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フラッシュメモリー・ニンテンドーDS・電子Book・三洋ブロードバンド・トヨタ 走るMP

2005-12-28 12:19:14 | Dニュース

韓国サムスン電子-フラッシュメモリーをソニーに大量供給か-
(2005/12/27 産経新聞)

韓国経済新聞は26日、同国の半導体大手サムスン電子がソニーに対し、デジタル携帯音楽プレーヤー用のフラッシュメモリーを大量供給する契約を来年初めに締結する見通しだと報じた。
サムスン電子は最近、米アップルコンピュータの音楽プレーヤー「iPod」向けフラッシュメモリー供給を急拡大しており、同紙は「ソニーを引き入れることで、サムスンの市場掌握力が強化される」と伝えた。
報道についてサムスン電子は「現在ソニーを含む企業と供給について協議中だが、詳細はまだ決まっていない」としている。
同紙によると、ソニーはこのほどサムスン電子に対し、自社の携帯音楽プレーヤーにサムスン製メモリーを使用したいと伝えた。ソニーは8Gバイト以上のメモリーを望んでおり、契約量はアップルを上回る規模
になるという。

任天堂-携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」が最速で500万台突破-
(2005/12/27 毎日新聞)

任天堂は26日、昨年12月に発売した携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」の国内販売台数が12月22日に544万台になり、500万台を突破したと発表した。発売から12カ月での達成で、これまでのゲーム機の最速だった同社の「ゲームボーイアドバンス」(2001年発売)の14カ月の記録を更新した。
DSは画面に触れて操作するタッチスクリーンや、内蔵マイクによる音声操作など、従来のゲーム機になかったシンプルで感覚的な操作性が特徴。犬を飼育する「ニンテンドッグス」や、計算問題で脳を鍛える「脳を鍛える大人のDSトレーニング」など4本のソフトが販売数100万本以上のミリオンセラーを記録。
大ヒットの目安となる100万本ゲームソフトの内訳は、犬飼育ゲーム「ニンテンドッグス」の108万本、脳ゲーム「大人のDSトレーニング」の138万本、「やわらかあたま塾」の108万本、村作りゲーム「おいでよ どうぶつの森」の127万本の4ソフト。
岩田任天堂社長は、集計データを示しながら「DSはゲームユーザーを広げることからタートし、女性や40歳以上の人に売れている。さらに1年で4本のミリオン(100万本)タイトルを生み出し、うち3本か完全新作」と話し、ユーザー層を広げて結果を出したことに自信を見せた。
同日開かれた新作ゲーム発表会では、「大人のDSトレーニング」の続編となる「もっと鍛える大人のDSトレーニング」(12月29日発売)も発表した。

Philipsの関連会社-電子ペーパーを利用した電子Bookを来年発売-
(2005/12/27 日経エレクトロニクス)

オランダiRex Technologiesは,表示部に電子ペーパーを利用した電子Bookを06年4月に発売する。米EInkが開発する電気泳動型の電子ペーパーを採用し,画面寸法は8.1インチ型,16階調のモノクロ表示。
端末にはタッチパネルを備えており,コンテンツを表示させるだけでなく「書くこともできる」(同社)という。
端末に備えた無線通信機能やメモリカード用のスロットで,コンテンツを端末に取り込む。なおiRex Technologiesは,オランダRoyal Philips Electronicsの関連会社。
表示部に電子ペーパーを利用した電子Bookは,06年にかけて複数のメーカーから発売される見込み。
既に,中国Tianjin Jinke ElectronicsがE Inkの電子ペーパーを採用した端末を05年12月に発売する予定。E Inkは「5社前後の機器メーカーと,電子Bookの開発に向けた取り組みを進めている」(同社)という。

三洋電機-海外の無線ブロードバンド事業に参入-
(2005/12/27 日経産業新聞・産経新聞・朝日新聞・日刊工業新聞)
三洋電機は26日、無線ブロードバンド(高速大容量)事業に参入すると発表した。米国のベンチャー企業と共同開発した次世代無線ブロードバンドシステムを、北中米や欧州の通信会社向けに販売し、2010年度に売上高300億円を目指す。
「SoftAir(ソフト・エア)」と呼ぶサービスを米通信ベンチャーのSOMA Networks(カリフォルニア州)と共同開発した。今年4月からシンガポールとマレーシアで現地通信事業者と提携し、実証試験を行っている。
基地局から半径5キロ以上の圏内に電波を発信。家や施設の内外に取り付けた送受信機でデータをやりとりする。地理的な問題でインターネット用回線を敷設しにくい地域で展開する。
無線ブロードバンドは、ケーブルが要らないため比較的安い設備投資で通信事業が行える。三洋電機は当面、主に送受信装置や基地局の開発・製造を担当するが、将来的には通信システム全体の構築も手掛けたいとしている。
既に英国領のケイマン諸島の通信会社へ納入が決定しており、担当者は「三洋の柱の一つに育てたい」と話している。

トヨタ-音楽重視の小型車「走るMusic Player」を発売へ-
(2005/12/27 日経エレクトロニクス・朝日新聞・日経Automotive Technology)

トヨタ自動車は、「bB」を全面改良し26日に発売した。「クルマ型Music Player」が開発テーマで、「いつも音楽に囲まれて暮らしたい」というライフスタイルの若者をターゲットとし、音楽を楽しむための室内空間の創出を追求したという。価格は134万4000~184万8000円(消費税込み)。月間販売目標は5000台。生産はグループのダイハツ工業に委託し、販売はネッツ店が担当する。
最上級グレードでは、室内全体に9個のスピーカーを配置し、サラウンドDSP技術を採用したオーディオシステム、携帯型オーディオプレーヤーを接続できる外部入力端子を搭載した。また、音と連動して明滅するイルミネーションを11カ所に配置し、クラブやライブハウスのような効果を狙った。さらに全グレードにフロントシートの座面が約80mmスライドダウンする「マッタリモード機能付フロントシート」を採用した。
ボディサイズは全長3800(一部車種のみ)×全幅1690×全高1635mmで、ホイールベースが2540mm。
従来モデルと比べて全長が145mm短いが、ホイールベースは40mm拡大し、従来モデル並みの室内空間を確保した。
パワートレーンは、排気量1.5Lと1.3Lの連続可変バルブタイミング機構(VVT-i)付き直列4気筒エンジンに、電子制御式4速自動変速機を組み合わせる。前輪駆動と4輪駆動を設定した。
最上級車種の「Q version」には9個のスピーカを搭載。左右のフロント・ドアにスピーカが2個,インスツルメンツ・パネルとフロントピラーの左右に高音用スピーカ(ツイータ)が合計4個,左右のリアピラーにバスレフ(位相反転)型スピーカが2個,センターパネルの下部に密閉型の重低音専用スピーカ(サブウーハ)を1個装備。
音響設定はパイオニアが担当した。スピーカはフロント・ドアのスピーカが富士通テン製で、それ以外はパイオニア製。パイオニアは、米国でトヨタ自動車が展開する若者向けブランド「Scion」車両に搭載するオーディオ・システムの開発で提携した経緯がある。
最上級車種では「Club」モードに設定すると、音楽に合わせてフロント・ドアのスピーカとインスツルメンツ・パネルのツイータ、センターパネルのサブウーハの5カ所に配置したリング状のイルミネーションを点滅させることができる。点滅は音圧やバスドラムなどの低い周波数の音源に連動させているという。シフト・レバーがPレンジ(パーキング)の場合は、5カ所すべて点滅するが、シフト・レバーがDレンジ(ドライブ)」の場合は、インスツルメンツ・パネルのツイータは運転者の視認性を確保するために点滅しない。
このほか、ドアを開けた場合はイルミネーションは点滅せずに点灯状態のままとなる。ドアを開けた状態で点滅させると、ハザード・ランプのように他車に警告を与えている印象を与えるため。
最上級車種では前席のアームレストにオーディオのオン/オフや音量調整、曲目の選択をはじめ、イルミネーションを設定できる制御スイッチ「アームレストコントローラー」を装備した。制御スイッチは小島プレス工業が手掛けているという。