風 信(かぜのたより)

海風に乗せて

節穴?

2011-10-31 | Weblog
帰ってからさっそく出かけた先は、やっぱり大山。


紅葉 11.10.28 大山地獄谷

   
   ナメコ 11,10.28 大山

金曜日の10時過ぎなのに、健康の森駐車場は20台近い車で一杯で、
「こりゃだめだ・・・」とすでにあきらめモードです。

案の定、手練の者による切り取り跡とおチビちゃんばっかり。

 
健康の森駐車場 11.10.28            残念! 11,10.28 大山

それでもと峠を越えて地獄谷まで降りてみます。

稜線上部のブナは葉をすっかり落とし早くも冬支度の様子。
今年の大山の紅葉はもう一つという感じなんでしょうか。

ところでキノコですが、さっぱりです。
加齢による視力の衰えだけじゃなくて、
すぐ眼の前にあっても気が付かないという
マナコの節穴化も進行しているのかもしれませんね(笑)。


紅葉 11,10.28 大山鳥越峠

   
   紅葉 11,10.28 大山駒鳥小屋

 
フウリンウメモドキ 11,10.28 大山        ヤマボウシ 11,10.28 大山

 
ユキザサ 11,10.28 大山             コマユミ 11,10.28 大山
          
 
サワフタギ 11,10.28 大山            ツリバナ 11,10.28 大山

秋の谷筋は3時を過ぎると急に暗くなってきます。
特に東向きの地獄谷は夕方の雰囲気。
「暗くなるまでに帰らなきゃ・・・」


紅葉 11,10.28 大山地獄谷

ブナの森といえば・・・

2011-10-22 | Weblog

ブナ林 11.10.21 長野県

ブナの森を歩いて気になるのはやっぱり秋の宝石。
まだまだ可愛いお豆さんもたくさん。
信州はこれからですかね?


ナメコ 11.10.21 長野県

でも、落ち葉を掻き分けると・・・・。

狸のどん兵衛さんが「ちちんぷいぷい」っと、、
キノコのどん兵衛さんに化けるには十分でしょう。


ナメコ 11.10.21 長野県

お天気がよくて・・・

2011-10-21 | Weblog
良いお天気が続いて、昨日は焼岳、今日は雨飾山と休むまもなく山登り。
ちょっと疲れましたね。


焼岳(噴煙) 11.10.20

ちょっと思いついて新穂高温泉側から上がってみました。
昔の飛騨と信州を結ぶ峠道なので、
ちょっとしたハイキング気分だったのですが、
けっこうきつかったです。


槍・穂高(右下上高地) 11.10.20 焼岳山頂

そして今日は長野、新潟県境の雨飾山。
こちらも見事なブナ林の黄葉で、秋の山を楽しんできました。


雨飾山 11.10.21


雨飾山 11.10.21


後立山連峰(左奥は槍・穂高連峰) 11.10.21 雨飾山山頂

両山ともいわゆる百名山ですが、たまたまです。
詳細は後日です(?)。

今年も・・・

2011-10-19 | Weblog

北穂高岳 11.10.18 涸沢

今年も涸沢まで上がってきました。
連休のテント1200張、2000人の狂想曲とともに紅葉も終わってしまったようで、
小屋じまいの音が聞こえるだけのとても静かな涸沢でした。


北穂高岳 11.10.18 涸沢

池も凍ってきれいな逆さ北穂は撮れませんでした。

40年ぶりに5・6のコルまで上がってみました。
昔と変わらない景色なんでしょうが、
どんな景色なのかまったく忘れていました。


北穂高岳・槍ヶ岳 11.10.18 前穂北尾根

クロツバメシジミ

2011-10-16 | Weblog
長崎の沿岸沿いといえばクロツバメシジミ。
普通種のツバメシジミと違い翅表は♂も♀も名前のとおりの黒褐色で、
中部地方、瀬戸内を中心とする中四国、九州北部に分布しています。
残念ながら鳥取県内では見ることができません。

食草はベンケイソウ科のツメレンゲが基本ですが、
九州北西部の沿岸に生息するクロツバメシジミは、
同じベンケイソウ科のタイトゴメを食草として、
後翅表面の青白い点線(外縁斑列)がよく発達していることなどから、
朝鮮半島亜種とされています。
その道の方々からは「海クロツ」と略称で呼ばれているようです。


クロツバメシジミ 11.9.12 長崎県


クロツバメシジミ 11.9.11 長崎県


クロツバメシジミ 11.9.11 長崎県

国の準絶滅危惧種に分類されているので、
なかなか見れないかと思っていたのですが、
初日にちょっと休憩と車を止めた海沿いの公園にわんさかといてビックリ。
居るところにはいるもんですね。

♂、♀とも翅色が同じなので外見から雌雄の判別は難しいです。
素人判断ですが、左が♀? 


クロツバメシジミ(交尾) 11.9.11 長崎県

分りづらいですが、タイトゴメへの産卵シーンです。


クロツバメシジミ(産卵) 11.9.11 長崎県

タイトゴメの生えている所は注意して見ていたのですが、
個体数の多寡はあるものの、
生息ポイントはけっこう多いような気がしました。

見た目は弱々しいですが、
台風などの影響を受けやすい生息環境にっかりし適応して、
逞しく生きているという感じでした。


クロツバメシジミ 11.9.12 長崎県

タイワンツバメシジミ

2011-10-15 | Weblog
9月に長崎で見てきたタイワンツバメシジミです。
かっては紀伊半島や四国にも生息地があったそうですが、
現在では九州、沖縄のごく限られた地域でしか見ることができません。

近年急速に個体数を減らしている蝶といわれ、
国の絶滅危惧Ⅰ類、最も絶滅が心配されている蝶の一種です。
そんな蝶なので会えるか心配していたのですが、
あっけなく会うことができました。

ただ、少し時期が遅かったようで、
尾状突起を失ったり汚損した個体が多かったような気がします。


タイワンツバメシジミ 11.9.11 平戸市(平戸島)


タイワンツバメシジミ 11.9.11 平戸市(平戸島)

九州の多くの産地では年1化、食草のシバハギが咲きはじめる8月下旬に羽化します。
(1年に一回しか発生しない蝶としては最も遅い発生じゃないかな?)

シバ草原から背の高いススキなどの草原へ遷移する途中の環境が好みのようですが、
産業や生活の変化によって放牧やススキ、カヤの利用が衰退した現在、
そのような自然環境はなかなかありませんね。

人間のいろんな活動とかかわって消長してきた植物や昆虫もけっこう多くて、
人が手を出さない、そっとしておくだけでは動植物の保護はできないようです。


シバハギ 11.9.11 平戸市

シバハギだけでなくユーモラスなタヌキマメやナンバンギセルも咲いていました。

 
タヌキマメ 11.9.11 平戸市           ナンバンギセル 11.9.12 平戸市


タイワンツバメシジミ 11.9.12 平戸市(生月島)

タイワンツバメシジミは普通のツバメシジミに良く似ていますが、
後翅裏面の点斑のうち4点が黒くハッキリして目立つこと、
後翅裏面外縁の橙色斑が大きく濃いこと、
尾状突起が長いことなどから区別できます。


タイワンツバメシジミ 11.9.12 平戸市(生月島)

今回の訪問は少し遅かったようで、
自慢の尾状突起を失ってしまった個体がほとんどでした。
次回、機会があれば1週間か10日くらい早く訪れてみたいですね。

本当は細く長い尾状突起を持っています。


タイワンツバメシジミ 11.9.12 平戸市(生月島)

キツネノマゴの小さな花で一心不乱に吸蜜するタイワンツバメシジミ。
遠く五島列島を望む岬の先端で見かけました。
食草のシバハギは近くに見当たらなかったのですが・・・、
遠くから飛んできたのでしょうか。


タイワンツバメシジミ 11.9.13 西海市崎戸町(崎戸島)


タイワンツバメシジミ 11.9.13 西海市崎戸町(崎戸島)

今回のブログのアップにあたって撮影地をどこまで表記するか悩んだのですが、
平戸市の生息地には環境省で設置した捕獲禁止の注意看板もあり、
ことさら隠す必要もないと判断し市町村名まで入れました。

また、西海市崎戸町は合併(2005年)前の西彼杵郡崎戸町にあたりますが、
こちらは記録的な意味合いを込めて西海市以下の地名を入れています。


注意看板 11.9.11 平戸市

様子見

2011-10-13 | Weblog
原木栽培のナメコが発生しているのならと、
なめこ山の様子を見てきました。

はしりのナメコが出ていましたが、
大きくなる前に乾燥してしまったものも見られました。

幼菌はまったく見られなかったので、
本格的な発生はまだ先になるのではないでしょうか。


ナメコ '11秋 鳥取

登山口近くの道端に咲いていた黄色い花、
初めて見る花で、もちろん名前もわからない。
園芸品種の逸出だろうか?

 
スッポンタケ '11秋 鳥取              黄色い花 '11秋 鳥取


ナナカマド '11秋 鳥取

泥中花

2011-10-11 | Weblog

ミズオオバコ 11.10.10 鳥取市

稲刈りも終わり流れもなくなって澱んだ水路の中に淡いピンクの花、
きれいとはいえない泥の中に咲く花は、とっても印象深いものがありました。

初めて見る花だったので帰ってから調べてみると、
どうもミズオオバコという水田雑草の花のようです。


ミズオオバコ 11.10.11 鳥取市

 
自生地 11.10.11 鳥取市            ミズオオバコ(果実) 11.10.11 鳥取市

花の下についた果実はスターフルーツのように稜があり、
その稜に鰭のようなものがついていてとても面白い形をしていました。


ミズオオバコ 11.10.11 鳥取市

このミズオオバコ、トチカガミ科ミズオオバコ属に分類されている水生の一年草で、
オオバコという名前がついていても、
道端に生えるオオバコとは系統的なつながりはないそうです。

水田雑草という嫌われ者のせいか、
ほ場整備などによる生育環境の変化が影響しているのか、
特に近年は減少しているようで、
国のレッドデータブックでは絶滅危惧Ⅱ類となっています。

都道府県レベルでは32府県のレッドデータブックに記載されていて、
鳥取県では絶滅危惧Ⅰ類に分類されています。

岩美町と(旧)会見町で確認されているようですが、
今回は、ひょっとして大発見でしょうか?(笑)

待ちきれずに・・・

2011-10-09 | Weblog

ナメコ(原木栽培) 11.10.9 鳥取市

よく行くスーパーにあったパン屋さんが撤退し、
その跡が地産地消コーナーになっているのですが、
今日行ったところ珍しくナメコの成菌が置いてありました。
シールには鳥取市用瀬町安蔵産の原木ナメコとあり、
見た目はゴミの付き具合も含めて天然モノとまったく変わりません。

山のナメコはもう少し先のようなので、
待ちきれずに一袋をカゴの中へ。
写真の倍ほど入って1袋250円でした。

さっそくナメコうどんと味噌汁にしましたが、
一年ぶりにダシのきいた独特の味と歯ごたえを楽しみました。

山ではまだ影も形もないのに、
栽培だと早く発生するのはなにか工夫があるのでしょうね。

久しぶりの甲ヶ山

2011-10-08 | Weblog
今日から三連休、お天気も良さそうなのでどこも大賑わいでしょうね。

この土日は用事があって出かけられないので、
昨日の金曜日、久しぶりに甲ヶ山に上がってきました。
コースは、まだ歩いたことのない船上山からの尾根歩きコース。

船上山~甲ヶ山のコースは歩いたことがなかったので、
いつか歩いてみたいと思っていました。


船上山 11.10.7

 
ホクチアザミ 11.10.7 船上山          オオカニコウモリ 11.10.7 船上山

単調な尾根歩きに飽きてくる頃に勝田ヶ山の頂上へ。
やっと展望もひらけ、これから向かう稜線の向うに大山も頭をのぞかせています。


大山(左は甲ヶ山) 11.10.7 勝田ヶ山


甲ヶ山(ゴジラの背) 11.10.7

ゴジラの背を渡るとすぐに甲ヶ山の山頂、
朝方はガスがかかっていた大山も大きな山容を見せて、360度の大展望です。


甲ヶ山山頂 11.10.7

もう少し空気が澄んでいるとハッキリ見えるんだけど・・・、贅沢かな。
見ての通りで、紅葉はまだまだ先のようです。


大山 11.10.7 甲ヶ山


勝田ヶ山 11.10.7 甲ヶ山

ところで、キノコですが、
途中で出会った地元の方によるとナメコはまだまだ影も形もないとのこと。
確かにその通りで、ひょっとしてと思って持参したレジ袋も用無しでした。
ただし、地元情報によると舞茸だけは当り年の雰囲気です。

 

屏風岩下の横手道に咲いていたコシオガマ。
初めて見る花で、名前は帰ってから調べました。
同じゴマノハグサ科のママコナと同じように半寄生植物だそうです。
そういえば、花もよく似ています。


コシオガマ 11.10.7 船上山

雨の海岸で・・・

2011-10-06 | Weblog

海岸 11.10.5 京丹後市

日曜日に歩いた氷ノ山で返り咲きのスミレを見たせいもあって、
所用のため出かけた丹後で「イソスミレはどうかな?」って、
空いた時間にたずねてみました。

咲いてはいましたが株数の割には花も少なく形も整っていません。
やっぱり本来の花期じゃなくて、
たまたま条件がそろった時に咲く返り咲きの花なんですね。


イソスミレ 11.10.5 京丹後市 


イソスミレ 11.10.5 京丹後市


イソスミレ 11.10.5 京丹後市


イソスミレの砂浜には本当の秋の花も咲いていました。

ウンランにハマベノギクは、
最近ご無沙汰ですが鳥取砂丘でも普通に見られるはず。

名前に○○ランとついていながらラン科じゃないって花はけっこうあって、
ウンランもゴマノハグサ科に分類されています。


ウンラン 11.10.5 京丹後市 


ハマベノギク 11.10.5 京丹後市

そろそろ衣替え

2011-10-04 | Weblog

ブナ 11.10.2 氷ノ山

朝晩めっきり涼しくなって、北海道からは初雪の便り。
山陰の山もそろそろ衣替えの季節です。

大山ではキノコも出始めたようですが、
日曜日は町内の行事を終えた後、久しぶりに氷ノ山へ向かいました。

若桜のキャンプ場から氷ノ越、山頂とピストンでしたが、
雨に降られることもなく静かな秋の山と花を楽しんできました。

もうツリフネソウやキツリフネも終りのようです。


キツリフネ 11.10.2 氷ノ山

仲良く並んだトリカブトの花。
大山で見たトリカブトより葉っぱの切れ込みが少ないのでサンヨウブシかな。


サンヨウブシ 11.10.2 氷ノ山

氷ノ越まで上がると手書きのメモが・・・。
帰ってから確認すると、地蔵堂の上手で登山道が崩れているようです。


氷ノ越の案内メモ 11.10.2 氷ノ山

 
ツルリンドウ(左・実、右・花) 11.10.2 氷ノ山

山肌もこころなしか秋色に変わりはじめているようです。
尾根筋にはツルリンドウの赤い実や黄色いアキノキリンソウ。
シソ科のアキチョウジやサンインヒキオコシも目立ちます。


氷ノ山 11.10.2 

 
紅葉 11.10.2 氷ノ山               ダイモンジソウ 11.10.2 氷ノ山


登山道 11.10.2 氷ノ山

アキチョウジをアップで見ると、人の顔?お猿さんの顔?

 
アキノキリンソウ 11.10.2 氷ノ山        アキチョウジ 11.10.2 氷ノ山


扇ノ山遠望 11.10.2 氷ノ山

いつものように甑岩を直登して山頂へ。
天候のせいか、日曜日にしては登山者も少なく静かな山頂でした。
気温は小屋の中で9度、外はもっと低いようで自然に手をこすり合わせていました。

あの暑かった夏は、ついこないだだった気がするのですが、
あっという間に秋で、すぐそこには冬も控えているんでしょうね。

キャンプ場周辺も秋の花が盛りでした。


ウメバチソウ 11.10.2 氷ノ山

 
シオガマギク 11.10.2 氷ノ山          センブリ 11.10.2 氷ノ山

秋の花ではないですが返り咲きのマルバスミレ。

夏の間は閉鎖花を着けていたスミレ類も、
春と同じような天候になる秋に返り咲きの花を見ることがよくあります。
この日もマルバスミレだけでなく、
オオタチツボスミレとニョイスミレも咲いていました。


マルバスミレ 11.10.2 氷ノ山 

多良山系「経ヶ岳」

2011-10-02 | Weblog
昨日ちょっと触れたように、
先月九州まで蝶々を見にいったついでに経ヶ岳(1076m)に上がってきました。
経ヶ岳といっても山陰に住んでいる者にとってはあまりなじみはないのですが、
長崎、佐賀県境南部に位置する多良山系の最高峰。
そして、影の薄い県として鳥取県と双璧ともいえる佐賀県の最高峰でもあります。

長崎県側の黒木からつげ尾、経ヶ岳、中山峠を経由する周回コースを歩いてみました。


ヒガンバナとクロアゲハ 11.9.14 大村市

さすが九州、もうヒガンバナも咲き始めた山里の集落から山道に入っていきます。


コース図(案内看板部分) 11.9.14 大村市黒木 


経ヶ岳 11.9.14

暗い植林帯を抜けて広葉の自然林に入ると木の間越しに経ヶ岳が見えました。

やや薄暗い常緑の自然林を歩いていると、
中国地方や東日本とも違う空気や感触で、
「ああ、九州の山だ・・・」という感じがしますね。
日本の広さというか日本の山の多様性をすごく感じます。

主稜線までけっこう急で直線的な沢筋のガレ場を登っていきます。


登山道 11.9.14 経ヶ岳 

 
つげ尾 11.9.14 経ヶ岳              ツクシコウモリ 11.9.14 経ヶ岳
  
主稜線のつげ尾まで上がってしまえば山頂までは一投足。
山頂は残念ながらガスの中、朝方は晴れていたのですがね・・・。


経ヶ岳山頂 11.9.14 

経ヶ岳は思いもかけず一等三角点の山でした。
帰ってから調べてみると点名「京ノ岳」、標高1075.65m、
所在地は長崎県大村大字黒木郷萱瀬山国有林とありました。

 
点名「京ノ岳」 11.9.14 経ヶ岳         点名「京ノ岳」 11.9.14 経ヶ岳


キハギ 11.9.14 経ヶ岳

キハギのキは「黄」ではなくて「木」ですね。
そんなに珍しい花ではないようですが初めて見ました。

山頂で簡単な食事をして下りかかるとガスが薄くなり大きな山が見えてきました。
どうも多良岳(996m)のようです。


多良岳 11.9.14 経ヶ岳

 
ツルニンジン 11.9.14 経ヶ岳          ヤブミョウガ 11.9.14 経ヶ岳


メタカラコウ 11.9.14 経ヶ岳

経ヶ岳から尾根伝いに金泉寺、多良岳へと周回するコースが人気ようですが、
今回はショートカットして中山峠から黒木に下山しました。

黒木の村はずれから見る経ヶ岳は鋭角な三角錐の山で、なかなか見事です。

経ヶ岳山頂直下にはクサリ場もありますが、特に危険ではありません。
また、ガレ場や林の中で迷いやすいかなって所もありますが、
要所には標識も整備されていてなかなか良いコースでした。


経ヶ岳 11.9.14 大村市黒木


経ヶ岳(アップ) 11.9.14 大村市黒木


コース図(案内看板部分) 11.9.14 大村市黒木

ヤマガールモドキ

2011-10-01 | Weblog
今日から10月。
それにしても先月のブログ更新1回ってのはちょっとひどいね。
こんなブログでも見ていただいてる方もおられるようなので、
心機一転、がんばりましょう。

先月は長崎にタイワンツバメシジミという蝶々を見にいって、
山にも上がったのでネタというか写真はあるのでボチボチ更新します。
前後しますが、まずは帰省していた子供と登った22日の大山から。

子供と一緒ということもあるので、
南光河原の駐車場から夏山登山道コースをたどって山頂を目指しました。


夏山登山道 11.9.22 大山

母親のババタイツに親父の半ズボンでちょっと見は山ガールスタイルの子供、
北面とか山鈴とかの文様がないので「ヤマガールモドキ」というところでしょうか(笑)

登山道にはまだトリカブトやアキノキリンソウなどが咲いていました。


タンナトリカブト 11.9.22 大山

元々天気予報は芳しくなかったのですが、6合目から上はガスと風と時々雨。
そんな天気のウィークデーでも思いのほか登山者があって、
大山の人気の高さを改めて感じました。


大山山頂(碑) 11.9.22 

 
大山山頂避難小屋温度計 11.9.22       ダイセンキャラボク(実) 11.9.22 大山 


夏山登山道(木道) 11.9.22 大山

5合目から元谷へ下るコースは、
台風12号の影響で荒れているとの注意表示があったので、
素直に上ってきた夏道を下りました。

登山道のナナカマドやヤマボウシの実も色づきはじめていました。


ナナカマド 11.9.22 大山

    
    夏山登山道 11.9.22 大山

今回上った夏山登山道にはとくに台風被害はなかったようですが、
大山寺橋の架かる佐陀川のコンクリート護岸が崩れているところなどを見ると、
集中豪雨のすさまじさというかエネルギーのすごさがよく分りました。

ところで、通行止めになっていた桝水原から鍵掛峠間の環状道路や、
一向ヶ平から大山滝間の遊歩道などは既に復旧しているようですが、
まだこれから復旧という所もあるようなのでお出かけの方は注意してください。