阪神間で暮らす-2

テレビを持たず、ラジオを聞きながら新聞を読んでます

I am not Abe.   特捜部「アベ友」案件"狙い撃ち”、できるの?

2017-12-12 | 日記




 世界に対し、安倍首相がやっていることが本当の日本の姿じゃないと思い、 『 I am not Abe、 』 と声をあげる、Yuriko Maeharaも追加だな。



   2017年都議選票前日の7月1日、安倍首相の「ホームグラウンド」とも言われているJR秋葉原駅前で、安倍首相は都議選初の街頭演説を行った。同駅前には日の丸の小旗を振る自民党の支援者が集まったが、聴衆の一部からは「安倍辞めろ」「安倍帰れ」などのコールが発生。声は次第に広がり日の丸の小旗を持った人達も「帰れ」「帰れ」とコールした、これに対して首相は「人の演説を邪魔するような行為を自民党は絶対にしない」と怒りを露わにした。いつも国会で率先してヤジを飛ばしているのに! 
   
そして聴衆を指差しながら一際大声で言い放ったのが
   「こんな人たちに負けるわけにはいかない」




  2017年2月17日の衆議院予算委員会において、「私や妻が関係していたということになれば、まさにこれは、もう私は総理大臣も、そりゃもう、間違いなく総理大臣も国会議員も辞めるということは、はっきりと申し上げておきたい」


  14年の選挙の時は『来年10月の引き上げを18カ月延期し、そして18カ月後、さらに延期するのではないかといった声があります。再び延期することはない。ここで皆さんにはっきりとそう断言いたします。平成29年4月の引き上げについては、景気判断条項を付すことなく確実に実施いたします。3年間、3本の矢をさらに前に進めることにより、必ずやその経済状況をつくり出すことができる。私はそう決意しています。』 と言っていた。


  元官僚の古賀茂明氏は氏の著書「国家の暴走」に安倍首相の事を
  「この人物は、いとも簡単に、しかも堂々と、嘘をつける人間なのだ。」 と書いている。


 安倍政権が進めるアメリカのためのTPP批准に反対します。


  忘れていませんよ、12年の選挙時に貼られたポスター、どうなっているでしょう。
  言っている事とやっていることがさかさま。安倍自民は単にアメリカの隷属政党。

  「日本を耕す自民党」と言うのは外資に対し日本から搾取しやすいようにする。事か?
  「ウソつかない。」自体が嘘



  TPP、ISD条項で日本の国家主権は破壊されコングロマリットの餌食に
  

  農業だけじゃないよ、食料、医療、特許、環境、労働、投資、衛生植物検疫、越境サービス など21分野

  自民党が2012年暮れの衆議院選挙で公約したTPPに関して、自民党のウェッブをチェックしよう。

   
 拡大すると
   



 安倍政権の進めるアメリカのための戦争法施行および帝国憲法への改憲に反対します。



 〈あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。世界によって自分が変えられないようにするためである〉ガンジー

 〈一番こわいものはテロリストでも大不況でもなく、いつの間にか私たちがいろいろなことに疑問を持つのをやめ、気づいた時には声すら自由に出せない社会が作られてしまうことの方かもしれません〉アメリカで医療破産したある女性(堤未果、ルポ貧困大国アメリカⅡより)




 12/12(火)

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リニアも標的に 特捜部「アベ友」案件"狙い撃ち”の真意  【日刊ゲンダイ】

 “鬼の特捜”が復活したのか。東京地検特捜部の動きが活発だ。スパコン詐欺事件で華麗なる政界人脈を誇るベンチャー社長を逮捕。「この事件を端緒に政治家を巻き込んだ汚職事件に発展するのではないか」との見方もある中、今度はリニア工事の不正入札容疑で、スーパーゼネコン大林組に強制捜査のメスを入れた。どちらの事件にも“アベ友”の顔がちらつく。果たして特捜部の狙いとは――。

■スパコンに続き「財界応援団」肝いりのリニア

 入札妨害の舞台となったリニア中央新幹線工事は、JR東海の巨大プロジェクト。同社のトップ、葛西敬之代表取締役名誉会長は、安倍首相にとって有力な財界応援団のひとりである。

 「葛西氏は第1次政権時代、安倍首相の肝いりで設置された教育再生会議の委員を務めたほか、富士フイルムの古森重隆会長らと中心になって、財界の保守派の集まり『四季の会』を結成。安倍首相が前回、政権を投げ出した後も励まし続け、再登板を働きかけてきました。第2次安倍政権の発足以降は、首相と定期的に会食やゴルフを楽しむ間柄です」(官邸事情通)

 経産省所管の国立研究開発法人「新エネルギー・産業技術総合開発機構」(NEDO)から助成金約4億9900万円をだまし取ったとして、特捜部に逮捕された斉藤元章容疑者も“アベ友”と深い仲だ。2016年3月には安倍と親しい元TBS記者の山口敬之氏と人工知能の研究財団を設立。朝日新聞の報道によると、山口氏が事務所を構えた29階建ての高級賃貸レジデンスの家賃も負担していたという。レジデンスの平均家賃は130万円というから太っ腹だ。何らかの見返りを求めていたのだろうか。

 特捜部の調べなどで、助成金を受けた「ペジーコンピューティング」が設立1年目からNEDOの助成対象になったほか、斉藤容疑者が役員を務める複数の会社も、NEDOや文科省所管の別の国立研究開発法人から助成金を受けていたことが判明した。

 国の破格な厚遇ぶりのウラに何があるのか。特捜部は斉藤容疑者が多額の資金を得られた経緯を調べているが、それにしても特捜部はアベ友の周辺を嗅ぎ回ってきたようにも見える。

■トップは「走りながら考える」積極派

 今年9月に着任した森本宏特捜部長は、検察内で「エース中のエース」と呼ばれる逸材だ。森本氏と静岡地検時代に同僚だった元検事の落合洋司弁護士はこう言う。

 「私と同期だった前々任の斎藤隆博氏や前任の吉田安志氏は、慎重に捜査を検討するタイプの検事でしたが、森本氏は明らかに積極派。『まず捜査に動け』がモットーで、走りながら考える検事です」

 10年の大阪地検特捜部の証拠改竄事件以降、東京地検特捜部は現職の国会議員を立件できていない。アベ友周辺の狙い撃ちは、「最強の捜査機関」の復権をかけた安倍1強体制への挑戦なのか。

 「意図的な狙い撃ちではなく、巨額の利権が動いている場所を注視していたら、安倍首相の知人らを利用する人物が芋づる式に引っかかっただけでしょう。利権に群がる面々が権力の中枢に集まるのは必然ともいえます。特捜部がチマチマした案件を手掛けても仕方がない。確実に“バッジ”を取りにいくため、アベ友案件の捜査に踏み切ったのだと思います」(落合洋司氏)

 イケイケ特捜部長には、どんどん「巨悪」にプレッシャーをかけて欲しい。
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 どこまでやるか、この間も書いたが今回の特捜部長はじっくりじゃなく走りながら考える派らしい、ちょろっとやって権力には至らずに終わりじゃないか。
 


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ロシア、千島にミサイル配備計画 領土交渉に影  【朝日新聞】

 ロシア軍が来年にも、千島列島に地対艦ミサイルを配備する計画が明らかになった。ロシアは、日本が陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」を米国から導入することに強い懸念を示し、北方領土を含めた地域で軍備増強を加速。安全保障上の立場の違いが、日口の領土交渉に影を落としている。


 「この装備は米軍が管理している。そのことについて心配がある」。ロシア軍制服組トップのゲラシモフ参謀総長は11日、防衛省で小野寺五典防衛相と会談した際、イージス・アショアに懸念を示したという。

 小野寺氏は、核・ミサイル開発を進める北朝鮮の脅威をふまえた導入であることを説明。「米軍ではなく、日本の自衛隊が自ら運用する。ロシアを含め周辺国に脅威を与えるものではない」と理解を求めた。

 ロシア側は11月の日口外相会談でも、ラブロフ外相が「東アジアの安全保障が変化する」との懸念を河野太郎外相に伝えていた。

 度重なる言及の背景には、2014年のウクライナ危機をめぐる制裁強化を経て強まった米国への警戒感がある。ロシアはクリル諸島(千島列島と北方領土のロシア側の呼称)、カムチャツカ半島を結ぶ地域を「対米防衛線」と位置づけ、軍備増強を進める。さらに北朝鮮問題が緊迫し始めると、日米の弾道ミサイル防衛(BMD)体制に口をはさみ始めた。

 ロシアメディアによると、ロシアは千島列島中部のマトゥア島(日本名・松輪島)と北部のパラムシル島(同・幌筵島)で地対艦ミサイル「バスチオン」と「バル」を配備する方針。両島は旧日本軍が第2次世界大戦中に拠点を構えた要所で「上陸部隊の迎撃のほか、米空母のオホーツク海侵入を防ぐことができる」(軍事専門家)とされる。

 択捉島、国後島の軍事基地も11年ごろから装備を近代化しており、昨年には地対艦ミサイルを配備した。外務省幹部は「冷戦後に国際社会で低下した外交面の影響力を軍事分野で取り戻そうとしている」とみる。


軍事拠点化に懸念

 ロシアが北方四島の「軍事拠点化」を強めるにつれ、日本政府内では領土返還交渉への影響を懸念する声が強まっている。

 北方四島で日口双方に恩恵がある共同経済活動の実績を積み重ねることで信頼関係をっくり、領土交渉の糸口をつくる――。政府はこう青写真を描き、来年1月末か2月に開く次官級協議を経て、5月の首脳会談に向けた成果を探る。

 だが、BMDが思わぬ壁となり、外務省幹部は「領土交渉だけ進めてもうまくいかない」。防衛省内では「軍事的に考えれば、ロシアが北方領土を返還することはあり得ない」との見方が大勢だ。

 日口関係筋によると、今月13日にも谷内正太郎国家安全保障局長がモスクワを訪問。プーチン氏の側近とされるパトルシェフ安全保障会議書記とBMDを含む安全保障面について協議し、理解を得る構えだ。
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 4島返還どころか軍事基地に、イイージス・アショアが秋田に配置されればロシアが気になるはずだ。
 


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地上イージス1基1千億円 防衛省、自民部会で説明  【東京新聞】

 防衛省は12日、自民党の国防部会などの合同会議で、北朝鮮からの弾道ミサイル防衛(BMD)の強化策として2基導入する地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」について、取得費が1基当たり1千億円弱と説明した。レーダーなど装備の性能によりさらに高くなる可能性もあるとした。政府は関連費用を2017年度補正予算案に計上する。

 小野寺五典防衛相は12日の記者会見で「今後どのくらいの費用がかかるか調査する」と述べた。

 合同会議では、航空自衛隊戦闘機に搭載する3種類の長距離巡航ミサイルを新たに導入する防衛省の方針を了承した。
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 おいおい、この間まで800億といってなかった?北北と言っているが確かに秋田に置けばロシアを狙っているのがまるわかり。
 それにこのミサイルシステム、政府調達だと幾らまで値上がりするかわからない。
 
 

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「意識混濁の詩織さんホテルに引きずる山口」録画公開の可能性  【田中龍作ジャーナル】

 意識混濁の状態で足腰の立たない詩織さんが、男に引きずられるようにしてホテルに連れ込まれる ― 2015年4月4日未明、「シェラトン都ホテル東京(港区)」の防犯カメラに記録されていた動画だ。

 TBS記者(当時)の山口敬之が伊藤詩織さんにレイプドラッグを飲ませて準強姦に及んだことを示す物的証拠である。この動画が公開される可能性が出てきた。

 「準強姦事件もみ消し事件」を追及する超党派の野党議員たちが、きょう、詩織さん本人と警察庁などから事情を聴いた。

 上述した動画公開の可能性は詩織さんの代理人弁護士が田中に明らかにした。
 
 詩織さん側は準強姦事件の民事訴訟でこの動画を東京地裁に証拠申請している。申請が認められ動画をめぐる部分の審理が終われば、公開される可能性があるのだ。

 裁判所が官邸から圧力をかけられたり、あるいは忖度したりして動画の公開を認めなくても流出することもある。森友学園への国有地売却をめぐる音声データが流出したのと同じように。

 テレビ局が官邸に遠慮して動画を放送しなくても、Youtubeなどで動画がネット上を駆け巡るだろう。世論が騒然とするのは必至だ。

 詩織さんの傍聴知らずウソをつく警察官僚

 柚木道義議員(希望)は以下のように質した―

 山口の準強姦を明白に裏づける動画を、検察審査会は委員たちに見せていないのではないか。その結果、山口は不起訴相当となった。

 検察審査会を運営する最高裁事務総局は、「検察審査会法・第26条」を盾に回答できないとした。「検察審査会はこれを公開しない」という条文だ。

 きょうは伊藤詩織さんが、会場の後ろの方から聴取を見守った。田中が感想を尋ねると詩織さんは「(役人の答弁は)答えになっていない」と肩を落とした。

 警察官僚はウソをついているのだ。高井崇議員(立憲民主)が「著名人だから逮捕状を執行しないということはあるのか?」と尋ねた。

 警察庁捜査一課の菅潤一郎・理事官は「著名人だから逮捕しない、ということはない」と否定した。

 だが詩織さんに聞くと警察官僚の答弁は実際と180度違う。

 「著名人で逃亡のおそれはない。だから山口の逮捕状は執行しなかった」。詩織さんはこう警視庁から説明されたというのだ。

 「記録も残っていますから」。詩織さんは静かに憤った。

 「嘘つきは泥棒の始まり」というが、警察が泥棒の始まりとなっているのが、この国だ。
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 さあ、安倍周辺はどう出てくるか、まず裁判所が動画の公開を拒否するだろう、しかし追いつめられているのは山口だ、逃げ場はないぞ。
 


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民進党 解党も選択肢 党会合で提案、年内にも結論  【毎日新聞】

 民進党の大塚耕平代表ら執行部は12日午前、党改革に関する会合で、新党結成などを視野に入れた解党を含む複数の改革案を提示した。13日の常任幹事会で選択肢を示し協議する。

 大塚氏は会合終了後、「選択肢を議論し、大体合意が得られた。地方組織の同意も必要で、どう決めるかも常任幹事会で議論する」と記者団に述べた。党幹部によると、解党案の他に、党名変更や党を存続させる案が示され、それぞれについて議論したという。

 同党は年内に最終的な結論を出すことを目指している。しかし、地方組織を含め当面は党組織を存続させると決めたばかりで、常任幹事会での議論は紛糾する可能性がある。

 同党は「解党的出直し」を期した党改革に着手し、13日に改革方針の中間報告をまとめることを目指し議論してきた。早期解党を求める声は党内にくすぶっており、執行部は解党についても議論せざるをえないと判断した。

 11日には有田芳生参院議員(65)が立憲民主党入りを希望して離党届を提出。ほかにも数人が立憲入りを探っており、党内には離党ドミノへの警戒感が広がっている。
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 幾ら解党の意見があるにしてもつい最近党組織を存続させると言ったばかり、執行部の信頼性が揺るぐのでは、国会議員ばかりではない地方組織、地方議員もいることをお忘れなく。
 

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横田空域の返還求めず 羽田新ルートで政府  【東京新聞】

 東京都心上空を初めて通る羽田空港(東京都大田区)の新飛行ルートが在日米軍が管制権をもつ横田空域を一時的に通過する問題で、日本政府が通過空域の返還を求めない方針であることが、国土交通、外務両省や米軍への取材で分かった。日米は管制業務の分担について協議を続けている。

 新飛行ルートは二〇二〇年の東京五輪・パラリンピックに向け、羽田空港の国際線の発着枠を増やすために導入される。東京湾の上を通って離着陸するこれまでの原則を変え、都心上空を通過することになる。その際、横田空域の東端をかすめることになり、国交省と米軍の実務者間で対応を協議してきた。

 現在、羽田を利用する民間機は横田空域を避けて航行しており、新ルートに合わせて〇八年以来となる空域返還の可能性も取り沙汰された。しかし、国交省管制課と外務省日米地位協定室は本紙取材に、「横田空域の削減(返還)は求めない」との見解を示した。

 国交省の担当者は「〇八年の削減で当面の航空需要には対応できており、これ以上の削減を求めるのは米軍の運用上も難しい」と説明した。

 在日米軍司令部も「横田空域のいかなる部分に関しても、永久的な返還の実質的な交渉は行っていない」と文書で回答した。

 横田空域を維持したまま新飛行ルートを運用すれば、着陸間際の航空機の通る空域が羽田、横田、羽田と変わる。短時間の間にパイロットが交信先を二度変えねばならず、安全性の面からも懸念が大きい。国交省は、横田空域を通過する際も日本側が管制を一元的に担当する案も含めて米軍と協議するとしている。

 <横田空域> 東京から静岡や新潟まで1都8県にまたがり、高度約2400~7000メートルの階段状に広がる。域内にある厚木や入間などの基地を離着陸する米軍機や自衛隊機の管制を、横田基地の米軍人が行っている。民間機も飛行計画を提出すれば通れるが、現在、羽田空港の定期便の航空路は通っていない。
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 せっかくのチャンスなのに横田空域の返却を求めない安倍政権、いつまでもバカにされたまま。


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海兵隊の抑止力「方便」 安保、経済の観点で討論 新外交イニシアティブ  【琉球新報】

 【名護】シンクタンク「新外交イニシアティブ(ND)」は11日、名護市民会館でシンポジウム「辺野古が唯一の選択肢に立ち向かう 安全保障・経済の観点から」を開いた。登壇した識者は「新基地がなくても安全保障は成立する」と強調し、政府が沖縄に基地が必要な根拠として主張する米海兵隊の抑止力や地理的優位性に反論した。

 シンポジウムは猿田佐世弁護士を進行役に、防衛省出身で元内閣官房副長官補の柳沢協二氏、ND評議員の屋良朝博氏、東京新聞論説兼編集委員の半田滋氏、名桜大准教授の真喜屋美樹氏がパネリストを務めた。

 柳沢氏は、高まる北朝鮮脅威論に「米軍基地の存在に北朝鮮が恐怖を感じるから、ミサイルを撃つかもしれないという危険が生まれる」と述べ、「(沖縄の)地理的優位性は対中国を念頭に語られるが同じことが言える。こちらが有利なら相手には不利だ。不利になる場所をたたくのは戦争の常識だ」と指摘した。

 半田氏は、2006年に日米両政府が合意した海兵隊の移転に触れ「合意当初は司令部の移動だった。沖縄は実働部隊の移転を要望したが、抑止力低下を理由に日本政府がはねつけた。ところが、12年に米側からの提案を受けて実働部隊8千人のグアム移転が決まり、2千人だけが残ることになった。大幅な抑止力の低下のはずだが、政府は一切、説明していない」と指摘した。「抑止力は日本政府が米国の要求を実現する方便だと考えざるを得ない。抑止力を理由に辺野古新基地を受け入れる必要は全くない」と主張した。

 屋良氏は「(海兵隊の状態を)消防に例えると消防車は長崎、隊員は沖縄ということ。地理的優位性というのは詭弁(きべん)、虚像だ」などと語った。真喜屋氏は、1970年代に開発ではなく自然の豊かさに市の発展を見い出した名護市の構想「逆格差論」を説明し、「逆格差論をつくった名護だからこそ、市民一丸となり返還後のビジョンについて取り組めば、確かな結果がついてくる」と話した。

 シンポジウムに先立ち、沖縄観光コンベンションビューローの平良朝敬会長が「やんばるの魅力と観光」と題して基調報告した。平良氏は那覇と北部を結ぶ高速船就航構想や名護市から海洋博までをロープウエーで結ぶ構想などを語った。
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 まったくでたらめな「抑止力」、今じゃ米軍が撤収すると言う海兵隊を無理やり沖縄に縛り付けるために辺野古新基地を作っているのではないか。米軍がいなくなれば自衛隊が使うつもり。








 Twitterコーナー、ご参考に

 慶應義塾大学経済学部の金子勝教授のツイッター

 元外務省国際情報局局長の孫崎享氏のツイッター

 自由党の 小沢一郎事務所のツイッター

 社民党参議院議員 福島みずほ氏のツイッター

 東京新聞 政治部のツイッター

 東京新聞 ほっとwebのツイッター

 市民連合のツイッター

 関西市民連合のツイッター

 SADL大阪のツイッター

 上智大学 中野晃一教授のツイッター

 法政大学法学部 山口二郎教授のツイッター


 その他、こちらもどうぞ 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 


 

 



昨日の神戸
 最低気温   2.9度(24:00) 前日差-3.0度)
 最高気温  11.9度(00:11) 前日差-2.2度)

  今朝の神戸最低気温   1.5度 (06:00)   最も寒い時期を下回る 平年より4.3度低い (今季最低)
   、

今日の神戸の
   日の出     6時57分 (昨日 6時56分)
   日の入り   16時49分 (昨日16時49分)

       日の出は昨日より一分遅く、日の入りは昨日と同じ

   今日の日の出から日の入りまでの時間: 9時間52分

       

 ロシア沿岸沿いにあった低気圧は北東へ進み北海道を吹雪に、シベリアの高気圧(1044hPa)が強く北海道の東の低気圧(974hPa)に吹き込む変則西高東低、沖縄は曇り、太平洋側は関東まで晴れ、北陸、東北、北海道は雪。
     
          
 明日の朝、シベリアの高気圧(1048hPa)が中国へ、勢力もまし冷風を送り出す、沖縄は曇り、西日本から関東まで太平洋側は晴れ、北陸、東北、北海道は雪の予報。
     
     

 今朝は晴れ、風が強くかつ冷たかった、今季最低気温、マフラーをしっかり巻いて外出、晴れだけど午後からは雲が多くなった。
 今日の神戸の最高気温は 6.4度、昨日より 5.5度低く、平年より 5.9度低かった。
 明日は晴れ、朝の最低気温は 1.5度、最高気温は 7.0度、午後の最低気温は 2.9度の予報、今日と同じくらい。







日米安保妄信はただの屈米 亀井静香氏語る「情けない国」

2017-12-12 | いろいろ

より

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日米安保妄信はただの屈米 亀井静香氏語る「情けない国」

 「今の政界は倫理も論理もない。当選しても一緒にやっていく相棒が見つからない」と言って、今年10月の衆院選に出馬せず、引退を表明した前衆議院議員の亀井静香氏。現役時代から歯に衣着せぬ物言いで、時に恐れられ、また慕われてもきた稀有な存在である。自らを「傘張り浪人」と称してきた無頼派は、波瀾万丈の政治家人生の果てに何を思うのか――。

■ ゴミを出さないようにするのが政治

  ――11月28日に開かれた「感謝の集い」は政党を超えた政治家、支援者が駆けつけ大盛況でした。挨拶に立った森喜朗元首相が「男と抱き合ったのは後にも先にも亀井さんだけだ」と。94年、自社さ政権誕生の時ですね。

 あれで自民党が政権復帰したわけだからね。森喜朗は俺に抱きついて泣いてたよ。羽田内閣が立ち往生すると、小沢一郎が自民党に手を突っ込んできて、海部(俊樹元首相)を担いだ。一方、自民党の俺は社会党に工作を仕掛けた。仁義なき戦いだ。投票が終わるまで、どうなるか読めないんだもの。あんな面白い政局はないよ。

  ――79年の初当選以来38年、13期連続当選。引退を決めた理由は何だったのでしょう?

 もう少し続けようかという気持ちもあったんだけど、政治家には引き時がある。「まだ、やれ」と言われているうちに退くのが花よ。小沢から電話があって、「希望の比例1位で」という話もあったんだが、81歳のジジイになって、女性のスカートに入って政治やるわけにいかねえよって、引退を決めた。

  ――尊敬する人物は大塩平八郎やチェ・ゲバラと聞きました。警察組織出身とは思えない発想です。

 これも因縁でね。東大時代、駒場寮に住んでいた時の寮祭で、そこらでウロウロしてた野犬を串焼きにして売ったんです。翌朝、起きたら枕元で女の子たちが「デモを食った、ひどい」とシクシク泣いてる。そのひとりが樺美智子さんだった。自治会が「デモ」と名付けて飼ってた犬を焼き鳥にしちゃったんだな。その樺美智子さんが60年安保で亡くなった。こんな警察じゃいかん。俺が警察に入って叩き直してやると思って、勤めていた会社に辞表を出したんです。

  ――警察では極左対策の初代責任者になり、成田空港事件や、あさま山荘事件などの陣頭指揮を執ったのですよね。

 家にも帰らず連合赤軍を追いかけてた。あさま山荘事件は苦い思い出です。失敗ですからね。とっ捕まえたメンバーの奥沢修一の自供で幹部の行方がつかめた。リンチ殺人も奥沢が自供したんだ。山狩りをして、妙義山のふもとで最高幹部の森恒夫と永田洋子を逮捕し、アジトに駆け上ってみたら、もぬけの殻よ。取り逃がしたのは責任者の私のミスです。その結果、あさま山荘事件が起こり、目の前で部下が撃ち殺された。悔恨の念しかないね。

 ただ、当時から俺は「彼らがやってることは悪い。だが、心情は分かる」と言っていた。社会を変えたい、日本を良くしたいという一途な思いで若い身を投げ出してるんだから。森恒夫を取り調べた時はすごい迫力だったよ。飢えたオオカミみたいな目つきは、今でも忘れられないね。こういう若い連中が、なぜ極左に走り、同じ日本人同士が敵味方で戦わなきゃならんのか。やりきれない気持ちになりますよ。

  ――それが、政治家を志したきっかけですか?

 警察の仕事はしょせんゴミ掃除なんだ。ゴミを出さんようにするのが政治だと。女房にも親兄弟にも一言も相談しないで、勝手に警察辞めちゃった。41歳の時だ。俺はどうも単純なんだな。でも、中選挙区時代の広島3区はどえらいところでね。宮沢喜一(元首相)や佐藤守良(元農相)ら強豪ぞろい。俺なんか総スカンで、戸別訪問は10万軒くらい歩いたけど、丼いっぱいの塩を頭からかけられたり、さんざんな目に遭った。

 それを気の毒がった人たちが応援してくれるようになってね。だから、俺の支持基盤は完全な草の根だ。社会的地位のある人なんていやしない。中小・零細企業ばかり。それで、ずっとやってきたのは幸せだよ。

 マジメぶって「政策だ」なんて笑わせる

  ――中小企業といえば、民主党政権時代に手がけたモラトリアム(返済猶予)法は、当時は批判されましたが、今では「恒久法に」という声が上がるほど浸透しています。

 モラトリアム法は、自民党にいたら絶対にできなかった。銀行は猛反発で、そうとうやり合いました。郵政で自民党とケンカして離党したから、実現できた。これを大臣就任会見でブチ上げたものだから、鳩山総理も慌てちゃってさ。それで「ダメだというなら俺を更迭しろ」と迫ったんだよ。鳩山さんはいろいろ言われるけど、対米従属からの脱却を本気で考えてた。そこが好きだったね。

  ――現政権の対米追従は度を越しているように見えます。

(安倍)晋三はアメリカの尻馬に乗って、トランプ大統領と一緒になって北朝鮮をいたぶろうとしている。これは危険ですよ。やり過ぎると、金正恩は、本物の(核の)ボタンを押すかもしれん。その時、攻撃されるのはアメリカじゃなくて日本だ。だいたいミサイル迎撃なんて、できやしないのにどうするの。日本は米国とは立場が違う。拉致問題も抱えている。気の触れた犯人が人質を取って警察に抵抗している状況と同じで、なだめたり騙したり、あの手この手で交渉の場に引きずり出すしかないんですよ。最初から機動隊で正面突破じゃ、ドンパチになって犠牲者が出る。そこを晋三は分かってないんじゃないか。

  ――だから国民も不安を感じている。

 何度も晋三と話したんだが、米国の軍事システムを妄信しているんだな。軍事力に絶大な信頼を置いている。だが、日米安保条約さえあれば大丈夫なんて本気で信じてるようではダメだ。安保は日本にとってプラスにならないこともある。守ってもらうために何でもハイハイと従っているのは、ただの屈米だ。情けない日本になってしまった。

■ 今の内閣には人間的な厚みがない

  ――今後の政治に対して言いたいことは?

 みんなおとなしすぎるよ。乱闘なんかないもんね。マジメぶって「政策だ」なんて、笑わせるなっての。政治ってのは権力を構築しなきゃダメなんだ。そこで初めて、国のため国民のための仕事ができる。政策を超えた結びつきがあるかどうかだ。野党のやつらにいつも言ってるの。ちゃぶ台返しでも屁理屈でもいいから、とにかく議事を止めろと。対等の力関係に持っていくには、委員長室を占拠するとか、物理的にも徹底抗戦するしかない。与党を本気で困らせれば、そこで初めて五分の立場で話し合いになる。マスコミは批判するかもしらんけども、国民のためという真剣さが伝われば世論もついてきますよ。

  ――自民党はどうですか。「ポスト安倍」は?

 残念ながら、いねえんだよなぁ。小選挙区制で政治家がサラリーマン化しちゃった。今の内閣を見ても人間的な厚みがないでしょ。理屈ばかりで血が通っていない。土の匂いがしない。国会議員なんてのは犬みたいなものでね、飼い主は国民なんだ。それがボス犬の方ばかり見て、縮こまっちゃってる。これじゃあ日本が良くなるわけがない。犬は飼い主のために働かなくちゃいかんのですよ。

 俺は現政権がやろうとしている憲法改正にも反対だ。すべての国民が人間らしい生き方をできるようになり、その後で初めて憲法改正の話でしょう。ちょこっと条文を足すなんて、木を竹で接ぐようなことはしちゃいかん。憲法に手を入れたいだけの自己満足じゃないか。本気で国のことを思っているわけでもないガリガリ亡者がやってもロクな改憲にならんよ。でも、こういう簡単なことが通じない世代になってきた。

  ――まっとうな意見を言う人は必要です。今後も“亀井節”に期待している人は多いはずです。

 年明けには韓国に行って、文在寅大統領と会います。その後で北朝鮮にも入る。最高幹部に会って話をしてきます。交渉のパイプが大事だからね。トランプ大統領とも会う約束をしてるんだ。250億円かけて、バイオマスと太陽光発電の事業も始める。この出力は原発1基の半分くらいになる。俺は脱原発だからね。それを主張するだけじゃ気が済まない。自分でやらねえと。バッジがなくても、やれることはいくらでもある。傘張り浪人が、国際放浪浪人になるだけのことです。

 (聞き手=本紙・峰田理津子)

 ▽かめい・しずか 1936年、広島県庄原市生まれ。東大経済学部を卒業後、サラリーマンを経て警察庁に入庁。自民党の衆院議員として、運輸大臣、建設大臣、政調会長などを歴任。2005年に離党して国民新党を結成し、民主党と連立した鳩山政権では金融担当大臣など。13期務め、17年の衆院選に出馬せず引退した。
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