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新iMac・低価格PC・DS重視携帯・テレビ動画配信SV・パソコンなしでCD/DVDコピー・各社動向

2007-08-08 16:23:57 | Dニュース

米Apple-新iMacを発表・写真管理などを強化-
(2007/08/07 CNET)

Appleの最高経営責任者(CEO)Steve Jobs氏は米国時間8月7日、米カリフォルニア州クパチーノにある同社本社で新しいiMacを発表した。
新しいiMacは20インチと24インチ。製品の材質にはアルミニウムとガラスが使用されている。また、新しいキーボードも発表された。新しいキーボードとiMacはともに、旧製品より薄型となっている。
2つの20モデルと1つ24モデルで構成される新しいiMacシリーズは、直ちに提供開始となる。20インチモデルは、価格が1199ドルと1499ドル。24インチモデルの価格は1799ドルで、現行の24インチiMacより200ドル安くなっている。
またAppleは、同社マルチメディアアプリケーションスイート「iLife」が新しくなったことも発表した。同製品のバージョンは、「iLife '07」をとばして、「iLife '08」となる。Jobs氏は、最新版について、「同製品発表以来最大の進化」と表現した。
Jobs氏がまず紹介したのは、写真管理アプリケーションの「iPhoto」。「iPhoto '08」での主な機能拡張としては、イベントごとでの並び替え機能がある。この機能を使うことで、写真を自動的に日付で並び替えでき、フォルダを開くことなく特定イベントの写真をプレビューできる。イベントは必要に応じて「統合」や「分割」が可能。
「iPhoto '08」は、新しくなった「.Mac」サービスの一部と機能するように開発。「.Mac Web Gallery」では、iPhotoから直接写真をアップロードし、ウェブページに掲載できる。また、「iPhone」との同期が可能となっているため、iPhone上で写真を個別にまたはギャラリーの形式で共有できる。
また、同ウェブギャラリーでは、iPhoto '08の閲覧機能を統合しているため、すべてのギャラリーを開くことなく、特定のイベントやアルバムごとに写真をプレビューできる。
Appleは、「iLife」スイートの一部として、全面的に新しくなった「iMovie」を提供する。Jobs氏によると、同製品が新しくなった背景には、iMovieや同社ハイエンド映像編集アプリケーション「Final Cut Pro」を使っても、5分程度の短い映像を作るのに30分以上かかることを同社エンジニアの1人が気付いたことがあるという。
新しいiMovieでは、ビデオクリップを映像ライブラリから映像テンプレートへドラッグ&ドロップできる。また、各クリップの長さや、シーンの転換で加える効果を指定できる。さらに、iTunesや.Mac Video Gallery、そしてYouTubeへのアップロードが可能となっている。
Jobs氏は、「Magic GarageBand」と呼ばれるGarageBandの新機能をデモした。この機能を使えば、自分の演奏にバックバンドをつけることが可能となる。ロック、ブルース、ジャズ、ラテンなどのテーマが用意されている。
そして、Jobs氏は、同社生産性スイート「iWork」の新バージョンを紹介した。プレゼン用アプリケーション「Keynote」には新しいテーマが数種類追加され、スライドの背景に使われる写真の処理に関するサポートも向上した。ワードプロセッサの「Pages」では新しいテンプレートが加えられた。
「iWork」に関する最大の変更点は、新しく追加された表計算アプリケーション「Numbers」。NumbersはKeynoteやPagesと機能するように設計され、表計算テーブルとともに画像、グラフ、写真を表示させることが可能。また、Microsoftの「Excel」で作成されたファイルのインポートやエクスポートが可能となっている。

中国Lenovo-中国の農村向けの低価格パソコンを発売へ-
(2008/08/08 日経エレクトロニクス)

中国Lenovo Groupは,中国の農村向けに,価格が1499~2999元の低価格パソコンを発売すると発表した。同社が04年に開始した「YuanMeng Project」の3周年記念イベントで,農村向けの市場開拓戦略として明らかにしたもの。YuanMeng Projectは,「パソコンを所有する夢をかなえる」として,同社が都市部と農村向けに展開してきたプロジェクトである。
今回発売を明らかにした低価格パソコンには,価格が1499元,1999元,2499元,2999元の製品がある。
農村向け製品として,農業と農産品についての情報を提供するアプリケーション・ソフトウエアを搭載しているという。
Lenovo Groupは,農村向けの市場開拓戦略として,販売網を強化することも明らかにした。5000の販売店から成る都市部並みの水準の販売網を構築するとしている。
Lenovo Groupは,04年に2999元の低価格パソコンの市場投入でYuanMeng Projectを開始した。

Nokia-デザイン重視の携帯電話端末「Prism」を発表-
82007/08/08 Itmedia)

Nokiaは7日、デザインを重視した新しい携帯電話「Prism」コレクションを発表した。「Nokia 7900 Prism」と「Nokia 7500 Prism」はカラーや材質を強調し、ダイヤモンドカットデザインやシャープなラインが特徴。
7900 Prismはリコリスブラックの前面に、レーザーエッチングされた陽極酸化アルミの背面カバーを備える。メインディスプレイには有機ELを採用、時間帯やバッテリー、電波状況によって微妙に変化する「生きた壁紙」が特徴で、また49種のイルミネーションカラーから選んだ色でディスプレイとキーマットが光る。
2メガピクセルカメラと1Gバイトメモリを内蔵し、3G技術とクアッドバンドGSMに対応する。
7500 Prismは7900 Prismの廉価版で、2メガピクセルカメラを搭載し、2GバイトのmicroSDカードに対応。
これら端末は第3四半期に発売される予定で、価格は7900が400ユーロ、7500が210ユーロ。

薄型テレビへの動画配信サービス-9月から開始-
(2007/08/08 毎日新聞・日経)

テレビをブロードバンド(高速大容量)回線につなぎ、映画などの動画を見られるようにする新サービスが9月に始まる。ソニー、松下電器産業、シャープ、日立製作所、東芝の大手電機メーカー5社が共同で作った「テレビポータルサービス」によるもので、各社は新サービスに対応した「ネットテレビ」を順次発売する。
ネット接続機能を充実させることで、薄型テレビの価格下落に歯止めをかける戦略。
新サービスは、見たい番組を見たい時に呼び出せる「ビデオ・オン・デマンド」(VOD)形式で、映画やアニメ、音楽ビデオなどを高画質のハイビジョン映像で配信する。1本視聴するごとに、数百円程度の利用料がかかる見通し。
旅行会社などと提携して、無料で視聴できる観光ガイドなどの動画番組も用意する。ブロードバンドの契約があれば、回線をネットテレビにつなぐだけですぐに利用できる。ケーブルテレビなど既存の有料放送と異なり、新たに利用契約などの手続きをする必要がない。
前記の大手5社は、昨年7月にテレビポータルサービスを設立。既に、天気予報やニュース、テレビ番組情報などの生活情報を静止画像で提供「アクトビラ」している。9月以降は動画配信の開始で、事業がいよいよ本格化する。
動画配信サービスでは、ヤフーなどによるパソコン向けが先行し、パソコンのモニター画面で動画をテレビ代わりに視聴する利用者が増えている。テレビポータルサービスによるネットテレビは逆に、テレビをパソコン画面のように使ってネット配信される動画を見る。大画面・高画質が売りで、高価格帯の薄型テレビの販売を促進する狙いがある。
テレビポータルサービスはネットテレビの標準規格をつくっており、ソニー、松下など各社は規格に基づいて、自社の薄型テレビにネット接続機能を付ける準備をしている。5社以外にも「ネットテレビ」に参画するメーカーが出てくるとみられ、テレビポータルサービスは「2011年には薄型テレビの7割超がネットテレビになる」と試算している。

ランドポート-パソコンを使わずにCD/DVDをコピーできる機器-
(2007/08/08 BCN)

ランドポートは8月3日、パソコンを使わずにCD/DVDのコピーが簡単にできるデュプリケーター「EASYCREATOR(EC-039)」を発売した。価格はオープンで、同社ダイレクトショップ価格は14万4900円1枚のマスターディスクから、同時に3枚までコピー可能。テストモードやディスクの確認を行う「コンペア機能」などの機能を搭載する。
記録ドライブには、スロットローディング方式のPLEXTOR製スリムドライブ「PX-608AL」を採用。対応ディスクはDVD±R/DVD±R DL/DVD±RW、CD-R/CD-RW。記録時間はDVDが約15分、CDが約7分。本体サイズは幅18×高さ16×奥行き25.5cm、重さは約5.1kg

日立コムとアルバリオン-モバイルWiMAXシステムで協業-
(2007/08/08 日経産業新聞・日刊工業新聞・毎日新聞)

日立製作所の通信関連子会社の日立コミュニケーションテクノロジー(日立コム)は7日、イスラエルの無線通信機器メーカーのアルバリオン(テルアビブ)と協業すると発表した。ブロードバンド(高速大容量)通信を可能にする次世代の無線通信規格「WiMAX」を用いたネットワークシステムを共同で開発し、08年上期の発売を予定している。
映像など大容量データを円滑に無線通信できるネットワークシステムを開発する。日立コムが有する情報データをとぎれずに伝達できる通信制御技術と、アルバリオンがもつ小型で低消費電力の通信基地局構築技術を組み合わせる。08年上期に国内の通信事業者向けに発売する予定。
アルバリオンはブロードバンドワイヤレス市場で培った技術をベースにOFDMA技術を駆使したモバイルWiMAX基地局の先行的な開発を行っている。一方、日立コムはCDMA2000 1xEV-DO方式をベースとした3Gモバイル高速データ通信システムをいち早く実用化、セキュアな移動管理技術、高品質ハンドオーバー技術について豊富な経験を持っている。この両社の技術、経験を融合させることで、WiMAX最大の課題である手軽さと高品質の両立が可能になる。
08年以降にモバイルWiMAXサービスの商用化が見込まれるため、両社の無線技術を融合することで通信事業者向け製品の早期開発を行うのが狙い。07年末をめどに基本開発を完了する見通し。

東芝-冷暖房エアコン機能付きドラム式洗濯乾燥機-
(2008/08/08 日経エレクトロニクス)

東芝コンシューママーケティングは,ヒートポンプによる乾燥機能を搭載したドラム式洗濯乾燥機の新製品「ヒートポンプ エアコン ハイブリッドドラム TW-3000VE / TW-2100VE」を発売する。従来品と比べて,洗濯乾燥時間の短縮と低騒音を実現した。共に洗濯・脱水容量は9kg,乾燥容量は6kg
洗濯物が6kgの場合,洗濯開始から乾燥までの時間が約2時間となり,従来品「TW-2500VC」と比べて約30分短縮した。洗濯乾燥時間の短縮は,ヒートポンプのエネルギー効率の向上と循環風量の増加によるとする。ヒートポンプは,冷媒を変更したことと運転周波数を上げたことによりエネルギー効率を高めた。循環風量は大風量のファンの採用と内部の循環風路の再設計などで約30%増加した。
騒音は洗濯物が9kgの場合,最もうるさいとされる脱水時で38dBと,従来品TW-2500VCに比べて2dB低下した。ドラムの外側部分に搭載した,加速度を測定する2つの「ツイン振動センサ」がドラムの振動量を検知する。その値に応じて,ドラムの回転数を制御することで低騒音を実現した。
開発品はさらに,PTC(正温度係数)ヒーターを搭載する。洗濯物をヒートポンプによる乾燥の後に,約75度Cの温風で殺菌できる。上位機種であるTW-3000VEは,PTCヒーターの温風を用いることで,洗面所や脱衣所を暖房できる。ヒートポンプによる冷房機能は従来品TW-2500VCに搭載していたため,冷暖房が可能になった。
発売は07年9月上旬。価格はオープンだが,冷暖房機能を備えるTW-3000VEが約31万円,TW-2100VEは約21万円とする。設置場所に応じた使い勝手を向上するため,左開きに加えて右開きの製品も07年10月上旬に発売する。

NEC-パソコン生産ラインに異音の全数検査導入-
(2008/08/08 日経エレクトロニクス)

NECとNECパーソナルプロダクツ,日立製作所が共同で開発した静音を特徴とする液冷システムの発表した。その会場の片隅に,パソコンの騒音を実測している様子が展示されていた。実はこの装置,NECパーソナルプロダクツの米沢事業場の製造ラインで使われているパソコンの出荷検査用の装置である。同社が発売中のデスクトップパソコン「VALUESTAR S」で,異音の全数検査を実施している。従来,パソコンの異音検査は本体を遮音箱に入れて音圧を測定していた。手間や時間がかかるため,インラインで全数検査することができず,抜き取り検査になっていたという。だが,異常音に関する障害の問い合わせが全体の6%程度あり,特定の機種から全数検査に踏み切ったとしている。
今回の装置で全数検査ができる秘密は測定方法にある。音そのものではなく,加速度センサを使ってパソコンきょう体の振動を検出する。パソコンの異音が生じるのは,そもそも何らかの部品が振動するためである。そこで音ではなく,振動自体を検出してしまおうという発想。
振動の周波数により,例えばHDDのシーク動作やファンのモータ,といった音の発生原因が分かる。測定するには,パソコン本体に加速度センサを1個取り付けるだけ。工場内で生じている組み立て音や台車の音,そのほかの製造装置の合図音は除去することができるため,パソコンを遮音箱に入れる必要がなく,全数検査が可能となった。
NECパーソナルプロダクツは静音性を高めたパソコンに力を入れている。そのため,製品の騒音,異音について定量的に測定し,検査したいという要望が以前からあった。そこで,病院で使われている聴診器にヒントを得て,振動を測定することを思いついたという。「聴診器で聞こえる音を,電気信号に置き換えて定量的に測定できるようにしようと考えました。つまり,『心電図』のイメージです」(開発に当たったNECシステム実装研究所 実装設計TG 主任研究員の佐々木康弘氏)。異音検査装置はNECのシステム実装研究所(旧NEC生産技術研究所)とNECパーソナルプロダクツが共同研究開発を行い,07年4月から実際に運用を開始している。


大画面液晶TV・次世代ディーゼル車・ビクター不具合

2007-08-08 13:57:00 | Dニュース

東芝-中国でフルハイビジョン対応の大画面液晶テレビを発売へ-
(2007/08/07 日経)

東芝は6日、中国で高画質のフルハイビジョンテレビ4種類を8月下旬に発売すると発表した。近く始まる予定の地上デジタル(地デジ)放送に対応するためで、拡大する富裕層を中心に顧客を開拓する。
発売するのは「REGZA C3000」シリーズ。水平1920×垂直1080画素のフルハイビジョン画質で、37型から52型まで4つのサイズを揃えた。遼寧省大連の工場で現地生産する。アテネ五輪の女子板飛び込みで2冠に輝いた中国の郭晶晶選手らを広告キャラクターに起用した。

世界の白物家電・小物家電-中国への生産集中は今後も進む-
(2007/08/07 日経エレクトロニクス)

富士経済は,世界の主要な白物家電・小物家電の生産実績と今後の予測を発表した。調査は,07年4~7月に実施したメーカーへの取材や文献調査に基づくものという。調査対象とする家電36品目を「衣住関連」「調理関連」「空調・給湯関連」「パーソナルケア関連」に分類し,日本,中国,その他アジア,北米,中南米,欧州,中東・アフリカの7地域に分けて分析した。
対象品目の06年における世界生産台数は14億1908万台(家庭用太陽光発電システムを除く)。そのうち,調理関連機器が最も多く,4億9048万台を占める。以下,パーソナルケア関連機器の3億5249万台,空調・給湯関連機器の3億446万台,衣住関連機器の2億7165万台と続く。市場は拡大傾向で,2011年まで対前年比4%前後で成長すると予測する。中でも,冷蔵庫や電子レンジなどの白物家電が,日本や欧米の買い替え需要や中国などでの普及率向上などにより,堅調な伸びを示しているという。コーヒーメーカーやIHクッキングヒーターなどが好調に伸びていると説明する。
地域別に見ると,調査した36品目のうち,中国での生産量が最も多い品目は29品目。衣住関連からパーソナルケア関連まで,多くの品目で生産量1位となった。一方,日本で最も生産量が多いのは,住宅用太発電システムとヒートポンプ式給湯機。欧州は衣類乾燥機とモニター付きドアホン,食器洗浄乾燥機,IHクッキングヒーターが,北米はディスポーザー(ゴミ処理機)の生産量が世界1位。中国メーカーは外資系企業のOEM生産を脱却し,自社ブランドで中国や周辺地域での勢力を拡大していると富士経済は分析する。また,日本メーカーは上位機種のみを国内で生産,欧米メーカーは大型白物家電の生産を東欧や中南米へ,小物家電の生産を中国へ移管するという傾向が強まっているとする。
製品分類別に見ると,06年における衣住関連機器の中国での生産は53.7%を占めたが,2011年には55.5%に達する見込みという。ただ,洗濯機と衣類乾燥機,掃除機の3品目は,基本的に需要地で生産されており,需要地に合わせた製品が生産されている。これらの製品は,今後の市場の成長が期待されるBRICsを抱える中国やその他アジア,中南米などで生産量が増加する見通し。
06年の調理関連機器の中国での生産量は,世界全体の71.1%。2011年にはさらに増え,76.5%を生産すると予測する。コーヒーメーカーやトースターといった小物家電は,コストダウンのために中国での生産がほとんどを占め,今後も中国への生産集中は進むという。ただ,冷蔵庫や電子レンジなどの白物家電の生産拠点は,現在中国以外にも分散しており,日本,その他アジア,北米,中南米,欧州においては,需要地で生産が行われている。
06年の空調・給湯関連機器の中国での生産量は78.2%だった。2011年にはさらに生産集中が進み,80.6%に達する見通し。この分野の中心製品はルームエアコンと扇風機だが,いずれも中国での生産が多数を占める。現在,その他の高機能の製品は需要地で生産されているが,今後もその傾向が続き,中・低価格製品の生産は中国やその他アジアで増加すると予測する。
パーソナルケア関連機器の中国での生産量は06年に市場全体の78.8%に達した。2011年には82.3%と見込む。この分野は近年競争が激化し,日本や欧米のメーカーは,コストダウンの見込める中国での生産や,中国のOEMメーカーからの製品供給で対応している。中国ではOEM生産に加えて,近年は自社ブランドの強化を図るメーカーも現れており,OEMメーカーから脱却する現象が見られるという。
製品では,ヒートポンプ式給湯器で大幅な成長を見込む。06年の生産台数は57万台だが,2011年には06年比164.9%増の151万台に達すると予測する。現在は市場が日本と欧州に限定されており,規模も小さいが,両市場ともにエネルギー効率の高い温水器として,高い伸びを期待できるとする。06年の生産量を地域別に見ると,日本が全体の54%,欧州が42%。メーカー別の生産台数は松下電器産業が首位で8万台。三菱電機,コロナ,ダイキン工業などを加えた日本のメーカーの合計生産台数は31万台。ドイツThermotechnikは4万台という。

日産自動車-次世代ディーゼル車を来秋発売へ-
(2007/08/07 朝日新聞・日経)

日産自動車は6日、最新の環境規制に対応する次世代ディーゼルエンジン(クリーンディーゼル)を搭載した乗用車を、08年秋に国内で発売すると発表した。ガソリン車に比べ低燃費で、二酸化炭素排出量も少ない次世代ディーゼル車は国内メーカー各社が投入を目指しているが、日産が最も早くなりそうだ。
今夏に全面改良するSUV(スポーツ用多目的車)「エクストレイル」で、次世代ディーゼル車を導入する。
窒素酸化物(Nox)と粒子状物質(PM)の規制が現規制より約30%厳しい「ポスト新長期規制」(09年度導入)をクリアするという。税込み価格はガソリン車より20万~30万円高くなる見通し。
仏ルノーと共同開発した「M9R」エンジンをベースに新開発の触媒技術を導入するなどで排ガスレベルを低減した。
日産はハイブリッド車で先行するトヨタやホンダに比べ、環境技術面の遅れが指摘されてきたが、昨年12月に環境技術計画「グリーンプログラム」を発表。次世代ディーゼル車を2010年度以降に国内発売する方針を打ち出した。これをさらに前倒しして、環境面でのアピールを狙う。
現在、ディーゼル乗用車を国内で発売するのはダイムラークライスラーのみ。三菱自動車が09年に欧州、2010年に北米で次世代ディーゼル車を発売する方針で、ホンダは09年に米国で先行発売し、続いて国内投入を予定。トヨタ自動車はいすゞ自動車と組んでクリーンディーゼルエンジンの共同開発を進めている。

日本ビクター-ブラウン管テレビとアンプで無償修理へ-
(2007/08/07 日経)

日本ビクターは6日、1991~2002年に製造したブラウン管テレビと、1995~1999年製のアンプの一部で、老朽化した電子部品がショートし異臭や煙が発生する恐れがあるとして、対象製品の無償修理を実施すると発表した。1996年以降、発煙事故が計14件あったが、いずれもけが人はなかった。部品は耐火性のカバーに覆われ、延焼の恐れはないという。
対象は、テレビが14型(型番C-14B2)、25型(AV-25K1/B、AV-25K1/C)、29型(AV-29KB1/B)の計約30万台。アンプは「AX-V1-N」で約2400台。8万5000台程度が現在も使用されているとみられる。
アンプは基板部分、テレビは偏向ヨーク部分で経年変化から異臭や煙の出る可能性がある。