和紙の原料としてミツマタ、コウゾは良く知られていて、当地でも佐治の三椏(みつまた)紙、青谷の楮(こうぞ)紙が特産品になっています。ただ、ネットで見たところ実際は両方を混ぜて使っているようですが・・。
3月にミツマタの花を取り上げたので、不公平にならないよう今回はコウゾの花をとりあげてみます。
コウゾの花は雌雄別々で、どちらもとても変わった奇妙な花です。特に毛むくじゃらの雌花は、初めて見たとき花とは気がつきませんでした。
コウゾはヒメコウゾとカジノキの雑種ということですが、ヒメコウゾの方に良く似ています。だだ、コウゾは雌雄別株で、ヒメコウゾは雌雄同株だそうです。確かに上の写真の株には雌花がありませんでした。良く見ると、雄花の着き方にも違いがあるのかもしれません。
甘いゼリー状の実ができるらしいので楽しみです。
コウゾ(雄花) 08.4.27 蛇山
こちらは、雌雄同株なのでヒメコウゾだと思います。
ヒメコウゾ(上雌花、下雄花) 08.5.6 鷲峰山
3月にミツマタの花を取り上げたので、不公平にならないよう今回はコウゾの花をとりあげてみます。
コウゾの花は雌雄別々で、どちらもとても変わった奇妙な花です。特に毛むくじゃらの雌花は、初めて見たとき花とは気がつきませんでした。
コウゾはヒメコウゾとカジノキの雑種ということですが、ヒメコウゾの方に良く似ています。だだ、コウゾは雌雄別株で、ヒメコウゾは雌雄同株だそうです。確かに上の写真の株には雌花がありませんでした。良く見ると、雄花の着き方にも違いがあるのかもしれません。
甘いゼリー状の実ができるらしいので楽しみです。
コウゾ(雄花) 08.4.27 蛇山
こちらは、雌雄同株なのでヒメコウゾだと思います。
ヒメコウゾ(上雌花、下雄花) 08.5.6 鷲峰山
もともと味音痴で、どこの店がうまいとかまずいとか、よくわからないのだが、蕎麦好きである。
なので連休中に蕎麦を食べに行った。
場所は、丹後半島の中央部あたり、旧弥栄町野中の野間亭である。実は、この店には20数年前にも行ったことがあり、昨年暮れに偶然前を通りかかり変わった蕎麦を食べたことを思い出したのだ。
渓流沿いに一軒ぽつんとあり、民家と見分けがつかない店構えは、昔と変わっていないように見受けられる。
店の中に掲げられた品書きには、
そば
ビール
缶ビール
の三品しかない。
そばは、写真の通りきざみ葱と自生わさびの薬味がついて550円である。
うまい。味音痴であるが、旨いと思う。
野間亭のそば 08.5.3
ところで、これだけであれば、特にどうということは無いのだが、蕎麦をよく見ると切っていないのである。20数年前の「変わった蕎麦」という記憶の中身は、切らずにトコロテン式に押出して作った麺ということである。ずっと変わっていなかったようだ。
手打ち蕎麦の場合、ソバ粉に水を加えてこね、板状に延ばして切って麺にする方法が一般的だが、押出して麺にする方法も外国では知られている。行ったことも見たこともないが、内蒙古やブータン、ネパールなどで行われているという。韓国の冷麺も同じ方法だという。
ご主人にお願いして押出しの道具を見せていただいた。ご自身で考案し鉄工所に作ってもらったそうで、電動のミンチを作る機械によく似ていている。
ブータンの製麺の器具は、写真を見る限り木製のテコを利用した結構大がかりなもので、大人が体重を掛けて押出している。
お話を聞くと、昔からこの地方(野間)では押出し式で蕎麦を作り食べていたそうである。どんな器具で作っていたのかは聞き漏らしたが、ブータンやネパールと同じだったらなんとなく楽しくなるのだが。
野間亭のそば(拡大) 08.5.3
なので連休中に蕎麦を食べに行った。
場所は、丹後半島の中央部あたり、旧弥栄町野中の野間亭である。実は、この店には20数年前にも行ったことがあり、昨年暮れに偶然前を通りかかり変わった蕎麦を食べたことを思い出したのだ。
渓流沿いに一軒ぽつんとあり、民家と見分けがつかない店構えは、昔と変わっていないように見受けられる。
店の中に掲げられた品書きには、
そば
ビール
缶ビール
の三品しかない。
そばは、写真の通りきざみ葱と自生わさびの薬味がついて550円である。
うまい。味音痴であるが、旨いと思う。
野間亭のそば 08.5.3
ところで、これだけであれば、特にどうということは無いのだが、蕎麦をよく見ると切っていないのである。20数年前の「変わった蕎麦」という記憶の中身は、切らずにトコロテン式に押出して作った麺ということである。ずっと変わっていなかったようだ。
手打ち蕎麦の場合、ソバ粉に水を加えてこね、板状に延ばして切って麺にする方法が一般的だが、押出して麺にする方法も外国では知られている。行ったことも見たこともないが、内蒙古やブータン、ネパールなどで行われているという。韓国の冷麺も同じ方法だという。
ご主人にお願いして押出しの道具を見せていただいた。ご自身で考案し鉄工所に作ってもらったそうで、電動のミンチを作る機械によく似ていている。
ブータンの製麺の器具は、写真を見る限り木製のテコを利用した結構大がかりなもので、大人が体重を掛けて押出している。
お話を聞くと、昔からこの地方(野間)では押出し式で蕎麦を作り食べていたそうである。どんな器具で作っていたのかは聞き漏らしたが、ブータンやネパールと同じだったらなんとなく楽しくなるのだが。
野間亭のそば(拡大) 08.5.3
サルトリイバラ 08.4.27 蛇山
秋に赤い実をつけるサルトリイバラも花は黄色です。小さい花ですが、よく見ると透き通るような感じできれいです。
いつか書きましたが、当地では柏餅のように団子をこのサルトリイバラの葉で包んで食べる習慣があります。もう少ししたら若葉も大きくしっかりして使えそうです。
サルトリイバラは、漢方で解毒、消炎、利尿作用があるとされ、根茎を煎じて服用すると腫れ物、ニキビ、糖尿病、膀胱炎、尿道炎、尿毒症、腎臓病、心臓病、頻尿、夜尿症、関節痛、腰痛、神経痛、リウマチ、下痢、かぜに効果があるそうです。
万病に効くちゅうことです。
葉っぱにも薬効があるかは判りませんが、サルトリイバラの餅を作ってみようか・・という気持ちにさせられますね。