Marisapo.net | 横浜F-マリノスサポーターブログ

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当然訪れたもの(磐田戦)

2007-04-14 20:01:35 | 横浜Fマリノス
5連戦の最終戦となる磐田戦。
徐々に上向いてきている調子からすれば、勝利という結果を得たい所。
しかし、流石に疲れも見えてくる頃であろうから、それをどう舵を切るか。
そんな中、注目されるスタメンだが、何の変化も工夫もないメンバーである。

●スタメン
GK 榎本
DF 隼磨、栗原、中澤、裕介
MF 狩野、功治、河合、幸宏
FW 大島、坂田

SUB
飯倉、小宮山、吉村、上野、吉田、斎藤、マイク

しかし、試合が始まってみるとマリノスの好調さを示すボール回し、
攻撃のリズムを感じさせる。何度か左サイドを太田に抉られるも、
五分五分の戦いである。
ただ、この前半で勿体ない部分が二度あった。
それは、坂田がシュートを打って欲しい場面で、フリーの狩野にパスを出してしまった所。そして大島がフリーの場面でシュートを枠外へと外してしまった事だ。
こういう決定的な場面を外した時、どの様な事が起こるか。
サッカー観戦経験のある方ならわかる筈だ。

後半に入って、すぐその結果が訪れてしまう。

54分にこぼれ球を蹴り込まれてしまう。

 1 - 0

足が止まり出すマリノス。パスの精度も低いし、効果的なフリーランが少なく、セカンドボールに対する反応も遅い。
明らかに集中力が低下している。漂う疲労感を察知したのか、
交代が行われる。

63分
狩野→吉田

74分
幸宏→小宮山

交代で出場したメンバーはそれぞれ頑張った。
しかし、チャンスらしいチャンスは殆どなく、試合終盤80分を過ぎてから何度かあった程度であった。
そして呆気なく試合終了。この後、ゴール裏へ挨拶に来る選手を、サポーターは不気味な程の静寂で迎える。

 1 - 0

調子が上向きであるスタメンを変更なく使い続ければ、中3日で続くこの5連戦を乗り切れるわけがない。
そこを微妙な采配がものをいってくるわけであるが、それを動ける選手を使うという短絡的な思考で臨んでしまっては、こういう結果になっても仕方なかったのではないだろうか。
試合後の静寂はその疲労感を表していたのではないかと思う。

早野監督にここで絶妙なスパイスを期待する事はできない。
ならば、この一週間を使ってまた上向きな調子を選手に思い出して頑張って貰うしかない。