今日、2月22日は「猫の日」だそうです。
「にゃーにゃーにゃー」という語呂合わせですね。
そこで、日曜と後先になりますが、
土曜日に上がった猫山のご報告です。
猫山 10.2.20 (若桜鉄道隼駅から)
地図を見ていて猫山という山を見つけ、
どんな山だろうと薮こぎ覚悟で出かけてみました。
合併で八頭町となった旧郡家町にある標高536.9mの里山です。
地元では、因幡富士とも呼ばれているようです。
チェーンの掛かったふるさと林道猫山線入口に車を置き、
少し林道を歩いてから目星をつけた尾根に上がると・・・、
「えっ!?」とビックリです。
まったく思っても見なかったのですが、
尾根筋にしっかりとした登山道がついてます。
導かれるようにこの山道をたどると、
40分程であっけなく薮に覆われた山頂へ。
展望は良くありませんが、
小さな山名表示板と三等三角点がありました。
下山時に尾根筋の山道をそのまま降りてみると、
ちょうど林道の入口近くに出てきました。
要所に赤布もあり、地元の方でしょうか、
登山道を整備している人がおられるようです。
猫山山頂 10.2.20 点名「猫山」 10.2.20
帰りに猫山の写真を撮ろうと寄った小さな無人駅。
誰もいないと思ったら・・・、
「アッ!?」、
突然「人」が視界に入りビックリ、小さな声が出てしまいました。
よく見たら大きな人形達でした。
若桜鉄道隼駅ホーム 10.2.20
「にゃーにゃーにゃー」という語呂合わせですね。
そこで、日曜と後先になりますが、
土曜日に上がった猫山のご報告です。
猫山 10.2.20 (若桜鉄道隼駅から)
地図を見ていて猫山という山を見つけ、
どんな山だろうと薮こぎ覚悟で出かけてみました。
合併で八頭町となった旧郡家町にある標高536.9mの里山です。
地元では、因幡富士とも呼ばれているようです。
チェーンの掛かったふるさと林道猫山線入口に車を置き、
少し林道を歩いてから目星をつけた尾根に上がると・・・、
「えっ!?」とビックリです。
まったく思っても見なかったのですが、
尾根筋にしっかりとした登山道がついてます。
導かれるようにこの山道をたどると、
40分程であっけなく薮に覆われた山頂へ。
展望は良くありませんが、
小さな山名表示板と三等三角点がありました。
下山時に尾根筋の山道をそのまま降りてみると、
ちょうど林道の入口近くに出てきました。
要所に赤布もあり、地元の方でしょうか、
登山道を整備している人がおられるようです。
猫山山頂 10.2.20 点名「猫山」 10.2.20
帰りに猫山の写真を撮ろうと寄った小さな無人駅。
誰もいないと思ったら・・・、
「アッ!?」、
突然「人」が視界に入りビックリ、小さな声が出てしまいました。
よく見たら大きな人形達でした。
若桜鉄道隼駅ホーム 10.2.20
今日は、先週に引き続き河本山に行ってきました。
この1週間の間にけっこう降雪があったようで、
重たい新雪のラッセルに大苦戦、
先週上がった独標986mでギブアップです。
ワカンを履いていても深い所では膝近くまで沈み、
おまけに気温が上がるにしたがって雪が着き団子状態に・・・、
そんなことで、時間も先週よりだいぶかかってしまいました。
2週続けての急登のラッセル、ちょっと疲れましたね。
ルートも長いので再検討したほうがいいかも・・・、
年のことも考えなくちゃね。
いずれにしても、雪の状態を見ながら出直しです。
高山 10.2.21 (独標986mから)
ゴーロ(独標1142m) 10.2.21 (独標986mから)
この1週間の間にけっこう降雪があったようで、
重たい新雪のラッセルに大苦戦、
先週上がった独標986mでギブアップです。
ワカンを履いていても深い所では膝近くまで沈み、
おまけに気温が上がるにしたがって雪が着き団子状態に・・・、
そんなことで、時間も先週よりだいぶかかってしまいました。
2週続けての急登のラッセル、ちょっと疲れましたね。
ルートも長いので再検討したほうがいいかも・・・、
年のことも考えなくちゃね。
いずれにしても、雪の状態を見ながら出直しです。
高山 10.2.21 (独標986mから)
ゴーロ(独標1142m) 10.2.21 (独標986mから)
14日の日曜日は河本山(独標1176m)の下見に行きました。
昔風にいえば偵察ですね。
去年の冬に三国山や高鉢山から見えた堂々とした河本山の姿が印象的で、
いつか上がってみたいと思っていました。
河本山は佐治側や高鉢山からの尾根伝いに登られているようですが、
北側の曳田川(河原町三滝渓)方面からはどうかな、と様子を見に行きました。
向かう曳田川の奥山はあまり良さげな天気じゃありません。
高山(右)・高鉢山山塊(左)方面 10.2.14 河原町小畑付近
地形図を見ると河本山から北東にほぼ真っ直ぐに延びる尾根があり、
この尾根が使えそうです。
そこで、三滝渓入口の杣小屋集落からこの尾根の末端に取り付いてみました。
けっこう急な所もあったり、雪もそれなりにありピッチが上がりません。
途中に直径2m以上はありそうな大きなブナがありました。
母ブナというか、お祖母ちゃんブナというか・・・、
周りのブナ達はみんな子や孫になるんでしょうね。
ブナ 10.2.14 河原町杣小屋
尾根の上に上がるにつれて見事な樹氷に変わってきましたが、
バックが青空じゃないので、ちょっと寒々とした感じですね。
時々凍った木の枝の裂ける音が静かな森に響きます。
樹氷の芯というか下層は透明な氷なので重たくて耐えられないのでしょう。
尾根からの展望は良くありませんが、
木々の間から対岸の高山が見えるので、
どのくらいの高さまで上ったかはよく分かります。
3時間ほど歩いて986mの独標まで上がりました。
ここは尾根のほぼ中間地点ですが、
河本山まではアップダウンはあるものの標高差200m弱なので、
そんなに時間はかからないでしょう。
だいたいの様子も分かったし、いい時間にもなったので、
この独標で遅い昼食をとり下りることにしました。
ブナ林(樹氷) 10.2.14 河原町杣小屋
【参考】河本山 09.3.8 (高鉢山から)
昔風にいえば偵察ですね。
去年の冬に三国山や高鉢山から見えた堂々とした河本山の姿が印象的で、
いつか上がってみたいと思っていました。
河本山は佐治側や高鉢山からの尾根伝いに登られているようですが、
北側の曳田川(河原町三滝渓)方面からはどうかな、と様子を見に行きました。
向かう曳田川の奥山はあまり良さげな天気じゃありません。
高山(右)・高鉢山山塊(左)方面 10.2.14 河原町小畑付近
地形図を見ると河本山から北東にほぼ真っ直ぐに延びる尾根があり、
この尾根が使えそうです。
そこで、三滝渓入口の杣小屋集落からこの尾根の末端に取り付いてみました。
けっこう急な所もあったり、雪もそれなりにありピッチが上がりません。
途中に直径2m以上はありそうな大きなブナがありました。
母ブナというか、お祖母ちゃんブナというか・・・、
周りのブナ達はみんな子や孫になるんでしょうね。
ブナ 10.2.14 河原町杣小屋
尾根の上に上がるにつれて見事な樹氷に変わってきましたが、
バックが青空じゃないので、ちょっと寒々とした感じですね。
時々凍った木の枝の裂ける音が静かな森に響きます。
樹氷の芯というか下層は透明な氷なので重たくて耐えられないのでしょう。
尾根からの展望は良くありませんが、
木々の間から対岸の高山が見えるので、
どのくらいの高さまで上ったかはよく分かります。
3時間ほど歩いて986mの独標まで上がりました。
ここは尾根のほぼ中間地点ですが、
河本山まではアップダウンはあるものの標高差200m弱なので、
そんなに時間はかからないでしょう。
だいたいの様子も分かったし、いい時間にもなったので、
この独標で遅い昼食をとり下りることにしました。
ブナ林(樹氷) 10.2.14 河原町杣小屋
【参考】河本山 09.3.8 (高鉢山から)
7日の日曜に鳥取市福部町と岩美郡岩美町境にある立岩山に上がってきました。
立岩山は標高393.5mと、あまり高くはないのですが、
合併前の旧福部村の最高峰だった山です。
とはいえ登山道があるわけではなさそうなので、
薮こぎ覚悟で尾根伝いに歩いてみました。
立岩山 10.1.24 鳥取市福部町
スタートは坂谷神社、
巨岩が点在する薄暗い神社の森をぬけて背後の尾根に上がります。
この森はスダジイを主体とする照葉樹林で、
鳥取県の天然記念物になっているそうです。
しばらく尾根をたどると、明るい落葉樹の雑木林に変わります。
ところどころに、タンポポのような種を飛ばして役目を終えたコウヤボウキ。
花の時には鱗状に見えた総苞片が開いて花弁のように見えます。
花よりも、ちっちゃな風車かな・・・。
照葉樹林 10.2.7 鳥取市福部町
コウヤボウキ(総苞) 10.2.7 立岩山
薮こぎは大したことなかったのですが、
けっこうな急登があったり滑りやすい雪のせいか、
頂上まで思いのほか時間がかかりました。
山頂は何の変哲もないという感じで、
二等三角点(点名「岩常」)の位置を示す国土地理院の標柱だけが
雪の上に頭を出していました。
頂上は西側の展望はあるものの、他の方角は木々が邪魔して見えません。
ここから見ると、鳥取砂丘もずい分ちっちゃく見えます。
肉眼では大山も微かに見えるのですが、写真ではだめですね。
山頂を少し下りたところから木の間越しに扇ノ山が見えました。
樹氷に飾られて扇ノ山の山頂部は真っ白です。
あぁ、今日は雪の山にしとけばよかったかなと、
ちょっと後悔というか・・・、なんか心が落ち着かない感じです。
展望(鳥取砂丘方面) 10.2.7 立岩山
扇ノ山(手前は大茅山) 10.2.7 立岩山
山頂から南へ尾根を下る赤い古びたビニールテープに気がついたので、
食事の後、たどってみることにします。
下り立った所は、お地蔵さんが安置されている小さな谷底で、
地図を見ると岩美町の岩常からこの近くまで小道が付いているようです。
福部側に車を置いてあるので、このまま岩常に下りるわけにはいかないので、
谷沿いを鞍部に向けて上り返し、そのまま福部側へと下りることにします。
この峠越えは、その昔二上越と呼ばれ、
岩常と福部村の栗谷を結ぶ峠道だったそうです。
しかし今ではすっかり忘れ去られ、通る人もなく自然に帰っています。
なぜかここにはツル性植物と棘のあるイバラが多くて、
最後に本当の薮こぎをさせていただきました。
お地蔵さん 10.2.7 立岩山(岩美町岩常)
薮から開放されてほっと一息。
村の畑にはオオイヌノフグリが咲いていました。
まだ小さな足音ですが、
春はちゃんと近づいているようです。
オオイヌノフグリ 10.2.7 鳥取市福部町
立岩山は標高393.5mと、あまり高くはないのですが、
合併前の旧福部村の最高峰だった山です。
とはいえ登山道があるわけではなさそうなので、
薮こぎ覚悟で尾根伝いに歩いてみました。
立岩山 10.1.24 鳥取市福部町
スタートは坂谷神社、
巨岩が点在する薄暗い神社の森をぬけて背後の尾根に上がります。
この森はスダジイを主体とする照葉樹林で、
鳥取県の天然記念物になっているそうです。
しばらく尾根をたどると、明るい落葉樹の雑木林に変わります。
ところどころに、タンポポのような種を飛ばして役目を終えたコウヤボウキ。
花の時には鱗状に見えた総苞片が開いて花弁のように見えます。
花よりも、ちっちゃな風車かな・・・。
照葉樹林 10.2.7 鳥取市福部町
コウヤボウキ(総苞) 10.2.7 立岩山
薮こぎは大したことなかったのですが、
けっこうな急登があったり滑りやすい雪のせいか、
頂上まで思いのほか時間がかかりました。
山頂は何の変哲もないという感じで、
二等三角点(点名「岩常」)の位置を示す国土地理院の標柱だけが
雪の上に頭を出していました。
頂上は西側の展望はあるものの、他の方角は木々が邪魔して見えません。
ここから見ると、鳥取砂丘もずい分ちっちゃく見えます。
肉眼では大山も微かに見えるのですが、写真ではだめですね。
山頂を少し下りたところから木の間越しに扇ノ山が見えました。
樹氷に飾られて扇ノ山の山頂部は真っ白です。
あぁ、今日は雪の山にしとけばよかったかなと、
ちょっと後悔というか・・・、なんか心が落ち着かない感じです。
展望(鳥取砂丘方面) 10.2.7 立岩山
扇ノ山(手前は大茅山) 10.2.7 立岩山
山頂から南へ尾根を下る赤い古びたビニールテープに気がついたので、
食事の後、たどってみることにします。
下り立った所は、お地蔵さんが安置されている小さな谷底で、
地図を見ると岩美町の岩常からこの近くまで小道が付いているようです。
福部側に車を置いてあるので、このまま岩常に下りるわけにはいかないので、
谷沿いを鞍部に向けて上り返し、そのまま福部側へと下りることにします。
この峠越えは、その昔二上越と呼ばれ、
岩常と福部村の栗谷を結ぶ峠道だったそうです。
しかし今ではすっかり忘れ去られ、通る人もなく自然に帰っています。
なぜかここにはツル性植物と棘のあるイバラが多くて、
最後に本当の薮こぎをさせていただきました。
お地蔵さん 10.2.7 立岩山(岩美町岩常)
薮から開放されてほっと一息。
村の畑にはオオイヌノフグリが咲いていました。
まだ小さな足音ですが、
春はちゃんと近づいているようです。
オオイヌノフグリ 10.2.7 鳥取市福部町
「くらます」の山頂から北へブナの林を抜けて、
広い雪原を歩いていくと、氷ノ山が少しずつ姿を現してきます。
氷ノ山 10.1.30 くらます
氷ノ山 10.1.30 くらます
左右に山裾を延ばした山容は雄大で、ボリュームもあり、さすが氷ノ山です。
山頂あたりをズームアップしてみると、三角屋根の避難小屋や休憩舎、
右には赤い屋根の三の丸避難小屋もはっきりわかります。
山頂の左下に黒く見えるのは、こしき岩です。
天気が良いので登山者も多いのでは・・・、でも人影までは分かりません。
思っても見なかったものが見えると、なんか得した気分になりますね。
氷ノ山から左へ目を移していくと、青ヶ丸、
その左手前の黒っぽい山は陣鉢山か。
裾を広げた扇ノ山も黒っぽくて、まだまだ雪が少ないようです。
氷ノ山 10.1.30 くらます
氷ノ山頂上(ズーム) 10.1.30 くらます
扇ノ山(左)、陣鉢山・青ヶ丸(右) 10.1.30 くらます
帰りは、先々週引き返した露岩帯を通って、
上りに使った尾根の一本北側の尾根を下りることにしました。
山頂を少し下りた主稜線のすぐ下が露岩帯になっていて、
先々週、もうちょっと頑張れば頂上だったことが分かりました。
露岩に腰掛けて、氷ノ山と同じように東山もズームしてみると、
雪の斜面に見覚えのあるスギの木が・・・。
あぁ、一昨年はあそこを上ったのかと、一人納得です。
東山 10.1.30 くらます
東山(ズーム) 10.1.30 くらます
広い雪原を歩いていくと、氷ノ山が少しずつ姿を現してきます。
氷ノ山 10.1.30 くらます
氷ノ山 10.1.30 くらます
左右に山裾を延ばした山容は雄大で、ボリュームもあり、さすが氷ノ山です。
山頂あたりをズームアップしてみると、三角屋根の避難小屋や休憩舎、
右には赤い屋根の三の丸避難小屋もはっきりわかります。
山頂の左下に黒く見えるのは、こしき岩です。
天気が良いので登山者も多いのでは・・・、でも人影までは分かりません。
思っても見なかったものが見えると、なんか得した気分になりますね。
氷ノ山から左へ目を移していくと、青ヶ丸、
その左手前の黒っぽい山は陣鉢山か。
裾を広げた扇ノ山も黒っぽくて、まだまだ雪が少ないようです。
氷ノ山 10.1.30 くらます
氷ノ山頂上(ズーム) 10.1.30 くらます
扇ノ山(左)、陣鉢山・青ヶ丸(右) 10.1.30 くらます
帰りは、先々週引き返した露岩帯を通って、
上りに使った尾根の一本北側の尾根を下りることにしました。
山頂を少し下りた主稜線のすぐ下が露岩帯になっていて、
先々週、もうちょっと頑張れば頂上だったことが分かりました。
露岩に腰掛けて、氷ノ山と同じように東山もズームしてみると、
雪の斜面に見覚えのあるスギの木が・・・。
あぁ、一昨年はあそこを上ったのかと、一人納得です。
東山 10.1.30 くらます
東山(ズーム) 10.1.30 くらます
三度目のなんとか・・・で、くらます(1282.1m)に上がってきました。
11日は寝坊、二回目の17日は手強いラッセルで主稜線まで上がれませんでした。
2週間の間、1月下旬とも思えない暖かい日が続いていたためか、
雪は劇的に少なくなり、自動車もヘンブ谷林道まで入ることができました。
主稜線 10.1.30 くらます
林道終点から右側の植林された尾根に取り付き主稜線に上がります。
尾根の上部は明るいブナの自然林で、急登も気になりません。
雪も春のようによく締まって、ワカンも無用の長物といったところです。
駐車地から稜線まで1時間半、
この前5時間かかっても稜線まで上がれなかったのが嘘のようです。
クマの爪痕や営林署の「標識を食べるブナ」を見ながら、
30分も歩くと「くらます」の頂上です。
クマの爪痕 10.1.30 くらます ブナ 10.1.30 くらます
くらます頂上 10.1.30
狭い頂上はからは、鳥取、兵庫、岡山県境の山々の大展望です。
三室山から天児屋山、沖ノ山、東山、
その後にはシルエットになって後山、舟木山、那岐山、そして三国山・高鉢山山塊。
途中、木々の間から見えていた氷ノ山は、
ちょうど北側のブナ林に隠れてしまって見えません。
そこで、「くらます」北側の北峰というには広々とした、
1260mの等高線が周る雪原まで足をのばしてお昼にすることにします。
三室山 10.1.30 くらます
天児屋山(右前)、後山(左奥)、舟木山(右奥) 10.1.30 くらます
沖ノ山(右)、那岐山(左奥)
続きます。
11日は寝坊、二回目の17日は手強いラッセルで主稜線まで上がれませんでした。
2週間の間、1月下旬とも思えない暖かい日が続いていたためか、
雪は劇的に少なくなり、自動車もヘンブ谷林道まで入ることができました。
主稜線 10.1.30 くらます
林道終点から右側の植林された尾根に取り付き主稜線に上がります。
尾根の上部は明るいブナの自然林で、急登も気になりません。
雪も春のようによく締まって、ワカンも無用の長物といったところです。
駐車地から稜線まで1時間半、
この前5時間かかっても稜線まで上がれなかったのが嘘のようです。
クマの爪痕や営林署の「標識を食べるブナ」を見ながら、
30分も歩くと「くらます」の頂上です。
クマの爪痕 10.1.30 くらます ブナ 10.1.30 くらます
くらます頂上 10.1.30
狭い頂上はからは、鳥取、兵庫、岡山県境の山々の大展望です。
三室山から天児屋山、沖ノ山、東山、
その後にはシルエットになって後山、舟木山、那岐山、そして三国山・高鉢山山塊。
途中、木々の間から見えていた氷ノ山は、
ちょうど北側のブナ林に隠れてしまって見えません。
そこで、「くらます」北側の北峰というには広々とした、
1260mの等高線が周る雪原まで足をのばしてお昼にすることにします。
三室山 10.1.30 くらます
天児屋山(右前)、後山(左奥)、舟木山(右奥) 10.1.30 くらます
沖ノ山(右)、那岐山(左奥)
続きます。