ついつい油断して、
またやっちまった!!
奴に咬まれました。
そうマダニです。
スミレの季節は、
スパッツをつけるとかズボンの裾を靴下に入れるとか、
帰りに温泉に入るとか注意していたのですが・・・。
なんとか無事に過ごしたので気が緩んだんでしょうね。
昨日はつい普通の格好でゼフィルスの見物に行ってしまったんですよね。
おまけにすぐお風呂にも入らず、
ビールを飲んでうたたね・・・・。
マダニさんの思うつぼです。
深夜になってお風呂に入ったんですが、
まさかと思ってそんなに良く見てないし・・・。
今朝、違和感があって気づきました(遅)。
で、行ってきました県立中央病院。
(
いつぞやの北海道と同じような写真にしときました。笑)
診察券 13.6.25
治療そのものは局部麻酔の後、マダニを皮膚ごと切り取って終了です。
興味深かったのはお医者さんの一言。
「毎日のように来んさるで」
(鳥取弁じゃなかったかもしれないけど・・・)
そう、マダニに喰い付かれた人が毎日のように来院している!
じぇじぇ、スゴイですね。
特に今年は患者さんが多いそうで、
やっぱし冬に雪が少なかったことが影響してるのかな・・・。
syubaのやわ肌に喰いついたマダニの写真もあるのですが、
ちょっとグロいので春に写したマダニの写真を載せときます(笑)。
マダニの仲間 13.3.21 鳥取県東部
以前、北海道の時にも書いたとおり、
マダニは日本紅斑熱やライム病を媒介する厄介な虫なのですが、
今年に入って致死率の高いウイルスを媒介するとして注目されています。
今年1月に国内で初めて確認されてSFTSウイルス。
このウイルスを媒介しているのがフタトゲチマダニなどのマダニ類です。
このウイルスに感染すると高熱や血小板減少などの症状が現れ、
まだ抗ウイルス薬やワクチンも無いため最悪死に至るそうです。
「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」と名付けられた感染症ですね。
SFTSは2009年に中国で初めて見つかり、
先に触れたように2013年1月に日本でもこの病気が確認されました。
国内では今日までに24人が発症し10名の方が亡くなられているようです。
患者さんから見つかったSFTSウイルスの遺伝子分析から、
いずれの方も国内で感染されたものと考えられ、
以前から日本国内に存在していたものと想定されています。
患者さんは九州、四国、中国地方の40代以上の中高年で、
特に60代が9人と一番多くなっています。
中国地方では山口、広島の両県で発生していて、
発生地は全体的に見てやや暖地に偏っている気もしますが、
いつ鳥取や島根で発生してもおかしくない状況です。
syubaなんていつ感染してもおかしくない??
そうですね。注意せねば!