サジッタ&清史郎の部屋

相棒3頭と暮らす馬日記

さて、問題児の美子です

2005-05-09 12:54:43 | コーチとして
砂地に水が沁み込む様に私の指導を受け入れる子もいれば、鉱塩を馬がペロペロ舐めて磨り減る様な進度でしか上達しない子もいる。
誰かが(S木君?)言っていましたが、手の掛かる子ほど可愛いと言うのは大嘘で、目から鼻に抜けるように上達する子が可愛いに決まってます。

・・・・・、毎回酷い罵声を浴びせて、ボケだカスだと親が聞いたら涙を流すような指導です。
実際、良く辛抱してついて来るな~、とも思います。

時々、キラッっと光るバランスや動作を見せることがあります。
キラッ・・・でなくてキラキラ光るようになれば良いのにな~。私の作る馬は難しいかな~、要求レベルが高いかな~。でもレベルは絶対に下げられない。それをやると、私が私でなくなるから。
涙の日々は続くのかな・・・。
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感謝の気持ち、謙虚な気持ちを忘れないでおこう

2005-05-09 12:32:22 | 庄原TRF
今、Hさんがサクセスを預けていらっしゃいます。確かにご自分で乗りきれない、所属クラブで面倒を見てもらえないとか、色々な要因があってTRFに来ています。
サクセスが来たのがちょうど1週間前ですが、毎日色々な発見や、自分の考えの確認、そして自分のフィーリングをHさんに伝えることで相手がどのように理解して下さるかなど、勉強させていただいています。

工大へ馬を連れて行った程度の料金と少しの運動料は頂く約束ですが、私のほうが勉強させていただいているので申し訳ないことです。

プロと呼ばれる人の厩舎には色々な馬が集まってきます。その方が乗れる技術があるから馬が集まるのですが、そのことが様々なタイプの馬を経験することにつながり、結果として技術の幅も広がるのでしょう。(誤解は無いでしょうが・・・、会費や預託料を頂いていますが私は精神的にプロではありません。)
有名なプロは、毎日きっちり乗り切れないほどの馬が集まるでしょうし、預託料も安価ではないから、それで経営が成り立っている。

今回つくづく感じましたが、技術の向上は自分一人で環境作りできるものではありません。
私程度の人間に馬を任せてくださったことへの感謝と、馬から勉強させていただいている謙虚な気持ちは絶対に忘れないでおこう。
【他山の石で磨く・・・】という諺があります。感謝と謙虚な気持ちを失くしたら、どんなことになるのか、身近な例は多いから。
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