庄司卓完全攻略ブログ

作家庄司卓のブログです。
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『結城友奈は勇者である-勇者の章』第一話

2017年12月02日 00時00分24秒 | Anime・特撮
ぼたもち東郷美森の消失(;´Д`)。
あちらこちらで指摘されていますが、やはりこの展開、劇場版『魔法少女まどか☆マギカ 叛逆の物語』を思い出しますね。
いやまあ実際に見ていると、私の世代では劇場版『うる星やつら2 ビューティフルドリーマー』を連想してしまうのですが。
一見何事もない平穏な日常。それはどこかが違っており、登場人物たちが徐々にその違和感に気付き始める。
果たしてその原因は何なのか。違っているのは現実なのか、それともそれぞれの記憶なのか。
先日見てきた『ブレードランナー2049』も有る意味同様のコンセプトですなあ。

なるほど、こう来たかという感じですが、いささか構成に難を感じますね。
そのっちが勇者部入部希望を表明した時「東郷が居なかった」「東郷さんが居た」二つのバージョンを見せたかったのでしょうが、その前後も描写しているので冗長になった感じはします。この辺も「記憶と現実の差異」をうまく表現するためなのでしょう。

風先輩、結構成績はいいはずなのに、何故と思っていたら、やはり勇者部の活動が支障になっていたんですな。そりゃまああの状況ではちゃんと勉強もしていられませんねえ。
しかしそのっちが入部してボケが強化された分、突っ込み役の夏凜ちゃんの負担がいや増すことに(;´Д`)。東郷さんが居なくなって突っ込みが不足したしわ寄せが夏凜ちゃんに来てますな。まあ東郷さんも東郷さんで、ボケもこなせる万能役なのですが(笑)。

今回は戦闘なしで新勇者システムのお披露目は次回以降か。しかし大橋のたもとにある歴代勇者のお墓に、ゲームアプリでも登場中の勇者の名前があるのが切ないですな(;´Д`)。あの子たちは、本編中ではとうの昔に故人なんですよねえ(;´Д`)。

ラストで磔になってるのは東郷さん? それとも別の勇者?
東郷さんだとしたら、また一人で暴走してしまったのか。当面は東郷さん救出展開ですかね。また磔にしてる張本人もまだ分かりませんね。大赦か神樹様か、あるいはバーテックスなのか。

2 コメント

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Unknown (Unknown)
2017-12-02 03:16:49
キャラクターの記憶がすり替わってるの、何か見覚えがあるなぁと思ったら、コードギアスでした(最初既視感がありつつも、原因がわからなかったのですが、翌日に気がつきました)。

コードギアスも2期開始当初から主人公の記憶がすり替えられてましたから。
妹の存在が弟になっていたり。

ちなみにコードギアスは、(主要局の場合)ゆゆゆが放送された枠の第1弾でした(ただし、アニメイズムという枠名が付与される前)。

ゆゆゆの勇者の章の第1話の最後の描写について。東郷が生贄になろうとしてたみたいですね。
初代勇者時代の戦いを終わりにした、奉火祭というのがあり、6人の巫女を結界の外の炎の中へ生贄にすることで、天の神に赦しを乞うというのがありました(そのため300年近くの間、バーテックスとの戦いはありませんでした)。
しかし、東郷が結界の壁を破壊したことにより、初代勇者時代に、「結界の外に出ない」という約束を破ったことに天の神の怒りを買ってしまったことと、神樹の寿命が思ったよりも短いということで、奉火祭を行うことで赦しを乞うことになったのですが、勇者の力と巫女の力の両方を持っている東郷美森が犠牲になることで、他の巫女が犠牲にならずにすみました。

スピンオフの「楠芽吹は勇者である」の主人公と仲間たちが、奉火祭に強く反対しました。何故かというと、奉火祭の巫女のメンバーに、(楠芽吹たちが所属する)防人のお付きの巫女も選ばれていたからということ、そのお付きの巫女の存在は、防人たちにとって大きな精神的な支えになっていたこと、そしてリーダーを務める芽吹の目標が、「一人の犠牲者も出さない」というものだったからです。

この件の結論は、勇者の章の2話で描かれてます。

勇者の章、これからどうなっていくのか、とても楽しみです。
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Unknown (なぎさわ)
2017-12-02 10:24:58
あ~、やっぱり捧火の儀でしたか。
(くめゆは単行本化してから読もうと思っていたので)
とは言え、「その後の園子」で壁の外への再侵攻が予定されていることは示されているので、あくまで時間稼ぎなのでしょう。
勇者システムを温存し、反攻を企てていることがバレている訳ですから。
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