

仲良く(？)吸水です。


スジグロシロチョウの仲間(♂)　11.5.25　北斗市

西洋たんぽぽで吸蜜中の雌に雄が迫りますが、
雌はお尻を高く上げて交尾を拒否しています。


スジグロシロチョウの仲間(左♀、右♂)　11.5.25　北斗市

こちらは首尾よく合体。


スジグロシロチョウの仲間(交尾)　11.5.24　北海道八雲町


スジグロシロチョウの仲間(♀)　11.5.25　北斗市