だんなっちょんのブログ

ヤ〇トのセールスドライバーやってます。
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甲斐性無しの二児の父

6月30日日記 カワチ病

2014-06-29 02:21:07 | 生活漫談
先日の日記にも書いたのですが、息子の週末は自宅でノンビリというのは
厳しい状況であり今週の日曜も午後から外出することにした。
せっかくの宝塚記念なのに観戦も馬券購入も捨て、息子の為に時間を費やす
私は何て素晴らしい父親なんだろうと思いながら車に乗せてレッツゴー(爆笑)

今日は息子用の椅子を買うために埼玉県のイケアへ車を走らせること2時間弱。
普段使っているチェアは座席シートを倒せるタイプで、椅子にも新生児が寝るときにも使える
すぐれものなのですが、やはり1年半も使っていると息子も食事のたびにご飯をこぼしたり
するものだからシートのクッションの洗濯の手間が増えたことと、あちこち汚れも散見される
ようになったので、簡易的で掃除がしやすい、デパートのフードコートなどにある
簡易的なプラスチック製の椅子を買おうと思った訳です。あとは息子はもうチェアを倒して
寝るような年齢でもなくなったので、いよいよお役御免の時期を迎えた訳です。

購入したのはイケアのフードコートにも置いてある、プラスチック製の2000円程度の
子供用の椅子。これなら掃除するときも布巾でふくだけで済むので楽だ。壊れても安いから気にならない。
新生児のころから活躍した椅子はこれで卒業となる。西松屋で買ったものだが、
本当にこちらも優れもので、次の子が出来たとしたらまた活躍することになるだろう。
この椅子を買うためだけにわざわざイケアに来たのでは、馬鹿らしいので
他に絵本を壁に飾るための板を購入。こちらを壁に打ち込んでそこに本を横に向けて飾るイメージ。
絵本は読むだけではなく、室内インテリアにも使えるので、今日明日中にも妻と考えて
穴あけして絵本を飾りたいと思う。

買い物が終わった時には外は雨が降っていた。
時間も遅くなってきたので、車を走らせ帰宅の途につく。途中ささっと食事を終わらせるべく
丸亀製麺で饂飩を食し息子もご満悦。息子はうどんが大好きである。
その後消耗品を購入するためにスーパーに行ったのだが、ここで息子のカワチ病が発症してしまった。

私らが向かったスーパーに隣接する形で、カワチというドラッグストアーがあるのだが、
最近の息子はこのカワチをみるとアドレナリンが大放出させ、ダッシュで向かっていく。
到着した時はすでにカワチは閉店時間を迎え、奥の電気がひっそりと付いているだけで薄暗くなっているのに、
兎に角カワチに向かって走る走る。それを制御してスーパーに引き戻しても無駄。
大泣き・大ぐずりと制御不能状態。仕方なく自由にさせると即座にカワチに向かってひたすら走る。
暗闇のひっそりとしたカワチの駐車場を笑顔で全力疾走。到着して入り口のドアの前にたっても
一向にドアは開かない。無理もない。閉店時間はとっくに過ぎているのである。
「これっ!これっ!これっ!」声を上げ、ガラス越しにあるものを全力で指さして、我々になんとか
しろと言わんばかりの悲しそうな表情を浮かべて入り口の前で倒れこむ。

彼が目指していたものは、ズバリ、子供用のカートである。
カワチにある子供用のカートは車型になっており、重厚な車体にハンドルとメーター等
もついている夢のカートである。こういう出来の良いカートが置いている店は少なく、
近くの店ではこのカワチだけである。
息子はこれが大好き。好きでしょうがないから行く度に乗せろ乗せろと催促し、
カワチで買い物が終わった後も、全く降りようともしないほどである。(普通のカートは数分で降りたがるくせに)

そのせいもあってか、最近は自宅にあるディズニーのCarsのハンドルのおもちゃに病みつきになっている。
カワチの車に乗ること。それが最近の息子の細やかな夢でもある。
その細やかな夢が断たれたもんだから、そりゃ酷い癇癪を起こすのだろうと思っていたのだが、
息子のカワチ病を知り尽くす妻は割と冷静。意外とその辺息子はドライなのか
一瞬グズって、あとはケロっととして諦め妻の元によって「はいっ!」と抱っこを催促し
そのまま目的としていたスーパーに連れて行った。その後は特にぐずることも未練がましいことも
いうこともなく買い物を終えた。アホだと思っていたんですが、意外と物分かりいいのかな(笑)
いや、単純に諦めが早く飽きっぽいだけなのかも(汗)

しかし車を降りる瞬間、「うわぁカワチだ」って表情はこれまで見たこともないほどだった。
カワチに車があることを知っているからこそ浮かべ、ダッシュをし目的に向かって全力疾走。
言葉も対してしゃべれない癖に、見て理解して行動する。
そういう年になってきたんですね・・・。