07年の携帯電話機世界出荷台数-過去最高・08年以降の成長は鈍化-
(2008/01/31 日経エレクトロニクス)
米IDCは,07年第4四半期および07年通期の携帯電話機の世界市場調査の結果を発表した。第4四半期の出荷台数は,対前年同期比11.6%増の3億3400万台で,過去最高を記録した。四半期ベースの出荷台数が3億台を上回ったのは初めてという。ただし,前年同期からの成長率は鈍化傾向だ。IDCによれば,過去3年に渡って携帯電話機の第4四半期の出荷台数は,前年同期と比べて18~30%程度の割合で増加していた。
一方,07年通期の出荷台数は,対前年比12.4%増の11億4410万台。同社は,「08年から数年間の携帯電話機市場は1ケタ成長が続く」とみる。
07年通年のメーカー別の出荷台数を見ると,韓国Samsung Electronicsが米Motorolaを抜いて,2位に浮上した。Samsungの出荷台数は,対前年比41.7%増の1億6110万台。シェアは14.1%である。Samsungは,過去2,3年の間,市場と同水準の成長を維持していたが,07年は市場全体の前年比成長率12.4%のほぼ4倍の成長を遂げた。米国と欧州市場の買い替え需要によって,中位機種と高位機種が堅調に推移したことが出荷台数を押し上げた。08年第1四半期の出荷台数は,4630万台を上回る見込みという。
3位に後退したMotorolaは不調が続いている。07年の出荷台数は,対前年比26.9%減の1億5900万台で,シェアは13.9%。IDCは,Motorolaが第3世代携帯電話,中国,新興諸国といった急成長中の市場で失敗を続けており,現在の品揃えを改善する必要があると指摘する。「ROKR E8」や「Z10」,「W series」の発表によって,Motorolaは携帯電話事業のてこ入れを図っているが,業績の回復は09年までかかるとIDCは予測する。
前年に続いて首位を維持したのは,フィンランドNokia。出荷台数は対前年比25.8%増の4億3710万台。
シェア38.2%。Nokiaは第4四半期に,2~4位のメーカー3社の合計出荷台数を上回る携帯電話機を出荷した。これは第4四半期の間,平均して1日当たり150万台の端末を生産した結果という。Nokiaが,部品不不足に直面しなかったならば,出荷台数はさらに増加したとIDCは分析する。
IntelとSun Microsystems-新CPU計画を披露へ-
(2008/01/30 Itmedia)
米Intelは2月3日に開幕する2008 International Solid-State Circuits Conference(ISSCC)で、ポータブルインターネットデバイス向け新プロセッサの詳細を明らかにする予定。
同社は年初以来、新しいプロセッサファミリーの具体的な情報をあまり公表していなかったが、ISSCCでは「モバイルインターネットデバイス向けに設計された」マイクロプロセッサについて説明する予定。Intelはプレゼンテーション資料で具体的な名前を出していないが、以前はモバイルインターネットデバイス(MID)向けに開発したプロセッサの名前を「Silverthorne」としていた。
2008 International CESで、同社のポール・オッテリーニCEOは主にSilverthorneについて話し、LenovoやASUSなどのベンダー数社が、SilverthorneとIntelのMID用チップセットを搭載したMIDを開発すると発表した。
年次ISSCCカンファレンスは、すべての主要プロセッサメーカーがシリコン技術やマイクロプロセッサ技術の最新の進歩について説明する場となっている。Intelに加え、IBM、AMDも幾つかのプレゼンテーションを行うとISSCCのWebサイトには記されている。
それに加えてSun Microsystemsは、16個のコアを搭載し、32の命令スレッドに対応する、クロックスピード2.3GHzの第3世代SPARCプロセッサの詳細を明らかにする予定。このプロセッサは「高性能サーバを対象とし、シングルスレッド、マルチスレッドアプリケーションのいずれにも最適化されている」とISSCCのサイトに掲載されているプレゼンテーションの概要には書かれている。
Sunはこの「第3世代16コア32スレッドCMT(チップマルチスレッド技術)SPARCプロセッサ」の名前を記していないが、同社の「Rock」プロセッサには16個のコアと同社のCMTを搭載すると話してきた。同社は現在、Rockをテストしているところ。
Intelのプレゼンテーション資料によると、SilverthorneとおぼしきプロセッサはIntelアーキテクチャをベースに、Penrynファミリーの製造で使われている45ナノメートル(nm)プロセスを使う。また512KバイトのL2キャッシュを搭載する。このプロセッサの消費電力は2ワット未満で、サイズは25ミリ平方と非常に小さい。Intelは以前、このプロセッサの消費電力は現行モデルの10分の1だと話していた。例えば、今月発表されたMacBook Air用にIntelが特別に開発したプロセッサは、約20ワットの電力を消費する。
Intelは今年Silverthorneを発売する計画だが、これと似た第2のプロセッサ「Diamondville」も開発している。
DiamondvilleはIntelの「Classmate PC」などの低価格ノートPC向け。
IntelはほかにもISSCCでプレゼンテーションを行う予定。あるセッションでは、同時に8スレッドを処理できる新しいクアッドコアItaniumプロセッサ(コードネーム「Tukwila」)の詳細を説明する。プレゼンテーション資料によると、Tukwilaは65nmプロセスで製造され、30Mバイトキャッシュを搭載。ピークメモリ帯域は34Gバイト/秒で、IntelのQuickPath Interconnectシステムアーキテクチャを採用する。
Intelは07年のISSCCで、数T(テラ)FLOPSの演算能力を持ち、消費電力わずか62ワットの80コアプロセッサを実験的に開発したことを発表した。
パナソニック-超広角25ミリなど08年春モデルのコンパクトデジカメ-
(2007/01/31 日経)
パナソニックは30日、コンパクトデジタルカメラ「LUMIX」シリーズの08年春モデルを2月9日から順次発売すると発表した。35ミリフィルム換算で焦点距離25ミリからの超広角撮影に対応した「DMC-FX35」、光学3倍ズームのエントリー機「DMC-FS3」「DMC-LS80」、マニュアル操作機能に優れる「DMC-LZ10」の4機種をラインアップした。
すべてのモデルで光学手ブレ補正機構、高感度撮影機能、動き認識撮影機能の組み合わせで手ブレや被写体ブレを抑える「トリプルブレ補正機能」を搭載した。DMC-FX35、DMC-FS3、DMC-LZ10には、「2次元DNR」と「新CNR」という2つのノイズ処理回路を加えた新画像処理エンジン「ヴィーナスエンジンIV」を搭載した。
2次元DNRはノイズを低周波部と高周波部とに分離し低周波側のノイズを重点的に抑える回路。新CNRはエッジ部分の色処理を改善する機能。これらの新しいノイズリダクション機能により高感度撮影時の画質が向上したほか、被写体のディテールがより鮮明になるとしている。
有効1010万画素の「DMC-FX35」は、07年8月に発売した「DMC-FX33」の後継モデル。広角側の焦点距離を35ミリフィルム換算で28ミリから25ミリへ広げる一方、光学ズームを3.6倍から4倍に引き上げることで、望遠側の焦点距離も100ミリに維持している。
前モデルのDMC-FX33はフレーミングした撮像から最適な撮影状況を自動で判別して撮影する「おまかせiA」機能を初搭載したが、DMC-FX35ではこのおまかせiA撮影機能に「暗部補正機能」を追加した。暗い場所で被写体のみが目立ち、背景がつぶれてしまう状況でも、「前景」と「背景」から最適な露出状況と解析して見た目に近い撮影が行えるという。おまかせiAモード時には、暗部補正機能が常に働く。これにより、夜景をバックにした人物撮影がより簡単になるという。
カラーバリエーションは、プレシャスシルバー、グロスゴールド、カクテルピンク、シェルホワイト、エクストラブラックの5色を用意する。重さは約125g。実勢価格は4万3000円前後の見込み。
有効画素数810万画素の「DMC-FS3」は、07年6月に発売した「DMC-FS2」の後継モデル。おまかせiA機能を新たに搭載したが、暗部補正機能は搭載していない。重さは約118g。カラーバリエーションはシルバー、ピンク、ブラックの3色で、予想実勢価格は3万円前後の見込み。
有効画素数810万画素の「DMC-LS80」は、07年2月に発売した単三電池で駆動する「DMC-LS75」の後継モデル。画像処理エンジンは1つ世代の古い「ヴィーナスエンジンIII」で、ほかの3機種で搭載する新開発のノイズリダクション機能は搭載しない。重さは約129g。カラーバリエーションはシルバーのみで、実勢価格は2万4000円前後の見込み。
「DMC-LZ10」は、07年2月に発売した単三電池で駆動する「DMC-LZ7」の後継モデル。光学倍率は6倍から5倍に引き下げられたが、有効画素数は720万画素から1010万画素へ大幅にアップグレードした。
DMC-FS3と同様、暗部補正機能なしのおまかせiA機能を新たに搭載する。「A(絞り優先AE)」「S(シャッター優先AE)」「M(マニュアル露出モード)」などのシーンモードに、豊富なマニュアル設定機能を追加したことも特徴のひとつ。重さは約141g。カラーバリエーションはブラックのみで、実勢価格は3万5000円前後の見込み。
デジタル-5.7型液晶搭載のタッチパネルPLCを発売-
(2008/01/31 日刊工業新聞)
デジタル(大阪市)は、5.7型タッチパネル表示器付きプログラマブルコントローラー(PLC)「LT3300シリーズ」6機種を28日に発売する。従来機種で3.8型だった液晶画面を大型化するとともに、カラー液晶搭載機種を初めて用意した。価格は7万1400~9万8600円。食品加工機械や包装機械など中小型装置向けに、初年度1万台の販売を目指す。
6機種のうち4機種にネットワーク接続機能を搭載した。簡単にパソコンと接続でき、製造現場とオフィスでの情報のやりとり、データの一元管理などを実現する。入出力数は80点で従来機種に比べ30点増やした。
三洋電機-ドラム式洗濯乾燥機で発火・1万6650台を無料点検へ-
(2008/01/31 日経・毎日新聞)
三洋電機は30日、04年1~12月に製造したドラム式洗濯乾燥機2機種を無料点検すると発表した。電源回路の配線作業ミスが原因で昨年12月、乾燥運転時に発火事故が1件起こったため。点検対象機種は「AWD-X1」と「AWD-U1」で、計1万6650台。
事故は壁を焦がした程度で、ケガ人はなかったという。点検に伴い、連結ベースで約3億円の費用が発生する。
ヒーターにつながる配線の接続が不十分で、高温になり発火するケースがあるという。点検対象は、類似の工程で製造した全製品。
中国製冷凍ギョーザ-殺虫剤混入で中毒10人・各社が商品回収へ-
(2008/01/31 共同・毎日新聞・産経新聞・朝日新聞・読売新聞・日経)
07年12月から今年1月にかけ、自宅で中国製の冷凍ギョーザを食べた千葉県市川市、千葉市、兵庫県高砂市の3家族の計10人が、嘔吐や下痢などの薬物中毒症状を訴え、9人が入院していたことが分かった。うち7人が一時重症、女児1人(5)が重体となった。ギョーザの一部やパッケージから農薬の有機リン系殺虫剤「メタミドホス」が検出されており、輸入元の「ジェイティフーズ」(東京都品川区)は、これを含め輸入販売している23品目の自主回収を始めた。
中国の製造元で混入した疑いがあり、千葉、兵庫の両県警は薬物中毒事件として捜査を始めた。
メタミドホスによる中毒は国内で初めて。ジェイティフーズは07年12月28日、販売していた生協「ちばコープ」からの連絡で被害を把握しながら公表せず、製品回収の措置も取っていなかった。親会社の日本たばこ産業(JT)は「原因が分からず、個別の被害と認識していた」と釈明した。厚生労働省は全国の検疫所に対し、問題の冷凍ギョーザと同一製品の輸入を認めないよう指示、消費者に食べないよう呼びかけている。
問題の冷凍ギョーザは中国・河北省の「天洋食品」の工場で製造、パッケージされ、商社「双日食料」(東京都港区)経由で輸入された。JTによると、1999年7月から天洋食品と取引を開始。この冷凍ギョーザを含め06年度の日本国内でのギョーザ類出荷量は約18万ケース(1ケースは12~24袋、多くは1袋20個から30個入り)、07年度は約14万ケースに上り、この2年度で約11億円を売り上げた。業務用としても売られている。
両県警やJTによると、3家族は07年12月28日、千葉市の母(36)と娘(3)、08年1月5日、兵庫県高砂市の男性(51)と妻(47)、次男(18)、同1月22日、千葉県市川市の女性(47)と子供4人。商品は千葉県の2件が「CO・OP手作り餃子」(40個入り、2007年10月20日製造)、兵庫県は「中華deごちそうひとくち餃子」(20個入り、2007年10月1日製造)。
30日に会見した岩井睦雄JT取締役は「検査体制が甘かった」と語り謝罪した。化学物質の検査はしていなかったという。
親会社のJTは積極的なM&Aで食品事業の強化を図っているだけに、今後の経営戦略に大きな影響を与えることが予想される。中国食品の安全性に対する不信感がさらに高まることは必至で、中国からの原料や製品の輸入に頼る他の食品メーカーや、小売りにも影響が広がりそうだ。
JTは国内たばこ事業が頭打ちになる中、海外たばこ事業と食品事業を今後の成長戦略の核と位置づけている。冷凍食品事業では07年11月、日清食品と共同で大手の加ト吉の共同買収を決めた。4月に3社の冷凍食品事業を加ト吉に統合する予定で、「食品業界の再編の核になる」(JTの木村宏社長)と、更なる拡大に意欲を見せていた。
しかし、食品メーカーの根幹にかかわる安全面で問題を起こしたことで、信頼回復を優先させなければならない状況に追い込まれた。冷凍食品の統合について、日清は「予定通り進める」(首脳)とするものの、何らかの見直しを迫られる可能性もある。新たなM&Aでは、相手先から敬遠されることも予想される。
ウナギから抗菌剤が検出されたり、「段ボール入り肉まん」のやらせ報道が話題になったこともあって、イメージが悪化。「農薬などの検査を徹底しても、中国からの輸入品の信頼回復は難しい」(大手商社)との声も上がっていた。
JTは細菌類などの製品検査を実施してきたが、化学物質は対象になっていなかった。他の企業を含め、中国の食品工場の管理や製品の検査体制の強化が求められている。
厚生労働省は、農薬残留のリスクが生鮮品よりも低い冷凍食品から殺虫剤が検出された事態に、強い衝撃を受けている。
輸入時の検査で、加工された食品の大半は細菌や添加物などをチェックするにとどまり、農薬の有無を有無を調べていない。検査の「抜け穴」から健康被害が出た形で、監視体制の強化を求める声が高まりそうだ。
厚生労働省は、輸入食品の約5%を抜き打ちで検査し、食品衛生法違反が見つかれば、検査命令などの措置で監視を強めている。食品安全部によると、問題のギョーザと同じ製造元の冷凍ギョーザは07年1月以降で155回(約1230トン)の輸入があり、うち8回は検疫所でサンプル検査を受けたが、違反はなかったという。
しかし、いずれも細菌や添加物の量が基準の範囲内にあるかどうかの検査で、そもそも残留基準がない農薬は対象外。また、サンプル検査とは別に、輸入業者は検疫所に輸入届け出書を毎回出さねばならないが、記載内容は、原材料、添加物、製造方法で、加工品の原材料に使っている農薬まで申請する必要はない。
冷凍食品などの加工品に対する農薬のチェックを厳しくする場合、野菜ごとに異なる残留基準をどう設定するかが難しく、加工度が高いと検査自体が困難になるとの指摘もある。
有機リン系殺虫剤のメタミドホスは、どこで混入したのか。10人の被害者が出た千葉、兵庫両県警の調べでは、問題のギョーザの包装紙には穴などはなかった。商品の外側から注射針などを使って混入した可能性は低く、中国での生産段階で入ったと考えるのが自然という。
推定できるのは、(1)原料である野菜などにもともと残留農薬として付着していた(2)工場での製造過程で入ったの2ケース。農林水産省によると、メタミドホスは、加熱調理することで分解され毒性も弱くなる。
ギョーザは冷凍前に加熱処理されており、残留農薬の可能性は低いとみられる。
今回は工場での製造過程での混入の可能性が高い。厚生労働省の担当者は「限られた商品で被害が出ていることを考えると、個々の商品になる直前に混入したのではないか」とみる。両県警の捜査では、メタミドホスは商品のパッケージから検出されている。この担当者は「包装段階が最もあり得る」と話している。
中国政府は海外で中国産品による健康被害が相次いで報告された昨年以降、輸出食品の検査体制を強化。国家品質監督検査検疫総局の蒲長城・副局長は1月14日に記者会見し、「昨年取りざたされた『食の安全』問題は関係国と協力して解決した」と自信を示していた。それだけに日本での中毒症状は、北京五輪を半年後に控える中国の大きなイメージダウンとなりそうだ。
中毒症状について同総局は30日夜、「事態を重視している。速やかに日本の関係当局と連絡を取りながら詳細な状況を把握し、調査結果を公表する」との声明を発表した。
【自主回収の対象とした冷凍食品】
【ジェイテイフ-ズ】
中華deごちそう ひとくち餃子
お弁当大人気!ミニロールキャベツ
お弁当大人気!豚肉のごぼう巻き
お弁当大人気!2種のソースのロールキャベツ
お弁当大人気!豚肉の3色野菜巻き
CO・OP本場中国肉餃子30個540g
CO・OP手作り餃子40個560g
CO・OPとろ~り煮込んだロールキャベツ2個×2袋入
特製スライス叉焼(バラ)
厚切り特製ヒレかつ
豚肉と三色野菜の包み巻き
ローストオニオンポークカツ
ミルフィーユポークカツ
柔らかく煮込んだロールキャベツ(トマト味)40
ポークピカタ100
柔らかく煮込んだロールキャベツ(トマト味)60
ポークピカタ(チーズ入り)40
ポークピカタ(チーズ入り)60
やわらかヒレカツ
豚肉ときのこのクレピネット(網脂包み)
ひれかつ
豚肉ふんわり包み
ミルフィーユカツ50
ピリ辛カルビ炒飯
カルビクッパ
さらに「味付けカルビ肉」を07年6月から輸入し、冷凍食品2品目の原材料として使用している「味の素冷凍食品」(味の素の子会社、東京都中央区)も、家庭用「ピリ辛カルビ炒飯」と、業務用「カルビクッパ」を回収する。
また、厚生労働省は30日夜、「日協食品」(東京都中央区)と「ワントレーディング」(大阪市中央区)の2社も天洋食品の冷凍ギョーザを輸入していたと発表した。
2社は、07年1月~08年1月28日までの間に、日協食品は7回計43トン、ワントレーディングは5回計33トンを輸入していた。
【JT側が対象商品を出荷したコープ関連先】
コープさっぽろ(北海道)
大学生協連北海道(北海道)
コープあおもり(青森)
とわだ(青森)
コープ東北サンネット(※)
秋田市民消費(秋田)
コープふくしま(福島)
いわき市民(福島)
コープあいづ(福島)
コープネット事業連合(※)
パルシステム千葉(千葉)
ちばコープ(千葉)
コープかながわ(神奈川)
市民生協にいがた(新潟)
新潟県総合(新潟)
コープ北陸事業連合(※)
COOPとやま(富山)
コープながの(長野)
東海コープ事業連合(※)
刈谷(愛知)
コープしが(滋賀)
京都(京都)
大阪よどがわ市民(大阪)
コープこうべ(兵庫)
わかやま市民(和歌山)
比津が丘消費(島根)
JFEコープ(岡山)
ひろしま(広島)
竹原(広島)
とくしま生協(徳島)
コープかがわ(香川)
コープ中国四国事業連合(※)
エフコープ(福岡)
コープさが(佐賀)
ララコープ(長崎)
水光社(熊本)
コープ熊本学校(熊本)
コープおおいた(大分)
日田市民(大分)
コープみやざき(宮崎)
王子製紙(宮崎)
コープかごしま(鹿児島)
コープおきなわ(沖縄)
【メタミドホス】
神経系に作用し、摂取すると下痢や嘔吐、寒気などを伴う急性中毒症状が出る。体重1キロ当たり約0.01ミリグラムで中毒を発症。02年に中国産冷凍カリフラワーから、基準値を超える量が検出された。日本では使用が認められておらず、中国でも食品への混入や残留で食中毒を発症する事件が相次いだ。中国当局は08年1月9日付の通達で「毒性が強い」として国内での生産、流通、使用を禁止した。