サジッタ&清史郎の部屋

相棒3頭と暮らす馬日記

ウ~む・・・、

2005-07-30 22:57:33 | 庄原TRF
私の厩舎(クラブハウス)には様々な馬術書が置いてあります。しkし、実のところ全てに目を通している訳ではない。或いは、一度は読んだが、その後の馬術感覚の変化で、二度三度と読み返したら別の感覚があるのかも知れません。

今日も机の上に、千葉幹夫さんの【乗馬を科学する会】のレポートと言うか、ホッチキスで止めた分厚い資料をM笠君が取り出して見ていました。
パラパラと拾い読みしていたら、結構強いインパクトと言うか、衝撃を受ける部分がありました。

そのページには新馬(2~3歳)のトレーニングについて書かれていたのですが、汗をかかせるまで運動しない、でした。
骨格・筋肉が未発達の幼駒に汗をかくほどの運動を強いることは、かなりの精神的ストレスを与えることで、人間との信頼関係構築に悪い影響がでる、と。
馬が馬場で運動してもらうことを楽しむ様に、人間に乗られることが苦痛で無いように考慮しなければならない、とありました。

非常に反省した部分は、私は馬を服従させ屈服させることをメインの課題にしていること。新馬の調教と古馬は違います。誰かの色に染まり、人間を馬鹿にしたり舐めてしまった馬に対しては、誰が主人なのかを性根に叩き込む必要があります。私の厩舎の馬は、運動も、手入れも、給餌も、馬房掃除も私が行なうために誰が厩舎のBossであるかを良く知っています。だから行儀が良いし、悪戯もしない。特に乗ったときに馬に舐められてはいけないと強く思っています。しかし、馬は私に乗られて楽しいのでしょうか。

そんなことを反省した一文です。
ただし、従順に運動して初めて乗馬として意味があるとも思っています。勘違いした馬ほど手におえないものは無い。
コメント
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