Marisapo.net | 横浜F-マリノスサポーターブログ

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○いざ尋常に勝負!

2005-01-07 11:50:48 | 横浜Fマリノス
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昨年の日本のサッカー界を振り返ると、一つのキーワードが思い浮かぶ。

代表ではW杯のアジア予選があり、五輪とアジアカップがあった。
Jリーグではマリノスがステージ三連覇があり、レッズの初ステージ優勝に、ラストチャンピオンシップ。
W杯アジア予選では、コンディションが悪く内容がよくない試合が続いた。それでもなんとか結果を出した。そしてアジアカップでも内容はいいとは言えない試合が続いたが、連覇を果たした。
ライバルである韓国を後目に。
五輪本大会では、力を全て発揮できずに負けてしまった。

マリノスはステージ三連覇は、圧倒的な強さという印象はなかった。しかし過密スケジュールのジュビロとマリノスが勝ち点で3位を引き離す結果となって接戦を演じて、最後マリノスが優勝を果たした。
2ndステージのレッズ旋風があったが、チャンピオンシップでは未熟さが出てしまいマリノスに負けてしまった。

さて、フル代表とマリノスは苦しいながらも勝ち上がった。
そして、五輪代表とレッズは頑張ったが肝心な所で未熟さを露呈して負けてしまった。
結局、昨年は「勝負強さ」とは何か?メンタルの強さである、という事が如実にわかった年ではなかったか。
白刃を交える様なジリジリとした緊張の中でも我慢し、やれる事をやる。
どんな凄い技を持っていても、精神的な強さがなければ発揮できない。
そういった極限を何度もくぐり抜けて、失敗し、あるいは成功して勝負強さというものが出てくるのだ。
来シーズンに様々なチームに新人が加入していく。もっとも4月になれば世間一般的にも社会に出る人が多くいる。彼らにとって、そしてもちろん、今生きている自分自身にとっても、勝負強さは必要な事で、糧としていくべきだと思った。
あと一つ、今心に残っているコメントがある。言葉は違えど意味は以下の様なものだ。
「勝つか負けるかは紙一重。ちょっとした事をしっかりやっているか、やっていないかが大きな差となってくる。そしてそれがチャンスを掴むか、逃すかになってくる。」
岡田武史監督の言葉である。