だんなっちょんのブログ

ヤ〇トのセールスドライバーやってます。
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甲斐性無しの二児の父

2月20日(月曜)日記 俺が馬鹿なのか相手が馬鹿なのか

2012-02-20 00:44:11 | 生活漫談
先週一緒に妻と競馬場に行った。
お揃いの靴を履いてお揃いの趣味を共感できる休日を過ごす
何不自由のない夫婦仲。
お互い程良くいい加減で程良く短気で程良く寛容で程良く遊び人。
この中途半端な匙加減や遊び心が互いに旺盛だからこそと思う。
「何年も顔合わせているのに、よく仲良くやってるな・・」と
我ながら感心するあまりである。

初めて妻と出会った時、妻は10代だった。
自分より遥かに真面目に大学に通い、学業に勤しみ
淀んだ学生生活を送っている俺からすれば正に高嶺の花であり
とても煌々と輝いて見えた。まさに模範的な大学生。
あんな混雑でリア充が一杯集まっている学食で食事をするだけでも
俺から見ればすでに模範的。
妻と付き合って真面目で模範的な学生としての生活を
学生最後に送れた気がする。

今でこそ「優しい」と言われることが多くなった俺ではあるが
実際、昔は若さもあっただろうが、こんな人間だったのか
変に悩むことがある。
思い起こせば妻と付き合う前の彼女とはやたらと喧嘩していた気する。
あれは結局価値観が合わなかっただけなのか
俺が馬鹿すぎるのか相手が馬鹿すぎるのかどっちも馬鹿だったのか・・。

こういうことがあった。
自分が19・20歳のころお付き合いを開始することになったA子と
初デートで遊園地に行き(お決まりの悪いパターンのデート地ではあるがw)
その後お別れした後、自宅に到着してメール送ったら返答無し。
翌日も返事がなく、さすがに夜に気になって再びメールしたら
「あの後元彼に呼ばれたから今まで一緒に遊んでいた(^o^)」
的なメールを返事してきた時はさすがに平静を保つのに必死だった。
背中から冷や汗が流れ額には汗が湧き出る。
頭を抱え小一時間考える。

「こいつ頭悪いのか?」
「この程度のことで考える俺が馬鹿なのか?」
「俺と付き合っているのに元彼と遊ぶのは悪いことでいいんだよな?」
「こいつにとってみてそれは普通なのか?」
「結局俺との関係は一体何なんだ?」

若かったのだろう、冷静に考えているうちに
湧いてくるのは活火山のような怒り。
「てめぇ!話があるから今すぐ出てこい!◯◯◯のサイゼな!30分で来い!」

30分後ファミレスに集合して話を開始。
俺はまず素直に俺と付き合っているかどうかの確認を取った。
そしたら「うん」と答えた。変に安心したのを覚えているが
それで解決になるわけではない。

俺「なんで元彼と会ったの?」
A子「来いって言われたから・・」
俺「なんで来いと言われたら行くの?」
A子「来いって『やさしく』言われたから・・」
俺「・・・・」
俺「優しく言われたら誰にでもついていくの?」
A子「だって悪いじゃん・・。てか◯◯(元彼の名前)っていいやつなんだよー。★★(俺の名前)には言われたくないんだけど」
俺「・・・・・」
俺「そういう問題じゃなくて、俺と付き合っているのに元彼と遊ぶ神経は君に取ってみて変だと思わないの?」
A子「エッチしてないよ」
俺「はぁ?」
A子「だったらいいじゃん。相手はもう友達なんだから!★★優しくない!」
俺「・・・」

後の細かい話は忘れたが、結局俺は「彼氏がいるのに他の男と遊ぶ子とは
付き合えない」と言って別れを切り出したと思う。
それが相手には理解が全くできないらしく、
彼女から言わせればエッチしなくて遊ぶのはオッケーらしい。
エッチなんかどうでもいい話。彼氏とデートした後まっすぐ家に帰らず
そのまま元彼と遊ぶ神経は俺には100回死んでも理解出来無い行動だし、
相手は最後まで彼氏は俺だと言ってはいたが信用しようがない。
推測するにいろんな男にそれを言って回っているだけで、
常に男を囲っておきたい単なる寂しがり屋なんだろうなって思った。

しかし男友達の概念は難しいものがある。
この彼女が言っていたとおりエッチしなければオッケーな人も居るでしょう。
ただし初デートが終了後まっすぐ家に帰らず他の男と遊ぶ神経
だけは許せなかったし、多分今後付き合ってもお互いにとって
ロクなことにならないのは目に見えていたから別れを切り出した。
これが人生最短最速の交際だった。

俺は心が狭いし嫉妬深いほうだから男友達は一切認めなかったし
俺の世界にはその概念自体存在しない。例えどんなに親しい男性だろうが
個人的に遊ぶのは浮気。心が狭いと言われようがイヤなものはイヤだし、
それを曖昧な優しさや見栄を張った寛容さで許しても自分だけ気が滅入るのもイヤなので、
この子と付き合って以来殆どの彼女に「他の男と遊ぶのはダメ」だと言っていた気する。
自分の理不尽な感情の押し付けであり相手を信用しない感情以外
何者でもないので、はっきりと「嫉妬するからマジ勘弁してくれ」的なこと言っていた気する。
不思議なもので殆どの彼女が「嫉妬するから辞めてくれ」と懇願すれば
変に嬉しそうな表情を浮かべ「わかった」と言ってくれた。
女性は案外頼まれたりすると喜ぶ生き物なのだろうな。
男の嫉妬は見苦しいものではあるが、イヤなものはイヤだと
はっきり伝えてお願いをしておくことは大事だと今でも思う。
まぁ恋愛は今後しないから関係ない話ではあるが・・。

結局今の妻に出会うまでこういう駆け引きやルールを決めないと
難しいことになる相手ばっかだったから、日常茶飯事的にイライラしていることが多かったと思う。
なんていうか、俺自身も優柔不断でいい加減でフラフラしてるのに、相手がいろんな面で依存度が高すぎる「寂しいから構って」とか「私どうすればいいの」的な愚痴を慢性的に零す子はもう絶対無理。
メンタルが弱いのはいいけど、弱さを「見せすぎる」子とか
もういい加減にして欲しいしキレそうになる。


今の妻は実に毎日勇猛果敢に拳を振りかざし
迫力満点の理想と願望を振りかざしている

「◯◯が気に入らん!(キリッ」
「女を武器にする女は気に入らん!(キリッ」
「DQN大っ嫌いだから!(キリッ」
「目玉焼きには絶対中濃ソースだ!(キリッ」
「大学芋はおかずだ!(キリッ」

これぐらい迫力あるからこそ楽に付きあえて結婚できたんだろうな。