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eモバイル・携帯が混雑時も使える・映像管理ST・世界最薄HM・次世代網NGN・ポルシェ&TOTO事故

2008-02-28 23:59:30 | Dニュース

イー・モバイル-音声通話に参入・音声基本料金0円 -
(2008/02/26 日経)

イー・モバイルは25日、音声通話などの携帯電話サービスを3月28日に開始すると発表した。音声基本料金を無料とし、1000円からのデータ定額料金と組み合わせて提供する。月980円を支払うと加入者間の通話を24時間無料とし、データプランとセットで契約するとデータ定額料金から1000円割り引く。会見した千本倖生会長は「ひと目見てシンプルで安い。新しい革命的なサービスを開始し、日本を世界一のケータイ国家にする」と語った。
東名阪などの大都市圏では自社ネットワークで、自社エリア外の25道県ではNTTドコモのネットワークをローミングする。通話料は30秒18.9円で、ローミングエリアでは30秒22.05円。ローミングの利用には別途申し込みが必要で、月額105円の利用料がかかる。音声サービスのほか、1通2.1円のショートメッセージサービスや月額315円のインターネット接続サービス「EMnet」も提供する。
オプションサービスの「定額パック24」では月980円の定額で加入者間通話を無料、他社携帯への通話も30秒9.45円と業界最安値レベルに設定した。同社が従来提供しているデータカードなどのデータプランを別途契約する場合、通常1000~4980円のデータ通信料から1000円割り引き、0~3980円とする。
ターゲットは2台目市場で、「データカードのオプションとして『音声もある』ことをアピールしセット販売していきたい」(エリック・ガン社長)という。契約目標は明らかにしていない。S11HTはローミングに対応していないが、「東名阪での接続は全く問題ない。ただ、地下鉄ホームでの利用にはあと1年くらいかかる」(同氏)としている。
イー・モバイルは、3月28日にスタートする携帯電話サービスに合わせ、音声通話に対応したスマートフォン「EMONSTER S11HT」(台湾HTC製)など新端末2機種を発売すると発表した。3月1日に予約受付を開始する。
S11HTは、HTCが欧米などで昨秋に発売したスマートフォン「TyTN II(タイタン・ツー)」の日本向け版にあたる。液晶部をスライドさせると斜めに立ち上がり、ノートパソコンを開いたような形状で角度を調整できる。パソコンと同じQWERTY配列で両手を使って入力するキーボードを備えるほか、液晶パネル部がタッチスクリーンになっており閉じたまま画面上のテンキーを指で触って電話をかけることもできる。液晶画面は2.8インチ型QVGAで、OSは「Windows Mobile 6 プロフェッショナルエディション日本語版」。ワードやエクセルでの閲覧・編集、パワーポイントやPDFファイルの閲覧ができる。
通信機能としては、下り最大3.6MbpsのHSDPAによるデータ通信が可能。W-CDMA、無線LAN(IEEE802.11b/g)、Bluetooth通信にも対応し、携帯メールやPCサイトブラウザーなどを利用できる。サイズはキーボード収納時で112×59×19mm、重さは190g。端末購入費用は2年契約で分割払いサービス「ご加入アシストにねん」を使った場合で初期費用が1万9980円、分割払い金が月1000円×24回かかる。
発売するもう1つの機種は、折りたたみ型の「H11T」(東芝製)。2.8インチワイド液晶(400×240ドット)でワンセグを視聴できるほか、有効324万画素のカメラ機能、PCサイトブラウザーなどを備える。サイズは50×104×17.9mm、重さは130g。2年契約で分割払いサービス「ご加入アシストにねん」を使った場合で、初期費用が9980円、分割払い金が月1000円×24回かかる。
 
KDDI研究所-ZigBee携帯電話が混雑時も使える技術-
(2008/02/26 BCN)

KDDI研究所は25日、多数のユーザーが同じ場所で同時にZigBee携帯電話を利用しても安定して通信できる混雑回避技術の開発に成功したと発表した。ZigBeeとは、Bluetoothに似た短距離無線通信規格。
比較的低速だが省電力で6万5000を超える端末を1つのネットワークに接続できるという特徴がある。
今回、同研究所は、総務省から委託を受けて行った研究「ユビキタスネットワーク制御・管理技術の研究開発」の一環で、通信混雑を回避する技術を新たに開発したもの。PAN(Personal AreaNetwork)と呼ばれる携帯電話を中心とする小規模ネットワークを制御することで干渉を防ぐ。
まず、携帯電話は無線利用状況をスキャンし、他の機器と干渉しない無線チャネルを探して利用する。万一全ての無線チャネルが利用されている場合は、携帯電話は他の携帯電話と調整を開始し、通信許可する時間帯を自動的に決定して使用するしくみ。通常は同じ場所に携帯電話などの機器が50以上存在すると通信品質が劣化するが、新技術を使うことで400程度の機器が集まっても安定した通信ができるという。

松下電器-現場のトラブルを視覚で共有化する映像管理システム-
(2008/02/26 日刊工業新聞)

松下電器産業は生産現場のトラブル発生時にネットワークカメラで映像を記録、すぐに工場全体で情報を共有するシステムを開発した。工程ごとに設置したディスプレーに映像を配信する仕組み。障害後の初動を素早くするほか、トラブルの履歴を残すことで事後の原因分析に役立てる。新システム「DEJIDON(デジドン)」を3月半ばから販売、08年度に25システムの受注を目指す。
新システムの導入費用はカメラ5台、配信サーバ、映像を蓄積するレコーダー、プラズマテレビなどディスプレー機器の構成で500万円から。生産ラインに設置したディスプレーは平常時には作業の進捗などを表示。サーバが製造装置や管理システムから異常を知らせる信号を受け取ると、カメラが発生現場の映像をとらえディスプレーは異常が発生した現場の映像に切り替わる。進捗管理システムと連携すれば作業遅れの様子などを現場全体で共有できる。
これまで生産現場では工程の異常をランプ点灯で知らせる「あんどん」が用いられてきた。デジドンは現場の映像を配信するため、あんどんよりも発生した事態を具体的に把握しやすい。
製造業全般に品質や生産性を向上するためトラブルを分析したいという需要がある。食品の安全性への関心の高まりを受け、食品業界でも生産の様子を映像に残す需要が高まっている。生産管理を徹底したい企業の意向を受け、トラブルを視覚化するシステムとして提案する。
松下電器は、製造業向けにネットワークカメラの映像を利用して生産性向上を図るシステムを06年に開発、外販に乗り出した。これまでに50社に納入した。

タニタ-世界最薄の家庭用ヘルスメーターを発売へ-
(2008/02/22 産経新聞・フジサンケイビジネス)
タニタは25日、厚さ15mmのヘルスメーター「BC-305」を3月1日から発売すると発表した。体重が50g単位で測れる家庭用では世界最薄という。重さも1.5kgと軽く、収納に便利。
測定項目に体脂肪率や基礎代謝量などに、無理なダイエットで減少しがちな体の水分を測定する「体水分率」も加えた。価格は2万1000円。
さらに測定者を自動認識する「BC-528」も同時発表した。あらかじめ登録した測定者を、次回からは乗るだけで自動的に認識、計測を始める機能は国内初。本体に円形強化ガラスを使い、デザイン性も高めた。4月1日発売で1万6800円。2機種で年間12万台の販売を目指す。

NTT-光ファイバー次世代網「NGN」の事業認可を取得・3月末開始へ -
(2008/02/26 日経・フジサンケイビジネス)

NTTは25日、光ファイバー回線を使う次世代ネットワーク(NGN)の事業認可を総務省から取得した。3月末にサービスを始める。従来の「Bフレッツ」とほぼ同等の料金で、高速インターネットやIP電話、テレビ電話などを一括して利用できる。NTTはNGNを光通信普及の起爆剤と位置づけ、現在約800万件の光回線利用者を2010年度までに2000万件に増やす計画。高速・大容量通信の利点を生かし、個人だけでなく中小企業などが幅広く使えるビジネス基盤として普及を目指す。
サービスの名称は「フレッツ光ネクスト」。現行のBフレッツ利用者は自宅内の工事をしなくてもNGNに移行できる。基本的なサービス内容や料金は現行のBフレッツと同じで、高速ネット接続の通信速度も変わらない。これに使い道に応じて有料のサービスを追加する仕組み。Bフレッツからの乗り換えを促し、08年度は340万件の加入獲得を目指す。
NGNは、従来の固定電話網の安定性と、IP(インターネットの通信方式)ネットワークの利便性や経済性を併せ持つ新しい通信基盤。通信速度が安定せず、小さなトラブルが大規模障害に発展しやすい従来のIP網の弱点を改善し、通信の信頼性を飛躍的に向上させられる。遠隔医療などへの応用も期待されている。
NGNで導入する通信速度保証サービスにより、ネット混雑の影響を受けずハイビジョン映像など大容量データを安定して送受信できるようになる。NTTはこの仕組みを使い映像配信サービスを本格展開し、ネット上で地上デジタル放送の再送信なども行いたいとしている。

独ポルシェ-本社工場で爆発事故・主力車種の生産を一時停止 -
(2008/02/26 日経)

独ポルシェは25日、主力車種「911」の生産を一時停止すると発表した。同日に独南部シュツットガルトの本社工場で爆発事故があり、同車種の製造ラインが使用不能になったため。復旧までに少なくとも2~3日間は生産が停止するという。

TOTO-食器洗い乾燥機で発煙事故17件・約12万台を無料点検修理-
(2008/02/26 日経・毎日新聞・読売新聞・朝日新聞)

TOTO製の卓上型食器洗い乾燥機「ウォッシュアップエコ・2ドアスリムタイプ」の内部から発煙する事故が17件起きたことが分かり、同社は25日、2000年9月~2005年3月までに製造した12万4877台を無料で訪問点検し、部品を交換すると発表した。火災や負傷者は出ていないという。
同社によると、発煙事故が起きたのは部品に耐熱性の低いコネクターを使ったのが原因という。発煙事故は2005年1月~2007年12月までの間に12都道府県で発生した。
装置に電気を通すコネクターの接合部分が温度変化による膨張収縮のため、こすれて発熱することで、周囲のウレタン系樹脂製の基板保護材を溶かしたことが原因と説明している。製品下部に10円玉大の穴が開いたケースもあったという。
対象は、TOTOが販売したEUD300、EUD310、EUD310HM、EUD310HS、EUD320、EUD330、EUD350と東京ガスが販売したTO-D503B、TO-D503C、大阪ガスが販売した115-1056の計10機種。
すでに製造は終えているが、量販店などに商品が残っているかどうかは「分からない」(TOTO)という。



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