風 信(かぜのたより)

海風に乗せて

燕岳の三角点

2009-10-19 | 三角点など

燕岳三角点 64.7.23 

三角点シリーズ(?)を始めて、
三角点のいい写真がないかなと、
昔のアルバムをめくっていて見つけたのがこの写真。
ちょうど45年前、中学校の登山部で行った燕岳での記念写真です。
前景に三角点を配し、人物の間に槍ヶ岳。
ありがちながら、記念写真の王道を行く写真ですね(笑)。
ちなみに三角点は二等三角点で点名「燕岳」、標高2762.85mです。

そういえば、登山部とか山岳部というのは、
高校でもそうでしたが、運動部とも文化部ともいえない
どっちつかずの特異というか不思議な存在だったような気がします。
ただただ走るマラソンやウサギ跳びだけでなく、
地図の読み方や短波ラジオを聴いて天気図を作る練習なども重要な部活動でした。
あまり覚えていないのですが、この45年前の写真を見ると、
そんな影響で三角点を意識していたのかもしれません。

ところで、写真の左から2人目はS校長で、
卒業以来お会いしてませんが、
お元気であれば百歳前後になられるはず。
時間の経つのは早いですね。
久しぶりに中学の卒業アルバムなんかも見て、
しばし感慨に耽ってしまいました(笑)。

それはともかく、
ずいぶん前から若い人の登山離れがいわれ、
山は中高年登山者に占領されていますが、
本当はもっと若い人、
特に中学生や高校生に登ってもらいたいもんですね。

写真を見て気がついたんですけど、
「燕岳」の標石の二等三角点という陰刻は写真の左側面にあるはずですが、
右側面にもなにやら文字のようなものがたくさん見えます。
最近の写真をネットで探して見たところ何も見えません。
何だろうと写真を拡大してみたところ、どうも落書きのようです。
今は少なくなりましたが、
確かに昔は結構この手の落書きが多かったですね。

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