SystemMateデジタル情報斜読み!!

あなたのデジタルライフを応援するSystemMateからの情報発信!

REGZA・地上デジチューナー・学校向け映像配信システム・次世代インタフェース

2009-05-30 09:23:03 | Dニュース

東芝の液晶テレビ「REGZA」-米国/欧州向けに初めてDivX認証を取得-
(2009/05/28  BCN/朝日新聞)

米DivXは27日、東芝製の液晶テレビ「REGZA」の米国・欧州向け新シリーズが、同社製品として初めてDivX認証を取得したと発表した。認証を取得したのは、「REGZA」の欧州向け新製品となる「SVシリーズ」「ZVシリーズ」および「XVシリーズ」で、米国ではすでに発売済み。
DivXとは、動画圧縮・伸張形式のひとつで、MPEG-4をベースに、DivX, Inc.が独自に開発した技術。動画の画質を保ちつつ、少ない容量での圧縮が可能で、6時間のDivX動画を4GBまで圧縮できるという。
「DivX認証」は、その製品がDivXコーデックで圧縮された動画の再生に対応することを認定するもの。
DivX認証を受けた「REGZA」を利用することで、USBメモリーなどに保存したDivXコンテンツを、テレビ画面でも再生できるようになる。東芝デジタルメディアネットワークの伊藤正之・テレビ事業部・テレビ商品企画部長は「当社のハイビジョンテレビの新たなラインナップがDivX認証を取得したことで、消費者への付加価値が高まり、リビングルームで高画質のDivXビデオ再生をお楽しみいただけるようになりました」とコメントした。

ダイナコネクティブ-業界最小・最薄の外付け地上デジタルチューナー-
(2009/05/28  BCN/朝日新聞)

ダイナコネクティブは28日、アナログテレビに接続する外付け地上デジタルチューナー「DY-STB260」を6月下旬に発売すると発表した。価格はオープンで、実勢価格は6980円前後の見込み。
アナログテレビに接続し、地上デジタル放送を受信できる業界最小・最薄の外付け地デジチューナー。社団法人デジタル放送推進協会のガイドラインに沿い、独自の超小型地デジモジュールを開発、これにより大幅にコストを削減し、低価格を実現したという。
電子番組表に対応。なお、データ放送、双方向番組サービス、連動データ放送には非対応。本体サイズは、幅96.5×高さ24×奥行き105mm。重さは110g。

アイ・オー・データ機器-学校向け映像配信システム-
(2009/05/26  日経)

アイ・オー・データ機器は、教育機関向けの映像配信システム「ラーニング・オン・てれび」を今夏に発売する。校内のサーバーに収めた学習用の動画をネットワークを通じて各教室のテレビに配信する。「番組」は複数の教室で、それぞれのタイミングで見られるという。
動画はベネッセコーポレーションが持つ学習用コンテンツを基に作っており、400本以上あるという。コンテンツは後から追加することもできる。小中学校向けに売り込む。導入にかかる費用は明らかにしていない。

次世代インタフェース-「HDMI 1.4」登場-
(2009/05/29  Itmedia)

HDMI Licensingは28日、新しいHDMI規格“1.4”の概要を公開した。年初の「2009 International CES」で予告された新機能はすべて盛りこまれ、1本のケーブルで4K2K映像の伝送からネットワーク接続までサポートすることになる。
まず、HDMI 1.4では映像伝送速度を大幅に引き上げ、1本のケーブルでフルハイビジョンの4倍の解像度を持つ4K2K(3840×2160ピクセル、4096×2160ピクセル)の伝送が可能になる。サポートする解像度は下表の通り。また1080pの映像信号を同時に2ストリーム伝送することもできるようになり、パナソニックの提案するフルHD×2チャンネルのフレームシーケンシャル方式3Dシアターを含め、高精細な家庭用3Dシアターが実現に向けて一歩近づいた。

解像度  リフレッシュレート
3840×2160 24Hz/25Hz/30Hz
4096×2160 30Hz

カラースペース(色域)も広がる。新たにsYCC601、Adobe RGB、AdobeYCC601をサポート。デジタルカメラで撮影した画像も、より実際に近い色で再生できるという。
HDMIケーブルでハイスピードのデータ伝送を可能にするHEC(HDMI Ethernet Channel)も新しい。HDMI1.4対応機器は、HECやUPnPを使ってほかの機器とインターネット接続を共有できるほか、HDMI機器間のコンテンツ伝送、HDMIケーブルを介した録画なども可能になるという。伝送速度は100Mbps以上。LANポートやモデムを持たないテレビでも、DLNA、IPTV、LiquidHDといったIPベースのアプリケーションを活用できる。
またオーディオ信号のアップストリームを可能にする(ARC:Audio Return Channel)も追加される。これは、デジタルチューナー搭載テレビとAVアンプを接続する際、テレビ内蔵チューナーの出力音声をAVアンプへ伝送するためのもの。現在は、テレビとAVアンプをS/PDIFケーブルで接続するのが一般的だが、それも必要なくなる。
この2つの新機能により、テレビ周辺の配線はよりシンプルになる。AVアンプなどで入力ソースを集約しておけば、テレビに必要なのはHDMIケーブル1本と電源ケーブルのみ。スタイリッシュな壁掛け設置なども、より身近になりそうだ。
HDMIの利用範囲を拡大するのが、2つの新しいコネクター。まず、19ピンの「Micro HDMIコネクター」が用意され、ポータブル機器でも1080pの映像伝送が可能になった。コネクターのサイズは、「PC用のmicro USBコネクタよりも小さい」という。また、車載用のハイビジョン機器向けにインターロック機構付きの新しいコネクター仕様が追加されている。こちらは震動やノイズ、熱といった車内環境にも対応できる造りだ。
新機能の追加により、HDMIケーブルのバリエーションも増える。HDMI 1.4対応ケーブルには、1080i/60のスタンダードHDMIケーブルのほか、イーサネット付きのスタンダードHDMIケーブル、Deep Colorや3Dに対応したHigh Speed HDMIケーブル、イーサネットをくわえたHigh Speed HDMIケーブル、車載用HDMIケーブルなどが登場する見込み。



最新の画像もっと見る