阪神間で暮らす-2

テレビを持たず、ラジオを聞きながら新聞を読んでます

I am not Abe.   改憲 首相・安倍晋三の記念碑的目標か?

2017-12-11 | 日記




 世界に対し、安倍首相がやっていることが本当の日本の姿じゃないと思い、 『 I am not Abe、 』 と声をあげる、Yuriko Maeharaも追加だな。



   2017年都議選票前日の7月1日、安倍首相の「ホームグラウンド」とも言われているJR秋葉原駅前で、安倍首相は都議選初の街頭演説を行った。同駅前には日の丸の小旗を振る自民党の支援者が集まったが、聴衆の一部からは「安倍辞めろ」「安倍帰れ」などのコールが発生。声は次第に広がり日の丸の小旗を持った人達も「帰れ」「帰れ」とコールした、これに対して首相は「人の演説を邪魔するような行為を自民党は絶対にしない」と怒りを露わにした。いつも国会で率先してヤジを飛ばしているのに! 
   
そして聴衆を指差しながら一際大声で言い放ったのが
   「こんな人たちに負けるわけにはいかない」




  2017年2月17日の衆議院予算委員会において、「私や妻が関係していたということになれば、まさにこれは、もう私は総理大臣も、そりゃもう、間違いなく総理大臣も国会議員も辞めるということは、はっきりと申し上げておきたい」


  14年の選挙の時は『来年10月の引き上げを18カ月延期し、そして18カ月後、さらに延期するのではないかといった声があります。再び延期することはない。ここで皆さんにはっきりとそう断言いたします。平成29年4月の引き上げについては、景気判断条項を付すことなく確実に実施いたします。3年間、3本の矢をさらに前に進めることにより、必ずやその経済状況をつくり出すことができる。私はそう決意しています。』 と言っていた。


  元官僚の古賀茂明氏は氏の著書「国家の暴走」に安倍首相の事を
  「この人物は、いとも簡単に、しかも堂々と、嘘をつける人間なのだ。」 と書いている。


 安倍政権が進めるアメリカのためのTPP批准に反対します。


  忘れていませんよ、12年の選挙時に貼られたポスター、どうなっているでしょう。
  言っている事とやっていることがさかさま。安倍自民は単にアメリカの隷属政党。

  「日本を耕す自民党」と言うのは外資に対し日本から搾取しやすいようにする。事か?
  「ウソつかない。」自体が嘘



  TPP、ISD条項で日本の国家主権は破壊されコングロマリットの餌食に
  

  農業だけじゃないよ、食料、医療、特許、環境、労働、投資、衛生植物検疫、越境サービス など21分野

  自民党が2012年暮れの衆議院選挙で公約したTPPに関して、自民党のウェッブをチェックしよう。

   
 拡大すると
   



 安倍政権の進めるアメリカのための戦争法施行および帝国憲法への改憲に反対します。



 〈あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。世界によって自分が変えられないようにするためである〉ガンジー

 〈一番こわいものはテロリストでも大不況でもなく、いつの間にか私たちがいろいろなことに疑問を持つのをやめ、気づいた時には声すら自由に出せない社会が作られてしまうことの方かもしれません〉アメリカで医療破産したある女性(堤未果、ルポ貧困大国アメリカⅡより)




 12/11(月)

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改憲 首相・安倍晋三の記念碑的目標か  【日刊スポーツ】

 ★改憲議論が活発だが、どうも自民党の改憲論は、どこでもいいからいじれそうな箇所、野党が賛同しそうな箇所を探しているように思える。改憲自体が目的で、改憲さえできればどこでもなんでもいいという考えのようだ。この発想自体が自民党の改憲とは首相・安倍晋三が改憲を断行したという記念碑的目標が見え隠れする。

 ★首相の長年の主張は「憲法は占領軍の手によって、憲法の専門家ではない人たちによって2週間そこそこで書き上げられたもの」という認識の元、憲法の前文については「敗戦国のいじましい詫び証文」「みっともない」と主張している。改憲項目をどうするかというよりも、首相はこの憲法ではだめだと主張している。

 ★6日、衆院議長・大島理森は元衆院議長・伊吹文明らと懇談する場を設けたが、その席で「首相の意向で、国権の最高機関の解散を決められるのはおかしい」との意見が出たという。「首相が自由に解散権を行使することを縛るべき」や「国会の開会を受け入れない首相に対して憲法で縛るべき」ということも立憲民主党代表・枝野幸男の持論だが、改憲論と距離のある立憲が指摘している問題点に同調することで改憲議論をスムーズに進めたい思惑が透ける。ただ、自民党は憲法9条の改正を首相が訴えているほか、以前は憲法改正の発議要件を緩和するための憲法96条の改正を求めてもいた。それ自体、憲法99条「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ」に抵触しているのではないか。

 ★さて、先ほどの解散権の議論だが、憲法で衆議院解散について規定した条文としては第7条と第69条がある。また国会を開くための規定もいずれも国会法など各法の改正で整理できそうな内容だ。政治家は憲法につながる各法ももう少し学んでから発言すべきだし、議論を深めるべきだ。
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 第69条 内閣は衆議院で不信任の決議案を可決し、または信任の決議案を否決した時は、十日以内に衆議院が解散されない限り、総辞職をしなければならない。
 第7条  天皇は、内閣の助言と承認により、国民のために、左の国事に関する行為を行ふ。
  一 憲法改正、法律、政令及び条約を公布すること。
  二 国会を召集すること。
  三 衆議院を解散すること。
  四 国会議員の総選挙の施行を公示すること。
  五 内閣総理大臣及び法律の定めるその他の官吏の任免並びに全権委任状及び大使及び公使の信任状を認証すること。
  六 大赦、特赦、減刑、刑の執行の免除及び復権を認証すること。
  七 栄典を授与すること。
  八 批准書及び法律の定めるその他の外交文書を認証すること。
  九 外国の大使及び公使を接受すること。
  十 儀式を行うこと。

 内閣の解散権と言われるのは第7条三の衆議院を解散すること、を内閣の助言と承認で天皇が行う国事としている事にあるが、あくまでも内閣であり首相ではない。
 


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あり得るのか? 北乗組員逮捕で菅長官「工作員の可能性」  【日刊ゲンダイ】

 北海道警に窃盗容疑で逮捕された北朝鮮の木造船乗組員3人をめぐり、菅官房長官が「工作員など、いろいろな問題の可能性もある」と言い出し、物議を醸している。訪朝した国連のフェルトマン事務次長が「意思疎通の定例化」で合意した直後。どういう腹積もりなのか。

 9日に都内で講演した菅長官は、「北朝鮮の漁船と思われる船で、実は軍所有の木造船が日本海に漂着している例が今月から見られ始めている。意図も含め聞き取り調査をしている」と唐突に踏み込んだ。問題の木造船は先月28日に北海道松前沖で発見。その前に乗組員が松前小島に上陸して発電機などを盗んだとみられ、海上保安部が巡視船にロープで係留し、道警が任意で事情を聴いていたが、8日に逃亡を図った。

 デイリーNKジャパン編集長の高英起氏はこういう。

 「彼らが工作員の可能性は、まずありません。しけの時季に古い木造船を操り、命を落とすリスクを冒して日本に浸透するメリットはない。国家にとって重要な人材である工作員を送り込むのであれば、東南アジアで華僑に身分を偽るなり、スマートな方法があります」

 「工作員説」の根拠は木造船が掲げる「朝鮮人民軍第854部隊」のプレートだ。「軍関係者=スパイ」と言いたいのだろうが、北朝鮮では食糧難対策や外貨稼ぎで、3~4年前から政府や軍傘下の漁民が漁獲量拡大に励む。朝鮮労働党の金正恩委員長は「年間300日以上の出漁」を命じ、党機関紙の労働新聞電子版は7日付社説で「冬季漁業は年間水産物生産計画の成果を左右する重要な闘い」とゲキを飛ばした。

 「中国に一部の沿岸漁業操業権を販売した影響もありますが、儲けたい一心でムチャな漁に出る漁民は少なくない。違法操業で第三国で逮捕されたら厄介な展開になるのは分かり切っている。それで逃走を試みたのでしょう」(高英起氏)

 北朝鮮危機を「国難」と煽り立てる安倍政権はドタバタに乗じ、北朝鮮の大半が射程に入る米国製の長距離巡航ミサイル導入をいきなり決定。国会で審議もせず、防衛省は来年度予算案に22億円超を追加要求するという。タイミングが良過ぎる。
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 北の工作員がわざわざ軍のプレート付きの船で来るか?もし工作員だったらそんなプレート外すだろうしぼろを着ていれば怪しい奴となる、北の高速船で人目に付かない海岸から上陸しているだろう。
 何が何でも北の脅威を振りまいて国民を煽り改憲の緊急事態条項を持ち出したいんだろう、国民をバカにするな。
 野党は好き放題にしている安倍自公政権の悪辣さを国民にさらけ出さないといけない、まずは加計、山口問題だろう。
 スパコン詐欺、リニア疑惑は加計問題、山口準強姦犯隠しだろう。
 


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地方議員の年金 自公「復活」検討  【東京新聞】

 自民、公明両党は、地方議員の厚生年金加入に向けた法整備の検討を始めた。議員のなり手不足の解決策として浮上。二〇一一年に廃止された地方議員年金を事実上「復活」させ、退職後の生活を保障する。ただ、なり手不足は全国的な問題でない上、導入により公費負担も発生。統一地方選をにらんだ「お手盛り」との批判も上がる。

 町村議選で立候補者が定数を超えない無投票当選は増加傾向にある。高知県大川村が今年、村議のなり手不足を理由に村議会廃止を一時検討し、全国から注目を集めた。

 背景の一つが退職後の生活不安だ。議員専業の場合、公的年金は国民年金しか加入できず「退職したら生活保護になる」(竹下亘自民党総務会長)との指摘もある。全国の地方議会の過半数は、厚生年金への加入を求める意見書を採択した。

 自民党はプロジェクトチームで、地方議員を自治体職員とみなし厚生年金の受給資格を与える案を策定。公明党に協力を呼び掛けた。両党は年明けに検討チームをつくることで合意。来年の通常国会で法整備を目指す。

 地方議員年金は財政難に加え受給資格など「特権的」な仕組みが批判を浴びて廃止された。その際、被用者年金加入を望む声もあったが、当時の民主党政権は困難だと否定していた。

 議員のなり手不足は主に過疎地の課題だが、自民党案は都市部や都道府県議会の議員まで対象にする。導入されれば、自治体が保険料の半額を負担するため、新たな公費負担が総額二百億円に上るとの試算もある。

 自民党幹部は「何でもカットする風潮は間違っている。一九年の統一地方選までに実現すれば求心力が高まる」と期待する。一方、野党には「とんでもない話。徹底的に反対」(馬場伸幸日本維新の会幹事長)と厳しい見方が出ている。
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 議員専業の場合、公的年金は国民年金しか加入できず「退職したら生活保護になる」と言うが個人事業者や無職の人は国民年金しかない、だったら国民年金の給付金を引き上げることの方が先ではないか。
 


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本部町が港使用を許可 辺野古新基地への石材搬送で 許可期間は12日から31日  【琉球新報】

 本部町(高良文雄町長)は11日、名護市辺野古の新基地建設で護岸造成の石材を海上搬送する業者に本部港(塩川地区)の使用を許可した。許可は11日付で、許可期間は12日から31日まで。

 申請では1日1隻の使用としている。地元への説明によると運ぶ石材は1日に10トントラック160台分となっている。

 高良町長は「総合的な観点から弁護士と相談して検討してきた。審査基準を制定しそれに基づき申請を許可した。業者には環境影響に配慮してもらうように伝えた」と答えた。

 沖縄防衛局が地元に説明した資料では、作業日時は月曜から土曜日の午前8時から午後5時。運搬石材量は10トントラック160台分の約700立方メートル。地元へは「本部港の1日当たりの最大取り扱い量の1割未満と規模的に小さく、新たな環境への影響はないと考えているが、環境対策、交通安全には十分配慮する」と説明している。

 許可書は高良町長が11日午前に決裁した。

 辺野古新基地に使う石材の海上搬送を巡っては、県が国頭村の奥港と中城湾港の岸壁使用などを許可している。これに対し新基地に反対する市民からは「あらゆる手法を講じて新基地を阻止する」とした知事公約に反すると反発が上がっている。
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 まったくでたらめな沖縄県、本部港の岸壁使用許可は県が持っているが本部町に投げ知らんふりをしている、翁長知事の辺野古新基地を阻止すると言う言葉と正反対の行動、県民は怒るぞ。
 







 Twitterコーナー、ご参考に

 慶應義塾大学経済学部の金子勝教授のツイッター

 元外務省国際情報局局長の孫崎享氏のツイッター

 自由党の 小沢一郎事務所のツイッター

 社民党参議院議員 福島みずほ氏のツイッター

 東京新聞 政治部のツイッター

 東京新聞 ほっとwebのツイッター

 市民連合のツイッター

 関西市民連合のツイッター

 SADL大阪のツイッター

 上智大学 中野晃一教授のツイッター

 法政大学法学部 山口二郎教授のツイッター


 その他、こちらもどうぞ 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 





昨日の神戸
 最低気温   5.9度(00:40) 前日差+1.7度)
 最高気温  14.1度(17:59) 前日差+3.9度)

  今朝の神戸最低気温   9.5度 (07:00)   11月中旬並み 平年より3.6度高い 
   、

今日の神戸の
   日の出     6時56分 (昨日 6時55分)
   日の入り   16時49分 (昨日16時49分)

       日の出は昨日昨日より一分遅く、日の入りはと同じ

   今日の日の出から日の入りまでの時間: 9時間53分

ちなみに根室の日の出は6時40分、日の入りは15時42分、沖縄石垣島の日の出は7時17分、日の入りは17時56分
       

 朝鮮半島の東海上にあった低気圧はロシア沿岸沿いに北東へ進み伸びる前線もそれに伴い北上した、アリューシャン沖の低気圧は少し勢力を落とした(986hPa)がまだ強い、シベリアの高気圧から冷たい風がロシア沿岸の低気圧に吹き込み北海道は荒れた天気に。
     
          
 明日の朝、ロシア沿岸の低気圧・前線は千島列島付近へ移動、シベリアの高気圧からの風が低気圧へ吹き込み寒さはまし北陸から北は吹雪く予報、西日本から関東まで太平洋側は晴れ、沖縄も晴れの予報。
     
     

 今朝は晴れ、山は何かかすむ、風が結構強かったが晴れて気温が高めだったのでそう寒いとは思わなかった、午後からは曇りがちに、雲が出ると室温も下がる。
 今日の神戸の最高気温は 11.9度、昨日より2.2度低かった、平年より0.6度低かった。
 明日は晴れ、朝の最低気温は 1.5度、最高気温は 6.9度、午後の最低気温は 2.3度の予報、朝がすごい。







室井佑月「おっさん、ファイト!」

2017-12-11 | いろいろ

より

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 会計検査院が検査結果を公表した森友学園問題。作家の室井佑月氏は、その結果の重要性と安倍晋三首相の対応の無責任さを説く。

*  *  *

 テレビではここ10日くらいお相撲さんの泥酔・暴行事件を扱っている(11月25日現在)。被害者側の親方がマスコミの質問に答えないということから、被害者側のほうがなにげに悪くいわれているけどどうなの?

 それにしても、よかったじゃん、怪我の具合がはじめの報道より軽そうで。もう警察が入っているのだし、マスコミはそっとしておいてあげればいいのに。あたしは男の子を持つ母だから、余計にそう思ってしまう。

 彼らは日本に相撲を学びにきてくれた才能ある若者なのだ。まだまだこの先の人生も長い。

 マスコミがこれ以上騒ぐと、被害者側にとっても、加害者側にとっても、得なことなどないように思う。これ以上騒ぐのはイジメに近い。可哀想よ。

 どうせ騒ぐのなら、森友学園問題で騒げばいいのに。

 22日、森友学園への国有地売却に関し、会計検査院が値引きの根拠の不十分さなどを指摘した検査結果をようやく出した。

 トロいよな。べつに穴を掘ってあの土地を調べまくったってわけじゃないのに、なんでこんなに時間かかったんだ? 選挙が終わるの待ってたから?

 結構そこは重要な部分だと思うが話がややこしくなるから置いといて、ねえ、これってもっと大ニュースになっていいことだよね?あたしは忘れません。安倍首相も、麻生財務大臣も、佐川前理財局長も、ついでに国会で質問した西田昌司参議院議員も、「(土地の価格は)適正だ」っていい張ってた。

 安倍首相にいたっては、国会で野党に追及され、「会計検査院が調べることだ」といい逃れしてた。

 調べましたが、その後、どうする? 安倍さんは森友・加計学園疑惑について、選挙前は「選挙戦を通して国民に説明を」、選挙のときは「国会で丁寧な説明を」、そして選挙が終わると「丁寧な説明をしてきた」といったんだ。もういいわい!この件に関して話したくないんでしょ。

 安倍首相のいっていることがほんとだとして、ご自分が絶対に関わっていないのだとしたら、誰が勝手に忖度したのかを徹底的に調べて突き出してくれよ。勝手に土地が値引きされるわきゃないでしょう。

 森友学園の前理事長であった籠池のおっさん一人のせいにするには無理がある。彼は(妻も)保釈申請を認められず、もう4カ月も拘束されたままでいる。

 顔バレしてて逃げられるとは思えず、証拠はガサ入れしてすべて押収済み。なにより、すでに詐欺ったとみなされる補助金は返還済みだ。

 やっぱあれか、メディアにしゃしゃり出てきて余計なことをしゃべられると困るから? 選挙前のテレビ番組で安倍首相は罪が確定していない彼のことを、「詐欺を働く人」といってた。

 恐ろしくなってこないか? 憲法改正うんぬんいうまえに、すべて国民は法のもとに平等ってのが壊れとる。

※週刊朝日  2017年12月15日号
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I am not Abe.   エルサレム首都認定に沈黙 安倍首相はなぜ抗議しない トランプの報復が怖いから

2017-12-10 | 日記




 世界に対し、安倍首相がやっていることが本当の日本の姿じゃないと思い、 『 I am not Abe、 』 と声をあげる、Yuriko Maeharaも追加だな。



   2017年都議選票前日の7月1日、安倍首相の「ホームグラウンド」とも言われているJR秋葉原駅前で、安倍首相は都議選初の街頭演説を行った。同駅前には日の丸の小旗を振る自民党の支援者が集まったが、聴衆の一部からは「安倍辞めろ」「安倍帰れ」などのコールが発生。声は次第に広がり日の丸の小旗を持った人達も「帰れ」「帰れ」とコールした、これに対して首相は「人の演説を邪魔するような行為を自民党は絶対にしない」と怒りを露わにした。いつも国会で率先してヤジを飛ばしているのに! 
   
そして聴衆を指差しながら一際大声で言い放ったのが
   「こんな人たちに負けるわけにはいかない」




  2017年2月17日の衆議院予算委員会において、「私や妻が関係していたということになれば、まさにこれは、もう私は総理大臣も、そりゃもう、間違いなく総理大臣も国会議員も辞めるということは、はっきりと申し上げておきたい」


  14年の選挙の時は『来年10月の引き上げを18カ月延期し、そして18カ月後、さらに延期するのではないかといった声があります。再び延期することはない。ここで皆さんにはっきりとそう断言いたします。平成29年4月の引き上げについては、景気判断条項を付すことなく確実に実施いたします。3年間、3本の矢をさらに前に進めることにより、必ずやその経済状況をつくり出すことができる。私はそう決意しています。』 と言っていた。


  元官僚の古賀茂明氏は氏の著書「国家の暴走」に安倍首相の事を
  「この人物は、いとも簡単に、しかも堂々と、嘘をつける人間なのだ。」 と書いている。


 安倍政権が進めるアメリカのためのTPP批准に反対します。


  忘れていませんよ、12年の選挙時に貼られたポスター、どうなっているでしょう。
  言っている事とやっていることがさかさま。安倍自民は単にアメリカの隷属政党。

  「日本を耕す自民党」と言うのは外資に対し日本から搾取しやすいようにする。事か?
  「ウソつかない。」自体が嘘



  TPP、ISD条項で日本の国家主権は破壊されコングロマリットの餌食に
  

  農業だけじゃないよ、食料、医療、特許、環境、労働、投資、衛生植物検疫、越境サービス など21分野

  自民党が2012年暮れの衆議院選挙で公約したTPPに関して、自民党のウェッブをチェックしよう。

   
 拡大すると
   



 安倍政権の進めるアメリカのための戦争法施行および帝国憲法への改憲に反対します。



 〈あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。世界によって自分が変えられないようにするためである〉ガンジー

 〈一番こわいものはテロリストでも大不況でもなく、いつの間にか私たちがいろいろなことに疑問を持つのをやめ、気づいた時には声すら自由に出せない社会が作られてしまうことの方かもしれません〉アメリカで医療破産したある女性(堤未果、ルポ貧困大国アメリカⅡより)




 12/10(日)

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「人づくり革命」は妖魔の森の家(浜矩子)  【週刊 金曜日】

 『妖魔の森の家』という小説がある。ミステリーの妙手、ジョン・ディクスン・カーの短編だ。密室トリック物に関して、超絶技巧を誇る先生である。だが、それと同時に、先生の作品には、どこかに必ずオカルト的怪しさが盛り込まれる。それがことのほか怖い。

 『妖魔の森の家』の中にも、そんなディクソン・カーの世界が凝縮されている。むろん、ここでその筋書きを紹介するわけにはいかない。ネタバレになる。そもそも、好きな小説を語るのが本欄の役目ではない。ここで言いたいのは、今、われわれは妖魔の森の前に立っているということだ。政治と政策の妖魔の森だ。

 「人づくり革命」などという言葉が打ち出されてきた。それは、「生産性革命」と二人三脚の関係にあるのだという。この二人三脚を首尾よくゴールインさせるために、「人生100年時代構想会議」なるものが立ち上げられた。「人生100年時代構想推進室」というのも、設置されている。この体制が、「一億総活躍社会」化に向けての「本丸」だ。安倍首相がこのように言っている。

 ヒト・モノ・カネ。これらが、経済社会を動かす三大要素だ。この中で、一番大事なのは、むろん、ヒトである。あくまでも、ヒトが主役だ。モノとカネは、主役を支える脇役だ。あるいは、小道具である。舞台中央に立つのは、常にヒトでなければならない。

 このヒトという名のスターに向かって、妖魔たちの手がいよいよ本格的に伸びてきている。「人づくり革命」・「生産性革命」・「人生100年時代構想」・「一億総活躍社会の本丸」。これら一連の言葉のブロックによって築き上げられる構造物。それが今の日本における妖魔の森の家だ。筆者にはそう思える。

 2017年3月末に、政府は「働き方改革実行計画」という文書を発表した。2016年9月に始まった「働き方改革実現会議」の議論を通じて取りまとめられたものである。「働き方改革実現会議」を立ち上げるに当たって、安倍首相が、これからは生産性大革命を目指す必要があると言っていた。それがあったから、「働き方改革」の次の目玉商品として「人づくり革命」が打ち出された時、筆者は、必ずや、そこに「生産性革命」というテーマが絡むに違いないと考えた。果たしてその通りであった。

 労働生産性を革命的に引き上げる。そのことによって日本経済の成長力を高める。そして、その対外競争力を強化する。強い「お国」のための強い経済基盤を確立する。そのための人づくり革命だ。そのための人生100年時代構想だ。そのための一億総活躍なのである。お国のための人づくり。かくして、主役であるはずのヒトはクニに隷属することとなる。

 妖魔の森の家は恐ろしい家だ。聞こえないはずの声が聞こえる。そこにいるはずの人がいなくなる。その中に入っていったはずの人が、出てこない。妖魔たちに拉致されてしまうのだ。妖魔の森の家は、人を騙す家だ。見かけとは違うだまし絵の家だ。この家に足を踏み込んではいけない。この家に誘い込まれてはいけない。妖魔の森に近づいてはいけない。

 (はま のりこ・エコノミスト 同志社大学大学院ビジネス研究科教授)
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 安倍政権の掲げる「働き方改革」は二時代前の考え方、単にモノを安く大量に作り売る(海外にも)、しかし時代は変わり1990年台にすでにそう言ったモノ作りは労働賃金の安い中国や東南アジアへ移ってしまっている、いくら日本の賃金を下げても追いつかない、ユニクロの柳井会長は賃金は収れんするところへ収れんすると言い低賃金を日本国内へ持ち込もうとしてブラック企業化している。
 それに「なにやら会議」と言うものはその道の専門家が集まって議論する、と言っているが実態は官邸の息のかかった人物が集まって官邸が敷いた結論に向かっていかにも議論したかの様に会議をするものだ。
 先日開かれた「皇室会議」加計学園問題の「国家戦略特区会議」などほぼ全部官邸の思うままの結論が出されている、パブリックコメントを募集してもそこに雇われた人員に賛成意見を出させるなどが目に付く。
 驕る平家は久しからず、と言うように好き勝手する者は必ず滅びる時がくることだろう。
 


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ノーベル平和賞、ICAN 米朝に「核兵器使うな」  【日刊スポーツ】

 今年のノーベル平和賞に決まった非政府組織(NGO)「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)のベアトリス・フィン事務局長らが9日、ノルウェー・オスロで10日の授賞式を前に記者会見した。

 ICANの活動に協力してきたカナダ在住の被爆者サーロー節子さん(85)も出席。対立が激化する米国と北朝鮮の指導者に対し「絶対に核兵器を使ってはならない」と訴え、北朝鮮核問題の外交的解決を強く求めた。

 サーローさんは「被爆者は容認し難い苦しみを受けた。誰にも同じ思いをさせてはならないと願って活動してきた」と強調。唯一の被爆国でありながら核兵器禁止条約に反対する日本政府を「一貫性がない」と批判し、日本は核廃絶を目指す「道義的責任がある」と強調した。

 ICANは、核兵器を非合法化する核兵器禁止条約についての啓発活動を各国で展開。条約が7月に国連本部で採択される原動力となったと評価された。

 サーローさんは13歳の時に広島で被爆し、姉やおいを失った。

 この日の会見には他にICANのティルマン・ラフ国際運営委員も同席。サーローさんとフィン事務局長はオスロ市庁舎で行われる授賞式で演説し、記念メダルと賞状を受け取る予定。サーローさんは原爆投下直後の広島の惨状について演説で語ると明らかにした。

 授賞式にはICANと連携して核廃絶を訴えてきた日本原水爆被害者団体協議会(被団協)の田中熙巳代表委員(85=長崎で被爆)、藤森俊希事務局次長(73=広島で被爆)や、広島市の松井一実市長、長崎市の田上富久市長、ICANの川崎哲国際運営委員も出席する。
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 ただただアメリカの言いなりの日本、「核兵器廃絶」に背を向けた唯一の戦争被爆国、どこへ行く。
 


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エルサレム首都認定に沈黙 安倍首相はなぜ抗議しないのか  【日刊ゲンダイ】

 トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの「首都」と認定し、世界中に衝撃が走っている問題。「深刻な懸念」(EUのモゲリーニ外交安全保障上級代表)、「決定は遺憾」(仏のマクロン大統領)、「支持しない」(独のメルケル首相)、「同意できない」(英のメイ首相)など、首脳らが次々と批判の声を上げている中、ひたすらダンマリを決め込んでいるのが日本の安倍首相だ。

 安倍首相は北朝鮮が11月29日に新型ICBMを発射した際、すぐに抗議声明を発表。〈国連安保理決議の完全な履行等を全ての国連加盟国に強く働きかけてまいります〉〈今月(12月)、我が国は安保理議長国に就任し、15日には北朝鮮問題に関する安保理閣僚級会合を主催します。このような行動を通じて、国際社会の取り組みを主導するとともに、我が国独自の措置の実施を徹底してまいります〉などと強気の姿勢を示していた。ところが今回はどうだ。

 国連は、1980年の安保理決議(478)で、〈エルサレムの状況を変えるすべての行政的・法的措置は無効〉〈全ての国連加盟国に対し、エルサレムに大使館等外交使節を設置してはならない〉との内容を採択している。

 言うまでもなく、トランプの首都認定は明確な安保理決議違反だ。北のミサイル発射の時と同様、すぐに「国連安保理決議の完全な履行等を全ての国連加盟国に強く働きかけてまいります」「国際社会の取り組みを主導するとともに、米国に対して我が国独自の措置の実施を徹底してまいります」と発信するべきだ。しかも、日本は安保理議長国ではないか。

 確か安倍首相の安全保障の基本理念は〈国際協調主義に基づく積極的平和主義〉だったはずだが、米国だけは例外ということなのか。デタラメ過ぎるのもホドがあるだろう。

 米国と一緒に日本がアラブ諸国から総スカンを食らうのは時間の問題。安倍首相が首相である限り、戦争に引きずり込まれる可能性は高まるばかりだ。
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 エジプトでのISに対する戦闘的発言にこりず、トランプのエルサレム首都認定へのだんまりでイスラム諸国から反発を受けること必至、国民の安全を全力で守るどころか国民の安全を投げ出した。
 


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アベ友スパコン詐欺 3年13回の怪しい増資と金満生活の闇  【日刊ゲンダイ】

 スーパーコンピューター開発の「ペジーコンピューティング」による助成金詐欺事件。元取締役が東京地検の調べに対し、不正は「社長の指示だった」と供述、社長の斉藤元章容疑者(49)も不正を認める供述を始めたという。

「新エネルギー・産業技術総合開発機構」(NEDO)からの助成金は、ペジー社への35億円だけでなく、斉藤容疑者が役員を務める関連会社にも渡っていたようだが、やはり“永田町人脈”がモノを言ったのか?

 斉藤容疑者は少なくとも別の3社で代表を務めているが、巨額投資が必要なスパコン開発で資金繰りに四苦八苦していたようだ。

 民間の信用調査機関などによると、関連会社で尋常ではない増資が繰り返されていた実態が見受けられるのだ。これらの増資に助成金が充てられていた疑いもあり、特捜部が資金の流れを調べているという。

 ペジー社のスパコンの“核”である高効率液浸冷却装置の製造をする「エクサスケーラー」社は、2014年4月に資本金5000万円で設立されたが、その後、今年6月までの3年間で、実に13回もの増資を行い、現在資本金は27億円にまで膨らんでいる。

「メディアなどで技術力は評価を受けていましたが、売り上げや利益を思うように計上できず、財務状態は追いついていなかったと推測されます。資金は助成金や投資としての直接調達がメインだったようです」(調査機関関係者)

■会社はカツカツも……

 ペジー社の事業が国の認定を受けるだけでなく、斉藤容疑者が内閣府の有識者会議で委員を務めていることも、投資を受けるための“信用力”につながっていたとみられる。

 そして驚くのは、会社はカツカツのはずなのに、斉藤容疑者が住んでいたのが、御茶ノ水の高台にある高級賃貸レジデンスだということ。17階建てのビルは下はオフィス、上層部の4フロアが住宅で、1戸の広さはナント126平方メートル。「外国人エグゼクティブにもお薦めのゆったりとした間取り」と不動産情報サイトで紹介されるようなゴージャス物件だ。

 斉藤容疑者は、安倍首相と親しい元TBS記者の山口敬之氏が事務所にしていた高級賃貸レジデンスの費用も負担していたと「週刊新潮」に報じられているが、そうした費用はどこから出ていたのか。また、自転車操業の財務力にもかかわらず山口氏に便宜を図っていたとしたら、そこまでしたのはどうしてなのか。闇は深そうだ。
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 なぜ経産省所轄のNEDOから巨額補助金が下りたのか、安倍首相と親しい詩織さんレイプ犯(不起訴)の山口敬之の係わりは何か、多分安倍政権に売り込むために山口敬之を利用?山口敬之が住んでいる永田町の月140万円の東急レジデンスは斉藤元章容疑者の提供、また山口は斉藤元章容疑者が経営する別の会社の役員もしているとか。
 

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予算前倒しは追加枠の布石 防衛費5.2億円“膨張”は青天井  【日刊ゲンダイ】

 まるで火事場ドロボーだ。8日、小野寺防衛相は“日本版トマホーク”と呼ばれる空対地と空対艦の巡航ミサイルの導入に向けた関連経費を2018年度予算に追加要求すると発表した。政府はドサクサに紛れて1900億円のミサイル防衛の関連経費も17年度補正予算案に計上する。

 政府が来年度予算に追加要求するのは、ノルウェーが開発中の「ジョイント・ストライク・ミサイル(JSM)」の取得費など。空から艦艇を攻撃する「空対艦」と、地上目標を狙う「空対地」の2つの能力を持ち、最新鋭ステルス戦闘機F35Aに搭載する。小野寺防衛相は「敵基地攻撃を目的としたものではない」「専守防衛に反しない」と強調するが、トンデモもない詭弁だ。

 軍事評論家の前田哲男氏が言う。

 「巡航ミサイルJSMの射程は約500キロメートルですが、F35戦闘機に搭載することで大幅に飛距離が延びます。ジェットエンジンで低空を水平飛行し、GPSとレーダーを利用し正確に目標を破壊するため、敵基地攻撃も可能になる。憲法9条に基づく従来の専守防衛から大きく逸脱することになります」

 安倍政権は巡航ミサイルの導入だけでなく、ドサクサに紛れて、過去最大となった今年度の防衛費5・1兆円をさらに上乗せしようとしている。来年度予算案に盛り込むはずのミサイル防衛(MD)関連経費を今年度の補正予算案に前倒しで計上するのだ。イージス艦に迎撃を指示する自動警戒管制システム「JADGE」の刷新費、PAC3の防護範囲を倍増させる「PAC3MSE」の調達費として1900億円を上乗せするという。

 「補正予算は、突発的災害などで当初予算通りの執行が困難になった時に、追加で編成するための予算です。そこにMD関連費を紛れ込ませるべきではないし、何より国民に分かりにくい。姑息です。政府が補正予算で前倒し措置するのは、11月の日米首脳会談でトランプ大統領に米国製武器の購入拡大を要求され、来年度予算の追加枠を少しでも増やすための布石でしょう」(前田哲男氏)

 その18年度の防衛予算も過去最大の5・2兆円。安倍政権は来年度の生活保護費を最大1割も引き下げようとしたり、シャカリキになって社会保障費の削減・抑制をしようとしている。その一方で防衛費だけは青天井だ。

 安倍政権が軍拡路線まっしぐらなことが予算編成を見て改めてハッキリした。
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 ろくな外交もせず煽りに煽り青天井の防衛予算、そして医療費や生活保障費が切り下げられる、国民は怒らなけば。いけない
 
 

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翁長知事が就任3年 決め手欠く辺野古阻止、苦境続く  【沖縄タイムス】

 沖縄県の翁長雄志知事は10日、就任から3年を迎えた。県政運営の柱とする名護市辺野古の新基地建設阻止では、「あらゆる手段を使う」との決意は揺るぎないと強調する一方で、決め手を欠き、工事を進める政府に対し、苦境が続く。

 阻止の手段として、埋め立て承認取り消しや撤回といった知事権限と、訪米や国連での訴え、ワシントン事務所の設置などによる「国内外の世論喚起」を掲げてきた。法的手段では15年10月の承認取り消しで、一時的に工事を中断させたが、16年12月の最高裁で県敗訴が確定した。

 3度の訪米では、米側の「辺野古唯一」の姿勢を崩すことはできず、ワシントン事務所設置も、効果は未知数といえる。

 逆に工事を加速させるために国が申請した国頭村奥の港使用を県が業者に許可したことが11月に発覚。支持者から「あらゆる手段というのは話くゎっちー(話のごちそう)か」と批判を受けるなど、向かい風が強まっている。
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 有効な手を打たない翁長知事、もともと自民党、菅官房長官ともつながりがありそう。
 何が何でも止める、熱気が感じられない、撤回は口にするが何時するのか工事はどんどん進んでいる、しかし今またボウリング調査船が辺野古に入っているらしい、断層があって今までの計画では滑走路が使えないのか?


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水素発電施設が神戸で完成 世界初、市街地へ供給実験  【東京新聞】

 来年1月に神戸市で、水素を燃料として発電した電気や熱を病院などの公共施設に供給する実証実験が始まるのを前に、水素発電のプラントが同市中央区のポートアイランドに完成し10日、記念式典が開かれた。市などによると、市街地での実証実験は世界初という。

 実験は来年1月下旬から3月中旬までの予定で、市が進める水素を活用した都市づくりの一環。水素は発電時には二酸化炭素を排出しないため、クリーンなエネルギーとして注目されている。

 プラントの敷地は約3700平方メートル。水素だけを燃焼させたり、天然ガスを混ぜて発電したりして、安定して運用できるかを調べる。
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 「水素は発電時には二酸化炭素を排出しないため、クリーンなエネルギー」だが、その水素をどのように作るかが問題、制作過程で電気を使っていたら原発推進に成ってしまったり。
  







 Twitterコーナー、ご参考に

 慶應義塾大学経済学部の金子勝教授のツイッター

 元外務省国際情報局局長の孫崎享氏のツイッター

 自由党の 小沢一郎事務所のツイッター

 社民党参議院議員 福島みずほ氏のツイッター

 東京新聞 政治部のツイッター

 東京新聞 ほっとwebのツイッター

 市民連合のツイッター

 関西市民連合のツイッター

 SADL大阪のツイッター

 上智大学 中野晃一教授のツイッター

 法政大学法学部 山口二郎教授のツイッター


 その他、こちらもどうぞ 
 
 

 

 

 

 

 

 

   
 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 





昨日の神戸
 最低気温   4.2度(03:40) 前日差-0.5度)
 最高気温  10.2度(14:40) 前日差 0.0度)

  今朝の神戸最低気温   5.9度 (00:40)   12月中旬並み 平年より0.2度低い 
   、

今日の神戸の
   日の出     6時55分 (昨日 6時54分)
   日の入り   16時49分 (昨日16時49分)

       日の出は昨日昨日より一分遅く、日の入りはと同じ

   
       

 北海道の北東海上にあった低気圧・前線はかなり発達(956hPa)しアリューシャン方面へ 黄海にあった高気圧は太平洋東海上へ抜けた、中国に在った低気圧が発達して前線を伴って朝鮮半島の東へ、西高東低の冬型気圧配置は崩れ少し気温が上がる。北陸、東北、北海道は雪。
     
          
 明日の朝、朝鮮半島の東海上にあった低気圧はロシア沿岸へ、低気圧から伸びる前線が東日本を覆う、西日本から関東まで太平洋側は晴れ、沖縄も晴れ、山陰は雨から雪へ、北陸、東北、北海道は雪の予報。
     
     

 今朝も早く起きたので暗く東の空も雲で暗かった、結露は少し、晴れて風が無かったのでよかったが午後から曇ってきて室温も下がりぎみ、この後少し降るかも。
 今日の神戸の最高気温は 13.6度、昨日より3.4度高かった、平年より0.9度高かった。
 明日は晴れ、朝の最低気温は 7.7度、最高気温は 10.9度、午後の最低気温は 2.3度の予報、夜が寒いぞ。



 来週の天気は







詩織さん準強姦事件もみ消し問題で安倍首相が山口敬之氏との関係を

2017-12-10 | いろいろ

より

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詩織さん準強姦事件もみ消し問題で安倍首相が山口敬之氏との関係を「取材対象として知ってるだけ」と嘘八百

 レイプ疑惑が検察審査会で不起訴相当になったのをいいことに、さっそく「月刊Hanada」(飛鳥新社)や『報道特注』といったネトウヨメディアで復活を果たし、被害者である伊藤詩織氏に対して卑劣な反撃まで始めた“安倍御用ジャーナリスト”の山口敬之氏。だが、このまま事件をなかったことにできると思ったら大間違いだ。実は、ここにきて、国会でこの問題を取り上げる動きが一気に高まっているのだ。

 なかでも、11日30日の参院予算委員会では、安倍首相に対して直接、山口氏のレイプ事件ともみ消しについての質問が飛び出した。

 福島みずほ・社民党副党首が「『総理』という本を書いたジャーナリストをご存知ですか、面識はあるでしょうか」と安倍首相に質問。続けて「無罪の推定があり、不起訴になっておりますが、逮捕令状が発布され、そして直前に執行されませんでした。このことを総理はご存知でしょうか」とレイプ事件捜査に対する安倍首相の認識を質したのだ。

 たしかにこの事件には、安倍首相と官邸幹部、そこに連なる官僚たちが深く関わっている。そもそも、山口氏はTBS時代から安倍首相とべったりの関係を築いてきた番記者で、TBSを退社したあとは福島氏がの質問にも出てきた『総理』という“安倍PR本”を幻冬舎から出版している。

 そして、レイプ事件捜査のもみ消しについても、官邸人脈が深く関わっていることが取りざたされてきた。山口氏に対して準強姦罪での逮捕状が出されたにもかかわらず、直前で捜査が警察幹部の命令によりストップしたことが判明しているが、その異例の介入命令をした警視庁の当時刑事部長である中村格氏は、菅義偉官房長官の秘書官を務めたこともある子飼い警察官僚。さらにこの事件について「週刊新潮」(新潮社)から取材を受けた山口氏は、安倍首相の最側近として知られる内閣情報調査室(内調)のトップの北村滋内閣情報官に、それを相談していた事実まで浮上している。

 また、山口氏は事件を引き起こす直前、「週刊文春」(文藝春秋)に「韓国軍にベトナム人慰安婦がいた!」とするレポートを発表しているが、これも官邸や駐米公使と連携して安倍政権の対韓国外交をアシストするために仕掛けたものであると「週刊新潮」が報道、レイプ事件もみ消しはその見返りではないかという見方まで流れた。

 そういう意味では、安倍首相本人に直接この事件を問いただすのは当然とも言えるが、それを実行に移したのは、今回の福島氏が初めて。しかし、案の定というべきか、安倍首相は「知らぬ存ぜぬ」を決め込んだ。実際、「『総理』という本を書いたジャーナリストを知っているか、面識はあるか」という質問に対して、安倍首相は「取材対象として知っている」としか言わなかったのだ。

 取材対象どころでない安倍首相と山口氏の濃密な付き合い

 山口氏と安倍首相の関係が「取材者と被取材者」というようなものでないことは、それこそ山口氏の著書『総理』を見れば明らかではないか。そもそも、執務室での写真をジャーナリストに使わせることも異例だが、中身を読んでも、山口氏が安倍氏の自宅や外遊先のホテルの客室にもしょっちゅう出入りするシーン、第一次政権崩壊後の2008年から安倍や昭恵夫人と定期的に登山をしていたエピソード、さらには、内閣人事案や消費税をめぐってメッセンジャー的な役割まで果たしていたことを、山口氏自らが自慢げに語っている。それを「取材対象として知っている」とは、開いた口がふさがらない。

 事件についても同様だ。福島氏がレイプ事件ということを配慮して、山口氏や被害者である伊藤詩織氏の名前などは出すことがなかったため、安倍首相はそれを逆手にとる形で、「それはどういう案件ですか?」などとおとぼけ。「いずれにせよ個別の事案について総理大臣としてお答えすることは差し控える」と事件そのものを認識しているかどうかさえ答えることはなかった。

 こうした姿勢は安倍首相だけではない。1日の法務委員会でも、民進党の柚木道義議員が質問に立ち、逮捕状執行停止命令を出していた中村刑事部長(当時)や、責任者である国家公安委員長に国会での証言を求めたが実現しないこと、さらにレイプ事件の捜査プロセスと、山口氏を不起訴にした検察審査会の公正性について質問した。

 しかし自民党の平口洋委員長は「一般人の個別の案件にして議論するのは控えていただきたい」と質問を遮り、審議をストップさせている。

 柚木議員はこれに対し「山口さんだけ特別なんですか? 安倍さんのお友だちだからですか? 他の委員会では(一般人の個別案件も)認めている。開かれた司法なんじゃないですか安倍政権は?」と抗議するも、「一般私人の個人名をあげることは」と委員長に拒否される場面もあった。

 その後も柚木議員は「なぜ中村格刑事部長は逮捕直前に停止命令を出したのか不透明極まりない」「(山口氏を)不起訴にした検察審査会の審議経過がブラックボックス」「森、加計問題に加え、山口レイプ事件は“隠蔽3点セット”だ」「(捜査中止を)総理に相談報告したのか」など安倍首相の関与についても追及。しかし「個別の事件捜査にあたって総理に相談することはない」などの木で鼻をくくったような官僚答弁に終始した。

 詩織さん事件捜査もみ消しを検証する超党派の議連が

 ようするに、安倍政権と自民党は総がかりで、この事件がとりあげられること自体を妨害し、疑惑そのものがなかったことにしようとしているのだ。まさに、森友問題や加計問題の初期の対応とそっくりだが、しかし、国会での追及はこれで終わるわけではないだろう。

 実は、事件のもみ消し問題については、超党派で「『準強姦事件逮捕状執行停止問題』を検証する会」(呼び掛け人は阿部知子氏、森ゆうこ氏、福島みずほ氏ら8議員)という議連が発足し、すでに2回の会合が開かれているのだ。

 そこでは事件の検証とともに、警察庁、法務省、最高裁からヒアリングも行われ、主に捜査を潰した当時の中村刑事部長について追及されている。たとえば、山口氏と同じTBS出身の民進党・杉尾秀哉参院議員が自身の取材経験からして「逮捕状があるのに、現場でそれが取りやめになったなんてあり得ない」「山口じゃなかったら所轄の事件でしょ」と警視庁捜査一課の理事官を追及、理事官は全く関係のない言い訳にならない答えでごまかそうとして、しどろもどろになり紛糾したシーンもあった。さらに、福島議員が「山口氏の逮捕を中村部長が執行停止した記録はあるのか?」との追及に、警察庁も記録が存在することを認めてもいる。

 捜査当局という“当事者”も含めた相当に突っ込んだヒアリングが行われたが、そこから警察幹部の介入による逮捕直前の執行停止がいかに“異例な事態”だったかが、徐々に浮き彫りになっているのだ。
 
 今後もこの問題を徹底追及することで、卑劣な性暴力、さらに最大の焦点である不可解な捜査ストップ、被疑者の不起訴に対する安倍首相や官邸の関与、その真相が明らかにされることを期待したい。
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I am not Abe.   トランプを罷免しなければいけない 世界の為に

2017-12-09 | 日記




 世界に対し、安倍首相がやっていることが本当の日本の姿じゃないと思い、 『 I am not Abe、 』 と声をあげる、Yuriko Maeharaも追加だな。



   2017年都議選票前日の7月1日、安倍首相の「ホームグラウンド」とも言われているJR秋葉原駅前で、安倍首相は都議選初の街頭演説を行った。同駅前には日の丸の小旗を振る自民党の支援者が集まったが、聴衆の一部からは「安倍辞めろ」「安倍帰れ」などのコールが発生。声は次第に広がり日の丸の小旗を持った人達も「帰れ」「帰れ」とコールした、これに対して首相は「人の演説を邪魔するような行為を自民党は絶対にしない」と怒りを露わにした。いつも国会で率先してヤジを飛ばしているのに! 
   
そして聴衆を指差しながら一際大声で言い放ったのが
   「こんな人たちに負けるわけにはいかない」




  2017年2月17日の衆議院予算委員会において、「私や妻が関係していたということになれば、まさにこれは、もう私は総理大臣も、そりゃもう、間違いなく総理大臣も国会議員も辞めるということは、はっきりと申し上げておきたい」


  14年の選挙の時は『来年10月の引き上げを18カ月延期し、そして18カ月後、さらに延期するのではないかといった声があります。再び延期することはない。ここで皆さんにはっきりとそう断言いたします。平成29年4月の引き上げについては、景気判断条項を付すことなく確実に実施いたします。3年間、3本の矢をさらに前に進めることにより、必ずやその経済状況をつくり出すことができる。私はそう決意しています。』 と言っていた。


  元官僚の古賀茂明氏は氏の著書「国家の暴走」に安倍首相の事を
  「この人物は、いとも簡単に、しかも堂々と、嘘をつける人間なのだ。」 と書いている。


 安倍政権が進めるアメリカのためのTPP批准に反対します。


  忘れていませんよ、12年の選挙時に貼られたポスター、どうなっているでしょう。
  言っている事とやっていることがさかさま。安倍自民は単にアメリカの隷属政党。

  「日本を耕す自民党」と言うのは外資に対し日本から搾取しやすいようにする。事か?
  「ウソつかない。」自体が嘘



  TPP、ISD条項で日本の国家主権は破壊されコングロマリットの餌食に
  

  農業だけじゃないよ、食料、医療、特許、環境、労働、投資、衛生植物検疫、越境サービス など21分野

  自民党が2012年暮れの衆議院選挙で公約したTPPに関して、自民党のウェッブをチェックしよう。

   
 拡大すると
   



 安倍政権の進めるアメリカのための戦争法施行および帝国憲法への改憲に反対します。



 〈あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。世界によって自分が変えられないようにするためである〉ガンジー

 〈一番こわいものはテロリストでも大不況でもなく、いつの間にか私たちがいろいろなことに疑問を持つのをやめ、気づいた時には声すら自由に出せない社会が作られてしまうことの方かもしれません〉アメリカで医療破産したある女性(堤未果、ルポ貧困大国アメリカⅡより)




 12/09(土)

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国民投票が来ることを前提に準備を進めるべきである  【日刊ゲンダイ】
 国民が知っておくべき憲法基礎知識 慶応義塾大学名誉教授 小林節氏

 今回の緊急連載の過程で、たくさんの友人・知人から多くのことを教えてもらった。心から感謝している。そこで、この連載を終えるに当たり、付言しておきたいことがある。いわゆる護憲派の混乱についてである。

 まず、改憲・護憲論争は、かつて私が30年前から参加していた当時の「学術論争」ではない。もはやそれは「政治闘争」の段階に至っている。だから、今頃になって護憲派が「護憲的改憲」などという(私も30年も前からやっていたが)対案を出すなどということは、単なるエネルギーの無駄か、本当の焦点をぼかしてしまうだけで、無意味である。

 護憲派・改憲派にかかわらず、今、主権者としての国民が意識を集中すべき対象は、既に事実上、改憲の発議権を握っている安倍政権が再来年7月の参議院半数改選までに必ず提起してくる具体的な改憲案そのもの(の是非)である。もちろん、いまだ結論は出ていないが、既に5年以上も公にされている自民党の改憲草案に示された異常な「憲法」観と、過去数年間に安倍首相が戦争と平和と9条について語ったことから、出てくる提案の内容はおよそ想像がつく。だから、もはやその点の分析にこそ注力すべき段階である。

 また、ある野党党首が「安倍改憲案を国民投票で必ず否決する」と語ったら、ある友好的な論客が「国民投票をやらせたら負ける。だから国民投票をやらせたらだめだ」と吠えたとのことである。しかし、現実の国会の議席数と首相の使命感に照らして、野党には発議を止める手だてなどない。だから、その客観的な非力を今いさめても、それでは改憲発議の瞬間に護憲派は戦わずに負けてしまうことになる。だから、真に護憲を考えている者ならば、今は、国民投票があることを前提に政府からの改憲提案を討ち取る反論の準備を真剣に進めるべき時である。

 権力者を縛るべき憲法を常々「不自由だ」と不満を言ってきた権力者たちが考える「壊憲」案など、広く公論が始まれば憲法論として立ち行かなくなることは必定である。

 もはやここまで来たら、決してなめてかかってはいけないが、論争を恐れては負けであるし、避ける必要もない。
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 国民投票法には事前運動の禁止や投票日当日の運動も禁じていないらしい(安倍政権が提出、成立させた法案)から、どんなことがあっても反対が多数になるようにしなければならない、と言う事。
 それと多くの人が投票に行って投票率を上げること、投票率が低いと自民などの組織票が勝ってしまうから。
 


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籠池夫妻4カ月勾留のウラ…検察は司法取引で口封じ画策か  【日刊ゲンダイ】

 補助金詐欺の疑いで逮捕、起訴され、4カ月間も大阪拘置所に勾留されている「森友学園」前理事長の籠池泰典、諄子夫妻。今さら証拠隠滅や逃亡を図る恐れもなく、容疑を認めて不正受給したとされる補助金は返還した。にもかかわらず、保釈申請は却下され、家族との接見は禁止だ。さすがに法曹界からは人権無視の「人質司法」との批判が出ているが、そんな悪徳司法の「本当の狙い」が大阪司法記者らの間でささやかれ始めた。

 森友側と近畿財務局担当者が口裏合わせし、売買ストーリーをつくっていた証拠の録音テープが明るみになった今、安倍政権は何が何でも籠池夫妻を保釈したくないだろう。籠池前理事長が「間違いない」と断言し、「実はこんな録音テープもある」と言い出せば大変だからだ。ただ、保釈されようがされまいが、結局、裁判が始まれば籠池前理事長は例の調子でどんどん証言するだろう。この先も森友問題は続くわけだ。裁判所も検察も、そんなコトは百も承知なのに、なぜ、2人を拘置所にブチ込んだままなのか。

「ささやかれているのは、検察が籠池夫妻の口封じのために司法取引を持ちかけているのではないか、ということ。昨年5月の改正刑事訴訟法の成立で、来年6月までに協議合意制度、いわゆる『日本版司法取引』が始まる。対象には経済犯罪が含まれているから、おそらく、今回の補助金詐欺も対象です。そこで検察は2人に司法取引をチラつかせて『罪を軽くするから、これ以上、政権にとって都合が悪くなることをしゃべるな』と説得しているのではないか」(在阪司法記者)

 森友事件の場合、罪を軽くするも何も、もともと罰金刑がせいぜいの事案だが、2人が司法取引に応じるとどうなるのか。元検事の落合洋司弁護士はこう言う。

「裁判所が保釈を認めていないのは、籠池夫妻が黙秘を続けているため、罪証隠滅の恐れあり――とみているからでしょう。夫婦だから仮に保釈しても2人を面談、接触の禁止にもできません。籠池氏が司法取引に応じるか否かはともかく、保釈などを狙って不同意にしていた証拠に同意する可能性はあるでしょう」

 ロシア疑惑で、米国の特別検察官は大統領の関与に迫るために司法取引を使ったが、仮に日本の検察が政権を守るために司法取引を使おうというのであれば何をか言わんや、である。
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 そんな司法取引には引っかからないと思うが、寒い独房でおかしくなっているかも。
 


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国会閉会で年またぎ 加計問題でも会計検査院は動くのか  【日刊ゲンダイ】

 特別国会は9日閉会するが、森友問題同様、獣医学部新設をめぐる加計問題も年またぎで持ち越される。「建築費水増し疑惑」「バイオハザードリスク」「石破4条件無視」などがウヤムヤのままだからだ。

 7日は、参院の文科・内閣委連合審査会で民進党の白真勲議員が、先月14日の認可以前に韓国で生徒募集が行われていたことを問題視。「大学の設置等に係る提出書類の作成の手引(平成29年度改訂版)」によると「認可前の生徒募集は行えない」とされているが、文科省は「認可前に募集することは想定していない」と意味不明な答弁を繰り返した。

 加えて、獣医学部新設の前提となった「石破4条件」について、民進党の杉尾秀哉議員が「鳥インフルエンザを実験できるような施設がない」「実際には普通のレベルの大学と同じ研究しかできない」――など、大学設置・学校法人審議会の専門委員の証言を紹介しても、文科省は「(4条件は)満たされている」の一点張り。要するに「既存の獣医学部では対応できない学部に限り新設を認める」とする条件さえクリアされたのか疑問のままなのだ。

■建築費水増し疑惑の行方は……

 「建築費水増し疑惑」については、今治市を相手取った住民訴訟の第1回口頭弁論が今月20日に行われる予定だ。原告のひとりである「今治加計獣医学部問題を考える会」共同代表の黒川敦彦氏がこう言う。

 「最大の争点は、市が隠してきた獣医学部設置に関する見積書や設計図が出てくるかどうかです。住民側は、学園に対する土地(約37億円)の無償譲渡の差し止めと96億円の補助金交付の停止を求めています。もし、見積書や設計図が出てくれば、建築費の水増しがあったか否か明らかになります。最後まで争うつもりです」

 5日の参院内閣委員会で、自由党の山本太郎議員が会計検査院に「新獣医学部に対して、(建築費の)水増しが行われたかチェックすることは可能か」と質問。検査院側は、検査対象となるかどうか適切に判断するとして“含み”を残した。

 森友問題で“金星”を挙げた会計検査院だ。良識の府の参院はこの際「加計」の調査も会計検査院に要請すべきじゃないのか。
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 こんな加計学園でも獣医に成りたい人は受験するだろうと言う、しかし他の学部との違いは獣医になるには国家試験を受けて通らなければならない事、6年間は国家試験受験者が出ないのでいいがそれ以降は受験者が判断するだろう。
 


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軍と衝突 ガザで1人死亡 エルサレム 礼拝後、警官隊ともみ合い  【朝日新聞】

 トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都と宣言してから、イスラム教礼拝所(モスク)で集団礼拝が行われる金曜日を初めて迎えた8日、パレスチナ自治区ガザでパレスチナ人1人がイスラエル軍との衝突で死亡した。

 ヨルダン川西岸とガザのパレスチナ自治区では6日の首都宣言以降、パレスチナ人とイスラエル治安当局の衝突が続いており、これまでにパレスチナ人600人超が負傷した。

 ユダヤ教、イスラム教、キリスト教の聖地が集まるエルサレム旧市街。8日昼(日本時間同日夜)、当地のイスラム教の聖地にあるアルアクサ・モスクでは、多数のイスラム教徒が静かに祈りを捧げていた。

 礼拝終了後、そこから数百厨離れたダマスカス門前ではパレスチナ人数百人が集まり「占領を終わらせろ! 我々に自由を!」と訴えた。 一部は警官隊ともみ合いになり、パレスチナ人側が石やペットボトルを投げつけると、警官隊は銃をかまえて威嚇。警官隊はパレスチナ人の衣服をつかんで門から立ち退かせた。

 モスクに礼拝に来たパレスチナ人のナデル・アブスネイネさん(25)は「エルサレムはパレスチナの永遠の首都だ。トランプ米大統領の首都承認宣言はイスラエルに入植活動を正当化する口実を与え、許せない。イスラム教の聖地を守るため、毎日ここに来る」と憤る。同様にモスクに来たパレスチナ人のサイード・ナチェさん(51)も「米国は首都宣言でイスラム教徒を敵に回した。和平交渉はもういらない」と訴えた。

 イスラエル政府はトランプ氏の宣言を「歴史的な演説」(ネタニヤフ首相)と歓迎するが、イスラエル市民の間には複雑な受け止めもある。西エルサレム中心部で洋服店を営むユダヤ人のミッキー・バルエルさん(58)は「エルサレムはイズラエルの永遠の首都だが、今回の宣言で暴力が広がることは、私たちは誰も望んでいない」と語る。

 ヨルダン川西岸のパレスチナ各派は6~8日を「怒りの日」と名付け、抗議行動を呼びかけた。ガザを実効支配するイスラム組織ハマスはインティファーダ(対イスラエル民衆蜂起)を呼びかけている。

 7日夕、ヨルダン川西岸の中心都市ラマラ北部。検問所付近で黒煙が上がった。煙の下ではパレスチナ人の若者たちが路上でタイヤを燃やし、イスラエル軍兵士に石を投げつけていた。兵士がゴム弾や催涙ガス弾を発砲すると、若者たちはクモの子を散らすように逃げ出した。

 パレスチナ人の女子大学生のラザン・シュタイヤさん(21)は「私たちはトランプ氏の宣言を拒否して、占領を続けるイスラエルに立ち向かう」。同じくパレスチナ人の女子大学生のラマ・ハサンさん(18)は「トランプ氏は歴代最悪の米大統領だ。私たちは団結して対抗する」と話した。

 9日は、長期にわたり暴力の応酬となった第1次インティファーダの開始から30年の節目にあたるため、緊張は続くとみられる。
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 トランプの暴走に世界は非難をしているが日本の安倍首相はだんまり、ますますEU諸国から無視されるな。
 

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泊1・2号機直下に断層 北海道電が認める  【朝日新聞】

 北海道電力泊原発の再稼働に向けた原子力規制委員会の審査で、北海道電は8日、1、2号機の重要施設の直下に断層が通っていることを明らかにした。活断層でないことを証明できない限り、再稼働は認められない。北海道電は新たな掘削調査の結果を示し、断層の活動時期が古いことから活断層ではないと主張したが、規制委は「根拠が不十分だ」と認めなかった。

 北海道電はこの日、敷地内に複数ある断層のうちの1本が、1、2号機の重要施設の直下を通っていることを認めた。これまではテロ対策などを理由に施設の詳細な配置と、断層との位置関係を明らかにしていなかった。

 新規制基準は、約12万~13万年前よりも後に動いた断層を活断層とみなす。重要施設の直下にある場合は再稼働を認めていない。直下にない場合でも、敷地内にあれば地震の揺れが大きくなるため、建物に高い耐震対策が求められる。

 北海道電はこの日、新たに掘削調査した6カ所の詳細な結果を報告。断層の活動時期の目安になる約20万年前の火山灰の層は明確でなかったものの、火山灰の成分はあったことから、断層の活動時期は古いと主張した。しかし、規制委は、火山灰の量が少な過ぎて証明できていないとした。

 北海道電は今後、さらに別の掘削調査の結果などを示す方針だが、審査は長期化する公算が大きくなった。
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 しっかりとした調査を規制委がすべきで電力会社が出すデーターは疑ってかかるべき。
 
 

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忖度による服従はするな  【日刊スポーツ】

 ★そろそろ今年の政治を振り返る時期になってきたが、今年はさまざまな政治的事象が起きた。ただそれは政治的というより政局的事象で、政治の動きとしては大きなうねりの中にある過渡期といえる。慶応大学出版会が出したイエール大教授ティモシー・スナイダー著、池田年穂訳、「暴政 20世紀の歴史に学ぶ20のレッスン」が端的に指摘する。

 ★本書は冒頭から「忖度(そんたく)による服従はするな」と説く。「権威主義が持つ権力のほとんどは、労せずして与えられるもの。個人はあらかじめ、より抑圧的になるだろう政府が何を望むようになるかを忖度し、頼まれもしないのに身をささげるもの。このように適応しようとする市民は権力に対して、権力にどんなことが可能かを教えてしまう」。続いて「組織や制度を守れ」。「品位を保つ助けになっているのが組織や制度。また組織や制度も、私たちの助けが必要。ただ、『自分の組織』とか『自分の制度』などとみだりに口にしてはいけない。組織や制度は、自分の身を自分で守れない。あなた方と組織や制度とが、最初から守り合うのでなければ、お互いに駄目になってゆく。だから気に掛ける組織や制度を1つ選んでください。法廷、新聞、法律、労働組合、なんでもいいからそれの味方になること」。

 ★ほかにも「1党独裁に気をつけよ」「職業倫理を忘れるな」「自分の言葉を大切に」「真実があるのを信じよ」「自分で調べよ」「危険な言葉に耳をそばだてよ」「勇気をふりしぼれ」などが、20の教訓として記される。「ファシストは日々の暮らしのささやかな『真実』を軽蔑し、新しい宗教のような『スローガン』を愛し、歴史やジャーナリズムよりも、作られた『神話』を好んだ。事実を放棄するのは、『自由』を放棄するのと同じだ」。20世紀の教訓は、現代日本政治に当てはまる。
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 公務員は公僕、つまり国民のために働くもの、それを国民にそっぽを向いて仕事をすれば国民から反発をくうぞ。


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音喜多氏が小池知事批判「新たなブラックボックス」  【日刊スポーツ】

 東京都の小池百合子知事の政治手法に反発し、同氏が事実上率いる都民ファーストの会を離党した音喜多駿都議(34)は8日、都議会で一般質問に立ち、因縁の「元・師弟対決」となった。

 音喜多氏は、都知事選時から小池氏を支援してきたが、10月の衆院選公示前、党運営が不透明だとして決別。質問では、豊洲市場への移転とともに小池氏が示した築地市場再開発の構想を「実現性が示せておらず、判断を明確に誤った」と批判。移転時期が決まらない現状に触れ「政策判断として間違っていたと判断せざるを得ない。率直に認め、撤回したほうがいい」と指摘した。また「知事自身に情報公開が不十分。新たなブラックボックスを生み出している」と、小池氏が一丁目一番地とする情報公開の現実にも踏み込んだ。都民ファ議員からは「残念だよ」とヤジが飛んだ。

 小池氏は、情報公開に関する実績を並べ「今後も透明化をさらに推進し、説明責任を果たしていく」と反論。市場移転についても「よりよい街づくりへの検討を重ね、ひとつずつ手続きを進めたい」と短く答えた。終了後、「厳しいような優しいような、よく分からない部分もあったが、議員としてしっかり質問しておられた」と感想を述べた。
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 小池の感想が人をバカにしたような感想、まあ相手にしていない、と言いたいんだろうが反小池陣営は増えていくだろう。


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辺野古新基地のタグボート業者、中城湾港を使用へ 翁長知事「許可せざるを得ない」

   辺野古新基地建設の業者の給油・給水目的の中城湾港使用を、県が許可

   石材搬出ではないが反発も予想され、知事は「建設阻止、揺らぎはない」

   業者が条件に違反し、県の指導に従わない場合は「許可取り消しある」

 沖縄県名護市辺野古の新基地建設で、県は7日、給油・給水などを目的としたタグボート業者の中城湾港新港地区の岸壁使用を許可した。翁長雄志知事は記者団に対し、申請の目的が石材の搬出ではなく、港湾関係法令に基づき処理すべきだということから「許可せざるを得ないとの判断に至った」と説明。その上で、新基地建設阻止に向けた思いに「みじんも揺らぎはない」と強調した。

 翁長知事は、県民からの反発も予想されることに「現場で頑張っている方々は厳しい環境でやっている。その思いは聞いていきたい」と語った。

 許可は8日~14日までの1週間。許可期間の終了後、新たな使用目的等で申請があった場合には改めて検討することになる。翁長知事は、業者が使用許可に付した条件に違反し、県の指導にも従わない場合には「許可を取り消すことがある」とした。

 業者は9月7日に県中部土木事務所に岸壁の使用許可を申請。許可までに3カ月かかったことに宮城理土木建築部長は、新基地建設に関わるものはすべて本庁で対応することになっているとし、「(申請)当初から許可までに時間を要することを業者に説明していた」と述べた。
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 翁長知事は言っている事とやっている事が反対、石材搬出でなければいいのか、給油する、給水する、は基地建設のためではないか。


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最高裁が受信料「合憲」 金満NHKの超厚遇に拍車がかかる  【日刊ゲンダイ】

 「テレビを設置したら、NHKと受信契約を結ばなければならない」と定めた放送法が、憲法に違反するかが争われたNHK受信料裁判。6日、最高裁大法廷は、受信料支払い義務を合憲とする初の判断を示した。

 2016年度のNHKの事業収入は7073億円だが、約96%に当たる6769億円が受信料収入だ。これからは、国民が家にテレビを置けば、有無を言わさず、NHKに受信料を払わされることになる。支払いを拒めば裁判所は「払え」と判決する。最高裁の合憲判決で、NHKはさぞウハウハに違いない。

 昨年度末の受信料の推計世帯支払率(全国平均)は78.2%。すでにかなりの率で受信料を集めている。現在、NHKは200億円ものカネを貯めこんでいる。

 フザケているのは、金満なのをいいことに、職員が高額の報酬を受け取っていることだ。

 NHKによると、会長の年間報酬は3000万円を超え、11人いる副会長や理事らも2000万円台。一般の職員も30歳を越えると1000万円の給与をもらっている。表向き、大卒モデル年収は30歳で532万円、35歳で669万円と公表しているが、実際には“手当”を乱発し、国民から徴収した受信料を職員に分け与えているという。

 1986年から約10年間、NHKで記者、経理職をしていた葛飾区議の立花孝志氏がカラクリをこう指摘する。

 「私は35歳の時、1150万円もらっていました。NHKが公表しているのは、最低ラインの数字です。これに残業代や各種手当が加わります。住宅補助、単身赴任はもちろん、北海道なら寒冷地手当、物価の高い都市部勤務者には地域間調整手当があります。海外赴任している職員の国内に残留している家族には10万~15万円の手当があります。残業の割り増しは30%、休日出勤は40%です。一般的には25~35%ですから、極めて厚遇です」

 「国営放送」でなく、「公共放送」でありながら、安倍政権ベッタリの放送を繰り返すNHKに対しては、「番組が偏向しているから受信料を払いたくない」という声も根強い。しかし、最高裁判決が出たことで、国民は抵抗の手段を失ってしまった。

 その結果、ますますNHKの金満に拍車がかかり、職員が肥えていくことになる。
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 最高裁判決が出たと言って「番組が偏向しているから受信料を払いたくない」は通用するのではないか、公共放送として普遍的な放送をすることが必要ではないか。
 いずれにしても太ったNHKをスリムにしなければ、ラジオ体操なんか朝昼午後と放送しているが一回録音して流せばいいものを違う物を放送している、無駄を削れ、一層の事民営化すれば?今の政権にすり添った放送なんか民放よりひどいかも。
  







 Twitterコーナー、ご参考に

 慶應義塾大学経済学部の金子勝教授のツイッター

 元外務省国際情報局局長の孫崎享氏のツイッター

 自由党の 小沢一郎事務所のツイッター

 社民党参議院議員 福島みずほ氏のツイッター

 東京新聞 政治部のツイッター

 東京新聞 ほっとwebのツイッター

 市民連合のツイッター

 関西市民連合のツイッター

 SADL大阪のツイッター

 上智大学 中野晃一教授のツイッター

 法政大学法学部 山口二郎教授のツイッター


 その他、こちらもどうぞ 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

 

 

 

 




昨日の神戸
 最低気温   4.7度(23:26) 前日差+1.1度)
 最高気温  10.2度(15:10) 前日差-1.2度)

  今朝の神戸最低気温   4.2度 (03:40)   12月下旬並み 平年より2.0度低い 
   、

今日の神戸の
   日の出     6時54分 (昨日 6時54分)
   日の入り   16時49分 (昨日16時48分)

       日の出は昨日と同じ、日の入りは昨日より一分遅く

   日の入りが反転して一分遅くなった
       

 日本海の東北沖にあった低気圧は太平洋側へ抜けその後北上、奄美諸島の西にあった低気圧は発達し前線を伴い紀伊半島の南海上へ、沖縄は曇り、西日本の日本海側は曇り、雨、太平洋側は東海まで雨から曇りに、北陸、東北、北海道は雪。
     
          
 明日の朝、紀伊半島の南海上にあった低気圧は太平洋側を発達しなが北東へ進む、沖縄は曇り、九州から関東まで太平洋側は晴れ、山陰は雪から曇りへ、北陸、東北、北海道は雪の予報。
     
     

 今朝は早く起きたので暗く東の空も雲があり少しだけ赤らんでいた、結露は少し、今日は晴れの予報だったが雲が多く気温は低くめだが風が無いのでそう寒くなかった。
 このところ天気予報がいまいち、昨日も雨は降っていないのに雨マークだったり、今日も曇りがちなのに晴れマークだったり、基準が一般感覚と違うのかな。
 今日の神戸の最高気温は 10.2度、昨日と同じ、平年より2.6度低かった。
 明日は晴れ、朝の最低気温は 2.2度、最高気温は 12.4度、午後の最低気温は 9.6度の予報、朝は寒いが後はそ~。







太平洋戦争「開戦の日」に考えてほしいこと

2017-12-09 | いろいろ

より

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太平洋戦争「開戦の日」に考えてほしいこと

現代史は日本人が学ぶべき最重要科目である 丹羽 宇一郎 : 元伊藤忠商事社長・元中国大使
1
 終わりだけを知って始まりを知らない日本人

 今日12月8日は、1941年(昭和16年)に日本がアメリカとイギリスに宣戦を布告した「開戦の日」、いわゆる太平洋戦争の開戦日である。当時、2歳だった私にはこの日の記憶はない。

 同日、発表された開戦の詔書では、宣戦布告の相手はアメリカ、イギリスの2カ国であった。一方、終戦の8月15日に玉音放送で流れた終戦の詔書ではアメリカ、イギリス、中華民国、ソ連の4カ国が当事国である。中国とは1937年(昭和12年)の支那事変からすでに戦争状態にあり、ソ連は1945年(昭和20年)8月8日に日本に宣戦布告しているので、開戦の詔書と終戦の詔書では当事国の数が異なるのだ。

 終戦記念日である8月15日は、毎年、日本中でさまざまな式典があるため、ほとんどの日本人が知っている。それに対して、開戦の日である12月8日は、アメリカでは12月7日「Remember Pearl Harbor」で、私がアメリカ駐在のころ、日本人はおとなしく早帰りしていたが、日本では特に大きなイベントもなく、メディアもあまり取り上げることがないので、単なる師走の1日にすぎない扱われ方となっている。しかし、物事には始めがあって終わりがある。日本人にとって12月8日は8月15日と並ぶ大事な日であるはずだ。

  私が今年の8月に出した『戦争の大問題』の中でも紹介しているが、開戦時の日本の指導者たちは、勝ち目のないことを承知で出口なき戦いへ突入していった。『昭和16年夏の敗戦』(猪瀬直樹著、中公文庫)という本がある。昭和16年の8月、陸海軍および各省、それに民間から選ばれた30代の若手エリートたちが日本の兵力、経済力、国際関係など、あらゆる観点から日米戦を分析した。

 研究会の報告は、「開戦初期には勝利が見込めるものの、長期戦になることは必至であり、日本の国力では、資源不足と生産力不足によって戦力の低下は避けられない。戦局が決定的に悪化すれば、最終局面で必ずソ連は参戦し日本は敗れる」という、ほぼ実際の日米戦をトレースする精度の高いものだった。日本必敗である。

 しかし、この報告を聞いた東條英機陸相は、「これはあくまでも机上の演習でありまして、実際の戦争というものは、君達が考えているようなものではない」と論評、戦争はやってみなければ勝利はどっちに転ぶかわからない、と研究会の報告を握りつぶした。その一方で、東条陸相は「この机上演習の経緯を、諸君は軽はずみに口外してはならぬ」と口止めすることは忘れなかった。

 このシミュレーションの持つ意味の大きさは、十分に理解していたことがうかがわれる。すなわち、口が裂けても言えないが内心では日本が負けることはわかっていたのだ。過去の指導者の判断を論評するのは、歴史の結果を見てからなら誰でも言えるなどという批判は当たらない。それ以前の問題だ。


 自己の面目ばかりを考える軍エリートと熱狂する国民

 実際に戦争を遂行する軍部でも、国民を戦争へ駆り立てる一方で、次のような動きがあった。軍事ジャーナリストの田岡俊次氏によれば、開戦間近となった1941(昭和16)年10月、陸軍軍務局長から、内閣書記官長を通じて海軍の軍務局長に対し「海軍から日米戦を欲しないと表明してくれないか」という申し出があったという。しかし、海軍幹部は「海軍はずっとアメリカを仮想敵国として予算をいただいてきた。いまさらアメリカと戦わないとは言えません」と答えたという。

 中国で戦争している陸軍にとって、アメリカまで相手にすれば、ますます戦況が不利になることは明白、とはいえいまさら非戦とは陸軍から言い出しにくいので海軍に頼んだ。だが、海軍は海軍で日露戦争以後アメリカを仮想敵国として予算を獲得してきた経緯がある。

 このようなご都合主義の結果、300万人を大きく超える犠牲者を出すことになる戦争へと突入していったのである。

 では一般の国民は、アメリカとの戦争に対してどのように考えていたのだろうか。緒戦で勝ったこともあり、日本人の多くは熱狂した。著名な作家たちが残した当時の日記などにもその気配が表れている。

 中国文学者の竹内好は「支那事変に何か気まずい、うしろめたい気持ちがあったのも、今度は払拭された」と記した。アメリカとの戦争は、白人の第一級者に挑戦する戦いであるからわだかまりがない戦争という心境をつづっている。作家・文芸評論家の伊藤整は、「12月8日宣戦の大詔が下った日、日本国民の決意は一つに燃えた。爽やかな気持ちであった」と『太平洋戦争日記』の中で述べている。詩人高村光太郎の感想も、「世界は一新せられた。時代はたった今大きく区切られた」と随筆「十二月八日の記」にある。

 彼らの文章からは、戦争が手段ではなく、何か崇高な目的のようになっていることがうかがわれる。これがおそらく当時の日本社会を覆っていた空気であろう。

 こうした空気の中、わずかに戦争に疑問を呈する発言もあった。経済ジャーナリストの石橋湛山は「可憐なる我が一般国民は、軍艦さえあれば、兵隊さえ備わらば、戦争は出来るものと思っている。彼らは、その軍艦を動かす石油がどこから来るか、また戦争が長引く時、その軍艦兵器を補充する工業力が、わが国に幾ばくあるかを知らないのである」と、日本とアメリカの国力の違いを示し、暗に戦争の無謀さを批判した。

 また、作家の菊池寛は日米開戦の4年前、1937年9月(支那事変の後)に「話の屑籠」に「いかに日本の武力をもってしても、あの大国と4億の民衆とを徹底的に屈服させることは不可能であろう。生殺しに叩きつけても10~20年経つと国力を回復して向かってくるだろう。その度に叩きつけなければならないとすると、日本にとって負担となるであろう」と、出口なき日本の軍事行動に疑問を投げかけている。

 外交ジャーナリストであった清沢洌は、開戦の直後に「なぜに高い理想のために戦うことができないのか。世界民族に訴えてその理性をとらうる如き」〈『暗黒日記』(岩波文庫)〉と国民全体が熱狂の渦中にある中、ひとり領土、権益のために開戦に踏み切った日本を嘆いていた。

 しかし、このような冷静な議論はごく一部であって、日本人は大きな熱狂の渦に巻き込まれていく。国民の熱狂は1941年12月8日にピークとなり、その後、惨憺(さんたん)たる思いをしながら1945年8月15日を迎える。


 歴史は自国中心の文脈でつくられる

 歴史(History)とは勝者の物語(Story)である。歴史はただ事実を時系列に並べただけのものととらえるのは、あまりにもナイーブだ。同じ出来事でも国によって解釈が異なる。その解釈が「歴史」なのである。事実を勝者にとって都合よく意味づけ、勝者を正当化したものが歴史だ。

 歴史が勝者の物語である以上、敗者である日本には語るべき現代史がない。日本の現代史は敗者の物語だからだ。

 中国の現代史とは、中国共産党の勝利の物語である。共産党が、いかに正しかったかを書いているのが中国の現代史だ。勝者を正当化するためのものが歴史である以上、戦前の日本を徹底的に否定するのは、中国共産党を正当化するうえで欠くことができない。中国の現代史では、日本軍は侵略者であり、敗者だ。

 日本を一方的に悪とするこの中国の「歴史」を、日本人としては素直に受け入れがたい。しかし、中国史学者の岡田英弘氏(東京外国語大学名誉教授)は著書『歴史とは何か』(文春新書)の中で、いかなる歴史も主観によってつくられたものであると述べている。

 主観は個人によって異なる。まして違う国となれば、お互いの主観でつくられた国の歴史が一致することはありえない。歴史とはそういうものだ。

 歴史は自国中心の文脈でつくられる。したがって、中国の歴史認識に日本人の多くが反感を覚えるのは、同じ日本人として無理からぬことかとも思う。しかし、中国が中国中心の文脈で歴史を形作るのと同様、日本も、また自国中心の文脈で歴史を見ていることに気づくべきである。

 しかし、歴史とは未来永劫にわたって固定されるものではない。過去の事実は固定化されても、歴史認識は時代によって変わりうるものだ。

 歴史学者の村井章介氏(東京大学名誉教授・立正大学教授)は『中世日本の内と外』(ちくま学芸文庫)で、固有の領土という意識は近代になってようやく生まれたものであり、それ以前にはなかった。歴史を1本の線としてとらえれば、「歴史認識」とは期間限定の「常識」であり、未来にはまた新しい概念でとらえられると述べている。

 いまわれわれの知っている歴史は、未来の人々にとっては、また別の意味でとらえられる可能性は大いにある。


 アメリカ人女性の勇気ある一冊

 アメリカは勝者の物語を持つ代表的な国である。だが、そのアメリカでも自国中心の歴史認識の誤謬(ごびゅう)を訴える学者がいた。ヘレン・ミアーズは終戦直後にGHQの一員として日本へやって来た日本研究者である。彼女は帰国後に『Mirror for Americans:JAPAN』(邦題『アメリカの鏡・日本』(角川ソフィア文庫))という本を著す。

 ミアーズは戦時中にアメリカ人が抱いた日本人観と、自分の目で見て調べた日本人の実像との違いを指摘し、アメリカ政府の行きすぎたプロパガンダ政策に警鐘を鳴らした。戦前から戦時中に、アメリカ人が思い込んでいた日本人像とは、ファナティックで好戦的、世界征服の野望を持った危険な国民というものだったが、ミアーズは、日本人は欧米人に比べても戦いを好まない、文化的な国民であることをこの本でつぶさに述べている。

 ミアーズは、戦前の日本がやった中国をはじめとする対アジア諸国政策は、間違ってはいるが、欧米列強のやってきたことを倣ったにすぎない。また、日本人が天皇を崇拝するのは、アメリカ人が星条旗に忠誠を誓うのと何ら変わらないと主張する。

 ミアーズの本はマッカーサーによって日本で翻訳出版することを禁じられ、母国でも学者として評価されないまま終わった。それでもミアーズは、われわれにいくつかの貴重な示唆を与えてくれている。

 1つは、自己中心の物語を持つ国アメリカでも、国の行きすぎたプロパガンダ政策を冷静に批評する学者はいたということ。もう1つは、実際の日本人が当時のアメリカ人が考えたようなファナティックで、好戦的で、危険な人間ではなかったように、今日、われわれがファナティックで危険な国民と思い込んでいる北朝鮮のような国の人々も、実際には文化的で平和的な人々であるかもしれないのだ。


 勇気をもって敗者の現代史を学べ

 われわれ日本人には勝者の現代史はない。あるのは敗者の物語だ。だが、勝者の歴史は勝者を正当化するため、過去の出来事を脚色し、勝者の正当化を図る。一方、敗者の歴史は過去の事実を粉飾する必要はなく、歪曲することも求められない。

 勝者の歴史は、過去から現代までで終わるが、敗者の歴史は過去の事実から学んだことを未来のために生かす。敗者である日本の現代史は、未来志向の歴史なのである。

 日本の現代史は敗者の物語であるが、日本人はあえて敗者の現代史を、勇気を持って学ぶべきである。そして、学ぶべき眼目で最大のものが、戦争をしない、戦争に近づかないための知恵である。

 戦争は国民を犠牲にする。戦争で得する人はいない。結局みんなが損をする。特に弱い立場の人ほど犠牲になる。日本は二度と戦争をしてはいけない。これは敗者の歴史からしか学べないことだ。だから日本人は現代史を学ぶべきなのである。

 戦争を実際に知っている人がいなくなっている今日、日本人は文献や記録からだけでも戦争を知らなくてはいけない。現代史は日本人が学ぶべき最重要科目である。

 私は「あの戦争は正しかった」という発言があってもよいと考えている。問題は正しかったか、間違っていたかではないからだ。

 アメリカは広島、長崎への原爆投下を正しかったとしている。しかし、原爆投下の判断がどんなに正しかろうとも、原爆がもたらした惨状を肯定できるはずがない。正しかろうと、正しくなかろうと、人々を不幸のどん底に突き落とす戦争をしてはいけない。戦争が引き起こす悲惨さを、戦争なのだから仕方がないで済ませるようであれば、世界は日本国民を歴史から学ぶことを忘れた愚か者と言うだろう。

 戦争に近づいてはいけない。これを日本のみならず、世界各国の共通の歴史認識としていくことが、日本国民の叫びであり、われわれが現代史を学ぶ意味とすべきだ。これが開戦の日である今日12月8日に私が言いたいことである。
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I am not Abe.   個人を抹殺する 「みっともない憲法」「美しい憲法」

2017-12-08 | 日記




 世界に対し、安倍首相がやっていることが本当の日本の姿じゃないと思い、 『 I am not Abe、 』 と声をあげる、Yuriko Maeharaも追加だな。



   2017年都議選票前日の7月1日、安倍首相の「ホームグラウンド」とも言われているJR秋葉原駅前で、安倍首相は都議選初の街頭演説を行った。同駅前には日の丸の小旗を振る自民党の支援者が集まったが、聴衆の一部からは「安倍辞めろ」「安倍帰れ」などのコールが発生。声は次第に広がり日の丸の小旗を持った人達も「帰れ」「帰れ」とコールした、これに対して首相は「人の演説を邪魔するような行為を自民党は絶対にしない」と怒りを露わにした。いつも国会で率先してヤジを飛ばしているのに! 
   
そして聴衆を指差しながら一際大声で言い放ったのが
   「こんな人たちに負けるわけにはいかない」




  2017年2月17日の衆議院予算委員会において、「私や妻が関係していたということになれば、まさにこれは、もう私は総理大臣も、そりゃもう、間違いなく総理大臣も国会議員も辞めるということは、はっきりと申し上げておきたい」


  14年の選挙の時は『来年10月の引き上げを18カ月延期し、そして18カ月後、さらに延期するのではないかといった声があります。再び延期することはない。ここで皆さんにはっきりとそう断言いたします。平成29年4月の引き上げについては、景気判断条項を付すことなく確実に実施いたします。3年間、3本の矢をさらに前に進めることにより、必ずやその経済状況をつくり出すことができる。私はそう決意しています。』 と言っていた。


  元官僚の古賀茂明氏は氏の著書「国家の暴走」に安倍首相の事を
  「この人物は、いとも簡単に、しかも堂々と、嘘をつける人間なのだ。」 と書いている。


 安倍政権が進めるアメリカのためのTPP批准に反対します。


  忘れていませんよ、12年の選挙時に貼られたポスター、どうなっているでしょう。
  言っている事とやっていることがさかさま。安倍自民は単にアメリカの隷属政党。

  「日本を耕す自民党」と言うのは外資に対し日本から搾取しやすいようにする。事か?
  「ウソつかない。」自体が嘘



  TPP、ISD条項で日本の国家主権は破壊されコングロマリットの餌食に
  

  農業だけじゃないよ、食料、医療、特許、環境、労働、投資、衛生植物検疫、越境サービス など21分野

  自民党が2012年暮れの衆議院選挙で公約したTPPに関して、自民党のウェッブをチェックしよう。

   
 拡大すると
   



 安倍政権の進めるアメリカのための戦争法施行および帝国憲法への改憲に反対します。



 〈あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。世界によって自分が変えられないようにするためである〉ガンジー

 〈一番こわいものはテロリストでも大不況でもなく、いつの間にか私たちがいろいろなことに疑問を持つのをやめ、気づいた時には声すら自由に出せない社会が作られてしまうことの方かもしれません〉アメリカで医療破産したある女性(堤未果、ルポ貧困大国アメリカⅡより)




 12/08(金)

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「みっともない憲法」「美しい憲法」と冠する発想の本質  【日刊ゲンダイ】
 国民が知っておくべき憲法基礎知識 慶応義塾大学名誉教授 小林節氏

 安倍首相が日本国憲法のことを「みっともない憲法」と呼んだという。また、今、改憲を唱道する中心団体の名称は「美しい日本の憲法をつくる国民の会」という。

 しかし、私は、こういう名称自体が「美しくない」とは思わないが、「正しくない」と思う。

 「美しい」あるいは「みっともない」とは、本質的に各人の主観が決めるべき事柄で、それらにはもとより客観的な基準はあり得ない。例えば、同じ花や景色や異性を見ても、それを美しいと思う人も思わない人も必ずいる。それは各人のDNAが違うからで、お互いに批判のしようもない。各人の「人格的自律」を尊重し合うことは、自由で民主的な社会の基本的な前提である。

 また、トランプ大統領に対する安倍首相の態度を「すばらしい」と称賛する者がいることは承知しているが、逆に「みっともない」と苦々しく思う者がいることも事実である。

 このように本来は各人がそれぞれ自由に決めていい事柄を「憲法」という最も公的なものに冠したがる人物は、全体主義者で、自分が正しいと考えることを他者も同じに考える「べきだ」と考え、必ず、「全体」つまり国家の名で自分の考えを他の全ての人々に押し付けようとするものである。

 その行き着くところは、歴史が教えているように、その者の価値観を共有しない者は「非国民」だという人格否定を被る。つまり、権力者が「美しい」と思うことは他の人々も「美しい」と思いなさい……という発想である。

 現行憲法が、表現の自由、婚姻の自由などを保障していることの意味は、各人がそれぞれに「良い」(「美しい」も含まれる)と思うように生きなさい……ということである。これが「自由」というもので、この「人格的自律」こそが「人権」の本質である。

 だから、「美しい」などという、もとより法で決めようのない法外の事実を冠した改憲運動など、そもそも憲法論ではない。

 そして、こんな無教養な人々に憲法を語らせている日本の論壇の現状を、私は「みっともない」と思う。だから、私はあの会の代表と公開討論を行いたいと切に願っている。
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 「私は『みっともない』と思う。」は正しい、自分自身がそう考えていて他人に押し付けているわけではない。
 自民党の改憲案は自由や民主主義と反対の北朝鮮などと同じ全体主義だ、権力者の暴走を縛るための憲法を逆に国民を縛るものにしようとしている、人権、言論、宗教など個人の自由を縛りそれに背を向けるものを非国民として排除しようとしている。
 


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東京・葛飾区議選、ヘイトスピーチ繰り返す 差別主義者団体前代表当選  【週刊 金曜日】

 11月12日に投票が行なわれた東京都の葛飾区議選挙(定数40)で、在日朝鮮人に対するヘイトスピーチを繰り返している差別主義者団体の前代表が当選した。

 この人物は、右翼団体「維新政党新風」の鈴木信行前代表。選挙期間中は「外国人に生活保護1200億円ておかしくない?」などというキャッチフレーズを掲げ、36位で当選した。鈴木前代表は2012年6月、韓国・ソウルの日本軍「慰安婦」少女像に「竹島は日本固有の領土」などと書いた杭を縛り付け、同年9月には金沢市にある戦前の著名な朝鮮民族独立運動家の尹奉吉の「殉国記念碑」前に同じような杭を打ち込むなど、極端な反韓国感情による行動で知られている。

 またこれまで、東京都の大久保や川崎市など在日朝鮮人が多く生活している地域で、「朝鮮人殺せ」などと叫んでデモや宣伝活動をする「在日特権を許さない市民の会」(在特会)等の差別主義的団体の活動に加わっていた。今回の選挙では無所属で出馬したが、「在特会」のメンバーが大半の「日本第一党」の「推薦」を受けている。運動員も同「党」が中心で、選挙期間中は「在特会」を創立した桜井誠「党首」も応援に駆け付け、駅前などで「ゴミはゴミ箱へ 朝鮮人は朝鮮半島へ」などといったヘイトスピーチを繰り返していた。

 「在特会」の動きに詳しいジャーナリストの安田浩一氏は、「差別主義者団体のメンバーが地方議員になった、全国で初めてのケースではないか。きわめて憂慮すべき事態だ」として、次のように語る。

 「必ずしも差別的ではないが、社会で『生活保護バッシング』に共感するような層に、『1200億円』などというキャンペーンがヒットしたと考えられる。地域で税金を払って生活している外国人に対する無知につけ込んだ面もあるが、『選挙活動』という名目でヘイトをまき散らす行為が放置されている現状は問題だ」

 (成澤宗男・編集部)
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 あきれた話少し話を聞けば「外国人に生活保護1200億円ておかしくない?」など変だろう、それに「在特会」を創立した桜井誠「党首」も応援に駆け付けたらそれこそ変じゃない、葛飾って下町だと思うけどどうなってるの?寅さんじゃやないけど人情味あふれる人が住んでるんじゃなくぎすぎすした街なのか。
 


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激動を振り返る 悲劇の金融危機で「平成」締めくくるのか  【日刊ゲンダイ】
 日本経済一歩先の真相 エコノミスト 高橋乗宣氏

 天皇退位の日程が「再来年4月30日」に決定した。改めて「平成」を振り返ると、激動の時代だったなと痛感させられる。

 冷戦が終わり、バブル景気がピークを迎えた頃に改元し、すぐさま、バブルは崩壊。その後はデフレが延々続き、「失われた10年」は「20年」へと延びていった。

 天変地異も吹き荒れた。平成2年には長崎県の雲仙普賢岳が198年ぶりに噴火。平成12年には北海道の有珠山が大爆発し、真っ二つに割けた。平成26年には長野・岐阜両県境の御嶽山が噴火し、死者58人、行方不明者5人という戦後最悪の火山災害となった。

 この間、平成7年には死者6434人の阪神・淡路大震災に見舞われ、平成16年に新潟県中越地震、平成20年に岩手・宮城内陸地震などM7級の巨大地震が続発した。そして平成23年にはM9の東日本大震災が発生。1万5000人以上が犠牲となり、今なお2500人超が行方不明のままだ。

 昨年も熊本で2度も大地震が発生し、平成は日本列島が常に揺さぶられ続けた時代でもある。

 平成7年には、オウム真理教の地下鉄サリン事件が発生。カルト教団による同時多発テロという、かつてない犯罪が起きた。平成9年の神戸児童連続殺傷事件を起こした当時14歳の酒鬼薔薇少年の頃から年々、凶悪犯罪の低年齢化も進んだ。

 そして平成を通じて北朝鮮の金日成、金正日、金正恩と3代にわたり、挑発の激しさを増していった時代でもある。

 とりわけ平成で激変したのが、金融業だ。バブル崩壊や金融ビッグバンを経て、銀行持ち株会社の解禁、銀行同士の合併、グループの再編など大きな変化が相次いだ。

 その結果、平成元年には13を数えた都市銀行は、不良債権問題でのたうち回った揚げ句、メガバンク3行に集約された。この間、拓銀は破綻し、都市銀ではないが、長銀や日債銀も消滅した。

 波乱の平成を乗り切ってきたメガバンク3行も今や盤石ではない。黒田日銀によるマイナス金利の超金融緩和策で経営は四苦八苦。3行計3万2500人分の大リストラを余儀なくされている。これだけ人員が減れば、もはや「メガバンク」とは名乗れないはずだ。

 超金融緩和が続く限り、メガバンクをはじめ、金融機関に明日はない。このままだと、平成が終わる前に日本経済は深刻な金融危機に襲われかねない。最終盤を大不況で締めくくるのなら、後世の歴史家に平成は「悲劇の時代」と評価されることになる。

 経済も自然界も波瀾万丈だった時代に「象徴の務め」を果たしてきた天皇は、さぞかし厳しかったことだろう。
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 あとから見たらなんだあのアホノミクス、となる。
 


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スパコン詐欺 ベンチャー社長の華麗人脈と特捜部長の評判  【日刊ゲンダイ】

 スーパーコンピューター開発を手掛ける「ペジーコンピューティング」による助成金不正受給事件が永田町を震撼させている。東京地検特捜部に詐欺容疑で逮捕されたペジー社代表取締役の斉藤元章容疑者(49)の人脈は幅広く、政界にもカオを利かせてきたからだ。一方、捜査の陣頭指揮を執る森本宏特捜部長(50)はこれまで大型事件を手がけ、検察内部で「超エース」とされる人物。特捜部の復権を懸け、バッジを取りにいくのか――。

 斉藤容疑者の逮捕容疑は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から約4億9900万円の助成金をだまし取った疑いだ。NEDOは10~17年度に計5事業で約35億2400万円の助成金を交付している。

 民間信用調査会社などによると、斉藤容疑者はペジー社のほか、複数のコンピューター関連会社の代表や役員を兼務。利得の一部はそうした企業の信用力を高める増資に充てられたとみられる。

 「この事案を担当しているのは、財政班とも呼ばれる3班で、国税局と連携して脱税の捜査などを行っています。今回の手口はそれほど複雑ではないので、押収した資料の分析で実態解明はスムーズに進んでいるようです」(捜査事情通)

 森本特捜部長は9月の就任会見で「水面下に隠れた事件を手がけていきたい」と意気込みを口にしていた。岐阜県出身で名古屋大卒。東京地検特捜部副部長や法務省刑事局総務課長などを歴任し、内閣官房副長官秘書官として出向した経験もある。東京地検特捜部勤務はこれで5回目だ。

 「村上ファンド事件で村上世彰氏の取り調べを担当し、福島県知事汚職事件では佐藤栄佐久知事(当時)の“裏仕事”を担っていた実弟に〈知事は日本にとってよろしくない、抹殺する〉と凄んだ剛腕です。副部長時代は医療法人の徳洲会グループの公職選挙法違反事件を手がけ、猪瀬直樹都知事(当時)を辞職に追い込んだ。法務官僚として重要ポストを歴任して特捜と法務行政を知る上、権力を忖度せず、上層部と戦ってきたことから現場派の信任も厚い。バッジを取らなければ特捜部の復権はあり得ないと考えるイケイケです。最近まで現職閣僚が捜査対象になっていた事案もあります」(司法担当記者)

■渦中のアベ友記者は雲隠れ

 永田町の恐怖伝播に拍車を掛けるのが、逮捕された斉藤容疑者と政治との近さだ。昨年開かれたデフレ脱却や経済再生を議論する内閣府の有識者会議「2030年展望と改革タスクフォース」の委員も務め、政権の覚えはメデタイ。そのプロセスで名前が挙がっているのが、安倍首相と昵懇な間柄の元TBSワシントン支局長の山口敬之氏だ。斉藤容疑者は非常に親密に付き合い、フリーランス転身後の山口氏が拠点とするザ・キャピトルホテル東急の高級賃貸レジデンス費用を負担したと「週刊新潮」が報じている。麻生財務相とも面識を得たという。

 「麻生大臣は昨年7月に理化学研究所を訪問し、ペジー社と共同開発したスパコンを視察しています。案内役を務めたのが斉藤氏でした。特捜部がそうした関係も含め、官邸との距離を把握した上で動いたのは間違いない。それだけに、どこまで切り込むつもりなのか、政界は戦々恐々です」(永田町関係者)

 山口氏は準強姦被害を訴えるジャーナリストの伊藤詩織氏が起こした民事訴訟の第1回口頭弁論を欠席。代理人弁護士も連絡が取れない状況が続いている。

 将来の検事総長とも目される森本氏は「巨悪を眠らせない」特捜部を復活させるのか。関係者は固唾をのんでいる。
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 「福島県知事汚職事件では佐藤栄佐久知事(当時)の“裏仕事”を担っていた実弟に〈知事は日本にとってよろしくない、抹殺する〉と凄んだ」と言われる剛腕、しかし佐藤栄佐久元知事は冤罪と言っている(身に覚えのない収賄罪で逮捕され、高裁で収賄額ゼロと認定されながら、2012年に最高裁が有罪にした)、森本特捜部長は政権に近いんじゃないか(検察は裁判所と違い行政府の一員だから官邸には逆らえない。従って総理の意向通りに動く。)、これからどうなるかが見ものだ。
     

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揺らぐ「専守防衛」 長距離ミサイル 敵基地攻撃能力も  【朝日新聞】

 防衛省は、戦闘機から遠隔地の目標物を攻撃できる複数の「長距離巡航ミサイル」の導入に向けて、2018年度当初予算案に関連経費を計上する方針を固めた。離島防衛のためと説明するが、敵基地攻撃が可能になるとの見方が強い。憲法9条に基づき「専守防衛」に徹する自衛隊が打撃力を持てば、日米の安全保障上の役割分担が根本から転換する可能性がある。

 自衛隊が導入を検討する長距離巡航ミサイルは「JASSM-ER」(ジャズム イーアール)、「LRASM」(ロラズム)、「JSM」(ジェイエスエム)。航空自衛隊の主力機Fl5や最新鋭ステルス機F35に搭載することを想定している。

 巡航ミサイル導入が急浮上した背景には、8月3日に就任した小野寺五典防衛相の指示があった。8月末の概算要求には間に合わなかったが、来年度予算案に追加で盛り込むよう省内で検討させ、首相官邸の了解を得て5日までに防衛省が与党幹部に説明した。

 小野寺氏はもともと、直接攻撃を受ける前に敵のミサイル基地をたたく敵基地攻撃能力の保有の積極論者だ。3月に座長としてまとめた自民党の提言に導入を盛り込み、安倍晋三首相に「相手が撃ってくる元を制御して、2発目以降を撃たせないようにすることが大変重要だ」と訴えていた。

 ただ、巡航ミサイル導入の表向きの理由は「離島防衛」だ。尖閣諸島などの離島で有事がある場合、敵の部隊に島を占領されれば、部隊を派遣して取り返すには極めて大きな損害がともなう。そこで遠隔地から攻撃できる巡航ミサイルが有効になる、という理屈だ。防衛省はほかに、国産のミサイル「高速滑空弾」と「新対艦誘導弾」の研究費もすでに概算要求している。 、

 とはいえ、これらの長距離ミサイルは性能上、敵基地攻撃能力があるという見方が強い。例えば「JASSMーER」の射程は900キロあり、日本海から発射しても北朝鮮の領土内に到達させることができる。


日米役割変質の恐れ

 敵基地攻撃について、歴代内閣は憲法上可能との見解を示している。安倍首相も「他に手段がないと認められるものに限り、敵の誘導弾(ミサイル)などの基地をたたくことも憲法が認める『自衛の範囲』に含まれ、可能」と国会で答弁している。ただ、その能力の保有は「現時点で具体的な検討を行う予定はない」と表向き否定している。

 政府が保有に慎重なのは「政治的な反発が必至」(政府関係者)だからだ。2013年に現在の防衛大綱を策定した際、政府は敵基地攻撃能力という言葉を入れようとしたが、専守防衛の観点から与党・公明党が懸念を示し、断念した。また、日米の役割分担の問題もある。日米防衛協力のための指針(ガイドライン)では自衛隊が守りの「盾」、打撃力は米軍の「矛」の役割で、日本が攻撃能力を持てばこの分担が変質しかねない。小野寺氏は5日、「敵基地攻撃能力は米国に依存している。今後とも基本的な役割分担を変更することは考えていない」と記者団に強調した。

 実際に敵基地攻撃をするには技術的なハードルも高い。ミサイルを誘導するためには目標の位置を正確に把握する必要がある。現在の日本の情報収集衛星による撮影頻度では、日々の変化は監視できても、分単位で変化する状況をリアルタイムで把握するのには不向きだ。戦闘機が敵の防空網をかいくぐる難しさに加え、対地攻撃後に敵の反撃をどう回避して戻ってくるかも含めて考える必要があるためだ。


陸上イージス経費 補正予算に21億円 政府、前倒し計上方針

 政府は、北朝鮮の弾道ミサイル発射に対応するため導入する陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の関連経費として、今年度補正予算案に21億円を計上する方針を決めた。22日にも閣議決定する「予定していた来年度当初予算案から前倒しし、今年度内に米政府と契約して調査に入る。

 イージス・アショアの運用は2023年度開始を予定しているが、北朝鮮の脅威をふまえ早める可能性がある。

 21億円には、製造国である米国への技術支援費用などが含まれる。契約を前倒ししたうえで米国の技術者も招待し、イージス・アショアの候補地とする秋田市と山口県萩市の陸上自衛隊演習場で電波障害の有無などを調べる方針。政府は地元調整も本格化させる構えだ。防衛省幹部は「早く調査に入ることで、23年度より前に運用を始めたい」としている。
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 いずれも専守防衛ではないしアメリカは喜ぶだろう、武器を買ってくれ勝手に戦ってくれる、アメリカ本土で高見。
 
 

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加計と国、説明に違い 病原体の実験室設置巡り  【朝日新聞】

 学校法人「加計学園」が運営する岡山理科大の獣医学部新設問題で、同学園が病原体を扱うための実験室について、文部科学省の審議会に「厚生労働省に事前に概要の説明に行った」などと説明していたことに対し、厚労省は7日の国会審議で「施設に関する具体的な説明はなかった」などと答弁した。野党は食い違いがあるとして追及した。

 文科省の大学設置・学校法人審議会(設置審)は、学部新設の審査の際、加計学園に対し、病原体を扱う実験室について「所管省庁と協議あるいは相談を行っているか」と説明を求めた。同学園は9月に出した書類で「厚労省に事前に概要の説明に行き、ガイドライン基準を満たしていることを確認している」と説明した。

 しかし、自由党の森ゆうこ氏が7日の参院農林水産委員会や文教科学委・内閣委の連合審査会などで質問したところ、厚労省の担当者は「施設の設置に関する相談は受けていない」「認可の申請中ということで詳細な説明はなかった」と答弁した。

 森氏は、加計学園が厚労省に詳しい説明をしておらず、厚労省がガイドライン基準の確認をした事実もないいとして、学園の説明が事実と異なっていると指摘。「うその申請書ではないか」とただした。

 林芳正文科相は「学園は厚労省を訪ねて施設の建設予定があるという旨の説明をしたことを『概要の説明』と記載しており、文科省としては虚偽とは認識していない」と答弁。また、「病原体の保持に関する管理規制は厚労省のホームページで公表されており、それを参照して加計学園が確認した」と述べた。

 共産党の田村智子氏は、獣医学部獣医学科の定員が全国で最大規模であることの妥当性をただした。林文科相は「既存の私立の獣医学部と同程度の規模で申請されると想定し、上限は設けなかった」などと述べた。

 田村氏は「(文科省などが)定員枠を示さなかったのは学園にとって実においしい話だ。なぜ160人(の申請)が不間に付されたのか」と指摘した。
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 ぼろが出てきた、どうしても突っ張って逃げ切るつもりだろうがそうはいかんやろう。


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アベノミクスで景気上向きなら増税いらない  【日刊スポーツ】

 ★サラリーマン増税が連日メディアで報道されている中、安倍政権がサラリーマンの給料を値上げしてくれているかの官製春闘は5年目を迎える。連合は来年の春闘では、給与を底上げするべースアップ(ベア)と定期昇給を合わせて4%程度の賃上げを掲げ、連合会長・神津里季生も「それぞれ(業界ごとに)事情を抱えており、幅は認め合いながらも、旗として掲げる」とした。

 ★給料は首相・安倍晋三が値上げを決めるのではない。「労働条件は労使が主体的に決めるもの。もういいかげんにしないといけない」とは金属労協議長・高倉明の発言。自分たちの春闘にしなければいけないと苦言を呈した。首相はアベノミクスの効果で景気は上向きと説明する。それならばなぜ教育費の無償化に国民は強い関心を持つのか、サラリーマンの増税が選挙後にあたかも前からの議論があったかのように出てくるのか。いずれもアベノミクスの効果が国民に行き渡らないからだ。首相の言う通りならば増税の必要もないし、企業は内部留保をため込むが、設備投資など攻めの経営に出ない。

 ★それはこの国の未来や将来が見通せず不安があるからだ。国民が日々の生活を謳歌(おうか)するだけの先行きが見えないからだ。政府の資金投下の判断も、森友・加計学園疑惑に見るように公然とあり得ないことが高級官僚の忖度(そんたく)含みの決済がまかり通り、中長期的な展望をもたない政策やカネが運用され国民は後回し。首相は外遊するたびにどこから出てくるのか、議会のみならず何のチェックも必要としない、打ち出の小づちのように資金援助の大盤振る舞いを繰り返している。

 ★期待を裏切ることばかり、自民党からは組織率が低いのにサラリーマンや労働者の代表といえるのかとまで言われる連合はせめて、この春闘で本来の役割を示してほしい。高倉発言を信じていいか。
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 アベノミクスなんか一般サラリーマン、非正規労働者は信じていない、給料は上がらない、税金は上がる、社会保障費も上がる、妻が働こうにも子供を預かってくれるところはないし事務職なぞまったくない、仕方なく短時間のパートで働くしかないしこれじゃ保育料も出ない。
 安倍にべったりの連合神津会長がいい内容の賃上げに成功するとは思えないし、賃上げのできるのは巨大内部保留を抱える一部大企業でしかない。
 中小や赤字企業はいくら言われても賃上げどころか人員整理を言い出す始末、メガバンクは3行合計3万2500人分の大リストラを迫られている、アベノミクス何するものぞ。


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泊原発 地震想定白紙に 「活断層なし」示せず  【朝日新聞】

 北海道電力泊原発1~3号機の再稼働に向けた審査で、原子力規制委員会が、了承していた地震の揺れの想定を自紙に戻す方針であることが7日、わかった。北海道電が敷地内に活断層がない証拠としてきた火山灰の層が、再調査で確認できなかったためだ。審査は振り出しに戻り、再稼働の時期は見通せなくなった。北海道電の経営に影響する可能性もある。

 新規制基準に基づく審査では、約12万~13万年前よりも後に動いた断層を活断層とみなす。活断層が原子炉建屋などの重要施設の直下にあれば廃炉が迫られるほか、直下になくても敷地ににあると地震の揺れが大きくなり、建物に高い耐震対策が求められる。

 北海道電は2013年に申請した再稼働の審査で、敷地内に断層が複数あることは認めている。ただ、これらは泊1、2号機を建設した当時の掘削調査で見つかった約20万年前の火山灰の層を横切っていないため、動いた時期はそれより古く、活断層ではないと評価。規制委も了承した。

 一方、規制委は、火山灰の層がそこでしか確認されておらず、掘削地点もすでに削り取られていることからヽ別の場所を掘るなどして証拠をさらに積み上げるよう求めた。これを受けて北海道電が今春から新たに敷地内外6カ所を掘ったところ、どこからも明確な火山灰の層が見つからなかったという。証拠の確実性が失われた形でい規制委の更田豊志委員長は「出るはずのものが出ず、大変驚いた。審査に大きく影響することは間違いない」と語った。

 北海道電は、火山灰の成分は見つかっているとして、8日の審査会合で分析結果を示すとみられる。規制委は「非常に説得力のある根拠」を求めており、審査の長期化が予想される。
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 デタラメが出てきた、再稼働ありきじゃなくしっかり審査してくれ。


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12.17に先制攻撃も 国連幹部の訪朝は米朝開戦シグナルか  【日刊ゲンダイ】

 異例の国連幹部の訪朝は、何を意味するのか――。国連のフェルトマン事務次長は6日、平壌で北朝鮮の朴明国外務次官と会談。北の核・ミサイル開発をめぐり、安保理制裁決議などについて話し合った。国連幹部の訪朝は、米国による軍事攻撃の地ならしとの見方もある。

 元韓国国防省分析官で拓大研究員の高永テツ氏が言う。

 「1991年の湾岸戦争の際、国連安保理はイラクに対し、クウェートからの撤退期限をつけて『対イラク武力行使容認決議』を採択しています。イラクが従わなかったために、多国籍軍が攻撃を開始するのですが、今回の北に対する安保理決議は経済制裁に関してのみ。この状況で米軍が北を攻撃すれば、不意打ちになり、国際法上も問題です。そこで、わざわざ国連の幹部を訪朝させ、弁明の機会を与えたのではないか。中国、ロシアに続いて、国連も武力行使回避の努力は尽くした、北朝鮮は国連の説得にも応じなかった、となれば米軍の攻撃もやむを得ないとなります」

 国連から直接、説得されても、ミサイル発射や核実験を強行したら、米国は遠慮なく攻撃する可能性があるということだ。

■中国紙では「核爆発」対処法を掲載

 それでなくても、米国の開戦ムードは高まっている。トランプ側近のグラム上院議員は米CNNテレビで「状況が変わらなければ、我々は戦争に突き進むことになる。北朝鮮を破壊する準備はできている」と語っている。米高官が自らの韓国の個人資産を引き揚げ、在韓米軍の家族の避難訓練も行われている。

 中国も開戦の危機を感じているのか、北と国境を接する中国・吉林省の「吉林日報」は6日付で、核爆発が起きた際に身を守るための対処法を掲載している。さながら開戦前夜である。

 「8日まで行われる史上最大の米韓合同軍事演習に反発を強める北が、何らかの軍事的挑発をする可能性が高い。正恩の父・金正日の命日は12月17日です。北が核実験やミサイル発射の兆候を示せば、米軍は“予防”と称し、先制攻撃に踏み切る可能性があります。18日の未明は新月です。真っ暗なので空爆には最適な環境です。湾岸戦争でも米軍は新月に開戦しました」(高永テツ氏)

 国連幹部の訪問に北はどう応じるのか。
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 ただイラクの場合と違って米に同調するのは安倍自衛隊だけと言う事、そして同調して自衛隊がついて行けば確実に東京にミサイルが飛んでくると言う事だ。
  

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「加計審査で圧力」証言 座長に訴訟リスクあると言われた  【東京新聞】

 学校法人「加計(かけ)学園」(岡山市)の獣医学部の設置認可を巡り、審査した文部科学省の大学設置・学校法人審議会(設置審)の複数の委員が七日、本紙の取材に「主査の委員(設置審の座長)から訴訟リスクがあると告げられ、圧力を感じた」と証言した。国家戦略特区認定の四条件を満たしていないとの考えも明らかにし、一人は「設置審にかかったことで認可への道筋は付いていた」とも述べた。 (井上圭子、中沢誠、清水祐樹)

 本紙は主査に大学を通じて取材を申し込んだが、回答を得られなかった。文科省は「個別の委員の発言は明かせない」としている。「認可ありき」をうかがわせる証言が明るみに出たことで、認可判断の妥当性が揺らいでいる。

 加計学園の獣医学部は、四月から設置審で認可の是非を審査。八月に判断保留となり、十一月に設置を「可」とする答申をした。

 審査に関わった委員の一人によると、十一月五日の最終判断の会議で、主査が「もういろんな建物が建っている段階で(答申を)延ばし延ばしにしていると(学園側から)訴えられたら勝てない」と告げたという。この委員は「絶対に認可しろという圧力を感じた部分もあった」と打ち明けた。

 訴訟リスク発言について、別の委員も「委員の三分の一ぐらいは圧力と感じていた」との見解を述べた。

 答申後に文科省が公表した審査経過では、設置審は五月、学園の当初計画に対し、抜本的に改善しなければ新設を認めないとする「警告」まで出していた。特区認定の四条件の一つである獣医師の需要にも疑問を示していた。複数の委員によると、文科省側から会議の場で「この場は四条件を満たすかどうかを議論する場ではない」と繰り返し伝えられたという。

 委員の一人は「四条件を審査したら成立するわけがないと委員全員が分かっていたのではないか」との見方を示し、「通常ならある程度練った案を申請するのに、(文科省は)加計学園のひどい未成熟な計画を丸投げしてきた」と打ち明けた。

 この日の参院の文教科学、内閣両委員会の連合審査でも、民進党の杉尾秀哉氏が同様の委員証言を紹介し、認可判断に疑義を示した。林芳正文科相は「委員の発言は差し控える」と明言を避けた。

 文科省は年度内に設置審の議事要旨を公表する予定。年明けの通常国会で、学部設置認可の判断が改めて議論になりそうだ。

 <大学設置・学校法人審議会> 文部科学相の諮問機関。既存大学への新学部設置や新大学開校の際に合否の審査を担う。大学教授らがカリキュラムの妥当性、教員の質や人数、建物や研究設備が基準を満たしているかなどを審査。学部によって29の専門委員会のいずれかが審査に当たる。各専門委には10人前後の研究者が所属し、本年度の獣医学専門委は14人。教育内容などに不十分な点があれば、判定を「保留」とし改善を求める。答申を受けた文科相が認可を最終決定するが、判断が覆る例はほとんどない。
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 今までこういった事で訴えられたことは無く、もし訴えられたとしてもそれは加計学園が勝手に着工などしたことで本来の認可を待たずにやった事となるが、委員にはそんな事はわから無かったんだろう。
 それにしても「主査の委員(設置審の座長)」の恫喝の悪辣さ。
 








 Twitterコーナー、ご参考に

 慶應義塾大学経済学部の金子勝教授のツイッター

 元外務省国際情報局局長の孫崎享氏のツイッター

 自由党の 小沢一郎事務所のツイッター

 社民党参議院議員 福島みずほ氏のツイッター

 東京新聞 政治部のツイッター

 東京新聞 ほっとwebのツイッター

 市民連合のツイッター

 関西市民連合のツイッター

 SADL大阪のツイッター

 上智大学 中野晃一教授のツイッター

 法政大学法学部 山口二郎教授のツイッター


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昨日の神戸
 最低気温   3.6度(06:32) 前日差+1.2度)
 最高気温  11.4度(14:59) 前日差+0.9度)

  今朝の神戸最低気温   7.9度 (06:00)   11月下旬並み 平年より1.5度高い 
   、

今日の神戸の
   日の出     6時54分 (昨日 6時53分)
   日の入り   16時48分 (昨日16時48分)

       日の出は昨日より一分遅く、日の入りは昨日と同じ

   
       

 日本海の東北沖にあった低気圧は太平洋側へ抜けその後北上、奄美諸島の西にあった低気圧は発達し前線を伴い紀伊半島の南海上へ、沖縄は曇り、西日本の日本海側は曇り、雨、太平洋側は東海まで雨から曇りに、北陸、東北、北海道は雪。
     
          
 明日の朝、紀伊半島の南海上にあった低気圧は太平洋側を発達しなが北東へ進む、沖縄は曇り、九州から関東まで太平洋側は晴れ、山陰は雪から曇りへ、北陸、東北、北海道は雪の予報。
     
     

 今朝は曇り路面は濡れていたが雨は止んでいた、結露は少し、気温は低いが風が無いので寒くなかった、一日ほぼ曇りだったが夕方4時半ごろから雨になった。
 今日の神戸の最高気温は 10.2度、昨日より1.2度高く、平年より2.8度低かった。
 明日は晴れ、朝の最低気温は 1.9度、最高気温は 10.4度、午後の最低気温は 3.4度の予報、朝がだいぶ寒そ~。







最高裁が「公共放送」と思うNHKの闇の数々 (抄)  Plus

2017-12-08 | いろいろ

ジャーナリスト田中良紹氏のヤフーニュースのコラムより

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最高裁が「公共放送」と思うNHKの闇の数々

 テレビがあればNHKに受信料を支払う義務があるという判決を最高裁が下した。放送法ではテレビを設置した場合、NHKと受信契約を結ばなければならないと定めているが、NHKと争った男性は「受信契約が強制されるのは契約の自由に対する侵害で違憲だ」と訴えていた。

 これに対しNHKは「公共放送の意義を踏まえればその必要性や合理性がある」として合憲を主張した。今日の最高裁判決はNHKの主張を認めて「合憲」としたが、問題はその前提となる「公共放送の意義」である。この際NHKは公共放送なのか、また公共放送とは何かを国民は考える必要がある。

 かつてNHKは民営化を追求していた。1980年代、中曽根内閣が「土光臨調」の主導により国鉄や電電公社の民営化に力を入れていた頃、NHKもまた民営化の構想を練っていた。中心人物は「宏池会」を担当した政治記者出身の島桂次氏である。

 彼は報道局長に就任すると米国のテレビを真似たキャスター・ニュース「NC9」や大型ドキュメンタリー「NHK特集」などを次々に制作、それまでのNHKの「お堅いイメージ」を変えた。80年代半ばに副会長になると中曽根内閣が日米経済摩擦の解消策として米国が不要としたBS(放送衛星)を購入したのに歩調を合わせ、NHKを世界最大の放送局にする野望を抱く。

 将来の民営化を前提に彼はそれまでNHKが持つことを認められなかった民間子会社を設立していく。1989年に会長に就任すると教育テレビやラジオ第2放送を打ち切り、「商業放送局」への道を進もうとした。その方針は労働組合からも支持されていた。

 一方で高度経済成長を成し遂げた日本が1985年に世界一の債権国になり、米国が世界一の債務国に転落すると、中曽根総理とそのブレーンでありかつての大本営作戦参謀瀬島龍三氏にも別の野望が生まれた。

 戦前の国策会社同盟通信を復活させることである。同盟通信は外国情報を収集し新聞社だけでなく経済界や国家に提供するための組織で、戦後はGHQによって共同通信、時事通信、電通に三分割された。中曽根総理や瀬島氏はテレビ時代における同盟通信の役割をNHKに負わせようと考えたのである。

 NHKは離島などへの「難視聴対策」という名目でBSを打ち上げた。しかし「難視聴対策」というのは真っ赤な嘘である。「難視聴対策」なら地上波と同じ放送を流さなければならないが、BSには地上波と異なる番組が流れた。

 つまりNHKはBS放送を口実にチャンネル数を増やし肥大化したのである。そのため局内の人間だけでは足りず外部の制作会社に番組を発注する。民放の番組を制作してきたプロダクションがNHKの下請けをやるようになりNHKと民放との差がなくなった。

 またNHKとソニーと郵政省(当時)はNHK放送技術研究所が開発したハイビジョンを一体となって世界に売り込み、世界のテレビを日本が支配しようと考えた。そのためにはBSアナログによる放送が必要だったが、米国はデジタル技術を使ったCS(通信衛星)の多チャンネル放送で対抗し、結果は米国の勝利に終わった。BS放送をやっているのは世界でも日本ぐらいではないか。

 ・・・・・。





別Webより  Plus

 「美しい画面でつまらない番組を見るより、美しくなくとも多彩な情報を見る方が楽しい」というのが米国の言い分で、デジタル化に後れを取ったソニーは世界に冠たる放送機器メーカーの地位を失うことになる。

 島桂次氏のNHK民営化路線はスキャンダルが表沙汰になり消えていくが、民営化の前提としてNHKが所有した民間子会社や中曽根―瀬島ラインによる「NHK同盟通信構想」はそのまま残り、それが後に一大スキャンダルを引き起こす。

 以前から何度も書いてきたが、NHKと英国のBBCは公共放送という点で同じだ言われるが、フーテンに言わせればまるで違う。BBCは政権批判を行うが、NHKは一度も政権批判を行ったことがない。イラク戦争に加担したブレア首相をBBCは退陣に追い込んだが、NHKが小泉総理を批判したことはない。

 違いの第一はBBCは王室から免許され、政府や政党の支配を受けないことだ。また5年に一度は継続させるかどうかを国民が判断する。ところがNHKは政府が免許し、予算は国会で審議される。国会で承認されなければNHKは何の活動もできない。つまり国会はNHKの「株主総会」に当たり「大株主」は与党である。

 そのため国会の委員会の与党メンバーや与党実力者をNHK職員がお世話することになる。国内はもちろん海外に出張するときも必ず随行して接待など面倒を見る。フーテンはその現場を見たことがある。瞬間「受信料はこういうことにも使われているんだ」と思った。

 政府や政党の影響下にあるNHKを「公共放送」と呼ぶことにフーテンは強い抵抗を覚える。またNHK予算は国会でチェックされるが、民間子会社の会計は民間であるからチェックされない。確か38社だと思ったが民間子会社を行ったり来たりさせれば金の流れは不透明になる。それがスキャンダルにつながった。

 2004年に紅白歌合戦のプロデューサーが制作費をごまかした問題を週刊文春が報じたが、それは国民の目をそらすための仕掛けだったとフーテンは思っている。それより重要だったのは同じ時期に韓国特派員が韓国の要人を取材するため支局に多額の資金を蓄えていたことが発覚したのである。

 それを隠すため紅白プロデューサーに目が向くよう仕掛けられた。韓国特派員の話はいつの間にか消え、何のお咎めも受けなかった。咎められないところを見ると韓国だけでなく世界中のNHK支局に同じ問題があり、それへの連鎖を恐れたのではないかとフーテンは思った。NHKを同盟通信にする構想は消えていない。

 フーテンは同盟通信のような存在を否定するものではない。世界から情報を収集することは極めて重要な国家の仕事である。ただしそれが公共放送を理由にした国民の受信料を原資にしているとなれば話は違う。国民から徴収された受信料は番組に使われ国民に還元されるのでなければ大問題だ。

 日本の司法界はおそらく「NHKの闇」を御存じないのだろう。建前を信ずる世界であるから仕方のないことかもしれないが、「公平中立」とか「不偏不党」というNHKの標語ほど空しいものはない。

 養老孟司氏はベストセラーになった『バカの壁』(新潮新書)でこれらの標語ほど「バカ」の典型はないと書いていたが、NHKだから「公共放送」というのも「バカ」の典型である。民放の番組にも「公共的価値」を有するものはいくらでもある。

 嘘と建前だらけで「公共放送」を存続させるより、現在の通信技術では料金を支払っていない者のテレビに画像を映らなくすることは可能なのだから、強制的に受信料を徴収するより支払わない人には映らなくするというのが最も賢明な方法だと思うが、おそらく政府と自民党が嫌がるということなのだろう。それだけの話だ。
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I am not Abe.   北朝鮮木造船が漂着 今年が多いわけではないらしい

2017-12-07 | 日記




 世界に対し、安倍首相がやっていることが本当の日本の姿じゃないと思い、 『 I am not Abe、 』 と声をあげる、Yuriko Maeharaも追加だな。



   2017年都議選票前日の7月1日、安倍首相の「ホームグラウンド」とも言われているJR秋葉原駅前で、安倍首相は都議選初の街頭演説を行った。同駅前には日の丸の小旗を振る自民党の支援者が集まったが、聴衆の一部からは「安倍辞めろ」「安倍帰れ」などのコールが発生。声は次第に広がり日の丸の小旗を持った人達も「帰れ」「帰れ」とコールした、これに対して首相は「人の演説を邪魔するような行為を自民党は絶対にしない」と怒りを露わにした。いつも国会で率先してヤジを飛ばしているのに! 
   
そして聴衆を指差しながら一際大声で言い放ったのが
   「こんな人たちに負けるわけにはいかない」




  2017年2月17日の衆議院予算委員会において、「私や妻が関係していたということになれば、まさにこれは、もう私は総理大臣も、そりゃもう、間違いなく総理大臣も国会議員も辞めるということは、はっきりと申し上げておきたい」


  14年の選挙の時は『来年10月の引き上げを18カ月延期し、そして18カ月後、さらに延期するのではないかといった声があります。再び延期することはない。ここで皆さんにはっきりとそう断言いたします。平成29年4月の引き上げについては、景気判断条項を付すことなく確実に実施いたします。3年間、3本の矢をさらに前に進めることにより、必ずやその経済状況をつくり出すことができる。私はそう決意しています。』 と言っていた。


  元官僚の古賀茂明氏は氏の著書「国家の暴走」に安倍首相の事を
  「この人物は、いとも簡単に、しかも堂々と、嘘をつける人間なのだ。」 と書いている。


 安倍政権が進めるアメリカのためのTPP批准に反対します。


  忘れていませんよ、12年の選挙時に貼られたポスター、どうなっているでしょう。
  言っている事とやっていることがさかさま。安倍自民は単にアメリカの隷属政党。

  「日本を耕す自民党」と言うのは外資に対し日本から搾取しやすいようにする。事か?
  「ウソつかない。」自体が嘘



  TPP、ISD条項で日本の国家主権は破壊されコングロマリットの餌食に
  

  農業だけじゃないよ、食料、医療、特許、環境、労働、投資、衛生植物検疫、越境サービス など21分野

  自民党が2012年暮れの衆議院選挙で公約したTPPに関して、自民党のウェッブをチェックしよう。

   
 拡大すると
   



 安倍政権の進めるアメリカのための戦争法施行および帝国憲法への改憲に反対します。



 〈あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。世界によって自分が変えられないようにするためである〉ガンジー

 〈一番こわいものはテロリストでも大不況でもなく、いつの間にか私たちがいろいろなことに疑問を持つのをやめ、気づいた時には声すら自由に出せない社会が作られてしまうことの方かもしれません〉アメリカで医療破産したある女性(堤未果、ルポ貧困大国アメリカⅡより)




 12/07(木)

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「この国の行方」のカギを握る 立憲民主による野党共闘  【日刊ゲンダイ】
 永田町の裏を読む ジャーナリスト 高野孟氏

 先週、立憲民主党の中枢幹部と懇談する機会があった。いちばん印象的だったのは、次の言葉だった。

 「永田町の記者さんたちは全く分かっていなくて、朝から晩まで『バラバラになった旧民進党が早くひとつにまとまらないと安倍政権にとても太刀打ちできないだろう』という質問ばかり繰り返している。我々の感覚は正反対で、『理念や路線なんかどうでもいいから、希望と一緒になって数を増やせば政権交代が可能になる』という前原誠司前代表のいい加減さに反発して、立憲民主党を立ち上げたわけですから、いい加減なところで妥協して数だけ増やせばいいという発想はない」

 これは重要なポイントで、96年9月に結成された旧民主党は、「常時駐留なき安保」とか、それなりにユニークな路線を掲げて米大使館を慌てさせたりしたのだが、1年半後の98年4月になると、羽田孜や細川護熙や中野寛成ら新進党からこぼれてきた人たちが次々に合流して、そのような路線はどこかに吹き飛んでしまった。

 その後も、理念も政策もなき党勢拡張が進み、最後の完成形がかつての新進党のオーナーだった小沢一郎の民主への合流だった。そのような民主の膨張に意味がなかったわけではなく、そのおかげで同党は09年に政権を取ることにもなるのだが、しかしそこに至るまでに理念・政策はどんどん薄まって、結局のところ、何のために政権を取ったのか分からなくなってしまって迷走した。そこが、先週本欄で書いた「スッキリ感」という問題につながる。

 枝野は、3日付毎日新聞の第1面のリードから第4面の全ページを費やした長大記事に取り上げられていて、その中でも「政権交代のために(野党が)一つにまとまること〔という前原的発想〕がいかに有権者に嫌われているか痛感した」と語っている。一言でいえば「量よりも質」ということである。

 それで、立憲民主党は年内には綱領と基本政策を出すという。そこには、安保法制違憲、そのための閣議決定廃止はもちろん盛り込まれ、さらに原発ゼロ方針、辺野古基地建設のゼロベース見直しも盛り込まれるという。そこまで踏み込むのであれば、社民・自由・共産の各党や市民連合との共闘体制も組みやすくなる。19年春の統一地方選から夏の参院選にかけて、このような野党共闘ムードがどれほど熟してくるかが、今後のこの国の行方を決めるだろう。
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 どうなるか、いずれにしても共闘が出来なきゃ勝てない現実ははっきりしている、いかにしっかりした人物をお互いに出し選別し戦うかだ。
 


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自民激震 逮捕のスパコン社長は“アベ友記者のスポンサー”  【日刊ゲンダイ】

 「アベ友」まで捜査の手は及ぶのか。5日、今をときめくスパコン企業の社長が詐欺容疑で東京地検特捜部に逮捕され、政界は騒然だ。この社長は、安倍首相と昵懇で知られる元TBS記者の山口敬之氏の“スポンサー”と言われる人物なのである。

■超高級賃貸レジデンスの家賃支払い

 逮捕されたのは、スーパーコンピューターの開発を手がけるベンチャー企業「ペジーコンピューティング」社長の斉藤元章容疑者(49)。ペジー社は計算速度世界ランキング4位のスパコン「暁光」を開発したが、2014年2月に国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)に対し、事業費を水増しして、助成金約4億3100万円をだまし取った疑いが持たれている。

 斉藤容疑者と山口氏の親密な関係を報じた「週刊新潮」(6月15日号)によれば、山口氏は永田町のザ・キャピトルホテル東急の賃貸レジデンスで暮らしており、その家賃を払っているのが斉藤容疑者だという。平均家賃130万円という超高級賃貸だ。記事では「斉藤さんが借りている部屋を使わせてもらっているという話がありますよ」「山口さんはTBSにいるころから斉藤社長と知り合いで、去年5月に会社を辞める時に顧問のようなポジションを用意されたと聞いています」という永田町関係者のコメントも紹介している。

 「ペジー社への家宅捜索には、国税局も一緒に入っている。今回の詐欺容疑以外にも不透明なカネの流れがあるようです」(大手紙社会部記者)

 捜査が進めば、別の助成金受給でも不正が発覚する可能性がある。なにしろ「ペジー社が受給した税金は総額で100億円以上になるのではないか」(経産省関係者)と言われているのだ。

 「当方は10~17年度にかけ、ペジー社の事業5件に助成金を交付しています。総額は約35億2400万円です。別の研究開発法人などからも助成金を受け取っていたかは分かりません」(NEDOの担当者)

 それにしても、なぜ斉藤容疑者はスパコンの専門家でもない山口氏を厚遇したのか。巨額の補助金と何か関係があるのか。

 斉藤容疑者は11日放送のNHK番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」に登場する予定だったが、NHKは逮捕直後に放送見送りを決めた。

 「特捜部が前々からペジー社の捜査をしていたなら、NHKが情報を得ていないはずがない。逮捕当日まで斉藤容疑者の番組が放送予定だったのは、事件が急展開した証拠です。それも、いきなり逮捕ですから、何か特別な力が働いたのではないかという臆測も飛び交っています。新任した特捜部長の“初荷”が、4億円のケチな詐欺で終わるとも思えません」(前出の社会部記者)

 国会では、山口氏が15年4月にジャーナリストの伊藤詩織さんをレイプし、発付された逮捕状が逮捕直前に執行停止になったとされる問題が追及され始めた。11月30日の参院予算委で、社民党の福島みずほ副党首が山口氏について「『総理』という本を書いたジャーナリストをご存じですか、面識はあるでしょうか」と質問すると、安倍首相は「私は取材対象として知っている」と答え、距離を置いた。

 安倍首相が当初、「非常に共鳴している方」と持ち上げていた森友学園の籠池前理事長について、雲行きが怪しくなった途端、「非常にしつこい」と手のひら返ししたことを思い出す。そして補助金詐欺での関係者逮捕。まさか山口氏も、籠池氏と同じ運命をたどるのか。

 「ペジー社が助成金をだまし取ったNEDOは経産省の所管で、官邸の意向が働きやすい。経産省出身者が暗躍したとされるモリカケ問題と同じ構図で、官邸が関与していたとすれば、政権が吹っ飛ぶ。党内は戦々恐々です」(自民党関係者)

 この政権の周囲は怪しい話だらけだ。特捜部の本気度が試されている。
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 この件でも山口が安倍首相に口利きしていたのか、どこまで踏み込むつもりか、表面だけじゃ納得できない。
 


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白鳥のような首、ペンギン似の前脚… 水陸両生の恐竜か  【朝日新聞】

 モンゴル・ゴビ砂漠で、白鳥のような細長い首と、ペンギンの翼のような前脚を持つ新種の恐竜の化石が見つかった。陸では2本の後ろ脚で歩き、水中では前脚で泳ぐ水陸両生だったとみられる。イタリアなどの研究チームが6日付の英科学誌ネイチャーに論文を発表する。

 この恐竜は肉食の獣脚類で、体長は推定約80センチ。約7500万~7100万年前の白亜紀に生息した。化石は盗掘されたが、フランスの化石商がヨーロッパで発見してモンゴルに戻した。こうした経緯から、モンゴルの恐竜研究に貢献したポーランドの古生物学者と化石商の名前にちなんで「ハルシュカラプトル・エスクイリエイ」と名付けられた。

 上あごに魚食に適した多数の細かい歯が確認できることや、前脚の骨がペンギンと水鳥の中間にあたる形をしていることなどから、前脚を泳ぎに使って魚を捕食していたとみられる。

 今回の発見について研究チームは「モンゴルのように恐竜研究の進んだ場所でさえ、恐竜の多様性がまだほとんど明らかになっていないことを物語るものだ」。国立科学博物館標本資料センターの真鍋真センター長は「水鳥のように水中を泳いでエサを捕るような生態が推定された恐竜は初めてで驚いた」と話している。
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 不思議な格好の恐竜、でもいてもおかしくなかったんだろうな。
 


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詩織さんレイプ事件で逃げ答弁 警察庁に“第2の佐川長官”  【日刊ゲンダイ】

 国民の追及から逃れられると思ったら大間違いだ――。安倍首相は「モリカケ問題」の幕引きに躍起だが、忘れちゃならない事件がある。安倍と昵懇の元TBSワシントン支局長の山口敬之氏(51)が、ジャーナリストの伊藤詩織さん(28)を2015年4月にレイプしたとされる疑惑だ。

 6日、国会議員の有志が超党派で「『準強姦事件逮捕状執行停止問題』を検証する会」の第3回会合を開く予定だが、これに先立ち、5日、衆参両法務委員会でこの事件が取り上げられた。

 最大の焦点は「警察権力のトップが捜査に不当介入したのかどうか」で、中村格警察庁総括審議官(当時・警視庁刑事部長)は、山口氏に対する逮捕状の執行停止を「決裁した」と認めている。

 5日は、希望の党の柚木道義衆院議員や民進党の有田芳生参院議員がそれぞれ質問に立ち、警察対応を追及。ところが、答弁に立った警察庁の大賀真一官房審議官は「個別案件については答えられない」「(決裁文書について)把握していない」――などと“ナイナイ答弁”を繰り返した揚げ句、答えても「一般論として」と枕ことばをつけて逃げまくったのだ。まるで森友問題で官邸の“守護神”と言われた、佐川宣寿国税庁長官の答弁とそっくりだ。いったい何者なのか。

 「京大法学部を卒業して警察庁に入庁したキャリア官僚です。本庁や県警、府警で捜査2課長、捜査1課長、刑事部長などを務めたことがあり、刑事部門の経験が長い。今年9月から現職です」(警察庁関係者)

 大賀氏は北海道警の警務部長だった2012年、道警で不祥事が相次いだことを受け、全国紙のインタビューで「税金で仕事をしている警察職員として極めて情けない」と答えている。それが今やどうだ。自分の姿は情けないと思わないのか。委員会で質問した有田芳生参院議員がこう言う。

 「詩織さんの事案に関する国会答弁で、関係省庁は一貫して『個別案件について答えは差し控える』としてきました。当時の刑事部長が逮捕状を執行停止したり、捜査員が示談を求めていない詩織さんを弁護士のところへ連れて行って示談を要求したり、オカシなことだらけです」

 佐川長官も大賀氏も「税金で仕事をしている官僚」としての自覚が全くない。
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 もし本当に犯罪ではないと言うのなら堂々と証拠も開示できるはず、性犯罪者を世の中に解き放した責任はあとあと効いてくるぞ。
 

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物価上昇「いつか明確に答えられない」 日銀・黒田総裁  【朝日新聞】

 日本銀行の黒田東彦(はるひこ)総裁が7日、都内で講演し、物価上昇率2%の目標について「なお距離があることは事実」と述べた。一方で景気改善は続いており、今の金融緩和策が「経済を大きく改善させる効果があることははっきりしている」として、当面は継続する姿勢を強調した。

 物価が上がりにくい理由は、正社員の賃上げの鈍さや企業の値上げに慎重な姿勢にあると指摘。「消費者の値上げに対する許容度も増してきている」として物価上昇の勢いは強まる見込みだと強調したが、その時期は「『いつか』という問いに対し、明確に答えることは簡単ではない」とも語った。
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 この言い方から感じるのは、次はやらない、と言う事ではないか。無責任、マイナス金利などの政策でアベノミクスをただただ押しただけ。
 
 

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希望の党の維新化は避けられない  【日刊スポーツ】

 ★バラバラになった野党が、新たな塊を作れるかどうかの試金石となる議員立法提出。5日、立憲民主、希望、共産、自由、社民の5党と会派・無所属の会は森友学園・加計学園疑惑を受け、会議や審議会の議事録の作成義務を明記し、公文書管理を厳格化する府省庁の公文書管理法改正案と、国民の「知る権利」を明示する情報公開法改正案を提出。ただこちらは共産を除く5党・会派で共同提出した。

 ★ところが希望の党は党内で賛否が割れており、改正組織犯罪処罰法の廃止法案、いわゆる共謀罪廃止法案には不参加。また統合型リゾート(IR)整備推進法、いわゆるカジノ法案廃止法案、ギャンブル依存症対策基本法案も提出したが、カジノ廃止法案には無所属の会が、依存症対策基本法案には共産が加わらなかった。立憲を軸に9日の会期末に合わせ野党がすり合わせをしていたものだが、すべてが一緒にという形にはならなかった。1つは共産党の孤高の立ち位置。もう1つは希望の自民党への接近が浮き彫りになった。維新の会は入っていない。

 ★希望の党の非主流派、大串博はホームページで「結局、共謀罪廃止法案について、我が党としては他の野党との共同提案はしないという結論に。希望の党だけそうしないというのは残念です。おそらく党内の意見を全体的に見渡してみれば、共謀罪法案に反対した声が圧倒的に多かったことは明らかなはず。何に配慮してのこのような結論なのか。よく確認してみたいと思います」と不快感を記した。立憲が仕掛けた政策による踏み絵の意味は大きく、元民進党出身者が大半の希望の党は民進党内の二分する考えというより、異端であったことが浮き彫りになったと同時に、この確認が立憲と希望の埋めがたい溝になったのではないか。政策的には今後野党内で希望が維新化していくのは避けられないだろう。
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 維新と同じじゃなんだと言う事、自民に入りたいが選挙区の関係で承認されない団体?野党のふりしてどこまでも自民にすり寄る維新と同じじゃ選挙民は離れていくな。


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四面楚歌の百合子知事、議会で一斉攻撃「都政混乱」  【日刊スポーツ】

 東京都議会で6日、小池百合子知事の所信表明に対する代表質問が行われた。10月の衆院選後、初の論戦。「希望の党」を率いて国政進出を目指した小池氏の政治判断に、各会派から厳しい意見が続出した。衆院選敗北で党代表を電撃辞任し、「都政にまい進」を誓う小池氏にエールを送ったのは、都民ファーストの会だけ。四面楚歌(そか)の姿が浮き彫りになった。

 自民党の鈴木章浩氏は「継続性を無視し、思いつきで都政を混乱させてきた」と小池氏の手法を批判した上で、「(代表辞任は)小池氏を信じて投票した有権者を裏切る行為。何のための国政進出だったのか大いに疑問だ」と指摘。共産党は「乱暴に野党の分断を図った。小池氏の行動は、窮地にあった安倍政権や自民党を助けた」と批判した。

 小池氏は、「私自身の行動でご心配をかけた」と陳謝した上で、「信念に基づいた行動。選挙結果は有権者の判断で、当然尊重すべき」と述べるにとどめた。

 小池氏に反発し、距離を置く公明も「今多くの都民が求めているのは、知事が着手した改革や見直しに、自ら決着をつけること。政治は結果だ」と求めた。

 風邪気味の小池氏は用意した原稿を読む場面も目立ち、終了後、「ご指摘は真摯(しんし)に受け止めたい」と述べた。一方、自民の秋田一郎幹事長は「元気がなく、豊洲の話などで具体的な話がなかったことも残念だ」と述べた。また、国が、東京都の減収につながる地方消費税の配分見直しを検討し、「都税の収奪」と反発する小池氏が与党に陳情を続けていることに関し、「選挙であれだけ政権を批判され、今度は頼みますというのは難しい部分があるのではないか」と述べ、衆院選で生まれた国VS小池氏の溝の深さを指摘した。
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 しょうがないよな、今まではただただ波に乗ってきただけ、たいした考えもないからこういう結果に、希望は分裂、都民ファーストは都民にファシストを鮮明にするだけ。


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阪堺電車がオリエント急行に!!ジョニデと乗車できるラッピング電車が期間限定で運行

アガサ・クリスティの不朽の名作をハリウッド屈指の豪華キャストにより新たに映画化した『オリエント急行殺人事件』と、大阪唯一にして日本最古の路面電車である阪堺電車がコラボレーション。11月9日(木)より期間限定で、劇中のオリエント急行をモチーフにした特別ラッピング電車「オリエント急行路面電車」が運行。

 今回、特別ラッピングを施したのは、1928年(昭和3年)に作られ、約80年が経過した今でも現役で運行している166号。豪華キャストにより全く新しいエンターテインメントとして生まれ変わった本作と同じように、「チン電」の愛称で地元の人に親しまれている阪堺電車が、期間限定でオリエント急行に生まれ変わる。11月8日(水)阪堺電車・あびこ道車庫で行われたオープニングセレモニーで、特別電車が初お披露目。劇中のオリエント急行を彷彿とさせるカラーデザインに、名探偵・ポアロを演じるケネス・ブラナーと富豪を演じるジョニー・デップをはじめ、ペネロペ・クルス、ミシェル・ファイファーなど豪華キャスト陣が乗車しているように見えるラッピングも施されている。

 阪堺電車の上田典生さんは、アガサ・クリスティの原作発表と166号の運行をはじめた時代が近いうえ、世界観も似ていると話し「作品とこの電車が非常にマッチしている。この特別電車に乗車していただき、オリエント急行の世界を感じてもらえたら」とコメント。また、本作を配給する20世紀フォックス映画の日本代表ジェシー・リーさんは「今回の特別列車に関してだけは、名探偵ポアロが登場するような事件や事故が起こらないよう、無事の運行をお祈りしています」と粋なコメントを添えた。
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 楽しそう。


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秋田の海岸に2遺体 北朝鮮木造船で漂着か  【東京新聞】

 秋田県男鹿市の海岸で7日午前、一部が白骨化した遺体2体が相次いで見つかった。隣の三種町の海水浴場付近では長さ約15メートルの木造船が漂着しているのが見つかり、県警は形状などから北朝鮮から来た可能性があるとみて関連を調べる。

 県警によると7日午前8時50分ごろ、男鹿市野石の海岸に、頭部が白骨化した遺体があると近くの住民から通報があった。付近を捜索していた警察官が午前10時半ごろ、約300メートル離れた海岸でもう1体を見つけた。三種町で木造船が見つかった現場からは数キロ離れている。
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 最近この手のニュースが多い気がするが、海保の話だと例年60件くらいあり、今年が特に多いわけではないと言う、2013年には80件あったらしい、政府による北朝鮮危険だ宣伝、森加計隠しの印象操作ではないか。
  







 Twitterコーナー、ご参考に

 慶應義塾大学経済学部の金子勝教授のツイッター

 元外務省国際情報局局長の孫崎享氏のツイッター

 自由党の 小沢一郎事務所のツイッター

 社民党参議院議員 福島みずほ氏のツイッター

 東京新聞 政治部のツイッター

 東京新聞 ほっとwebのツイッター

 市民連合のツイッター

 関西市民連合のツイッター

 SADL大阪のツイッター

 上智大学 中野晃一教授のツイッター

 法政大学法学部 山口二郎教授のツイッター


 その他、こちらもどうぞ 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

   
 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 



昨日の神戸
 最低気温   2.4度(04:08) 前日差-1.4度)
 最高気温  10.5度(13:37) 前日差+1.1度)

  今朝の神戸最低気温   3.6度 (06:32)   1月上旬並み 平年より2.9度低い 
   、

今日の神戸の
   日の出     6時53分 (昨日 6時52分)
   日の入り   16時48分 (昨日16時48分)

       日の出は昨日より一分遅く、日の入りは昨日と同じ

   
       

 中国大連付近の低気圧、上海近くの高気圧が東進し低気圧は日本海の東北沖へ高気圧は四国沖へ進む、高気圧の後ろに低気圧が奄美諸島近辺へ進む、沖縄は曇り、西日本の日本海側は曇りに、太平洋側は関東まで晴れ、北陸は雨、東北、北海道は雪、北海道はかなり冷え込んでいる(最高が氷点下)。
     
          
 明日の朝、天海の西にあった低気圧が発達し前線を伴い東へ紀伊半島の南海上に日本海の低気圧も太平洋側に、沖縄は前線により雨時々曇り、九州から東海まで太平洋側は曇りのち晴れ、山陰は雨、北陸、東北、北海道は雪の予報。
     
     

 今朝は晴れ、結露はなし、気温は低いが太陽が出ており風が無いので寒くなかった、夕方は雲がありいい夕焼けは見えなかった。
 今日の神戸の最高気温は 11.4度、昨日より0.9度高く、平年より1.8度低かった。
 明日は小雨、曇りのち晴れ、朝の最低気温は 5.2度、最高気温は 10.0度、午後の最低気温は 5.0度の予報、朝がだいぶまし。







ネットショッピングの脅威

2017-12-07 | いろいろ

賀茂川耕助氏の「耕助のブログ」より

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ネットショッピングの脅威

 2017年の総務省「家計消費状況調査結果」によると、消費の流通経路の変化により日本の2人以上の世帯において、ネットショッピングを利用する世帯の割合は2002年に5.3%だったのが、2016年には27.8%に増え、利用したネットショッピングの月間支出総額は1世帯当たり3万678円だったという。

 調べてみると2016年の全国百貨店売上高は5兆9780億円と、ピークだった1991年(9兆7130億円)から25年間で4割近く売り上げ規模が縮小していた。大規模店舗の売り上げの伸び悩みは数年前から言われてきたが、その原因としては消費税が8%に引き上げられたことに加え、スマホやパソコンからのネットショッピングの増加があることは間違いない。

 大手家電量販店などでは、消費者がネットでより安価な製品を探すスタイルへとシフトしたため、買い物自体が減っている上に店舗の売り上げをネットが奪っているという状況になっている。これが特に顕著なのが米国で、オンラインで買い物をする人が増えることで小売業の雇用が激減する脅威にさらされている。

 ネットショッピングは流通経路に革命を起こし、人々は本、家電、日用品から衣料品まで、店舗に行かずオンラインで購入するようになった。米ネット通販業界の専門誌「インターネットリテイラー」によると、米国のオンライン購買の半数はアマゾン経由であるという。アマゾンが独り勝ちし、一方でメイシーズ百貨店は1万人以上、アパレルのリミテッドでは4千人以上の従業員が職を失ったという。ショッピングモールではシアーズやKマートといった大型店舗を含め閉店が相次ぎ、過去2年間に小売業界でレイオフされた人数は12万5千人にも上る。

 さらに今後アマゾンは、食料品の配達やレストランの料理を宅配するサービスにも力を入れる予定だという。米国ではあらゆる業界がアマゾンの脅威にさらされている。すぐにレストランがなくなることはないが、百貨店やショッピングセンターの家具、家電、衣料品、スポーツ製品、書店といった店舗の閉店はこれからも続くだろう。

 かつて米企業が製造拠点を中国に移転し、1999年から2011年までの間で米製造業は100万人近い雇用が失われ、非製造業も加えると全米の雇用喪失は200万人を超すと言われた。もしアマゾンが成長を続け、食料品や薬品、そして配送までも自社がドローン(小型無人飛行機)で行うようになれば、それ以上の雇用を奪うことになる。

 今年初め、アマゾンは米国内で物流センターを増設し10万人超の雇用を創出し、2016年に18万人だった米国内の正規社員を28万人に拡大すると発表した。しかしアマゾンが雇用を創出すればするほど既存の雇用が失われ、国全体として失業者が増えるという結果になるだろう。

 数年前、オックスフォード大学の教授が、人工知能の発展に伴って10年後になくなる仕事について論文を発表して話題になった。なくなる仕事にはレジ係や小売営業員という職種があったが、人工知能とアマゾンによって、もはやすでにそれらの職種は絶滅の危機にあるようだ。
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I am not Abe.   会社員増税を自公確認? 簡単に取れるところから取ろうと

2017-12-06 | 日記




 世界に対し、安倍首相がやっていることが本当の日本の姿じゃないと思い、 『 I am not Abe、 』 と声をあげる、Yuriko Maeharaも追加だな。



   2017年都議選票前日の7月1日、安倍首相の「ホームグラウンド」とも言われているJR秋葉原駅前で、安倍首相は都議選初の街頭演説を行った。同駅前には日の丸の小旗を振る自民党の支援者が集まったが、聴衆の一部からは「安倍辞めろ」「安倍帰れ」などのコールが発生。声は次第に広がり日の丸の小旗を持った人達も「帰れ」「帰れ」とコールした、これに対して首相は「人の演説を邪魔するような行為を自民党は絶対にしない」と怒りを露わにした。いつも国会で率先してヤジを飛ばしているのに! 
   
そして聴衆を指差しながら一際大声で言い放ったのが
   「こんな人たちに負けるわけにはいかない」




  2017年2月17日の衆議院予算委員会において、「私や妻が関係していたということになれば、まさにこれは、もう私は総理大臣も、そりゃもう、間違いなく総理大臣も国会議員も辞めるということは、はっきりと申し上げておきたい」


  14年の選挙の時は『来年10月の引き上げを18カ月延期し、そして18カ月後、さらに延期するのではないかといった声があります。再び延期することはない。ここで皆さんにはっきりとそう断言いたします。平成29年4月の引き上げについては、景気判断条項を付すことなく確実に実施いたします。3年間、3本の矢をさらに前に進めることにより、必ずやその経済状況をつくり出すことができる。私はそう決意しています。』 と言っていた。


  元官僚の古賀茂明氏は氏の著書「国家の暴走」に安倍首相の事を
  「この人物は、いとも簡単に、しかも堂々と、嘘をつける人間なのだ。」 と書いている。


 安倍政権が進めるアメリカのためのTPP批准に反対します。


  忘れていませんよ、12年の選挙時に貼られたポスター、どうなっているでしょう。
  言っている事とやっていることがさかさま。安倍自民は単にアメリカの隷属政党。

  「日本を耕す自民党」と言うのは外資に対し日本から搾取しやすいようにする。事か?
  「ウソつかない。」自体が嘘



  TPP、ISD条項で日本の国家主権は破壊されコングロマリットの餌食に
  

  農業だけじゃないよ、食料、医療、特許、環境、労働、投資、衛生植物検疫、越境サービス など21分野

  自民党が2012年暮れの衆議院選挙で公約したTPPに関して、自民党のウェッブをチェックしよう。

   
 拡大すると
   



 安倍政権の進めるアメリカのための戦争法施行および帝国憲法への改憲に反対します。



 〈あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。世界によって自分が変えられないようにするためである〉ガンジー

 〈一番こわいものはテロリストでも大不況でもなく、いつの間にか私たちがいろいろなことに疑問を持つのをやめ、気づいた時には声すら自由に出せない社会が作られてしまうことの方かもしれません〉アメリカで医療破産したある女性(堤未果、ルポ貧困大国アメリカⅡより)




 12/06(水)

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会計検査院の報告でさらに長期化する籠池前理事長の拘留  【日刊ゲンダイ】
 金子勝の「天下の逆襲」 慶応義塾大学経済学部教授 金子勝氏

 これまで政府は森友学園への国有地売却価格を「適正」だと強弁してきたが、会計検査院が事実上「不適正」だったと判断を下した。この調査結果が公表されたことで、いわゆる“森友疑惑”は局面が一変した。

 これまで安倍政権は、記録を消去したうえで「国有地の売却は適正に行われた」と押し通せば、野党の追及をかわせるという態度だった。しかし、会計検査院の報告が出たことで、「不適正」だったことが前提になってしまった。そのため安倍政権は、「不適正」という会計検査院の判断を覆さなくてはならなくなった。だが、どう反論しようが、本来とっておくはずの記録がないので、証明しようがなくなってしまったのだ。

 いま“森友疑惑”で残っている証拠は、逮捕された籠池泰典前理事長サイドが出したものだけだ。その1つは、首相夫人付の職員・谷査恵子さんが流したFAX。もう1つは、籠池サイドと近畿財務局の担当職員とのやりとりを記録した音声データである。

 この2つの証拠は、いずれも国有地が不当に8億円も値引きされたことを裏づけるものであり、昭恵夫人が森友疑惑のキーパーソンであることを強く疑わせるものだ。もはや、安倍政権が「適正」だったと強弁しつづけるのは難しいだろう。

 考えられるのは、2つだ。国有地の売却に直接関わった近畿財務局の下っ端の役人に責任を押しつける。あるいは「適正」だったことを証明する文書をきちんと管理していなかった責任を佐川宣寿国税庁長官に取らせることだ。

 しかし、安倍政権が決着を図ろうとしても、この“森友疑惑”は終わらないのではないか。いずれ、当事者である籠池前理事長が表に出てきた時、すべてを語るはずだからだ。

 だから安倍政権は、なにがなんでも籠池前理事長を表に出したくないはずだ。逮捕された籠池前理事長は、いまだに拘置所に閉じ込められたままだ。不当勾留と批判されてもおかしくない。大阪地検特捜部は、かつて村木厚子さんを164日間も勾留している。そう考えると、籠池前理事長も長期間、勾留される恐れがある。会計検査院の報告は、安倍政権に対する予想外に強い打撃となっている。
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 佐川国税庁長官の栄典は「適材適所」と言ってしまった安倍首相、いまさら責任を押し付ける訳にもいかず、近畿財務局の下っ端を差し出すだろう。
 それにしても逃げも隠れもしない、証拠隠滅の恐れもない(証拠品は全部持って行ってしまった)籠池氏を拘留し続けるのはただただしゃべられたら困るから、検察は完全に官邸にコントロールされているのがこの件を見ても明らか。
 この寒空拘置所は暖房がないらしい。
 


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「青酸連続変死事件」の“省エネ”審議で露呈 裁判員裁判の破綻が見えた  【週刊 金曜日】

 京都、大阪、兵庫で起きた青酸化合物による変死事件で夫や交際相手など男性4人への殺人罪などで起訴された筧千佐子被告(70歳)に対し、京都地裁(中川綾子裁判長)は11月7日、「遺産目的など金銭欲で人命を軽視した非常に悪質な犯行」と死刑判決を言い渡した。「青酸連続殺人事件」を6月の初公判から傍聴し続けたが、裁判員裁判への疑問が膨らんだ。ある鑑定人の医師が証言中、「それは鑑定書に書いています」と言うと中川裁判長が「私たち裁判官や裁判員はその鑑定書を見ていないんです。ここで説明してください」と求めた。検察官が当該箇所を示して証人席に鑑定書を持ってきた。

 青酸中毒死の立証や筧被告の認知症度の検討で検察側申請の証人には医療関係者が多く、法廷で科学用語も飛び交った。従来は法廷で鑑定書を元に科学を勉強した弁護士、検事、裁判官が高度なやり取りをした。裁判員裁判では簡略化された内容が法廷に映され審理が進む。それでも裁判員が理解していないのでは、と感じた。畢竟、証人への裁判所側の質問はプロ裁判官だけ。判決後、会見した裁判員の一人は「理解が追い付かず質問も浮かばなかった。素人にもわかりやすい言葉で説明してほしかった」と正直に語った。

 公判は予備日を含め47回予定されたが、期日取り消しが繰り返され38回に収め、証拠は絞り込まれた。弁護側が求めた取り調べの録音、録画を記録したDVDの証拠採用も却下された。「採用すると審理が延びることを嫌がったのでしょう。省エネの裁判です」(辻孝司弁護人)。被告人は「アルツハイマー型の軽度の認知症」と判断された。公判中にも症状が進行した印象で壊れたテープレコーダのように同じことを言った。芝居には見えなかった。責任能力も訴訟能力もないことを主張した弁護側は「診断は1年前の上、鑑定者は認知症の専門家ではない」と再鑑定を申請したが却下された。

 4件とも有罪認定されたが被害者2人は解剖も薬物検査もなく青酸も残っていない。検察は被害者が一緒にいた時や直後に倒れ、死亡の直後に預金が引き出されたなど共通点を強調した。有罪判決は状況証拠の積み上げだが証拠のない事件だけなら立件できたか。

 龍谷大学法学部の福島至教授は「青酸が出なかった2人の被害者についての有罪認定は疑問。認知症が進んだならば新たな鑑定などもするべきだったのでは。鑑定書は証拠採用されれば評議で検討されるが裁判員が本当に理解できたのか。裁判員をお客様扱いして負担を減らして証拠を絞り『自白調書』を中心に有罪認定した印象」と指摘する。


【裁判員の負担軽減最優先】

 負担軽減からか審理が1時間以上続くことはまずなく休廷が繰り返された。裁判員裁判史上、2番目の長期審理(135日)で8割が辞退し、選ばれた6人中5人は女性。3人の裁判官も2人が女性なので、裁いた9人中7人が女性と性別も偏った。審理期間が予定より延びると今後の裁判員裁判で裁判員の引き受け手が不足することを恐れ、裁判所が「迅速」を最優先しているとしか思えなかった。

 裁判員からは「病状の判断について複数の証人が必要だったかもしれない」「認知症の専門家が公判を傍聴し、意見を聴く機会もあれば判断は変わっていた可能性もある」の声も聞かれた上、「審理時間がかかっても出せる証拠はすべて出してもらい、判断したかった」と語る人もいた。

 甲南大学法科大学院の園田寿教授は「裁判員がわからないままに死刑判決を決めた印象。今回のような専門的な科学や、法律論が中心になれば裁判員には無理。重大犯罪ではなく裁判員を減らして窃盗など懲役10年以下くらいの犯罪や、民意を反映させるためにも国賠訴訟に対象を変えるべき」と話す。ある裁判員は弁護側の即日控訴を知り「控訴審ではプロの判断を仰ぎたい」と話したが、死刑判決を下せばその場で執行される覚悟で臨むべきだ。「後はプロで」なら裁判員はいらない。制度は破綻している。

 (粟野仁雄・ジャーナリスト)
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 法律知識のない素人が法廷に引き出され、専門用語で語られる裁判をどれだけ理解できるのか、アメリカの陪審員制度をまねしたのだろうがアメリカは裁判ごとが好きでテレビでも裁判物(フィクション物ではなく)が数本放映されているし、一般市民もすっかり慣れている。
 弁護士試験を法科大学院卒業者にした法科大学院も実情に合わずどんどん撤退する大学が出ている、アメリカに言われてやったんではないかと思うが日本に合わないものはだめだ。
 裁判員の負担を減らすために証拠自体が省略されれば被告にとってはとんでもないことになる可能性もある。
 


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北は高笑い 「ロシア疑惑」で窮地に追い込まれたトランプ  【日刊ゲンダイ】

 「信頼できる指導者だと確信した」。安倍首相がそう断言した男のクビが危うくなってきた。米捜査当局が進める米トランプ政権の「ロシア疑惑」(ロシアゲート)が急展開。真相を知るキーマンのフリン前大統領補佐官が司法取引に応じ、捜査への全面協力を約束したのだ。トランプ大統領は一気に弾劾、罷免される可能性が出てきた。

 フリンはトランプの元側近で、選挙期間中や政権移行期の内実をすべて知る男だ。そのキーマンが当局に“完落ち”した意味は大きい。焦点は、トランプが捜査妨害をしたのかどうかだ。NYタイムズは、トランプがロシアゲートの捜査打ち切りを複数の共和党議員に何度も要請していたと報じている。

 「トランプはコミー前FBI長官を解任する際、フリンの捜査中止を求めていたと報じられています。それほど、フリンの役割が大きかったということでしょう。そのフリンが捜査に全面協力するインパクトは絶大です。もし、捜査妨害が事実ならウォーターゲート事件に匹敵する大スキャンダル。最悪、議会による弾劾発議、罷免を経て、大統領辞任に至っても不思議じゃありません」(在米ジャーナリスト)

「ロシア疑惑」の捜査が急展開しているだけでなく、ティラーソン国務長官やコーン国家経済会議委員長ら政権幹部が年明けにも大量辞任するというウワサも飛び交っている。今や政権基盤はガタガタだ。

■ヤケクソの北攻撃はあるのか

 この状況に高笑いしているのが、北朝鮮の金正恩委員長だろう。

 トランプは金正恩を「ロケットマン」「病気の子犬」と散々、挑発してきたが、自身の疑惑で外交どころじゃなくなってきたからだ。

 支持率アップのため北朝鮮への武力行使に踏み切るのではないか、という見方も根強いが、さすがにミエミエ過ぎて逆効果になるという。元外交官の天木直人氏がこう言う。

 「仮にトランプ政権が北朝鮮攻撃に踏み切れば、歴史上、最大の汚名を残す大統領になるでしょう。さすがに攻撃はしないと思いますね。トランプだって、そこまでして大統領の座にしがみつく気もないでしょう。ただ、本来であれば、とっくに大統領を辞任していてもおかしくないのは確かです。予測不能だけに何をしでかすのかは誰にも分かりません。いずれにしても、どんどん追い詰められていくのは間違いありません」

 マトモな神経の持ち主じゃないトランプだけにこの先、何があってもおかしくない。
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 ロシア疑惑は深刻になってきた、トランプが北を攻撃して国民の気持ちを国内から北に向けても軍人たちが簡単には出撃しないだろう。
 


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会社員増税を自公確認  【朝日新聞】

税調幹部会 年収800万円超異論出ず

 所得税の見直しについて、自民、公明両党は5日、税制調査会の非公式幹部会で、年収800万円超の会社員を増税する方針を確認した。今後、党内の議論を進め、税制改正大綱に盛り込む考えだが、負担が集中する高所得者の理解をどう得るかが課題だ。

 出席者によると、自民党の幹部会では、年収800万円を超える会社員を増税し、フリーランスや個人請負などで働く人は減税にする案への異論は出ず、この方向で見直しを進めることで一致した。22歳以下の子どもや、介護が必要な人がいる世帯は増税の対象外にする方針も確認した。

 公明党側では、子育てや介護を抱える世帯は広く増税の対象外に合めるべきだといった意見が出た。今後、介護施設に入る親族がいる世帯を対象に含めるかなど、詳細を詰める。

 とはいえ、高所得者に負担が集中する今回の見直しが反発を招くおそれもある。近年、高収入の会社員の負担が増える税制改正や制度変更が続いたからだ。

 児童手当や高校無償化には所得制限が導入された。給与所得控除も、2013年から控除額に上限ができ、上限は段階的に引き下げられてきた。さらに、社会保険料も上がっている。

 日本総研の小方尚子・主任研究員が影響を試算したところ、子ども2人で夫婦のうち1人が会社員の世帯の場合、年収1千万円の人が実際に生活に使えるお金(可処分所得)は、20年時点で10年前より年54万円減少するという。

 一方で今回、減税対象になる自営業者については、会社員よりも実際の所得の把握が難しいという問題も指摘される。日本総研の立岡健二郎・副主任研究員の試算では、自営業者の所得のうち、税務当局が把握できているのは実態の69%にとどまるという。問題を放置すれば、会社員の不満はさらに高まりかねない。
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 自民の議員なら800万円が高いか安いかそんな感覚は無いからすんなり決まったんだろう。
 

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外国人技能実習「コンビニも」 業界申請へ「人手不足対策ではない」  【朝日新聞】

 コンビニ各社が加盟する業界団体、日本フランチャイズチェーン協会が来年1月にも、外国人技能実習制度の対象職種にコンビニの運営業務を加えるように厚生労働省に申請することが5日、分かった。大手各社はコンビニの海外展開に向け、海外での店舗運営を担う外国人材を育成するのが狙いと説明している。

 レジでの接客や商品の陳列に加え、在庫管理や経営管理と言った店舗運営に必要な業務を学ぶ実習内容を想定している。技能実習生の受け入れについて同協会の伊藤広幸専務理事は「コンビニの海外展開を視野に入れたもので、人手不足対策ではない」と強調する。

 ただ、コンビニ業界では人手不足感が強まっているのも事実。都心部を中心にコンビニでアルバイトとして働く外国人留学生は多く、コンビニ大手各社によると、全国の店舗で働く従業員の5%程度が外国人となっている。
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 もちろん海外展開を考えた時、国内で実習した人材が欲しいと言うのはわかるが、実際はていのいい人手不足対策だろう。
 
 

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根拠不明な増税「年収800万円」  【日刊スポーツ】

 ★総選挙の時には一言も言っていなかったのに、いつの間にか政府・与党は所得税の見直しについてまとめ、20年1月から年収が800万円を超えるサラリーマンを増税とする案で最終調整に入った。14日にまとめる税制改正大綱に盛り込む。保育園の無償化などを進める一方、政府・与党は取りやすさと確実に税収が見込めるサラリーマンをターゲットにし始めた。消費税増税が遅れ、社会保障費の増大から踏み切ったとみられる。

 ★ただ、この年収800万円の根拠がいまだにはっきりしない。16年発表の国税庁の民間給与実態統計調査結果によればサラリーマンの平均年収は420・4万円。平均年齢45歳。これは男女含めた平均値だ。5日、衆院本会議では国家公務員の本年度の月給と期末・勤勉手当(ボーナス)を引き上げた法案が可決された。一般職の月給は4年連続のプラス。平均年間給与は675万9000円で5万1000円増える。

 ★それを伝えるテレビ局は、東洋経済オンライン編集部の16年5月のデータによる平均年収の高い会社ベスト10に、TBS、日本テレビ、フジテレビ、テレビ朝日と4社が名を連ねている。各社で年齢平均がまちまちだが、軒並み1400万円台から1500万円を数える。

 ★では年収800万円という数字は、どこから出て来たのだろうか。首都圏と地方での物価指数に合わせ、年収も地方より首都圏で高くなっている可能性もあるが、毎年給与がアップしている国家公務員が800万と決め、高給取りのテレビ局が800万と報道する800万は、同じ800万なのだろうか。つまり格差が広がったこの国の給与体系で800万と固めた根拠と、この価値が分かっている人たちが決めて報道しているのか。800万円稼ぐことの大変さを政治家、高級官僚、テレビ局の人たちは知ってほしい。
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 非正規雇用の平均賃金は約172万円、こんな人から見れば800万円は妥当と見えるが、1400万円超えの年収受給者からすればもっと引き上げろと言う話なんだろう。
 いずれにしても高額所得者から多く税を取るのが一番、企業も法人税の減税じゃなく増税にすれば赤字国債は発行しなくて済むのでは。


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NHK受信料「合憲」と最高裁 大法廷が初判断、支払いは義務  【東京新聞】

 NHKの受信料制度が「契約の自由」を保障する憲法に違反するかどうかが争われた訴訟の上告審判決で、最高裁大法廷(裁判長・寺田逸郎長官)は6日、合憲と初判断した。

 大法廷は、NHKと受信契約を結び、受信料を支払うのは法的義務だと判断。契約が成立するのは、NHKが未契約者を相手に裁判を起こし、勝訴が確定した時点とした。NHKの収入の9割以上を占める受信料の徴収業務に影響を与えそうだ。

 訴えられたのは2006年3月からテレビを持つ東京都の男性。11年9月に受信契約の締結を求める通知書を受け取ったが拒否し続け、NHKから受信料約20万円の支払いを求めて提訴された。
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 安倍政権下での判断、まあ合憲と言う判断が出ると思ったが、「契約が成立するのは、NHKが未契約者を相手に裁判を起こし、勝訴が確定した時点とした」と言うから訴えられていなければまだ支払う必要がない、しかし支払いは機器設置時にさかのぼると。
 いずれにしろ「契約の自由の保障」はNHKに対し無くなった。
 それにしても巨大化したNHKを全視聴者が支持しているんだろうか。


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天皇即位で10連休検討 19年5月1日祝日に  【東京新聞】

 政府は、天皇陛下の退位を受けて皇太子さまが新天皇として即位する二〇一九年五月一日を祝日か休日にする方向で検討に入った。複数の政府関係者が六日、明らかにした。祝日になれば、祝日法の規定により、その前後の四月三十日、五月二日も休日となり四月二十七日からの十連休となる。政府、与党は国民生活への影響も考慮し、十分な周知期間を確保した上で、政府提出か議員立法で関連法案を成立させたい意向だ。

 五月一日と合わせ、現在の天皇誕生日(十二月二十三日)を祝日の形で残す是非についても議論する見通し。退位の儀式や「即位の礼」の在り方も含めて検討を急ぐ。

 菅義偉官房長官は六日の記者会見で、何も決まっていないとした上で、退位に向けた準備について「退位がつつがなくできるよう政府は最善を尽くしたい。当然、前例も考えて行うことになる」と話した。

 政府は五月一日が休みになれば、昭和天皇の誕生日である四月二十九日、現天皇陛下が退位する四月三十日と皇室関連の日が三日間連続することを踏まえ、円滑な皇位継承を国民が祝福する形を整える後押しとなるとみている。十連休になれば、官公庁や民間企業での改元に伴う混乱も最小限に抑えられるとの見方もある。

 祝日法は「その前日および翌日が国民の祝日である日は休日とする」と定める。「昭和の日」と挟まれる四月三十日、「憲法記念日」の五月三日との間の五月二日は自動的に休日となり、十連休が実現する。

 五月一日を祝日とはせず、休日とした場合、休みは五月一日当日のみ。四月三十日と五月二日は平日のままで、飛び石連休となる。
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 何なんだろうね、10連休なんて浮かれていて、非正規なら休んだらそれだけ手取りが減るかもしれないし、小売業や飲食店などは休みで客が増えるかどうかわからないが休みは取れないだろう。


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167台が資材を搬入 市民ら約90人を強制移動 米軍キャンプ・シュワブ  【琉球新報】

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で6日、生コンクリート車や砕石などを積んだ工事関係車両167台が、午後0時半までに米軍キャンプ・シュワブ内に入った。

 その際、シュワブのゲート前に座り込んだ市民ら約90人が機動隊によって強制的に移動させられた。

 市民らは「県民の声を聞け」「違法工事をやめろ」などと声を上げ、歌を歌うなどして抗議した。機動隊は市民の両脇や膝を抱え、体を持ち上げてゲートの横まで移動させた。

 読谷村から来た78歳の男性は「沖縄戦でおばあたちを亡くした。(基地ができることで)被害者じゃなくて加害者になってしまうことが怖い」と、ゲート前に足を運ぶ意義を語った。
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 機動隊による排除を受けながらも市民による抗議運動は続く。
  

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ついに一般預金者にも“マイナス金利”か 日銀副総裁が言及  【日刊ゲンダイ】

 とうとう一般の預金者にまで「マイナス金利」が適用されるのか――。先週、日本銀行の中曽宏副総裁が都内で行った講演が波紋を呼んでいる。「適正な対価を求めずに銀行が預金口座を維持しつづけるのは困難になってきている」「口座維持手数料が無料なのが影響している」と語ったのだ。

 要するに、預金者に「口座維持手数料」という新たな負担を――ということだ。すでに金融機関は日銀に現金を預ける時、手数料を取られ、結果的に「マイナス金利」となっている。日銀は、一般預金者へも「マイナス金利」を適用することを考えていると宣言した形だ。

 「金融機関はどこも、収益力の低下に苦しんでいます。黒田日銀がゼロ金利からマイナス金利にまで踏み込み、利ザヤを稼げなくなったからです。とうとう、メガバンクは大規模なリストラをせざるを得なくなっている。金融機関の収益を改善するには、手数料を取るしかないということでしょう」(経済評論家・斎藤満氏)

 しかし「口座維持手数料」を取ったら、預金者から怒りの声が噴出するのは確実だ。いまでも預金者は、ATMで自分の預金を引き出すのに100円、200円と手数料を取られている。しかも、日銀が導入した「マイナス金利」のツケを払わされる格好である。

 預金者にまで「マイナス金利」を導入したら、なにが起きるのか。

 「口座の解約が相次ぎ、タンス預金が急増するのは間違いありません。預金が集まらなくなった銀行は、融資する力を失い、その結果、景気は悪化してしまう。だから、口座維持手数料の導入は難しいと思う。今回、中曽副総裁が発言したのは、マイナス金利をやめるためでしょう。黒田日銀は、ホンネではマイナス金利をやめたい。銀行の業績が予想以上に悪化しているからです。でも、自分たちでやめると、マイナス金利政策が失敗だったと認めることになってしまう。そこで、預金者から『口座維持手数料を取られるくらいならマイナス金利をやめるべきだ』との声が強まることを期待しているのだと思います」(斎藤満氏)

 副作用ばかり強まっているアベノミクスは、いよいよ崩壊が近づいてる。
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 銀行によっては口座管理料を取っている、まあいくらか以上預金があれば支払わなくていいとなってはいるが、この話が進めば管理料と言う事で取られる事もありうるのでは。
 マイナス金利を止めろ!と言う声で簡単に金融緩和策の出口になるかどうかだ、ただアメリカや欧州では金融緩和策からの脱出を図っている
 
  







 Twitterコーナー、ご参考に

 慶應義塾大学経済学部の金子勝教授のツイッター

 元外務省国際情報局局長の孫崎享氏のツイッター

 自由党の 小沢一郎事務所のツイッター

 社民党参議院議員 福島みずほ氏のツイッター

 東京新聞 政治部のツイッター

 東京新聞 ほっとwebのツイッター

 市民連合のツイッター

 関西市民連合のツイッター

 SADL大阪のツイッター

 上智大学 中野晃一教授のツイッター

 法政大学法学部 山口二郎教授のツイッター


 その他、こちらもどうぞ 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

   
 

 

 

 

   
 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 


昨日の神戸
 最低気温   3.8度(24:00) 前日差-2.7度)
 最高気温   9.4度(12:01) 前日差-2.9度)

  今朝の神戸最低気温   2.4度 (04:08)   1月下旬並み 平年より4.3度低い (今季最低)
   、

今日の神戸の
   日の出     6時52分 (昨日 6時51分)
   日の入り   16時48分 (昨日16時48分)

       日の出は昨日より一分遅く、日の入りは昨日と同じ

   
       

 日本海の低気圧がゆっくり東へ東北の東海上へ移動、沖縄は晴れ、中国の高気圧が伸びてきた、沖縄は曇り、日本海側は曇りに、太平洋側は関東まで晴れ、北陸は雨、東北、北海道は雪、北海道はかなり冷え込んでいる。
     
          
 明日の朝、日本海に低気圧が太平洋側に中国大陸からの高気圧が、沖縄は曇り、九州から関東まで太平洋側は晴れ、山陰、北陸は雨、東北、北海道は雪の予報。
     
     

 今朝は早く起きたので東の空が白み始め西の空には大きな月状態で南の方には背の高い雲が、陽が上がり晴れに、結露はなし。
 風がほとんど無くそれほど寒くなかった、夕方はいい夕焼け、日没がだいぶ南になった。
 今日の神戸の最高気温は 10.5度、昨日より1.1度高く、平年より2.9度低かった。
 明日は晴れ、朝の最低気温は 1.3度、最高気温は 10.7度、午後の最低気温は 5.9度の予報、朝が寒そう。







NHK受信料は義務?  【朝日新聞】

2017-12-06 | いろいろ


 NHKを見なくても、テレビがあれば受信料を払わなければいけないの? 長年続くこの論争に、最高裁が6日、初めて結論を出す。受信料制度、公共放送はどうあるべきか。


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契約者のみ視聴の体制を

 平野裕之さん 慶応大学法科大学院教授

 1960年生まれ。専門は民法。消費者と事業者の紛争を仲裁する国民生活センターの紛争解決委員会特別委員。


 最高裁大法廷では、テレビなどNHKの放送を受信できる設備を設置したらいNHKと受信契約を結ばなければならない、と定めた放送法64条1項が憲法違反かどうかが判断されます。

 一、二審判決を含め、これまでの同種訴訟は、ほぼすべて「公平負担」の観点から義務だとする結論を出してきました。最高裁がこれらの判決を覆し、受信料の支払いは「義務ではない」と判断するとは考えにくい。NHKの番組を見ているのに支払わない人が続出し、NHKの財政破綻が必至だからです。

 NHKは今回の訴訟でも、受信料制度が必要な理由として、日本全国にあまねく放送する意義や災害報道の公共性などを挙げてきました。確かに、1950年に放送法が制定された頃には民放がなく、テレビの設置と、NHKの視聴は同じ意味でした。

 ただ、時代は当時とは違います。いまは多数の民放が多彩な番組を流しています。テレビを持つ理由として、「民放やケーブルテレビだけを見たいため」という人や、「ゲームだけをしたいから」という人もいるでしょう。テレビの設置とNHKの受信契約がセットになる現状は、こうした人たちの「テレビを自由に使う権利」の侵害です。憲法違反とさえ言えます。

 これまで出た学説の多くも、放送法の規定は、強制力を持つ法的な義務ではなく、契約を促す努力規定に過ぎないとみなしてきました。憲法が保障する「契約の自由」に基づき、契約は強制できないという考えで、受信料は国民の善意で自発的に払われている、という位置づけです。

 放送技術の進歩で、現在では、WOWOWなどのように、料金を払った契約者だけが受信できるよう、特殊な信号をのせて流す「スクランブル放送」も登場しました。非常時はスクランブル放送を解除し、非契約者に届けることも可能です。受信料を払った人だけがNHKの番組を見られる仕組みは可能なのです。

 私は、受信料制度の改革案として、NHKと契約を結んだ人には受信料の支払いを義務づけ、NHKはスクランブル放送にして未契約者が解除するなどして視聴した場合に罰則を科すよう放送法を改める方法があると考えます。NHKが公共放送としての位置づけを維持するために、新たに法律を制定し、全国民で広く負担する税方式とする方法もあります。

 ワンセグ放送を受信できる携帯電話が普及し、近い将来にはネット同時配信も始まります。テレビを置かず、携帯電話やパソコンで番組を見られる時代なのです。最高裁が出す結論がどうであれ、判決をきっかけに、公共放送の行方を国民の総意で決めるべきだと思います。
(聞き手・岡本玄)
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 現在の技術からすれば課金した人のみが視聴できる、平野氏の言う事は私が常に言っている事とほぼ同じだ。


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公共放送支援 市民の権利

 今野勉さん テレビマンユニオン一最高顧問

 1936年生まれ。演出家、脚本家、プロデューサー。番組制作会社テレビマンユニオン創立メンバー。


 受信料は、義務ではなく、権利だ、と考えるべき、というのが私の立場です。

 電波は、発信されると四方八方、遠くまで届きます。各自が自由に放送局を作って発信すれば、互いの電波は混線し収拾がつかなくなります。ラジオ放送が始まるとき、公の立場から電波を管理する必要に迫られたのは当然です。公共の資源としての電波という認識が生まれたわけです。新聞や雑誌は誰でもどこでも自由に発行できますが、放送はそうはいかないのです。

 NHKは公共放送と呼ばれています。公共とはパブリック、皆のものということです。公共資源である電波を使っているという認識が、パブリックという言葉に込められています。同時に、市民の一人一人が契約という形で受信料を払っており、それによって放送が運用されている意味でもパブリック、皆の放送なのだ、と考えています。市民あってのNHKということです。

 一方、民放は同じ公共資源を使っていながら受信料を取っていません。民放を支えているのは広告主(スポンサー)だけです。商品を買う視聴者は、実際は広告費として負担していますが、直接お金を払っていないので、関与する余地はありません。スポンサーにとって放送は、第一義的には、商品を売るための広告媒体でしかありません。今、民放は、広告費の減少のために苦境に陥っています。支援したいと思う視聴者がいるのではないかと思いますが、その道は閉ざされています。

 受信料の支払いを義務という受動的な立場ではなく、放送を自主的に支えるための市民としての権利と考えるべきです。罰則なしで、市民の自主性に支えられるところに受信料の価値があるのです。

 受信料を払うのは権利だとすれば、その延長に、NHKの番組や経営の在り方に発言したり抗議したりする権利があると考えるのは自然のことでしょう。その手段として受信料不払いもあるでしょう。

 私たちが考えなくてはならないのは、個々人の番組への不満や抗議の手段として不払いを認めてしまうと、自主的な受信料制度が崩壊しかねないということです。なぜなら、視聴者全員が良しとする番組はそうあるものではないからです。

 それでも不払いという抗議の形はあり得るでしょう。そういう場合、ただ支払わないというのではなく、供託金制度のようなものを作ってはどうでしょうか。NHKに払いたくない場合、受信料を一時的に供託できる第三者機関があればよいと思います。その上で公の場で議論するのです。

 受信料を考えるときに大事なのは、払う側と出す側の信頼関係と緊張関係です。(聞き手・滝沢文那)
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 今野氏は電波を「公の立場から電波を管理する必要に迫られた」と言っているが、電波が干渉しないように割り当てるだけが必要なのであって管理するものではないと思う。
 民放が経営がきつくなっても助ける方法がないと言うが、NHKに縛られるのではなく自由に受信料を払う局を選べるようにすればいいのでは?
 それに根本的なことはNHKの放送が公共放送と言うのなら公平な放送、何者にも左右されない放送が求められるだろう。
 さあ、現在の放送はどうだ、政府の顔色を窺い放送すべき国会中継をしない、チャンネルを複数持っているんだからきっちりと放送すべきものは放送しなければ公共放送とは言えないのではないか。


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「課金制番組」作っては?

 吉田潮さん テレビ評論家、ライター

 1972年生まれ。週刊新潮でテレビ批評を連載。近著に『産まないことは「逃げ」ですか?』。

 テレビ番組を見てコラムを書く仕事をしているので、NHKはよく見ています。衛星契約にNHKオンデマンドの見放題パックで払つているので、月額3千円を超える計算ですね。でも、決して高いとは思いません。仕事だし、支払っているからこそ、いちやもんもつけられますし。

 でも若い頃は払っていませんでした。給料は手取りで月12万円、家賃を引いた5万7千円で生活しており、家には寝に帰るだけで、テレビを見る時間もありませんでした。

 支払いは義務か、ですか?

 どの世代を基準にするかによりますね。よくNHKを見るお年寄りは払って当たり前と骨身にしみているかもしれませんが、若者には負担が大きいです。テレビを持っていない人も増えていますし、テレビを見ない人は本当に見ないと聞きます。すべての受信設備保有者から徴収するのはずうずうしいと思います。

 ただ、NHKが主張する「公共性」の役割は、果たしていると思うし、重要だと思います。NHKは全国で同じ時間に同じものを見られる。地震で揺れるとNHKをつける行動も身についています。災害報道だけでなく国会中継も大相撲もやっているNHKの意義はスゴイことです。

 スポンサーの顔色をうかがわなくていいNHKならではの番組も多いです。いま面白いのは「ノーナレ」。ナレーションをつけないドキュメンタリーって他局でできますか。LGBTや障害者、東日本大震災の被害者に配慮した、一過性ではなく継続した番組づくりもNHKならではです。6年続く「バリバラ」も、いい意味で「いい子ちゃん」としての良さです。

 一方、民放は横並びで個性が乏しい。どのチャンネルをっけても同じようなバラエティー番組ばかり。スタジオに芸人やタレントを大人数出してがやがやさせる。あおり文字を入れ、画面がとにかくうるさい。だから、NHKがやっていることが際立ちます。

 受信料支払率が約80%もぁるのは驚きでした。払っているんだ、みんなって。さらに契約してもらわないといけないなら、一部に「課金制番組」をつくるアイデアはどうでしょう。この番組だけは100円余計にかかります、というようにして、呼び込み効果を狙う。「これは見たい!」という番組があれば、普段払っていない人でも契約しておこうとなる。今はいいものにお金を払うという世代が増えている気がしますし、挑戦している番組をつくり、一歩出ようとしているNHKにとってチャンスでしよう。

 受信料はひとりひとりがスポンサーなので、文句も言える。私たちは、期待もするし、行き過ぎがないよう足かせもはめる。すごくいいシステムだと思いますね。

 (聞き手・小峰健二)
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 吉田さんはテレビ番組のコラムを書いているからテレビを見ているのであってもし他の仕事をしていて忙しかったらNHKと契約しただろうか、いまやスマートフォンでニュースも聞け、地震の情報ならある程度の大きさなら携帯にも警報が入る時代、何もテレビは必要ではないだでしょう、インターネットにつながっていればいろいろな情報は入手可能です。
 そんな若者にテレビを視聴させ受信料を払わせるだけの努力をしているだろうか、そしてNHKが言う公共性についてはどうなんだろう、吉田氏は軽く役割は果たしていると言うが全国同じことを流す、地震の情報を流す、国会中継をやる、相撲をやっているって反対に言えば単に中央から流しやすいものを流しているだけじゃないだろうか。
 確かにテレビを持たない私が言うのもなんだが民放のバラエティ番組なぞどこが作ってもおんなじじゃないだろうか、いかに芸能事務所とうまく付き合っているかだけじゃないか、課金制度はどうだ、と言っているがそれならばスクランブルにして観たい人がお金を払って観ればいいのではないでしょうか、WOWWOWのように。



曽和利光氏 有効求人倍率の上昇は“少子高齢化”対策の失敗

2017-12-06 | いろいろ

より

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曽和利光氏 有効求人倍率の上昇は“少子高齢化”対策の失敗

「この春、大学を卒業した皆さんの就職率は過去最高です」「正社員の有効求人倍率は調査開始以来、初めて1倍を超えました」――。

 安倍首相がアベノミクスの成果を誇るたびに口にする常套句だ。雇用環境が劇的に改善したかのようだが、厚労省によると、9月の正社員有効求人倍率(季節調整値)は1.02倍に過ぎず、1倍超えは全都道府県の半数のみ。最低の沖縄は0.48倍、それに次ぐ高知は0.70倍に沈んでいる(いずれも原数値)。やっぱりデタラメなのか。採用シーンに20年以上携わる「プロ人事」である人材研究所代表の曽和利光氏に実情を聞いた。

雇用環境の実態を見るなら「離職率」

  ――安倍首相は過去最高水準の企業収益を理由に、「正社員になりたい人がいれば、必ずひとつ以上の正社員の仕事がある」と繰り返しますが、実態はどうですか。

 そもそも、雇用環境の実情を見る上で有効求人倍率を持ち出した議論は雑駁な印象です。確かに、数字の上では有効求人倍率は上がっています。ただ、それは好景気の結果というよりは構造的な人手不足によるもので、少子高齢化対策がうまくいっていないためです。

  ――労働人口はこの20年で800万人以上減っています。

 分母が求職者数、分子が求人数だとすると、分母にあたる若者は減る一方なので有効求人倍率は相対的に上がります。雇用政策の成功によって有効求人倍率が上がっているわけではありません。2008年のリーマン・ショック以降の不景気で企業が求人を絞っていたため、こうした社会構造の変化による人手不足が表に出てこなかっただけなのです。景気動向に左右されるのは中途よりも新卒採用なのですが、この大きな流れで見れば新卒の就職率が上がるのも当然です。

  ――新卒の求人状況はどうですか。

 リクルートワークス研究所の調査結果によると、18年3月卒業組が対象の大卒求人倍率は1.78倍で前年とほぼ同水準です。大卒求人倍率で1.6倍を超えると売り手市場と呼ばれます。しかし、従業員数5000人以上の大企業の求人倍率は0.39倍で、圧倒的な買い手市場です。1番人気の金融業は0.19倍。広告やウェブ、IT系の情報サービス業は0.44倍。一方で、製造業2.04倍、建設業9.41倍、小売りなどを含む流通業11.32倍。業種によって大きな開きがある。

 就職できればどこでもいいということであれば、職に就けるのかもしれません。しかし、求職者と求人側のニーズに明らかなギャップがある中で、それをないまぜにして平均化し、景気が上向いて幸せな就職が増えていると結論付けるのは乱暴でしょう。学生が殺到するいわゆる大企業の場合、競争率はおおむね100倍。100人の求人に対し、1万人が受験している状況です。

  ――狭き門です。

 毎年50万~60万人ほどの学生が就職活動する中、大企業に入社する学生は10万人ほど。およそ8割の学生が中小企業に就職するのですが、大半の学生が難関の大企業を含め、トータルで100社以上も受験します。エントリーシートを書き上げるだけでも、1社あたり2~3時間の労力がかかるんです。

 求人倍率が表しているのは最終的にどこかに就職した結果の数字に過ぎず、そこに至るまでの苦労が加味されていない点でもピンときません。雇用環境の実態を見るために追わなければいけない数字は求人倍率ではなく、離職率の方でしょう。


 成長戦略の柱の観光サービス業は人手不足で減速

  ――入社3年以内の離職率が中卒7割、高卒5割、大卒3割といわれる「七五三現象」は改善しているのでしょうか。

 足元でいえば、変化はありません。景気が良くなって希望通り、あるいは希望に近い仕事に就けたとなれば定着率は上がるはずですが、頭を抱えている企業は少なくありません。早期離職をテーマにしたイベントを開くと、企業関係者がかなり集まります。特に飲食サービス業の早期離職は5割を超えます。

  ――そうした業種は過重労働が相次いで発覚した影響もあって、ブラック企業のイメージが定着しています。

 事件化したケースもあり、「飲食=ブラック企業」という見方はありますね。世間の厳しい目にさらされ、営業時間や人員配置を見直したり、職場環境を改善した企業は少なくありません。政府は観光立国を成長戦略の柱に位置付けていますが、その軸である観光サービス業は採用にメチャクチャ苦しんでいる。マーケットがどんどん広がる成長産業なので人材ニーズはあるのに、人手不足で出店が追いつかない、出店しても手が回らずにサービスが低下する、客離れが始まる、そうこうしているうちに減速する……。こうした事例がそこかしこで起きています。

  ――もったいないですね。

 こうした企業にとって、2020年の東京五輪までが大きな成長のチャンスです。これからの時代を担う企業に人が集まるのが理想的ですが、人気企業といえば成熟企業ばかり。これは持論ですが、すべての成長企業は不人気企業なのです。採用人気度は事業成長の後からついてくる。成長セクターに優秀な人材が集まれば、経済成長に結びつく可能性があるのに、非常に残念です。

ミスマッチの温床は経団連「採用指針」

  ――本気でヤル気があるなら、政府はそのあたりを手当てした方がいいですね。

 このままでは機会損失の放置になりかねません。ただ、就職のミスマッチに拍車を掛ける要素のひとつが、経団連が定める「採用選考に関する指針」です。

  ――16年卒業組から見直され、19年卒業組の就活スケジュールは前年同様、3月に説明会、6月に面接、10月に内定が解禁されます。

 大企業はいつ始めようが確実に採用できるからいいですが、解禁時期の後ろ倒しは中小企業にとってものすごい打撃です。大半の学生が競争率100倍なのに大企業を目指すので、スタートを遅らせた分、志望者が少ない中小企業はより短期間で採用活動をしなければなりません。どうしたって、雑な採用にならざるを得ない。

 学生側にしても、社名を聞いたこともない、企業研究もロクにできていない会社を慌てて受験して、駆け込み入社するなんてケースは珍しくない。これでは早期離職は減るどころか、増えかねない。納得のいかない就職は低パフォーマンスにつながり、企業の生産性にも影響します。

  ――就活解禁はいつごろがベストですか。経団連が会員の大企業を対象にしたアンケートでは、「説明会や面接開始時期の規定は削除すべきだ」が最多の42・1%を占め、「指針を廃止し、自由な採用活動を認めるべきだ」は9・0%。過半数が「採用指針」を支持していません。

 完全フリーで各企業に任せるべきです。就活論争でよく持ち上がる「学業を阻害しない就活」というお題目は、その通りだと思います。すると、何月がいいのかという議論に陥りがちですが、問題はスタート時期ではなく、企業の選考方法にあるんです。人気企業は学生をふるい落とすために、読みもしないようなエントリーシートを課したり、平日昼間に説明会を実施したりして学生の時間を奪っています。

 選考手法の研究は進んでいて、ネット上で10分程度でできる適性検査は妥当性が高いといわれている。文章で適性を判断するのは難しいんです。説明会も平日夜や土日に開催したり、あるいはネットで動画配信すれば済む話でしょう。現行の仕組みが円滑な就活を阻害して早期離職を招き、雇用環境を悪化させる悪循環に陥っています。

(聞き手=本紙・坂本千晶)


▽そわ・としみつ 1971年、愛知県豊田市生まれ。京大教育学部教育心理学科卒。リクルート人事部ゼネラルマネジャー、ライフネット生命総務部長などを経て2011年、主に新卒採用を対象にしたコンサルタント事業「人材研究所」を設立し、代表取締役社長に就任。「就活『後ろ倒し』の衝撃」(東洋経済新報社)など著書多数。
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I am not Abe.   米韓が過去最大規模の空中訓練 日・防衛省は被害のシュミレーション出さず

2017-12-05 | 日記




 世界に対し、安倍首相がやっていることが本当の日本の姿じゃないと思い、 『 I am not Abe、 』 と声をあげる、Yuriko Maeharaも追加だな。



   2017年都議選票前日の7月1日、安倍首相の「ホームグラウンド」とも言われているJR秋葉原駅前で、安倍首相は都議選初の街頭演説を行った。同駅前には日の丸の小旗を振る自民党の支援者が集まったが、聴衆の一部からは「安倍辞めろ」「安倍帰れ」などのコールが発生。声は次第に広がり日の丸の小旗を持った人達も「帰れ」「帰れ」とコールした、これに対して首相は「人の演説を邪魔するような行為を自民党は絶対にしない」と怒りを露わにした。いつも国会で率先してヤジを飛ばしているのに! 
   
そして聴衆を指差しながら一際大声で言い放ったのが
   「こんな人たちに負けるわけにはいかない」




  2017年2月17日の衆議院予算委員会において、「私や妻が関係していたということになれば、まさにこれは、もう私は総理大臣も、そりゃもう、間違いなく総理大臣も国会議員も辞めるということは、はっきりと申し上げておきたい」


  14年の選挙の時は『来年10月の引き上げを18カ月延期し、そして18カ月後、さらに延期するのではないかといった声があります。再び延期することはない。ここで皆さんにはっきりとそう断言いたします。平成29年4月の引き上げについては、景気判断条項を付すことなく確実に実施いたします。3年間、3本の矢をさらに前に進めることにより、必ずやその経済状況をつくり出すことができる。私はそう決意しています。』 と言っていた。


  元官僚の古賀茂明氏は氏の著書「国家の暴走」に安倍首相の事を
  「この人物は、いとも簡単に、しかも堂々と、嘘をつける人間なのだ。」 と書いている。


 安倍政権が進めるアメリカのためのTPP批准に反対します。


  忘れていませんよ、12年の選挙時に貼られたポスター、どうなっているでしょう。
  言っている事とやっていることがさかさま。安倍自民は単にアメリカの隷属政党。

  「日本を耕す自民党」と言うのは外資に対し日本から搾取しやすいようにする。事か?
  「ウソつかない。」自体が嘘



  TPP、ISD条項で日本の国家主権は破壊されコングロマリットの餌食に
  

  農業だけじゃないよ、食料、医療、特許、環境、労働、投資、衛生植物検疫、越境サービス など21分野

  自民党が2012年暮れの衆議院選挙で公約したTPPに関して、自民党のウェッブをチェックしよう。

   
 拡大すると
   



 安倍政権の進めるアメリカのための戦争法施行および帝国憲法への改憲に反対します。



 〈あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。世界によって自分が変えられないようにするためである〉ガンジー

 〈一番こわいものはテロリストでも大不況でもなく、いつの間にか私たちがいろいろなことに疑問を持つのをやめ、気づいた時には声すら自由に出せない社会が作られてしまうことの方かもしれません〉アメリカで医療破産したある女性(堤未果、ルポ貧困大国アメリカⅡより)




 12/05(火)

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関連会議は今…安倍政権「拉致問題」の低すぎる優先度  【日刊ゲンダイ】

「拉致問題の進展がないのでもどかしい。政府は主体的、具体的な策を取ってほしい」――3日富山市で開かれた集会で、120人を前に横田めぐみさんの弟・拓也さんがこう訴えた。先月には母・早紀江さんが「金正恩とケンカじゃなく話し合いをして欲しい」と安倍首相に注文をつけたばかりだ。

 拉致被害者家族が安倍首相に不満を強めるのは当然だ。5年経っても進展がゼロというだけでなく、安倍政権が拉致問題に本気で取り組んでいる痕跡さえないからだ。

 安倍政権は、スタートした5年前、6つの拉致関連の会議体を設けている。ところが、ほとんどが“開店休業”状態なのだ。

 2012年12月に第2次安倍政権が発足した翌月、安倍首相は自らを本部長とする「拉致問題対策本部」を設置。「私の使命として、私が最高責任者であるうちにきちんと解決したいと決意をいたしております」と気勢を上げた。早速、関連の6つの会議体を華々しく発足させたが、よかったのはここまで、だ。

■14年を最後に議事録が消えた?

 日刊ゲンダイが拉致問題対策本部のHPで、6つの会議体の開催状況を調べたところ、現在も継続していると思われるのは「政府・与野党拉致問題対策機関連絡協議会」と「拉致問題に関する有識者との懇談会」ぐらい。ほとんどの会議体は、13~14年に数回開催した後、14年を最後に議事録がない。

 内閣官房の拉致問題対策本部事務局に事情を聴いた。5分程度待たされた上、返ってきた回答は首をひねるものだった。

「14年で議事の掲載が終了している会議について、その後、開催されているのかどうかは答えられません。また、議事を掲載しなくなった理由もお答えできません」

 つまり、会議開催の有無、議事不掲載の理由は非開示というのだ。


 政界関係者が言う。

「議事の掲載がないものは開催していないのでしょう。開催しているのなら、これまで同様、議事をオープンにすればいいだけの話です。今の加藤勝信拉致問題担当相は第2次安倍政権で3人目。しかも守備範囲が広すぎると指摘されている厚労相を兼務している。手が回るはずがありません。安倍政権の拉致問題の優先度はこんなものですよ」

 二度と「拉致のアベ」と口にしないことだ。
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 利用するだけ利用、トランプの面会、トランプが国連で関連演説、あんたは何をやったんだ、と言う事を国民は見ているのだ。
 


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「空自75日」米政策注視か .関係筋「敵視変わらず発射」  【朝日新聞】

 北朝鮮が11月29日に弾道ミサイルを75日ぶりに発射した際、米国の敵視政策に変化がないことを最大の理由としていたと、複数の北朝鮮関係筋が証言した。11月に中国特使が訪朝した際も、北朝鮮側は「我々は屈服しない」と伝え、金正恩朝鮮労働党委員長との面会を断ったという。

 9月2.日付の声明で正恩氏は、米国に「史上最高の超強硬対応措置を取ることを慎重に考慮する」と宣言。同時に、米政府の北朝鮮政策が変化するかどうか注視したという。北朝鮮は9月末までに新型のICBM「火星15」の開発を完了したが、すぐに発射しなかった。ただ連日のように移動発射台を動かし、ミサイルのエンジン試験も行うことで米国に政策変更を迫った。

 10月、ソウルで6者協議の米韓代表が会った際、米側は「明確な意思表示が必要だ」としい発射凍結と判断し難いとの考えを示した。た。11月に訪韓したトランプ米大統領は演説で北朝鮮を非難。米中首脳会談では朝鮮半島の非核化を再確認一した。米軍はその後、、米原子力空母3隻を朝鮮半島近海に展開した。

 北朝鮮も態度を硬化させた。11月に中国共産党の習近平総書記(国家主席)の特使として訪朝した宋濤・党対外連絡部長に、当初から正恩氏との面会は保証しないと通告。北朝鮮の核・ミサイル開発と米韓合同軍事演習の同時中断を打診した宗氏に対し、崔竜海党副委員長らは「我々は屈服しない」と伝え、正恩氏との面会も断ったと言う。

 正恩氏は火星15の試射を視察した際、「国家核戦力完成の歴史的大業を果たした」と述べた。朴光浩党副委員長は1日、平壌での軍民交歓大会で「誰もがわが国の戦略的地位を認めざるを得なくなった」と述べ、核搭載ICBMを背景に関係国が北朝鮮との対話に応じることに期待感を示したが、核・ミサイル開発の凍結には触れなかった。
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 多分北はアメリカが言った、60日間ミサイルの発射・原発の実験をしなければ交渉に応じる、に期待をしたのではないか。
 しかしトランプは空母を3隻配置し米韓(日を含む、航空自衛隊が一部参加)演習を行った。これを金正恩は反故ととったんだろう。
 


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独自路線か協調か…問われる野党の覚悟  【日刊スポーツ】

 ★年末に向け野党の動きが活発だ。立憲民主党は来年の通常国会で参院の活動も視野に入れ、現在は党幹事長・福山哲郎しかいないことを念頭に、一緒に活動できる人材はいないか模索中だ。参院会派は2人から可能。まずは基盤固めをしたい考えだ。一方、地方組織も愛知に続き北海道、大阪、東京と立憲の大票田に組織をつくり、1年半後に迫る統一地方選挙に備える。とはいえ、候補者選定は遅くとも来年の春先にまでは決めたいはずで、体制づくりは加速する。

 ★そのための党綱領の素案が判明。立憲は民進党と同じ綱領に加え、立憲主義と民主主義を「最高の価値」として守るとし、「草の根からの声に基づく政治」の重視などを盛り込む模様だ。民進党支持者の取り込みとともに、正統なる民進党の理念継承者としたいのだろう。ただどんぐりの背比べの野党でその差別化だけを進めたところで、片や協力や再結集も求められる。独自路線の強調は孤立化への導火線にもなりかねない。

 ★3日、共産党の第3回中央委員会総会(3中総)は19年の次期参院選に向け、野党共闘で相互推薦を目指すことで本格的に発展させる方針を盛り込んだ幹部会報告を採択し閉幕。その中で先の衆院選での惨敗は「党の力不足」と分析、今後は共産党をまるごと理解してもらうとともに、積極的支持者を増やすとした。この表現が面白い。共産党はしんぶん赤旗読者と党員で党勢を拡大してきたが、積極的支持者とは何か。自民党でいえば党サポーター制の導入に当たるものか。党員ではないが積極的支持者を拡大するためのツール、赤旗の電子版化も発表された。野党の覚悟は有権者に伝わるか。
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 少なくとも安倍一党独裁は避けなければならない、その場合今の選挙制度小選挙区制では野党の候補統一しか勝てる道はないし前回の参議院選、衆議院選で明らかになったと思う、各党もちろん共産党も魅力あるはっきりと政策を示せる候補者を擁立し選ばないとどうしようもない。
 


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安倍首相「適材適所」森友あやふや答弁の佐川氏栄転  【日刊スポーツ】

 安倍晋三首相は4日の参院本会議で「森友学園」への国有地売却問題に関連し、国会答弁内容の整合性が問題になっている佐川宣寿・前財務省理財局長が、国税庁長官に「栄転」した人事について「適材適所」との認識を示した。民進党の難波奨二氏の質問に答えた。

 会計検査院が土地売却の経緯のずさんさを指摘したことで、これまでの佐川氏の答弁に疑問が出ており、国会に招致すべきとの声が強まっている。一方、首相は売買契約の検証や再調査は行わないことを、あらためて表明した。
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 これでまた支持率が下がるんじゃないか、国民を馬鹿にしすぎだ、来年の税申告の時にトラブル続出だろう。
 

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米韓が過去最大規模の空中訓練 北はワシントン攻撃を予告  【日刊ゲンダイ】

 米韓両空軍は4日、韓国上空とその周辺で共同訓練「ビジラント・エース」を開始した。訓練には過去最大規模の米軍から1万2000人のほか、米韓両軍の航空機230機などが参加し、8日まで行われる。

 米軍の最新鋭ステルス戦闘機F22、F35などは既に韓国入りしている。期間中には米領グアム島のアンダーセン空軍基地からB1戦略爆撃機が朝鮮半島上空に展開し、爆撃訓練を行う。

 新型大陸間弾道弾(ICBM)「火星15」を打ち上げた北朝鮮に、ミサイル発射前の先制攻撃など圧倒的な戦闘能力を見せつけるのが狙いだ。

 これに対して、北朝鮮の祖国平和統一委員会報道官は3日、「挑発には無慈悲な報復が伴うことを肝に銘じるべきだ」と警告。北朝鮮外務省報道官も「われわれの核戦力の使命は侵略の本拠地に報復攻撃を加えることにある」と強調した。

■米議員、在韓米軍家族の退避訴え

 米国の与党共和党のグラム上院議員は3日、CBSテレビのインタビューで、「軍事衝突が近づいている」「在韓米軍の家族を韓国から退避させるべきだ」と訴えた。

 また、グラム議員は「トランプ政権は北朝鮮の核攻撃能力を抑止するのではなく、消滅させようとしている」と述べ、北朝鮮が核実験を行った場合、米国は北朝鮮の核施設などに先制攻撃を行う可能性を示唆した。
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 トランプらアメリカは米本土に被害が及ばなければ何をしてもいいと思っている。そして確実に韓国、日本は破壊されるだろうし米軍自体も甚大な被害を被るんじゃないか。
 ミサイルの大気圏再突入の技術がどうのこうのと言っていても上空で爆発すれば死の灰は確実に米本土に降り注ぐ可能性は大だ。
 
 

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加計問題にツッコミなし 今治市“第三者機関”はまるで茶番  【日刊ゲンダイ】

 何のための“第三者”機関なのか――。

 愛媛県・今治市に開学予定の「加計学園」の獣医学部をめぐる問題で、先月28日に実施された同市の大学設置事業専門委員の第2回連絡会。「建築費水増し疑惑」「バイオハザード施設(BSL施設)の安全性」「設置認可プロセスの不透明性」などの問題について、解決のための提案がなされるのかと思いきや、まるで茶番だった。

 「安全性の確保について確認を行った」「(校舎建設費について)どのように設計予算書を作成したのかがよく分かった」「文科省の設置認可においても審査された状況について確認した」「建設や備品等の業者の選定プロセスについても確認」――などと、市や学園側の説明を委員が“うのみ”しただけなのだ。

■専門委員座長と市長が“ツーカー”の仲

 専門委員は、学部開設に必要な校舎建築費や設置プロセスの妥当性について「専門的な見地から助言等を行う」独立した“第三者機関”であるはず。なぜ市に対するチェック機能を果たせないのか。今治市議のひとりがこう明かす。

 「専門委員座長の妹尾克敏・松山大教授(法学)は、以前から今治市の行政に関わっていて、指名したのは菅良二市長です。妹尾教授は、市の行政改革推進審議会や情報審査会の委員で、いわば市長と“ツーカー”の仲。専門委員は、市にとって都合の悪い判断などしないでしょうし、開学に向けた既成事実を積み上げているだけです。今月19日に3回目の連絡会を行って、委員が市長に答申する予定ですが、そこで『問題なし』との報告を受けて、翌20日の国家戦略特区特別委員会で同じような答弁がされるでしょう」

 さらに、膨大な資料を2カ月で精査できるか疑問だという。

 「10月末に1回目の会合が実現しましたが、遅きに失した。県は、市の専門委員の判断を待って補助金を出すか議会に諮るようですが、たった2カ月で図面や建築費などをきちんとチェックできるでしょうか。結論ありきですよ」(前出の市議)

 いくら専門家が集まっても、“会議のための会議”ではしょうがない。やはり、加計孝太郎理事長に公の場で説明してもらうしかないようだ。
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 今治市民はどうしているんだろう、市の税金が一私企業に振り込まれようとしている、モリカけを追及している黒川氏は補助金に合併特例債で税金が使われると言っている。今治だけの問題じゃない、走りだせば私学補助金もつぎ込まれるだろう、知らない間に税金が私企業に振り込まれていく。何とかならんか。
 
   






 Twitterコーナー、ご参考に

 慶應義塾大学経済学部の金子勝教授のツイッター

 元外務省国際情報局局長の孫崎享氏のツイッター

 自由党の 小沢一郎事務所のツイッター

 社民党参議院議員 福島みずほ氏のツイッター

 東京新聞 政治部のツイッター

 東京新聞 ほっとwebのツイッター

 市民連合のツイッター

 関西市民連合のツイッター

 SADL大阪のツイッター

 上智大学 中野晃一教授のツイッター

 法政大学法学部 山口二郎教授のツイッター


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昨日の神戸
 最低気温   6.5度(05:30) 前日差-0.9度)
 最高気温  12.3度(14:22) 前日差-1.6度)

  今朝の神戸最低気温   6.1度 (06:52)  12月上旬並み 平年より0.8度低い
   、

今日の神戸の
   日の出     6時51分 (昨日 6時50分)
   日の入り   16時48分 (昨日16時48分)

       日の出は昨日より一分遅く、日の入りは昨日と同じ

   
       

 太平洋側の前線・低気圧は離れていったが日本海の低気圧がゆっくり東へ移動、沖縄は晴れ、日本海側は雨雲の移動に従って雨から曇りに、太平洋側は関東まで晴れ、東北、北海道は雪。
     
          
 明日の朝、日本海の低気圧は太平洋側に抜け中国大陸の高気圧が張り出し関東まで晴れ、沖縄も晴れ、東北の太平洋側は曇り、東北、北海道の日本海側は雪の予報。
     
     

 今朝は晴れで風は無くそれほど寒くなかった、結露は少し、ただしその後風が強くなってベランダの鉢が転がっていた、夕方はいい夕焼け。
 今日の神戸の最高気温は 9.4度、昨日より2.9度低く、平年より4.2度低かった。
 明日は晴れ、朝の最低気温は 2.6度、最高気温は 8.9度、午後の最低気温は 3.5度の予報、今日より朝が低い。







黒染め強要された大阪の女子高生は、歴史を前進させる戦いに挑んでいる――鴻上尚史

2017-12-05 | いろいろ

より

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黒染め強要された大阪の女子高生は、歴史を前進させる戦いに挑んでいる――鴻上尚史

 忘れらない写真があります。一人の緊張した顔の若い黒人女性の周りで、ニタニタと白人達が笑っている写真です。

 女性の名前はドロシー・カウント。15歳。1957年9月4日。ノースカロライナ州のハーディング高校の入学式の風景です。

 彼女はアメリカ史上、最初の高校生になった黒人女性でした。

 可愛い孫娘のために、祖母は何日も徹夜して晴れの入学式で着る素敵なドレスを縫い上げてくれたといいます。しかし、このドレスの背中は、学校に来るまでの間に、たくさんの唾や腐った食べ物、石などで汚れていました。黒人差別が当たり前の時代でした。

 それでも彼女は登校しました。次の日も、次の日も。

 唾を吐き駆けたのは女性達です。男性達は小石や腐った食べ物を投げました。

 けれど、学校のロッカーは壊され、自宅にも嫌がらせや脅迫電話があり、身の危険を感じるようになりました。

 学校側の要請もあって、結局、4日間、登校しただけで退学し、引っ越しせざるをえませんでした。

 入学式で写っているドロシーは、意志の強い顔をしています。周りのニヤニヤと笑っている同級生達とはまったく違う、知性と目の力を感じます。

 この写真のことを思い出したのは、大阪のニュースを聞いたからです。

 ネットではかなり有名になりましたが、大阪の府立高校に通う高校3年の女子生徒が生まれつき髪が茶色なのに、校則を理由に黒く染めるよう強要されて不登校になったとして、慰謝料など損害賠償を求める訴訟を大阪地裁に起こしました。

 10月27日開かれた第1回口頭弁論で府側は請求棄却を求め、全面的に争う姿勢を示しました。

 つまりは、自分達はまったく悪くないと主張したのです。

「金髪の留学生でも黒く染めさせる」規則

 この女子高生は、入学前に、生まれつき髪が茶色であると学校側に告げると、「その髪色では登校させられない」と黒染めを求められました。

 女子高生はその指導に従い、黒く染め始めましたが、1年たつ頃に頭皮が荒れ、痛くなりました。

 母親は抗議しましたが、学校側は「黒にするのがルール」と認めませんでした。皮膚は荒れ、髪はボロボロになりましたが、「染め方が足りない」と4日に1度の頻度で注意されました。

 また、「母子家庭だから茶髪にしているのか」と言われたり、厳しい指導の際に過呼吸で倒れ、救急車で運ばれたりもしました。文化祭や修学旅行には茶髪を理由に参加させてもらえませんでした。

 昨年9月には、「黒く染めないなら学校に来る必要はない」と言われ、不登校になりました。3年生になった現在は、クラス名簿に彼女の名前さえありません。

 生徒の代理人弁護士には、学校側は「たとえ金髪の外国人留学生でも規則で黒く染めさせることになる」と答えています。

 もう狂っているとしか言えません。これが教育者の言葉でしょうか。トランプ一家の親戚か誰かが何人か転入してくれないかと思います。本気でアメリカ人の髪の毛を染めるつもりなのか。本当に染めたら、間違いなく国際問題です。それを、この府立高校の校長と教頭は受けて立てるのか。そして大阪府の教育委員会も。

 ネットでは、「茶髪の生徒が増えると近所が『あの学校は乱れてる』と判断して、評判が落ちるし、質のいい生徒は来なくなるから指導しているんだ」という文章がありました。それと、外国人留学生を黒染めすることは何の関係もありません。

 提訴した彼女は、必死の思いでしょう。苦しいと思います。周りからいろいろと言われているかもしれません。

 ドロシーさんは、やがて大学を卒業し、育児保育団体でカウンセラーとして働いたそうです。彼女の戦いが愚かな人々を照らし、歴史を前進させました。

 大阪の彼女の戦いも同じ意味があると、大げさではなく心底思います。彼女を負けさせたくない。本当に応援したい。

 このSPA!の文章が彼女の目に届き、ここにも応援している人間がいるのだと伝えられたらいいと願います。あ、でもエッチな特集があると親は見せたくないか(笑)。
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