サジッタ&清史郎の部屋

相棒3頭と暮らす馬日記

昨日の最高気温は35度↑

2005-07-21 09:12:13 | 庄原TRF
昨日は朝5時台は朝靄が出て、ひんやりとして気持ちの良い朝でしたが、昨夜の熱気のせいか今朝は朝霧も無し。
7時を過ぎたら蝉がガンガン鳴いている真夏になりました。

3頭の馬たちはそれぞれはっきりとした変化がありますが、一々ブログで更新するのも疲れ気味です。大きな事柄があったらUPします。

今月購入した既製品革長靴を履き始めて約3週間、やっと足に馴染んできました。外部からは丹念にクリームや保革油を塗るし、内部からは汗が染込みますので日毎に足に馴染むのが判ります。
硬い馬場タイプの長靴が馴染んでくると、断然乗りやすいです。バックファスナーの長靴は障害には良いですが馬場には柔らかすぎる。
私は庄原での馬生活が9年目になります。その間の大半をジョッパーブーツとレッグチャップスで過ごしてきました。ある一定期間などは、年間を通して試合以外の時は長靴を一度も履いていない磁気すらあります。
長靴を履いていなかったから技術進歩が遅れたとは決め付けられませんが、きちんとした馬装で乗っていればどんな変化があったのだろうと思います。以前付き合いがあった馬場選手は、必ず革長靴を履いて乗るようにしている、それがプロの義務だ・・・、的なことを言っていました。
私は自分をプロとは決して思いませんが、意識の上でその選手より数年遅れていた事を実感します。
私のチャップスは過去から数えると4代目になっていますが、一番使い易い物を残して全部広大へ寄付しようかと思います。いっそのこと全部なくなっても構わないのですが、何かの折に誰かが使うかもしれませんから、1つくらいは・・・残します。
でもきっと、足の怪我とか、ぶらぶら外乗とか以外は、もうチャップスは使わないでしょうね。
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悠然と歩く

2005-07-19 08:54:55 | 庄原TRF
国体予選が終わって早1週間以上が経過。サクセスは試合を境に、また1ランク状態が上がったことを確信します。

色々と状態の変化は有るのですが、ビックリした変化が。
それは坂道を歩く馬の態勢の変化です。1ヶ月前は新馬のようにハミを伸ばして、坂道の中ではグイグイとコンタクトを求めて来た。新馬では良好なハミ受けなのですが、セントジョージ課目を回ろうかと言う馬のものではない。
ところが今日の坂道では、ハミのコンタクトが平地と全く変わらず、しっかりとバランスを馬体の中心に残したまま、何ともスイスイと坂道を登っていきます。
馬場で鏡を見ても、もちろん常歩・速歩・駈歩をしても馬のバランス変化は感じていますが、ここまで明快に感じることはなかったです。
日々の運動での変化を感じると言うことは、馬が改善されている証拠。中々、乗っただけ馬が良くなることは無いのだから。

意識してはいなかっらけど、常歩でセコセコ歩くことが少なくなってきた。悠然と歩き始めたサクセス、今年はどこまで行けるやら。
とりあえず、中国ブロック大会の後は、西日本大会出場・・・をHさんと協議中です。
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座る・座る・座る・・・・

2005-07-18 07:38:44 | コーチとして
最近の私の口癖です。
昨日もKコーチに話したのですが、座れていない人間に脚・拳・重心の要求をしても何ともなりません。また、人を指導する場合、どこをどのように指導すれば人が・馬の動きが向上するか、的確に判るというのは大変なことなのですが、座って・・・すると考えると非常に冥界になります。

脚が流れている人に、脚の位置を直せと言っても、問題は脚に有るのではなく本質は座りにある。だから『脚を引け』ではなく『きちんと座って、脚を引きなさい』と指導する。

障害のアプローチでも同じです。
初級~中級の人は例外なく障害の手前3歩で障害と対峙しているけど、本質は回転から直線に向いた最後の7歩~3歩のアプローチでしっかり座れているか(2ポイントでもきちんとしたバランスバックは座りと表現出切る)です。
バラケている状態で障害に突入し、最後の3歩で何とかしようとしても、馬の反抗・興奮・踏み切りの不安定などトラブル続出です。

座る・座る・座る・・・
馬術の本質です。
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蒸し暑いです

2005-07-16 21:52:05 | 庄原TRF
少し乗っただけで、汗だくです。
一鞍乗るとクラブハウスに入ってスポーツドリンクをガボガボ、作業をしたらガボガボ、何かをしたらゴクゴクだから、夕方には腹がボコボコです。

嫌な季節です。
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自分で言うたんやんか~

2005-07-14 23:20:39 | コーチとして
普段自分が乗るとき、あまり意識していないのに、人に指導する自分の言葉にハッとする事があります。

最近の出来事ですが、清兎はハミが非常に軽い馬で手綱を引っ張った状態でコンタクトすると、膠着が起きたり馬の動きがセコセコしたりで、良好な状態が得られません。
少し前ですが、M笠君に『ハミを引っ張らないで、ハミの重さだけでコンタクトしてごらん。』と言ったことがあります。
しかし、言うは簡単、行なうは困難なことです。でも、馬術の真髄は最終的にはコレなんです。

サクセスに集中させてもらっていて暫らく清兎に乗っていませんでしたが、今日の運動で、ハミの重さだけでコンタクトすることを主眼に清兎に乗りました。これは意識すると出来るのですが、怖ろしくハミの軽い馬ですね。現役学生には難しいでしょう。
あと、これを意識して再認識したのは、外方ハミのコンタクトです。外方ハミで完全に馬の頭を下げることが出来ないと、これまたやはり乗れません。
今、清兎に使用しているハミは中空の軽~いハミなのですが、少し重いハミに変えてみようと思います。

しかしM笠君が来て約2週間弱。真面目に毎日乗ることが、馬にとってどれだけ大切か判ります。清兎は馬が変わってきました。まだまだ安定して競技に使えるレベルではありませんが、楽しみな状態になっています。
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活動再開

2005-07-11 06:54:22 | 庄原TRF
今日も雨。夜半には土砂降りでした。
梅雨末期の大雨、でしょうが本当に良く降ります。雨の降り方が、亜熱帯的になっていると言いますが、広島県内の一部に昨日も大雨洪水警報が出ていました。

私は昨日も競技会場へ出かけましたので休みなしですが、サクセスは朝のうちに放牧して1日休養。でも今日から運動開始です。何せ課題山積みですから、ブロック大会まで時間が全く足りません。
左手二蹄跡運動の精度を上げることと、全般的に収縮態勢の維持(正確には収縮していない状態)が当面の課題です。競技に照準を合わせつつ、されど無理をせず、基本に忠実な作業で出来るところまでやりたいです。
選手のHさんも経路の練習的なことではなく、基本技術の底上げを目指します。それが今回の競技でミスした部分の改善にもなります。

しかし困ったことも。8月5日~9日まで中国・四国学生馬術大会で、その間はサクセスを瀬野川乗馬へ帰す予定でしたが、10日から運動を再開して、20日に競技は厳しい。思案するところです。
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WE GOT A WIN !!

2005-07-09 21:21:42 | 庄原TRF
あくまで We です。I でもなければ She でもなく He(馬)でもない。選手・馬・トレーナーが力を合わせて出来た、初めての小さな1勝です。
広島工業大学馬場はもともとサクセスのホームグラウンドで、どこの競技会場よりも馬が落ち着いていました。金曜日夕方の運動では、Hさんも素晴らしい運動が出来、気分良く今日の日を迎えることが出来てよかったです。
演技の内容は、小さなミスはありましたが、現状ではベストライドであったと思います。全体にリラックスできていて、まとまりが良かった。

さあ、これでHさんとサクセスは県の代表選手として、8月下旬に岡山県蒜山高原R.P.で行なわれる国体中国ブロック大会へ文字通り駒を進めました。
これから約40日間あります。過去40日の成長進度のまま次の40日が進歩するとは考えられませんが、トレーナーとして精一杯頑張ります。

今回Hさんと対戦したのはかつて私が手取り足取りで教えていた選手です。素晴らしい良馬に騎乗しましたが馬の能力を発揮できずに敗戦。
Hさんの勝利に安堵しつつ、かつての弟子の演技内容に暗い気持ちになったところです。

今回の競技には私がトレーナーとして尊敬するSさんが対戦相手の下乗りでいらっしゃいました。少しお話をしましたし、騎乗姿も拝見しましたが、技術レベルや馬の調教レベルが違いすぎて、参考になるところまでは行きませんでした。逆に、強い収縮を求めて乗っていらっしゃる姿に影響されて、サクセスに強く当たりすぎて、昨日までの滑らかな動きを阻害してしまいました。情けなや・・・、です。
直接サクセスの評価をお聞きするのは恐れ多くて、・・・だったのですが、Hさんには昨年と比べて格段に良くなっていると声を掛けていただいたそうです。
これは凄く嬉しかったです。リップサービスが半分以上としても、です。
もっと精進して、何時の日かSさんの調教した馬のライバルに成れるような馬を作る、そんなトレーナーになりたいものです。
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さてさて・・・っと

2005-07-08 09:43:44 | 庄原TRF
今日の夕方、競技会場の広島工大馬場へ移動し、明日が県の国体予選会です。

試合ですから、相手のあること。勝ち負けは・・・、と言いたいところですが、Hさんがベストライド出来れば圧勝だろうし、ミスを繰り返せば負けです。だから、相手との勝負ではなく、完全に自分との戦いです。
Hさん、サクセスという馬と係わらせていただいて約50鞍です。初めはハミが定まらず天井を向いて頭を突き上げることが多かった馬が、まがりなりにも受けるようになった。しかし、片方の手前はやっとハミに親しみ始めたところで、まだまだ前下方へ求めている状態です。そんな馬でセントジョージに挑戦すること自体無理があるのですが、課題を与えられた以上は頑張るしかありません。
私が競技に出るのなら、誤魔化しながら廻ることも可能でしょうが、Hさんだと厳しい部分もあります。
Hさんが楽にセントジョージ課目を廻るためには、馬の調教レベルをインターⅠクラスまで高める必要があります。今後のことは不確定要素が多いのですが、引き続き勉強する機会をいただければ幸いでしょう。

しかし思うことは、広島県の国体強化を請け負っていただいたSさんのこと。広島国体以後も、私が教えていた高校生が宮城国体へ出場する際にもお世話になりました。世の中にプロと呼ばれる人はゴロゴロいますが、私が本当のプロだと認めるトレーナーのお一人です。私のように半端な人間は、馬を良くするために長い月日が必要ですが、Sさんは短期間でも馬の資質が変わる気がします。乗り手の技量に関係なく、ぶら下がっていてもかなりの運動をする。(あくまで、伸長・中間系の運動で、流石に収縮運動まではコントロールできない・・・、かな)
私は自分で乗っても未熟ですが、人の下乗りをしてもまだまだ未熟です。中央の競技を見に行く機会も少なく、Sさんの騎乗を拝見するチャンスは中々無いのですが、広島県予選会では他クラブのトレーナーとしていらっしゃることが多いです。今回の競技にいらっしゃっているのかどうかは判りませんが、是非とも騎乗姿を拝見したいです。Sさんの真似なんか到底出来ないのですが、何か参考に出来ないか、神経を研ぎ澄まして『盗む・・!!』。

さて、今日の夕方から天候悪化との予報。小雨程度は歓迎ですが、ザーザー降りの中で乗るのは嫌ですね。まあ、肩の力を抜いて頑張ってきます。
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何故、尻革付きキュロット?

2005-07-07 13:33:53 | 庄原TRF
以前からもう1本キュロットがほしいと思っておりまして、オークションで安価な新品を見つけてゲットいたしました。冬用は2本持っていますが、夏用では初めてです。しかも冬用はケンタッキーで割りとゆったりなのですが、今回のものはピッタリサイズです。
洗濯していない新品の尻革は吸湿性が悪く、太腿から尻に掛けて汗がへばりつく感じで、気色悪い。何となく違和感を感じつつ、昨日は清兎の運動でした。

昨日の清兎は、速歩は前日とほとんど変化なしでしたが、駈歩のバランス変化が異常なほど良かったです。空中で馬が静止しているといえばオーバーかもしれませんが、猛烈に手の内に入った。
今日は如何したんだろう?と不思議に思いつつ運動終了。
M笠君と、『偉く前日と駈歩のバランスが違ったけど、何でかね?』などと言いつつ交代。

今朝は今朝で、サクセスの駈歩が良い感じ。

そこで思い浮かんだのは、尻革キュロットの効果?でした。
尻革だと、坐骨底面がスライドしないで鞍の上で接着されている感覚があります。だから上体のウエィトがしっかり後駆に伝わり、バランスバックのレベルが1ランク上がったとしか理由付けできません。
これは、馬から降りて、・・・もしかしたら??思ったことですから、今日もう一回確認してみます。
もしも感覚的に間違いなかったなら、非常に安い買い物をして、最大効果を得たことになります。

ただ、誰が穿いても効果ありではありません。坐骨がふらふらしている人間が使っても、これは効果なしでしょう。
道具を適正に使うには、使いこなす技量が要求されるということです。


追伸
キュロットを結構持っている美子ですが、オークションで見つけた尻革キュロットを落札して、強制的に買わせました。本人はぶつくさ抵抗していましたが・・・。
8,900円が高いか、安いか。高い買い物にするのも、安い買い物にするのも本人次第。ただ、無理やり買わせた以上は効果を発揮させるべく指導します。
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既製品の長靴、具合は・・・

2005-07-05 21:47:22 | 庄原TRF
まあ、中江物産のイタリア製後ファスナーの長靴と違って、馬場用で硬いから靴ずれするのは覚悟の上です。
初日は足首の折り癖をしっかりつけていなかったから失敗でしたが、今日はしっかりとクネクネ・グジャグジャとこねくり回して履いてみました。

初日よりは感じが良かったです。徐々に慣れていけばgoodでしょう。
やっぱり馬場は硬い長靴が良いですね。脚の効きが全然違います。もうチャップスでは乗らない気がします。
私のお眼鏡に適う新入生男子がいたら、進呈しましょうかね。(お眼鏡に適うかどうか・・・)
或いは仕送り無しで頑張っている、超倹約生活君とか。

夏の蒜山で判断しましょう。
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