庄司卓完全攻略ブログ

作家庄司卓のブログです。
スケジュールは毎月一日に掲載。アクセスカウンターは2010年1月1日より集計。

『クロムクロ』第22話

2016年09月06日 23時59分04秒 | Anime・特撮
クライマックス前に色々とネタばらし回。
ここまで延々と引っ張ってきた由希奈の父、岳人ですが、なんとゼルと会った後、山で遭難して亡くなっていたというかなり予想外の展開(;´Д`)。ゼルだのレフィルだの大穴で武隈先生とか色々と予想していましたが、普通に死んでるのは逆に意表を突かれましたねえ(^^;。
ゼルさんは普通に(?)宇宙人で地球人よりも長命。ゼルさんに言わせれば地球人が短命すぎるとか。私は常々恒星間飛行を行う一番手っ取り早い手段は、人間の寿命を延ばす事だと思ってるのですが、ゼルさんたちはそうやって恒星間飛行をやってのけたんですかね。
しかしそうなると謎なのがいまだに仮面を取らないレフィル。
ムエッタが雪姫の複製体だとすると、俄然、レフィルの正体=剣之助の複製体説が現実味を帯びてきます。一周回って剣之助の本体がレフィルで、剣之助の方が複製体の可能性もありますな。レフィル=本物の剣之助とするならば藩を滅ぼされた事を逆恨みして地球をエフィドルグの支配下に置こうとしてるとか。

一方で前回の侵攻から450年を経てエフィドルグが再侵攻してきたのもまだ謎です。
長谷川祐一先生の『すごい科学で守ります!』では「宇宙人は標準的に凄く寿命が長いので、向こうは迅速にやってるつもりでも、地球人にはものすごくゆっくりに見える」という説が提唱されていましたが、エフィドルグも寿命が長いので、すぐに後発部隊を送り込んだのに地球では450年経っていたのか(^^;。以前、レフィルたちが「450公転周期(年)で地球人がここまで進歩するとは」というような事を言ってましたが、やはり宇宙人は地球人と時間の感覚が違うのかも知れません。
もっとも再侵攻に当たって、なぜ現在の地球人をコピーせず450年前の人間のデータを使ったのか。宇宙船内で再複製(?)してるらしい雪姫を見るとまだ頭部だけなので、あの複製にはものすごく時間がかかるのかも知れませんが、さすがに450年は掛かりすぎですからねえ。
クルル石とカナメ石はやはりワープゲート的なものでしたから、最初の侵攻の際に壊れて地球各地に散らばり、その後、通常の恒星間飛行でエフィドルグの宇宙船が地球に到達するまで450年かかった。その後、太陽系に残っていたエフィドルグの宇宙船を回収して、そこに保管されていたデータからレフィル、ムエッタ以下の人間を複製したとかですかね。

しかしミラーサ死んでなかったのか(^^;。こうなるとセバスチャンさんも生きたままコピー元としてエフィドルグに回収されてる可能性がありますな。

それにしてもまあ、雪山で孤立して人肌で温め合うのは主人公とヒロインの役目なのに、大事な役割をムエッタに奪われる剣ちゃん(^^;。
そういえばいつの間にか剣之助は「ムエッタ様」と呼んでますが、ゼルの話でそれなりに心境の整理が着いたんですかね。

さて次回。サブタイトルの「蛙」は何か。そして剣之助の格好は……。まさかこの期に及んで野球回なのか(^^;。

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (nisi)
2016-09-07 08:12:33
ユキナパパ岳人がエフィドルグと関係の無い所で亡くなっていたとは、意外でしたね。
これで、レフィルが仮面を取ったら岳人でした、の線がなくなりました。

この作品に出てくる宇宙人が長寿だというのは、マクロスデルタのウインダミア人が短命というのの、全く逆で面白いですね。

宇宙人が長寿だと、だいたい「何故地球人はこんな短期間に進化/文明が発達するのだ」という展開になりますね。
古くは少女漫画の「那由他」とか「樹魔・伝説」とか。

カナメ石/クルル石が、皆様の想像通り、ワープゲートでしたねえ。
450年前の戦いで散逸したのでしょうか。
レフィルの正体とそのへんが、最後の謎かなあ。
返信する
Unknown (x)
2016-09-07 19:49:37
クロムクロは旧式の複座型らしいですが、エフィドルグのグロングルを鹵獲した兵器なのか、そのコピー品なのか、ゼル星(仮)の技術で作られたグロングルモドキなのか?

背中のジェットスクランダーも同じく鹵獲なのか、もともと存在していた兵器をクロムクロ強化用に改造したものなのか、mk2のGディフェンサーやSEEDのデュエルガンダムの強化装備アサルトシュラウドのように鹵獲した機体のために強化パーツとして開発されたのか
返信する
Unknown (x)
2016-09-08 14:57:27
進化は世代交代ですから寿命が短い=変化が早いなのでなんらおかしくないですよね。昆虫や微生物の耐性獲得がよい例。恒星間飛行できるのに進化論の概念がないというのも考えにくいこと。

むしろ技術進歩ががなぜ早いのか?という疑問のほうが不思議でしょう。人類が超攻撃的なため戦争で進歩するんだ論理をで説明されることもしばしな。
変化を嫌い一貫した行動をとろうとする性質があるため、寿命が長い分だけ進歩を疎外する保守的な世代が残りやすいということもあるでしょうね。
返信する
Unknown (comings)
2016-09-10 22:06:09
いやあ、父親の事も大事だと思います、思いますけど今一番聞きたいのはシールドを破る「ディバイディングドライバアアア!!!」だとか敵を光にまで分解する「ゴルディオンハンマアアア!!!」だとかの「これが勝利の鍵だ!」な話だと思うんですが…そう都合よく解決策が降って来るわけではないと。

まあ当面打てる手は全部打って一段落ということで落ち着いたところでのゼルさんの過去話だったんでしょうかね。


>地球人にはものすごくゆっくりに見える」という説が提唱されていましたが

宇宙規模で同時に侵攻が行われているのだとすればせいぜい容器に水を張る時、底面で水の流れが一時つっかえる程度の遅れにしか感じないのかもしれません。


ついでにいうと今回の白羽家での束の間ののんびりムードも、ゼルさん的にはのんびりしてはいないという感覚なのかもしれませんね。まあ数百年もの孤独で一気にたくさんの人と接触したり、たくさんの事に取り組めるような精神状態になかったのかもしれませんが。
返信する

コメントを投稿