サジッタ&清史郎の部屋

相棒3頭と暮らす馬日記

ウーロン退厩

2005-05-16 06:54:23 | 庄原TRF
昨年末の12月19日、放牧中に左後肢を支骨骨折したウーロン、何とか練習に使える状態まで戻してどこかへ譲ろうと思っていましたが、5ヶ月経過した現在も状態が悪く、予後不良ということで今週中に退厩予定です。

私自身にとっては魅力の無い馬でしたが、新人の練習にはこれ以上は無いという馬でした。
調馬索運動時に追い鞭が当たっても興奮せず、むしろビシバシ当てて活発な歩度を維持しました。速歩・駈歩ともほとんど失速しなかったし、引っ掛けたりしないから安心して駈歩練習が出来ました。
今の広大の2・3年生はウーロンに駈歩を教わったのではないかと思います。
ただ、広大へ貸していた時は精神的に不安定になりやすかったから、管理の難しい馬だったのかもしれません。人間に親しまず、人の出入りの多い厩舎や、色々な部員が手入れしたり掃除で馬房に入る環境はダメでした。西条から帰ると、1ヶ月くらいは様子がおかしかった。
練習も障害を極度に嫌い近づくことも拒絶していたから、本当に調馬索運動だけが取り得の、スーパー初心者練習馬でした。


ウーロンにお世話になった人、ありがとうと心の中で思ってやってください。
コメント (3)
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