阪神間で暮らす-2

テレビを持たず、ラジオを聞きながら新聞を読んでます

I am not Abe.   野党の質疑短縮 「民主主義の履き違えだ」、加計隠し質疑短縮

2017-10-31 | 日記




 世界に対し、安倍首相がやっていることが本当の日本の姿じゃないと思い、 『 I am not Abe、 』 と声をあげる、Yuriko Maeharaも追加だな。



   2017年都議選票前日の7月1日、安倍首相の「ホームグラウンド」とも言われているJR秋葉原駅前で、安倍首相は都議選初の街頭演説を行った。同駅前には日の丸の小旗を振る自民党の支援者が集まったが、聴衆の一部からは「安倍辞めろ」「安倍帰れ」などのコールが発生。声は次第に広がり日の丸の小旗を持った人達も「帰れ」「帰れ」とコールした、これに対して首相は「人の演説を邪魔するような行為を自民党は絶対にしない」と怒りを露わにした。いつも国会で率先してヤジを飛ばしているのに! 
   
そして聴衆を指差しながら一際大声で言い放ったのが
   「こんな人たちに負けるわけにはいかない」




  2017年2月17日の衆議院予算委員会において、「私や妻が関係していたということになれば、まさにこれは、もう私は総理大臣も、そりゃもう、間違いなく総理大臣も国会議員も辞めるということは、はっきりと申し上げておきたい」


  14年の選挙の時は『来年10月の引き上げを18カ月延期し、そして18カ月後、さらに延期するのではないかといった声があります。再び延期することはない。ここで皆さんにはっきりとそう断言いたします。平成29年4月の引き上げについては、景気判断条項を付すことなく確実に実施いたします。3年間、3本の矢をさらに前に進めることにより、必ずやその経済状況をつくり出すことができる。私はそう決意しています。』 と言っていた。


  元官僚の古賀茂明氏は氏の著書「国家の暴走」に安倍首相の事を
  「この人物は、いとも簡単に、しかも堂々と、嘘をつける人間なのだ。」 と書いている。


 安倍政権が進めるアメリカのためのTPP批准に反対します。


  忘れていませんよ、12年の選挙時に貼られたポスター、どうなっているでしょう。
  言っている事とやっていることがさかさま。安倍自民は単にアメリカの隷属政党。

  「日本を耕す自民党」と言うのは外資に対し日本から搾取しやすいようにする。事か?
  「ウソつかない。」自体が嘘



  TPP、ISD条項で日本の国家主権は破壊されコングロマリットの餌食に
  

  農業だけじゃないよ、食料、医療、特許、環境、労働、投資、衛生植物検疫、越境サービス など21分野

  自民党が2012年暮れの衆議院選挙で公約したTPPに関して、自民党のウェッブをチェックしよう。

   
 拡大すると
   



 安倍政権の進めるアメリカのための戦争法施行および帝国憲法への改憲に反対します。



 〈あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。世界によって自分が変えられないようにするためである〉ガンジー

 〈一番こわいものはテロリストでも大不況でもなく、いつの間にか私たちがいろいろなことに疑問を持つのをやめ、気づいた時には声すら自由に出せない社会が作られてしまうことの方かもしれません〉アメリカで医療破産したある女性(堤未果、ルポ貧困大国アメリカⅡより)




 10/31(火)

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希望失速で思惑外れ 安倍官邸が希望・維新“統一会派”画策  【日刊ゲンダイ】

 「立憲より希望が第1党の方がよかったのに」。先の衆院選後に、安倍首相はそう漏らしたそうだ。安倍首相にとってのベストシナリオは、改憲勢力の希望の党が野党第1党になること。改憲発議に向け、「あうんの呼吸」で国会運営を自由に進められるとの思惑が、希望の失速で大きく外れた。それでも諦めきれない安倍官邸は、希望と維新に統一会派を組むよう提案したというのだ。

 立憲民主と希望との衆院での議席数の差は1桁しかないが、国会運営上は天と地ほどの違いがある。予算委員会や議員運営委員会などは、与野党の理事が話し合って日程進行や議案を決めていくが、野党を代表する筆頭理事は必ず第1党から選ぶ。

 国会運営は野党第1党の発言権がいや応なしに強まるのだ。

 「安倍首相にとって悲願の改憲発議でも、野党第1党は合意形成の要の役割を果たすことになる。希望が第1党ならくみしやすかったものの、立憲の枝野代表は安保関連法を前提とした9条改憲には反対の立場を貫いています。拙速な改憲論議に歯止めがかかるのは間違いありません」(政治評論家・山口朝雄氏)

 また、立憲の国会対策委員長は辻元清美衆院議員が務める。いわゆる「寝業」の効かない相手なので、与党もやりにくい。早くも辻元氏は民進出身者の「無所属の会」や共産を巻き込み、11月1日からの特別国会で「もりかけ」疑惑の審議を要求。政権への対決姿勢を鮮明にしており、安倍首相もイライラを募らせているに違いない。

■小池希望「排除」した民進出身者との連携は「さらさら」

 そこで安倍官邸が触手を伸ばしているのが、希望と維新だ。すでに代表を務める東京都の小池知事、大阪府の松井両知事に統一会派結成を持ちかけたという。両党の衆院議席を足せば、立憲を上回る。政権の補完勢力である両党が手を取り合って野党第1会派となれば、与党の国会運営は楽チンだ。安倍首相の意向に沿って「もりかけ」よりも改憲が優先になってもおかしくない。


 小池知事をはじめ、希望の結党メンバーは立憲との野党協力には「われわれが埋没しかねない」と慎重だ。要は「排除」した連中と連携するつもりは「さらさら」ナシ。

 むしろ、小池知事と松井知事は選挙前に共通構想「三都物語」を掲げ、東京と大阪の選挙区でそれぞれ候補をすみ分けた仲だ。互いに掲げる政策の中身も近く、希望と維新の統一会派結成に向けた地ならしは順調なようにもみえる。

 「ただ、小池代表は『都政に邁進』との考えを前面に出さざるを得ず、今後は国政に関与しない方針です。党運営のグリップを手放した以上、維新との連携に導くのは難しい。特別国会後の共同代表選で結党メンバーと、多数を占める民進出身者との対立が先鋭化すれば、ますます厳しいでしょう。官邸側は特別国会はムリでも、年明けの通常国会に間に合えばと画策していますが、そうすんなりといくかどうか」(官邸事情通)

 安倍自民党は野党の質問時間の削減まで検討しているが、国会の大政翼賛化なんて冗談じゃない。安倍首相はそんなに立憲の躍進を脅威に感じているのか。
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 絶対許してはいけない、しかし逃げ切りたい安倍は何をしても小池希望に統一会派を作らせたいだろうが維新から早くも脱出する議員が、小池党からも離脱者が出ればこの画策もただの夢。
 


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「憲法」が何であるかの共通理解が確立されていない  【日刊ゲンダイ】
 国民が知っておくべき憲法基礎知識 慶応義塾大学名誉教授 小林節氏

 不思議なことに、わが国は世界の最先端の文明国のひとつで民主主義国だと自任しているにもかかわらず、今わが国では、「憲法」が何であるか?について共通の理解・常識が確立されていないように見える。

 言うまでもないことであるが、憲法とは、国民大衆の幸福を増進するためのサービス機関である国家の権力を一時的に預かる政治家以下の公務員が、その権力を乱用しないように、主権者国民の最高意思として権力者に枠をはめる規範である。

 つまり、古来、「神の子孫」を自称(詐称)していた国王とその親戚筋の貴族は法から自由であった。それが、近代市民革命により、神の子孫ではない本来的に不完全な人間たちが権力を預かることになったために、「憲法」という新しい法領域が創設されたのである。それは、18世紀のアメリカ独立戦争とフランス人民革命以来、世界に伝播して行った。その後、流血の革命を避けながら王権を国民に移行するために、過渡期の立憲君主制(例えば明治憲法)を採用した国もある。しかし、それは本来の意味の憲法ではない。

 ところが、わが国の改憲論者の中には明治憲法を理想とする者が多く、彼らは憲法とは「国柄を示すもの」だと主張している。その結果、日本は天皇を頂く神の国で靖国神社公式参拝は政教分離に反しない、日本人なら日の丸を敬え、家族は仲良くすべきだ……などと憲法に明記せよという主張が出てくる。しかし、これらは各人の価値判断に国家が介入しようとする主張で、それでは各人の人格的自律(人権の本質)が害されてしまう。

 そして、そのような発想の致命的な欠陥は、何よりも、「国民の良心を規律する憲法」という主張であり、その効果として、強大な権力を預かっている政治家以下の公務員が、まず法から自由になり、その上で、憲法の執行者として、国民大衆を管理する立場になってしまうことである。

 だから、自民党の改憲草案102条は、国民大衆に憲法を「尊重」しろと命じた上で、政治家以下の公務員には憲法を「擁護」せよと託している。つまり、国民が憲法を尊重するように権力者が管理する体制である。
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 「主権者国民の最高意思として権力者に枠をはめる」と言う憲法に立脚した考えが立憲主義なので自民党の言っている憲法草案はどう考えても憲法たりえない、って事。
 


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沖縄、基地固定化に反発も 日本版海兵隊 離島防衛背景に中国  【朝日新聞】

 陸上自衛隊の離島防衛専門部隊を沖縄県の米軍基地キャンプ・ハンセンに配置する検討を、日米両政府が始めた。西太平洋で中国が軍事活動を強化していることが背景にある。南西諸島の防衛態勢強化と、米軍基地の負担軽減の「両立」を目指すが、「米軍基地の固定化」につながりかねず、沖縄県民の反発も予想される。

 「中国軍は東シナ海での活動を活発化させ、着々と西太平洋への進出を進めている」「空と海の両方から『大きな壁』『面』のように押し寄せてきている感じだ」。防衛省や自衛隊の幹部は強い警戒感を口にする。

 2008年に中国海軍の艦艇4隻が、沖縄本島と宮古島の間の宮古海峡を初めて通過。その後、宮古海峡から太平洋に出るのが中国艦艇の「お決まりのコース」(海自幹部)となり、昨年12月には空母の通峡も初めて確認された。中国公船による尖閣周辺への領海侵入も常態化している。

 こうした事情を踏まえ、離島防衛の専門部隊となる水陸機動団は、来年3月末に相浦駐屯地(長崎県)を拠点に新設される。部隊を素早く展開できるよう、輸送機オスプレイの拠点を佐賀空港(佐賀市)とし、海上から上陸させるための水陸両用車の拠点を相浦駐屯地の近くに整備する計画だ。

 だが、九州北部から南西諸島まで展開するには、時間がかかる。「初動を考えたとき、沖縄本島に駐留していた方が圧倒的に早い」と防衛省幹部。水陸機動連隊をキャンプ・ハンセシに配置する理由については、「米軍の施設を共同使用するのだから、基地は新たに増えない」「米軍基地に自衛隊が常駐すれば、事故があったときの対応も改善される」などの声が省内にある。


自衛隊の強化着々と

 沖縄では自衛隊の態勢が徐々に強化されてきた。

 尖閣諸島などの上空を監視するため、早期警戒機の飛行隊を空自那覇基地に新設。同基地を拠点とするF15戦闘機の部隊も倍増させた。昨年3月には、尖閣諸島から約150キロ南に位置する日本最西端の与那国島に陸自の駐屯地を新設。24時間態勢で周辺の海空域を警戒する部隊を置いた。今後、奄美大島、宮古島、石垣島にも陸自の警備部隊を置く準備を進めている。

 だが、日米両政府が06年に在沖縄の海兵隊のグアム移転や県中南部の米軍基地返還に合意したのは、沖縄の過剰な基地負担を軽減することが目的だった。交渉に関わった防衛省幹部は「負担軽減は進めなければならないが、中国がここまで海洋進出するとは当時想定していなかった」と語る。

 来年2月に名護市長選、秋には県知事選も控える。政府関係者は「米軍基地と自衛隊の『南西強化』を同列には論じられないが、沖縄からすれば『基地負担』という意味では同じ。丁寧に説明し、理解を得ていく必要がある」と話す。
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 これじゃ確かに米軍は少なくなっても基地はなくならない。
 これに対し政府はじわじわと沖縄に圧力を加える、自衛隊の駐屯もその一環、今回の衆議院選挙で沖縄4区はオール沖縄の前職候補が敗れ自民党が勝利したがこれは新たに駐屯した自衛隊員の投票が大きいだろう。
 


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前原最大の間違いは自民入り画策せず  【日刊スポーツ】

 ★27日の民進党両院議員総会は、怒号の中で経緯を同党代表・前原誠司が説明するという極めて異様な形で行われた。それはまるで事件の容疑者が現場に来て、実況見分を受けているようだ。前原の説明では東京都知事・小池百合子が「希望の党」と発表し、自らが代表になることを宣言した4日前の9月21日には、既に排除のための候補者調整が始まっていたという。

 ★政界では、そのころ出回ったいわゆる細野メモといわれる1次公認排除リストが話題になり始め、リストにある人物たちは無所属で出馬し、当選した面々と一致する。政権奪取を公言しているなら、最低でも過半数の候補者を立てるべきだとの世論に押され、大量の2次公認を発表せざるを得なかったのではないか。

 ★同じく早い時期に政界に出回った第2次排除リストの存在が、それを裏付けた。今回の希望の党の当選者や、落選者の名前が多く記されている。過半数の立候補者が擁立できず、もともと小池の目に留まらなかった排除候補もリストに載ったとみられる。小池や若狭がやっていた政治塾の塾生たちにはほとんど声はかからず、塾生たちは金銭の要求や仕事を辞めるという判断ができなかったため、民進党の現職や元職に頼るしかなくなったのではないか。

 ★いずれにせよ、小池の「排除」による純血路線は気泡に終わった。ただ前原は29日のテレビ番組で「日米安保は日本の基盤と思って来た。この考えに反して安保反対の立場をとる政党、政治家とは一緒になれないのは当然だ」と、相変わらず排除の論理を振りかざした。最大の間違いは、前原が自民党入りを画策しなかったことだろう。いや、自民党からも排除されたか。
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 29日に八木啓代のツイッターを張り付け、リテラへのリンクをしたが、2015年11月の記事で前原等アメリカの手先の動きが示されていた、だから民進の連中はもう少し慎重にならなければいけなかった、前原はすべて「想定内」だったらしいから。
  

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2等米納入され 酒仕込めず 茨木の酒蔵  【朝日新聞】

JA全農、陳謝「1等」手配できず

 大阪府茨木市の酒蔵でこの秋、出荷を予定していた2銘柄の酒造りができなくなった。発注したものより低い等級の酒米が誤って納入されたためで、手配した全国農業協同組合連合会(JA全農)は「ご迷惑をおかけした」と陳謝。1人で酒造りを手がける社長は「楽しみにしていたお客さんがいたのに」と肩を落としている。

 中尾酒造は1869(明治2)年創業の老舗。現在は、5代目で社長と杜氏(とうじ)を兼ねる中尾宏さん(55)が1人で一年を通じ十数銘柄生産している。小さな酒蔵ながら各地にファンがおり、北新地の創作料理店などにも卸している。

 JA全農とは今年初めて取引した。徳島産キヌヒカリ1等米27俵(1620キロ分)を発注し、9月下旬に精米されて届いたが、同送された玄米のサンプルの等級欄に「2」とあった。すぐ連絡し、2等米の誤納入とわかった。

 だが、全農側が説明に訪れたのは1週間後の10月3日。酒米は全農が産地で原料を手配し、子会社が精米して納入している。全農によると当時、徳島産の1等米がなく、2等米しか手配できなかった。しかし、全農も子会社も相手が「先方に連絡しているはず」と思い込み、事前に中尾酒造に連絡していなかった。

 全農側からは代替品の納入などの提案があったが、協議が遅れた影響で販売予定に間に合わない状況に。10月下旬から11月にかけ一升瓶で計約2千本分を出荷予定だった純米酒の「凡愚」(一升瓶で税抜き2600円)と「茨木で生まれたお酒 龍泉」(同2541円)の仕込みを断念せざるを得なくなったという。

 全農側は陳謝し、損害金を支払う意向を示し、金額について協議中だが、今後は取引を控えたい、とも中尾酒造に伝えた。中尾さんは「2等と気付かなければそのまま出荷し、お客さまにご迷惑をかけるところだった。1人でやっている蔵だけに、2銘柄が造れない打撃は大きい。被害者はこちらなのに、なぜ取引を断られるのか」と話す。
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 官僚組織の様なものだね、消費者(この場合は酒蔵)のことなど考えていないから対応は遅いし、苦情が入ったら取引停止だって。
 
 

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オスプレイの事故率「あくまで目安」 菅官房長官、「低い」軌道修正  【琉球新報】

 【東京】菅義偉官房長官は30日の会見で、米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの事故率が海兵隊全体の事故率を上回っているとの全国紙報道について問われ「あくまで目安の一つ」との見解を示した。政府はこれまでオスプレイの事故率が「低い」と安全性を主張していたが、軌道修正した格好だ。同時に2017米会計年度末となる本年9月末時点の事故率について、防衛省が米側に情報提供を求めていると明らかにした。

 防衛、外務両省は12年9月、米軍普天間飛行場配備に合わせて発表した「MV22オスプレイの沖縄配備について」の資料で、10万飛行時間当たりのクラスA事故率が1・93で「海兵隊平均より低い」「全軍種でみても低い」と事故率の「低さ」を強調した。これらを踏まえた結論として「安全性は十分に確認されたものと考える」と主張していた。

 現状では、米海兵隊のオスプレイのクラスA事故率は12~16米会計年度(11年10月~16年9月)で、10万飛行時間当たり3・41件となっており、普天間配備当初の1・93件から1・76倍増えた。同じ12~16会計年度では米海兵隊航空機全体のクラスA事故率平均値2・83も上回っている。菅氏は事故率について「安全記録の一つの指標として使用されているが、整備ミス、捜索ミスなどから機体以外の要因で発生する事故もある。事故率のみをもって機体の安全性を評価することは適当ではなく、あくまで目安の一つだろう」とした。その上で、米軍に運用面で安全面に最大限配慮するよう求めたいとした。
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 米軍では未亡人製造機と呼ばれているらしいオスプレイ、最初から設計上の欠陥があるのだろう。
 菅の言う事は単なる詭弁。


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公明 自民との距離は 議席減の分析本格化  【朝日新聞】

 衆院選で議席を減らした公明党が、その原因分析の作業を本格化させている。選挙では自公協力をアピールしたが、大勝した自民党とは明暗が分かれた。公明党内には安倍政権の「ブレーキ役」になっていないことが議席減の一因となったという見方がある。

 斉藤鉄夫選挙対策委員長ら公明党幹部が30日、党本部に集まり、選挙結果の分析を始めた。来月10日に開く予定の地方組織の幹部を集めた会議までに衆院選の総括文書をまとめる方針だ。

 今回、公明が獲得したのは29議席。公示前の34議席に届かず、2009年以来の小選挙区の落選者を出した。総括文書は厳しい内容となる見通しだ。

 衆院選で、山口那津男代表は解散以降に3回、安倍晋三首相(自民党総裁)と並んで街頭演説を行った。12年、14年の衆院選では解散後に一緒に街頭演説をしたことはなく、異例の連携アピールだった。

 公明が前面に出したのは「政権選択」。解散直前に結成された希望の党を警戒し、自公の強固な連携に基づく「安定した政権」への支持を集める戦略だった。7月の東京都議選で対立した自民との関係修復を強調し、自民支持層の票を引きつける狙いもあった。

 党内にはこうした戦略が選挙でマイナスになったとの声がくすぶる。公明の支持母体・創価学会の幹部は「森友・加計問題で安倍首相の対応に傲慢な面があったのに、『公明党は何をしているのか』という不満があった」と指摘する。

 第2次安倍政権発足以降、公明は、安全保障関連法や「共謀罪」法など野党や世論の反発が根強い法案の成立にも協力してきた。国会で多数の議席を占める自民に押されているという印象は否めない。

 公明の国会議員は「自民にお灸を据えられていない公明から、良質な保守と、公明に期待する革新が逃げた」と分析。ブレーキ役としての期待票は立憲民主党に流れたと指摘する。
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 特定機密、戦争法、共謀罪とこれが「福祉と平和の党」がやる事か、まじめな学会員が離反するのは当たり前?
 


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「民主主義の履き違えだ」 野党の質疑 短縮批判続出  【東京新聞】

 安倍政権が衆院選の与党勝利を受け、衆院予算委員会などの国会質疑で野党の質問時間を減らす方針を打ち出したことについて、立憲民主党など多くの野党は三十日、反対する意向を表明した。会派の代表者が集まる衆院各派協議会では、自民党が理解を求めたのに対し、批判が相次いだ。 (中根政人)

 同日夕に開かれた各派協議会では、立憲民主党の辻元清美国対委員長が野党の質問時間削減に関し、説明を要求。安倍晋三首相の発言を引き合いに「謙虚な姿勢と言いながら、最初(に行うの)が野党の質問時間を削ることか。民主主義を履き違えている」と、与党の対応を強く非難した。

 これに対し、自民党の石田真敏国対筆頭副委員長は、与党の質問時間の確保について「若い議員から要望がある。有権者からも『なぜ質問しないのか』と言われる」と強調したが、希望の党の笠浩史(りゅうひろふみ)国対委員長は、民主党政権時代に自民党が野党の質問時間を増やすよう提案したことに触れて「とんでもない話だ」と反発。民進党議員による「無所属の会」や共産党も同調した。日本維新の会は、強引な国会運営をしないようくぎを刺した。

 質問時間の配分は国会法に規定がなく、与野党の協議で決まる。衆院では予算委員会などの審議について、議席数の少ない野党に配慮し、最近は与党二割、野党八割を目安に割り振っている。だが、森友学園や加計(かけ)学園を巡る疑惑追及などに費やされることを嫌った政府・与党には以前から見直し論がくすぶっていた。

 菅義偉(すがよしひで)官房長官はこの日の記者会見で「各会派の議席数に応じた質問時間の配分は、国民からすればもっともな意見だ」と語った。

 この問題を巡っては、首相と自民党の萩生田(はぎうだ)光一幹事長代行が二十七日、これまでの慣例を見直し、野党の質問時間を削減する方針を確認している。
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 菅の言っている事は議会の運営を考えたらまったく詭弁、与党が提出する案件はそれ以前に党内で十分議論されたもの、その辺が選挙民にはわかりにくいから有権者の意見」と言うが丁寧な説明のためにも野党に十分な質問時間を与えるのは当然。
 しかしこれも時間は単に時間であって政府答弁が関係ないことを長々としゃべられても時間にカウントされる、時間は野党の質問時間のみをカウントして政府の説明は時間から外さなければならない。
 それにしても丁寧な説明、謙虚な対応は何だったのか、安倍のポーズを見破れ!








 Twitterコーナー、ご参考に

 慶應義塾大学経済学部の金子勝教授のツイッター

 元外務省国際情報局局長の孫崎享氏のツイッター

 自由党の 小沢一郎事務所のツイッター

 社民党参議院議員 福島みずほ氏のツイッター

 東京新聞 政治部のツイッター

 東京新聞 ほっとwebのツイッター

 市民連合のツイッター

 関西市民連合のツイッター

 SADL大阪のツイッター

 上智大学 中野晃一教授のツイッター

 法政大学法学部 山口二郎教授のツイッター


 その他、こちらもどうぞ 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 





 



昨日の神戸
 最低気温  10.0度(23:33) 前日差-7.3度)
 最高気温  17.5度(00:05) 前日差-2.7度)

  今朝の神戸最低気温   9.6度 (02:03)  11月中旬並み 平年より3.6度低かった (今季最低) 
   、

今日の神戸の
   日の出     6時18分 (昨日 6時18分)
   日の入り   17時07分 (昨日17時08分)

       日の出は昨日と同じ、日の入りは昨日より一分早くなった
   
       

 台風22号崩れの低気圧、その後発達して爆弾低気圧となったがカムチャッカへ去った、中国大陸から高気圧が来て全国的に晴れ。
     
          
 明日の朝、高気圧に挟まれ晴れ、ロシアの低気圧が少し南下、温暖前線が北海道に、道北は晴れから雨になる予報。
     
     

 今朝は晴れ、山はすっきり、しかし上空の雲に朝日が当たり赤い雲、思ったほど寒く成らなかったが窓に水滴が、午後の室内は今日も暑く、着るものを調節、カーテンで遮光、夜になって気温が下がってきた。
 今日の神戸の最高気温は17.7度、昨日より0.2度高く、平年より2.4度低かった。
 明日は晴れ、朝の最低気温は7.6度、最高気温は18.9度、午後の最低気温は11.2度の予報。



 




「自公圧勝」も「立民躍進」も「野党混迷」も政治の現状を伝えていない  (抄) Plus

2017-10-31 | いろいろ

ジャーナリスト田中良紹氏のヤフーニュースのコラムより

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「自公圧勝」も「立民躍進」も「野党混迷」も政治の現状を伝えていない

 総選挙からほぼ1週間経った。選挙結果を巡るメディアの見出しはもっぱら「自公圧勝」と「立民躍進」で、選挙後はもっぱら「野党混迷」に目が向けられている。しかし「自公圧勝」も「立民躍進」も「野党混迷」も政治の現状を伝えているとは思えない。

 「自公圧勝」も「立民躍進」も議席数はその通りだ。しかしそれが自公や立民にとって喜ぶ話かと言えば内実は単純でない。自民現状維持は想定外の勝利だと思うが公明議席減が安倍政権の今後に影を落とす。また安倍続投は自民党にとって必ずしも喜ぶ話にならない。

 希望の党や民進党の現状を「野党混迷」と呼ぶのなら、「安倍一強」を許し増強させた時代の野党を何と呼ぶべきか。それこそが「野党混迷」の時代で、今の希望の党や民進党の混乱は「混迷」から抜け出るための「生みの何とか」である。

 一昨年、安倍総理が日本の国会審議より先に米国議会で「集団的自衛権行使容認」を約束した時、フーテンは「ネギ背負った鴨が米国に這いつくばった」とブログに書いた。そして「地雷原に入った安倍政権が地雷に触れずに通り抜けられるかどうかが見どころになる」とも書いた。

 すると安倍政権は通常国会を延長し9月に安保法制の強行採決を行った後、野党が要求する臨時国会を開かずに押し通した。年明け通常国会まで3か月以上も時間的余裕があるのに臨時国会を開かなかったのは政治史に汚点を残す。汚点であっても安倍総理は国会を開いて地雷に触れることを恐れた。

 この異常な国会運営は一方で安倍総理を地雷原に引きずり込めない野党第一党民主党の非力さも浮き彫りにした。旧自民党と旧社会党が混在する民主党は野党第一党と言っても国民の不信感を拭いきれておらず選挙は連戦連敗である。それが昨年3月に維新の党と合流して民進党と看板を変えた。

 しかし7月の参議院選挙に敗北し、直後の東京都知事選挙でも4野党統一候補の鳥越俊太郎氏が自民党に反旗を翻した小池百合子氏にダブルスコアで敗れた。看板を変えただけでは駄目だったのである。

 その一方、安保法制強行採決は共産党に画期的な変化をもたらした。野党共闘に前向きになったのである。「安倍一強」を支えるのは公明党の選挙協力だが、これに対抗する野党が候補者の一本化をできないところに問題があった。その構図に変化の兆しが現れた。

 とはいえ自公の選挙協力には18年にわたる積み上げがある。一方の野党共闘は始まったばかりだ。昨年10月の新潟県知事選挙では成果を上げたが国政選挙での実績はない。しかも国政選挙となれば安保政策が重視され、水と油の共産党との共闘に異議を唱える保守系議員も多い。

 安倍政権と公明党の安保政策も水と油なのだが、こちらにはそれを乗り越える政治的な調整機能が働く。つまり大人の対応がある。それが共産党と民進党の間で可能かが不透明だった。そうした状況で安倍総理にもう一つの地雷原「森友・加計問題」が現れた。

 地雷に触れることを恐れる安倍総理は、審議予定になかった共謀罪を持ち出して国民の目をそらすと同時に都議会議員選挙を口実に通常国会を閉じ、再び野党が要求する臨時国会を開かせないため、大義名分のない臨時国会冒頭解散に打って出た。

 選挙後、年内2か月もあるのに安倍政権は臨時国会を開かないつもりである。閉会中審査でお茶を濁し、野党の質問時間を減らそうと画策している。どれほど国会を恐れているかが分かる。「自公圧勝」と言っても安倍総理は地雷に触れないよう逃げ回るしかないのである。

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別Webより  Plus

 そして自民党内には安倍総理の主張する憲法改正案にも、経済政策であるアベノミクスにも、さらに選挙争点にした消費増税の使い道にも公然と異を唱える勢力が出てきた。選挙勝利が安倍政権の追い風となる保証はまるでない。

 臨時国会冒頭解散を待ち受けるように小池百合子東京都知事が希望の党を立ち上げた。それは安倍総理を恐怖させるに十分だった。なぜなら安保法制容認を掲げることで直ちに政権交代を実現する構えを見せたからである。

 立憲民主党、共産党、社民党支持者には申し訳ないが、これらの勢力が国民多数の支持を得て政権交代を実現しても安保法制廃止をできると思うのは誤りである。やれば大混乱が生じ、かつての社会党の村山総理のように、安保政策を180度変えなければ政権運営は1日たりともできない。その結果、国民の期待を裏切ることになる。

 安保法制を認めても運用を厳しくすれば、米国の要求を制約することは可能である。そのためには厳しい運用を要求する強い野党が必要になる。それが今回の政局の一つの狙いである。従って立憲民主党が共産党や市民の協力の下で躍進したことは、狙い通りの結果である。

 「立民躍進」は立憲民主党が政権交代の軸になることではない。あくまでも「米国に這いつくばって恥じない」安倍政権に代わる政権が安保法制の運用を厳しくするため陰ながら支える役割である。小池氏はその勢力を生み出した。

 当初は安倍総理退陣に政局の目的があるのかと思ったがそうはならなかった。安倍総理を退陣させるには自公を過半数割れに追い込むか、自民党を単独過半数割れにする2つのケースが考えられる。前者の場合は政権交代が実現し、後者は自公政権は続くが自民党内から安倍退陣の声が噴出する。

 いずれの場合も小池氏が出馬して風を巻き起こす必要があった。ただ政権交代を実現しても参議院は自公が3分の2を超える勢力を持っており、「ねじれ」が生まれて新政権は思うような政権運営をできない。

 そのため小池氏は今回の出馬を見送り、2年後の参議院選挙で勝負するつもりだとの説があるが、しかし政治に「次の次」などありない。常に命がけの勝負をしなければ道は切り拓けない。フーテンは今はまだ言えないが小池不出馬には別の事情があると考えている。

 出馬しないと初めから決めていたのならこの選挙を「政権選択選挙」と位置付ける必要はなかったし、選挙前に民進党を安保法制容認派と反対派に分ける必要もなかった。そうすれば安倍総理が争点として掲げた「消費増税の使い道」に焦点が当たり、それは急速に少子高齢化する日本社会を考えるうえで極めて重要な政策論争になりえたと思う。

 ところが小池出馬を前提にした「排除の論理」が表に出たことで「排除」の対象とされたいわゆるリベラル派が希望の党を「第二自民党」、「自民党補完勢力」と批判し、選挙が「保守対リベラル」、「護憲派対改憲派」の構図となって、安倍総理の続投を認めるかどうかの本来の選挙争点がどこかに消えてしまった。

 それが「自公圧勝」と「立民躍進」を生み出す。

 しかし国会を開かせないよう逃げ回る安倍総理の続投が自公にとって喜ばしいのかフーテンは疑問である。またメディアの言う「野党混迷」も「混迷」してきた野党を二つに分けたことで「混迷」から抜け出るきっかけになるとフーテンは思う。

 各種調査を見ると国民の選択は「安倍続投を良いとは思わないが他に選択肢がなかった」である。安倍総理が繰り返し力説するように「民主党政権の失敗」はまだ国民の胸から消えていない。それに鈍感だった野党第一党がようやくこの選挙でリセットされたのである。
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I am not Abe.   立憲・枝野代表が野党質問短縮に反対 安倍首相が野党に質問させないためだけ

2017-10-30 | 日記




 世界に対し、安倍首相がやっていることが本当の日本の姿じゃないと思い、 『 I am not Abe、 』 と声をあげる、Yuriko Maeharaも追加だな。



   2017年都議選票前日の7月1日、安倍首相の「ホームグラウンド」とも言われているJR秋葉原駅前で、安倍首相は都議選初の街頭演説を行った。同駅前には日の丸の小旗を振る自民党の支援者が集まったが、聴衆の一部からは「安倍辞めろ」「安倍帰れ」などのコールが発生。声は次第に広がり日の丸の小旗を持った人達も「帰れ」「帰れ」とコールした、これに対して首相は「人の演説を邪魔するような行為を自民党は絶対にしない」と怒りを露わにした。いつも国会で率先してヤジを飛ばしているのに! 
   
そして聴衆を指差しながら一際大声で言い放ったのが
   「こんな人たちに負けるわけにはいかない」




  2017年2月17日の衆議院予算委員会において、「私や妻が関係していたということになれば、まさにこれは、もう私は総理大臣も、そりゃもう、間違いなく総理大臣も国会議員も辞めるということは、はっきりと申し上げておきたい」


  14年の選挙の時は『来年10月の引き上げを18カ月延期し、そして18カ月後、さらに延期するのではないかといった声があります。再び延期することはない。ここで皆さんにはっきりとそう断言いたします。平成29年4月の引き上げについては、景気判断条項を付すことなく確実に実施いたします。3年間、3本の矢をさらに前に進めることにより、必ずやその経済状況をつくり出すことができる。私はそう決意しています。』 と言っていた。


  元官僚の古賀茂明氏は氏の著書「国家の暴走」に安倍首相の事を
  「この人物は、いとも簡単に、しかも堂々と、嘘をつける人間なのだ。」 と書いている。


 安倍政権が進めるアメリカのためのTPP批准に反対します。


  忘れていませんよ、12年の選挙時に貼られたポスター、どうなっているでしょう。
  言っている事とやっていることがさかさま。安倍自民は単にアメリカの隷属政党。

  「日本を耕す自民党」と言うのは外資に対し日本から搾取しやすいようにする。事か?
  「ウソつかない。」自体が嘘



  TPP、ISD条項で日本の国家主権は破壊されコングロマリットの餌食に
  

  農業だけじゃないよ、食料、医療、特許、環境、労働、投資、衛生植物検疫、越境サービス など21分野

  自民党が2012年暮れの衆議院選挙で公約したTPPに関して、自民党のウェッブをチェックしよう。

   
 拡大すると
   



 安倍政権の進めるアメリカのための戦争法施行および帝国憲法への改憲に反対します。



 〈あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。世界によって自分が変えられないようにするためである〉ガンジー

 〈一番こわいものはテロリストでも大不況でもなく、いつの間にか私たちがいろいろなことに疑問を持つのをやめ、気づいた時には声すら自由に出せない社会が作られてしまうことの方かもしれません〉アメリカで医療破産したある女性(堤未果、ルポ貧困大国アメリカⅡより)




 10/30(月)

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立憲・枝野代表が野党質問短縮に反対「妥協の余地ない」  【日刊ゲンダイ】

 立憲民主党の枝野幸男代表は30日午前、自民党が国会での与党の質問時間を延ばし、野党の質問時間短縮を検討していることについて「一切、妥協する余地はない」と述べ、反対する姿勢を強調した。党本部での会合で語った。

 枝野代表は、政府提出の法案や予算案が与党の事前審査を経ていることを指摘。自民党若手による与党の質問時間拡大の要望について「議院内閣制の基本が分かっていない」と批判した。

 これに対し、菅義偉官房長官は記者会見で「議席数に応じた質問時間の配分は、国民から見れば、もっともな意見だ」と重ねて強調。「現に参院では、それに近い時間割で(質疑を)行っているのではないか」と語った。これのどこが「謙虚」なのか。
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 自民の議員で質問時間持て余して般若心経読んだ奴がいたが、安倍首相は単に野党に質問させたくないだけ。
 


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森友への過剰値引き 衆院選前に近畿財務局が情報開示妨害  【日刊ゲンダイ】

 安倍政権はやっぱり、選挙前に“疑惑隠し”を画策していた。選挙が終わった途端、森友学園への国有地払い下げの値引き額が最大6億円も過大だったとする会計検査院の試算結果が明らかになった。

 今年3月から始まった調査の内容が、衆院選後のタイミングで出てくるとは、いかにも不自然。隠蔽のにおいが漂うが、実はある専門家も選挙前に、土地の売却主の「近畿財務局」に対し証拠文書の開示請求を求めたところ、“妨害工作”の憂き目に遭っていた。

 政治資金に詳しい神戸学院大の上脇博之教授が9月15日、近畿財務局に〈財務局と森友学園との面談、交渉記録〉など計15項目の開示を求めた。

 ところが、10月6日。衆院解散から約1週間後に財務局は、上脇教授に〈開示請求文書を特定するに足りる事項の記載が不十分〉として「補正」を要求。要は「どの資料が欲しいか分からないから、請求文書を書き直せ」と居丈高に迫ったわけだ。

■嫌がらせの「逆質問」が19項目

 異例の補正要求の内容も、ほぼ「難癖」に近い。例えば、上脇教授の〈森友学園側の担当者からの地中埋設物が存在したとして提出された文書〉との請求に、財務局は〈文書の提出先の行政機関を明記してください〉〈担当者(が誰)であるか不明確〉〈『森友学園側』の『側』がどのような内容を意味するのか不明確〉と、嫌がらせのような“逆質問”を全19項目にわたり展開している。上脇教授はこう言う。

「そもそも、国民側は政府がどんな情報を持っているのか、詳細には把握しようがありません。こちら側の請求が不十分で、資料を特定できないのであれば、どういった資料があるのかを事前に示すべきです。以前、別の政府機関に開示請求した際は、『○○局に××関連の文書や△△関連の文書が存在しますが、どれにしましょう』と助言してきたくらいです。嫌がらせのような要求を受けたのは、今回が初めて。“忖度”なのか“圧力”なのか分かりませんが、選挙前に疑惑が噴出することを防ごうとしたのではないでしょうか」

 安倍首相が約束した「丁寧な説明」は、いまだ果たされていない。それどころか、年明けの通常国会まで事実上の審議を半年以上もストップさせる構えだ。これ以上の“疑惑隠し”はとても許されない。
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 一般人にはわからないような質問事項の詳細を聞いてくるなんてまさに問題隠し以外にないな。
 


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日本には小選挙区制度は合わない  【日刊スポーツ】

 ★野党共闘が崩れ、バラバラになって野党が乱立したことで自民党は漁夫の利を得たというのが、この総選挙の見立てだが、慶応大学法学部教授・小林良彰のビデオニュースドットコムでの指摘が興味深い。「自民党の絶対得票率が長期低迷傾向だ。民主党政権ができた09年の総選挙で、自民党は2730万票を得ているが、その後の選挙では自民党は議席数こそ毎回過半数を大きく超えるものの、得票数は大敗した09年選挙を超えたことがない」という。

 ★つまり野党の地盤沈下により、より少ない得票でも自民党が勝っているだけ、というわけだ。小林は「メディアは選挙後、得票率を無視して、議席率ばかりを取り上げるが、それでは民意ははかれない」ともいう。確かに自民党の得票率は毎回5割を割り、得票数では野党が自民を上回っている。自民党の今回の得票率の48%に、全体の投票率の53・60%を掛け合わせた「絶対得票率」は約25%にとどまる。これが日本の全有権者のうち、実際に自民党に投票した人の割合だ。

 ★数字から見ても、選挙による民意を反映させるという意味では「日本には小選挙区制度は合わない」との小林の指摘は、現行の選挙制度に一石を投じるといえる。ただ、この制度はその欠陥を承知で、2大政党政治を生みやすくするためにあえて作られた側面も否めず、09年の選挙ではその恩恵により民主党政権が生まれている。民意を反映しない代議士の存在といえば、有権者もがっかりだが、ここで問われるのは数字のからくりよりも、2大政党政治を国民が欲していないのか、政治家が大きくまとまろうとしないのか、選挙制度に合わせた戦い方を覚えないのかのいずれかになる。勝っているうちは、自民党が選挙制度をいじる気はないだろう。
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 別に二大政党である必要は何もないし保守の二大政党なんかだれも望んでない、連立内閣でいいのだ。
 


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立憲民主が党本部開設、枝野幸男代表が態勢構築急ぐ  【日刊スポーツ】

 立憲民主党は30日午前、国会から約600メートル離れた東京・平河町のビルに党本部を開設し、報道陣に公開した。衆院選では東京・新橋に暫定的な事務所を設けたが、11月1日召集の特別国会を控え、より国会に近い場所に「引っ越し」。事務局スタッフも充実させ、本格論戦に臨む。

 31日には、さっそく初当選した新人議員の研修会を実施。両院議員総会も開き、枝野幸男代表や福山哲郎幹事長を補佐する追加の人事を決めるなど体制構築を急ぐ。

 枝野氏はあいさつで「いよいよ本拠地が決まった。多くの国民から期待を頂いているので、一緒に前に進むため尽力してほしい」と述べた。
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 国会により近い場所、これからの動きが国民に見られている。
 

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スバル無資格検査 国交省が立ち入り調査  【毎日新聞】

 大手自動車メーカーのSUBARU(スバル)が無資格の従業員に新車の完成検査をさせていた問題で、国土交通省は30日、不正の報告があった同社の群馬製作所(群馬県太田市)本工場と矢島工場の立ち入り調査を始めた。スバルに対しては同時に、業務体制の改善を求めるとともに、検査実態の把握や再発防止策などについて1カ月後をめどに報告することを指示した。

 また国交省は同日、主な国内自動車メーカーや海外メーカーの日本法人など23社について、不正検査の有無を調査した結果、既に無資格検査が発覚していた日産とスバル以外に不正の報告はなかったと発表した。
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 本当にほかのメーカーは無資格検査していなかったんだろうか、あとから出るとひどいことになるよ、言うんだったら今だよ。
 
 

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東京、大阪で木枯らし1号 冬型の気圧配置強まる  【東京新聞】

 日本列島は30日、台風22号から変わった温帯低気圧の影響で西高東低の冬型の気圧配置が強まり、北日本を中心に強風となった。気象庁は東京都心や、大阪など近畿地方で同日午前、冬の訪れを告げる「木枯らし1号」が吹いたと発表した。昨年と比べ、東京は10日早く、近畿は1日遅い。

 気象庁によると、温帯低気圧は30日朝、北海道の東の海上に進んだ。西の大陸側との気圧の差が大きくなり、西寄りの強風が吹きやすくなった。都心では、午前5時半に瞬間風速16・6メートルの北西風を観測、近畿各地でも10メートル以上の北寄りの風が吹いた。
 

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 確かに今朝は風がきつかったな。六甲颪(ろっこうおろし)と言うやつ。








 Twitterコーナー、ご参考に

 慶應義塾大学経済学部の金子勝教授のツイッター

 元外務省国際情報局局長の孫崎享氏のツイッター

 自由党の 小沢一郎事務所のツイッター

 社民党参議院議員 福島みずほ氏のツイッター

 東京新聞 政治部のツイッター

 東京新聞 ほっとwebのツイッター

 市民連合のツイッター

 関西市民連合のツイッター

 SADL大阪のツイッター

 上智大学 中野晃一教授のツイッター

 法政大学法学部 山口二郎教授のツイッター


 その他、こちらもどうぞ 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 




昨日の神戸
 最低気温  17.3度(23:57) 前日差+0.6度)
 最高気温  20.2度(08:38) 前日差+0.7度)

  今朝の神戸最低気温  14.1度 (06:00)  10月下旬並み 平年より0.7度高かった  
   、

今日の神戸の
   日の出     6時18分 (昨日 6時17分)
   日の入り   17時08分 (昨日17時09分)

       日の出は昨日より一分遅く、日の入りは昨日より一分早くなった
   
       

 台風22号が本州の南側をたどり三陸沖で温帯低気圧に成ったが勢力が936hPaもあり、警戒が必要、西高東低の冬型気圧配置になり木枯らしが吹いた。旭川では雪の情報。
     
          
 明日の朝、大陸の高気圧が中国地方に移動、冬型の気圧配置は緩む、全国的に晴れになる予報。
     
     

 今朝は晴れ、かなり強い風が、午前中は少し寒かったが午後の室内は温室で暑く、カーテンで遮光、夜になって少し気温が下がってきたみたい。
 今日の神戸の最高気温は17.5度、昨日より2.7度低く、平年より2.7度低かった。
 明日は晴れ、朝の最低気温は8.5度、最高気温は17.0度、午後の最低気温は9.9度の予報。 朝夕の気温が一桁だ。



 台風22号(サオラー)は本日0時観測の結果三陸沖で温帯低気圧になった、がまだ発達しているというから東北、北海道は警戒が必要。






美智子皇后が誕生日談話で安倍政権にカウンター!

2017-10-30 | いろいろ

より

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美智子皇后が誕生日談話で安倍政権にカウンター! 安倍が無視したICANノーベル賞の意義を強調、反ヘイト姿勢も鮮明に

 美智子皇后が、今月20日の誕生日に際し、宮内記者会からの質問に答えるたちで文書を公表した。マスコミはあまり報じていないが、その内容は、まるで改憲をして戦争のできる国づくりに邁進する安倍政権を牽制するかのような、極めて踏み込んだものだった。

 皇后は、この1年を振り返るなかで、先日発表されたノーベル賞に「日本も関わる二つの賞の発表がありました」と前置いたうえで、日系イギリス人のカズオ・イシグロの文学賞受賞と並び、平和賞に「ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)」が選ばれたことに言及。そして、この受賞を「大きな意義があった」と評価してこう綴ったのだ。

〈平和賞は、核兵器廃絶国際キャンペーン「ICAN」が受賞しました。核兵器の問題に関し、日本の立場は複雑ですが、本当に長いながい年月にわたる広島、長崎の被爆者たちの努力により、核兵器の非人道性、ひと度使用された場合の恐るべき結果等にようやく世界の目が向けられたことには大きな意義があったと思います。そして、それと共に、日本の被爆者の心が、決して戦いの連鎖を作る「報復」にではなく、常に将来の平和の希求へと向けられてきたことに、世界の目が注がれることを願っています。〉

 周知のように、100カ国超のNGOが参加し、日本からも7団体が加わっている連合組織であるICANは、被爆者の証言を聞く会合を開き、各国政府に直接働きかけるなどして、今年7月の国連核兵器禁止条約の採択に貢献。そのことが評価されてノーベル平和賞を受賞した。

 だが、国連核兵器禁止条約の交渉にすらのぞまず、批准を拒否するという強硬な態度をとってきた安倍首相は、ICANの平和賞受賞には一言もコメントを出していない。

 そのなかにあって、美智子皇后が誕生日文書のなかでICANについて掘り下げ、その受賞の意義を大きく評価したのは対照的だ。しかも、これは一般論ではなく、明らかに核兵器廃絶の世界的潮流に争い、さらに北朝鮮の核・ミサイル問題を利用して好戦的世論を扇動している安倍政権の動きを意識したものと解釈できる。

美智子皇后がICAN、軍縮の意義を強調し、反ヘイトの意思を明らかに

 実際、文書では〈戦いの連鎖を作る「報復」〉と、わざわざカッコに入れ、「報復」を強調するかたちで否定していた。言うまでもなく、半島情勢は北朝鮮の“暴発”と、アメリカの先制攻撃、あるいは日米韓合同の報復攻撃による戦争勃発が懸念されている。美智子皇后がこうした状況を念頭に置いていたとしても、何ら不思議ではない。

 さらに文書のなかには、安倍政権が武器輸出入政策や防衛設備の投資、軍学共同政策、そして安保法や9条改憲などで進めようとしている“軍事国家化”に異議を唱えるようなくだりもあった。皇后は、アメリカ、フランスの政権交代、イギリスのEU離脱、各地でのテロの頻発など、世界情勢の不安定化について触れるなかで、中満泉氏が日本人女性として初めての国連事務次長で、国連軍縮担当のトップである軍縮担当事務次長・上級代表に就任したことを〈印象深いこと〉として、このように記している。

〈「軍縮」という言葉が、最初随分遠い所のものに感じられたのですが、就任以来中満さんが語られていることから、軍縮とは予防のことでもあり、軍縮を狭い意味に閉じ込めず、経済、社会、環境など、もっと統合的視野のうちに捉とらえ、例えば地域の持続的経済発展を助けることで、そこで起こり得る紛争を回避することも「軍縮」の業務の一部であることを教えられ、今後この分野にも関心を寄せていく上での助けになると嬉しく思いました。国連難民高等弁務官であった緒方貞子さんの下で、既に多くの現場経験を積まれている中満さんが、これからのお仕事を元気に務めていかれるよう祈っております。〉
 
 一方、日本政府が今年国連に提出した核廃絶決議案では、核廃絶や軍縮に関する表現が大きく後退したと報じられている。日本は核廃絶決議案を毎年国連に提出しているが、たとえば昨年まで「あらゆる核兵器使用」が「破滅的な人道的結果」を招くと明記していた部分から「あらゆる」を削除。“一部の核兵器使用はありうる”と受け取れる表現に変えたのである。

 まったく“唯一の戦争被爆国”の政府の言葉とは思えないが、本サイトで報じてきたとおり、そもそも安倍首相自身、本音では“核の保有や核兵器の使用は認められるべき”と考えている。実際、安倍は官房副長官時代の2002年、早稲田大学で開かれた田原総一朗氏との対話のなかで「憲法上は原子爆弾だって問題ではないですからね、憲法上は。小型であればですね」と語っている(「サンデー毎日」02年6月2日号/毎日新聞出版)。また、2006年には「核兵器であっても、自衛のための必要最小限度にとどまれば、保有は必ずしも憲法の禁止するところではない」と答弁書に記すなど、もとより積極的な核武装論者なのである。

 美智子皇后の誕生日文書では他にも〈心に懸かること〉として、自然災害や原発事故からの復興ともに、〈奨学金制度の将来、日本で育つ海外からの移住者の子どもたちのため必要とされる配慮〉をあげた。これは、在日コリアンの子どもたちなどに対する、政治状況を憂慮してのことだろう。

天皇も「退位のお言葉」で安倍政権を強くけん制するとの観測が

 周知の通り、安倍政権下では嫌韓嫌中感情や外国籍の人々に対する排外主義、差別主義がはびこり、その風潮にのって、各自治体で朝鮮学校への補助金停止が相次いでいる。また、小池百合子都知事は例年行なっていた関東大震災時の朝鮮人犠牲者への追悼文を拒否した。天皇・皇后がヘイトスピーチ問題に強く関心を持っていることは週刊誌などでも報じられてきたが、9月には、私的旅行として、7世紀に朝鮮半島から移り住んだ高句麗の王族が祀られている、埼玉県の高麗神社を訪問、参拝している。

 このとき、今上天皇は「韓国から移住した人々や、招へいされた人々によって、様々な文化や技術が伝えられました」と述べ、わざわざ宮内庁楽部の楽師のなかに、朝鮮半島からの移住者の子孫がいることに触れたうえで、「こうした文化や技術が、日本の人々の熱意と韓国の人々の友好的態度によって日本にもたらされたことは、幸いなことだったと思います」と非常に好意的に語った。

 こうした一連の天皇・皇后の発言・行動を考えると、安倍政権のもとで起こっている好戦的ムードやヘイト的な空気に対し、明らかに抵抗の意志を表しているように感じられてならないのだ。

 美智子皇后は、6月に「天皇の退位等に関する皇室典範特例法」が成立したことを受け、今年の誕生日文書をこのように結んでいる。

〈長い年月、ひたすら象徴のあるべき姿を求めてここまで歩まれた陛下が,御高齢となられた今、しばらくの安息の日々をお持ちになれるということに計りしれぬ大きな安らぎを覚え、これを可能にして下さった多くの方々に深く感謝しております。〉

 今上天皇が、美智子皇后とともに、戦後日本における象徴天皇と平和国家のあり方を模索し続けたことに異論を挟む者はいないだろう。それは昨年の今上天皇の「おことば」を見てもあきらかだが、あらためて美智子皇后は今年の誕生日文書でも「象徴のあるべき姿」という言葉を使って、平和国家としての日本の道のりを想起させたのである。

 衆院選では優勢と伝えられる安倍自民党だが、選挙後に9条改憲や緊急事態条項の創設を目指して大きく舵をきるのは火を見るより明らか。そして、そこから自民党改憲草案のような、天皇を「元首」と位置づけ国民の人権を大きく制限する改憲に次々と打ってでる可能性もある。

 天皇の退位は2019年3月末日で調整中といわれるが、宮内庁周辺では、それまでに今上天皇が、皇太子に向けるかたちをとりながら、安倍首相の平和を破壊する行為に対し強く釘を指すようなメッセージを出すのではないか、とも噂されている。注目せざるをえないだろう。
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I am not Abe.   加計獣医学部“認可先送り”のあくどい魂胆  あくまで加計隠し

2017-10-29 | 日記




 世界に対し、安倍首相がやっていることが本当の日本の姿じゃないと思い、 『 I am not Abe、 』 と声をあげる、Yuriko Maeharaも追加だな。



   2017年都議選票前日の7月1日、安倍首相の「ホームグラウンド」とも言われているJR秋葉原駅前で、安倍首相は都議選初の街頭演説を行った。同駅前には日の丸の小旗を振る自民党の支援者が集まったが、聴衆の一部からは「安倍辞めろ」「安倍帰れ」などのコールが発生。声は次第に広がり日の丸の小旗を持った人達も「帰れ」「帰れ」とコールした、これに対して首相は「人の演説を邪魔するような行為を自民党は絶対にしない」と怒りを露わにした。いつも国会で率先してヤジを飛ばしているのに! 
   
そして聴衆を指差しながら一際大声で言い放ったのが
   「こんな人たちに負けるわけにはいかない」




  2017年2月17日の衆議院予算委員会において、「私や妻が関係していたということになれば、まさにこれは、もう私は総理大臣も、そりゃもう、間違いなく総理大臣も国会議員も辞めるということは、はっきりと申し上げておきたい」


  14年の選挙の時は『来年10月の引き上げを18カ月延期し、そして18カ月後、さらに延期するのではないかといった声があります。再び延期することはない。ここで皆さんにはっきりとそう断言いたします。平成29年4月の引き上げについては、景気判断条項を付すことなく確実に実施いたします。3年間、3本の矢をさらに前に進めることにより、必ずやその経済状況をつくり出すことができる。私はそう決意しています。』 と言っていた。


  元官僚の古賀茂明氏は氏の著書「国家の暴走」に安倍首相の事を
  「この人物は、いとも簡単に、しかも堂々と、嘘をつける人間なのだ。」 と書いている。


 安倍政権が進めるアメリカのためのTPP批准に反対します。


  忘れていませんよ、12年の選挙時に貼られたポスター、どうなっているでしょう。
  言っている事とやっていることがさかさま。安倍自民は単にアメリカの隷属政党。

  「日本を耕す自民党」と言うのは外資に対し日本から搾取しやすいようにする。事か?
  「ウソつかない。」自体が嘘



  TPP、ISD条項で日本の国家主権は破壊されコングロマリットの餌食に
  

  農業だけじゃないよ、食料、医療、特許、環境、労働、投資、衛生植物検疫、越境サービス など21分野

  自民党が2012年暮れの衆議院選挙で公約したTPPに関して、自民党のウェッブをチェックしよう。

   
 拡大すると
   



 安倍政権の進めるアメリカのための戦争法施行および帝国憲法への改憲に反対します。



 〈あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。世界によって自分が変えられないようにするためである〉ガンジー

 〈一番こわいものはテロリストでも大不況でもなく、いつの間にか私たちがいろいろなことに疑問を持つのをやめ、気づいた時には声すら自由に出せない社会が作られてしまうことの方かもしれません〉アメリカで医療破産したある女性(堤未果、ルポ貧困大国アメリカⅡより)




 10/29(日)

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口実は台風被害 加計獣医学部“認可先送り”のあくどい魂胆  【日刊ゲンダイ】

 不可解な延期だ。10月末に、文科省の大学設置審によって認可の可否が答申される予定だった加計学園の獣医学部新設問題。27日、林芳正文科相は突然、答申が11月前半に延期されるとの見通しを示した。とうに「認可」は決まっているのに、口実をデッチ上げ、わざとモタモタしているだけ。その狙いも、まあ薄汚い。

 閣議後の会見で、林大臣は「より慎重な審議を行うために必要な審査日程を確保した」とした上で、“深刻”な表情でこう言った。

 「先日の台風の影響によりまして、予定しておりました会議が開催できなかった。委員の皆さまの日程等の都合もあって、11月の前半に答申される見込みと聞いております」

 はあ? 設置審の答申が“台風被害”に遭うだと……。いかにも取ってつけたような理由だ。文科省に“被害状況”を聞くと、「審議中の情報なので、大臣が述べた以上の詳細はお答えできません。何号の台風被害かも教えられません」(高等教育局大学設置室)とにべもない。

■臨時国会も開かず越年すれば国民も忘れる

 答申は11月10日になる見通し。設置審は8月下旬に「認可保留」の答申を出し、継続審議に。まもなく結論という段になって、わずか10日余り答申を延期する狙いは何か。元文科官僚で京都造形芸術大学の寺脇研教授が指摘する。

 「審議する時間は十分ありましたよ。『台風』など後付けの理由でしょう。不認可や、開学を1年延期するなら、政権への忖度が不要なので、予定通り答申していたはず。つまり来年4月開校で認可が下りるのは既定路線ということ。先送りは10月22日の衆院補選の予定が総選挙に変わり、自民党が圧勝したことの影響です。選挙直後に認可を出せば、タイミングがロコツ過ぎるし、また『おごりだ』『忖度だ』と批判される。11月1日からの特別国会前では、野党に問題視される。そこで閉会する8日を待って、10日の答申としたのではないか。来年春の開学にギリギリ間に合うタイミングでもある」

 野党は「モリカケ問題」などの審議のため、臨時国会の召集を要求し続けているが、安倍首相は、年内はせいぜい閉会中審査でお茶をにごすつもりだ。来年の通常国会まで、加計問題を塩漬けすれば、国民も年が明ければ、おとそ気分に浸り、加計問題は“去年の話”。きっと忘れているに違いないと、高をくくっているのだ。

 ほくそ笑む安倍首相の顔が思い浮ぶが、モリカケ問題の真相解明は全く進んでいない。国民は“越年トリック”に引っかかってはダメだ。
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 なんとしても国会で問題にされたくない安倍、そのためには国会の開かれていない時を狙って認可、3ヶ月もすれば国民は忘れるさ、だって。
 絶対に忘れないぞ、これは単に国や自治体を食い物にして自腹を肥やしている加計とそれに便宜を図っている安倍、という構図だ。
 


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勢力減 維新崖っぷち  【朝日新聞】

衆院選大阪でも苦戦 ◇ 結束に暗雲

 日本維新の会は28日、衆院選後初の常任役員会を開き、11月に臨時党大会を開催することを決めた。衆院選では11議席まで勢力を減らし、総括を求めた当選議員と橋下徹・前代表がツイッターで場外乱闘を演じる事態も起きた。再挑戦をめざす「大阪都構想」の住民投票に、党の存亡をかける。

来月に臨時党大会

 大阪市内であった常任役員会。22日の衆院選後、初めての幹部会合で、松井一郎代表(大阪府知事)は険しい表情で語った。

 「今回の総選挙は、非常に厳しいものになった。身を切る改革で教育無償化を訴えたが、全国になると、いくら実績があってもなかなか聞いていただけない。我が党の力不足だ」

 維新は2012年の衆院選で国政に進出。橋下氏のもとで54人が当選し、自民党、旧民主党に次ぐ第3党に躍進した。しかし、その後は党の分裂などを経て党勢が弱まり、今回は全国に52人を擁立したものの、公示前の14議席から11議席まで減らした。大阪府内の国政選挙の比例票では、国政進出以来、初めて自民党をわずかに下回った。

 苦戦の結果はい党内の結東にも影響を与えた。

 大阪19区で当選した丸山穂高・衆院議員が「維新は総括と代表選が必要。若造に言われんでも代表は言うだけの人ちゃうし、ちゃんとやりまっせですね、失礼をば」と24日にツイートすると、橋下氏がツイッターで猛反発。「代表選を求めるにも言い方があるやろ。ボケー」などと批判を展開し、維新の法律顧間を辞める事態にまでなった。

 ただ、維新の中核を占める地域政党「大阪維新の会」が26日に開いた全体会議では、松井氏の進退について発言はなく、出席した丸山氏も言及しなかった。

 28日の常任役員会では、11月に臨時党大会を開くことを決定。衆院選の総括をするほか、所属議員らの意見を聞いた上で、代表選を実施するかどうか決めることを確認した。

 会合後、松井氏は代表選について「党員の声を聞いて判断する」と記者団に述べた。橋下氏については「民間人の立場として、外から注意をしているのだと思う」と理解を示した。


都構想 存亡かけ挑戦

 土俵際まで追い込まれた維新。幹部らが「党の存亡をかけた戦い」と位置づけるのが、来年秋に実施をめざす都構想の住民投票だ。

 大阪市をなくし、東京23区のような特別区に再編する都構想は、大阪維新の会の発足当初からの看板政策。国政に進出したのも、都構想に必要な法案を国会で通すためだった。15年に大阪市で初めて実施した住民投票では、僅差さで否決された。松井氏は「3度目はない」と明言しており、再び否決されれば、党の存在意義さえ危うくなる。

 最初のハードルは、そもそも大阪市で再び住民投票を実施できるかどうか。力ギを握るのは公明党だ。

 大阪府と大阪市の両議会で、維新は住民投票に必要な過半数に届かず、公明の協力は不可欠だ。公明はこれまで、大阪で選挙に強い維新に配慮し、議会でもたびたび歩調を合わせてきた。ただ、公明は都構想自体には反対している。

 公明は都構想の対案として、大阪市の行政区の権限を拡大する「総合区制度」を提唱している。維新は公明に配慮し、都構想と併せて総合区の議論も大阪府と大阪市の法定協議会で進めている。都構想が否決されれば総合区を導入するというのは、維新と公明の共通認識だ。総合区は大阪市議会の過半数の議決で決められる。このため、公明は住民投票の実施までは協力する、との見方が強い。

 公明の支持母体の創価学会幹部はこう語る。

 「維新に勢いはない。住民投票で否決させればいいだけだ」
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 維新も一時の勢いはないが、と言っても大阪、兵庫では信じられないがまだまだ票を集める、大阪都構想がぽしゃればそれで終わり、か。
 


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米軍、着陸帯中止を検討 四軍調整官、副知事と会談 高江ヘリ炎上  【琉球新報】

 在沖縄米軍トップのニコルソン四軍調整官(中将)が27日、東村高江で発生した米軍ヘリ炎上事故を受け、沖縄県庁で富川盛武副知事と会談し、謝罪した。今回の事故でニコルソン氏が謝罪するのは初めて。

 富川氏は、事故現場に近いヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)3カ所の使用中止を要請し、ニコルソン氏は「できる限りほかの着陸帯を使用できないか検討する」と回答したという。会談は、米軍側の意向により全て非公開とされた。

 ニコルソン氏が今回の事故で県庁を訪れたのは、発生から16日が経過したこの日が初めて。「事故発生は遺憾で、県民に不安を与え、地権者に迷惑をかけ謝罪する」と話したという。

 県が高江周辺の住宅地に近い「N4」と「H」地区の計3ヘリパッドの使用中止や、水源地であるダム上空の飛行中止を求めたことには、ニコルソン氏は「地域住民の不安を和らげる方向で、できる限りほかの着陸帯を使用できないか検討すると約束する」と語ったという。

 会談は約1時間10分実施。県側は公開の場での会談を求めたが、米軍側が拒否。事前の発表もなかった。富川氏は「実際に来てもらい、謝罪の言葉を聞くことが大きい」と説明した。

 県側からはヘリパッド使用中止に加え、放射能の問題や土壌採取など10項目について要請し、意見交換した。
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 県の要請がどれくらい実施されるか、これから監視していこう。
 


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弱まる「核廃絶」各国批判  【朝日新聞】

非人道性の表現後退

 日本が提出した核兵器廃絶決議が144カ国の賛成で採択された。核兵器禁止条約に触れず、核兵器の非人道性の表現を弱めたことなどから、核保有国である米英仏の支持を得られた半面、賛成は昨年から23カ国減った。被爆国として核廃絶を訴えながらも、核禁条約に賛同しない日本の核政策は、今後も国際社会で整合性を問われる。

 27日の国連総会第1委員会。日本の決議案には多くの批判が出た。

 「核禁条約ができたことは、無視できない画期的な出来事のはずだ。今年は賛成できない」

 昨年は賛成したコスタリカの代表はこう述べ、棄権に回った。

 今年の決議案が、7月に国連で採択された核禁条約に触れていない点を問題視した。コスタリカは条約をまとめる交渉で議長国を務めた。

 同じく昨年は賛成したニュージーランド。デル・ヒギー軍縮大使は「過去の決議からの根源的な逸脱があり落胆している」と述べ、やはり棄権を宣言した。

 今年の決議案が、「核兵器の使用による壊滅的な人道的結末についての深い懸念」とした点などを指している。昨年は「核兵器のあらゆる使用による壊滅的な人道的結末についての深い懸念」と、「あらゆる」という言葉が入っていた。

 「あらゆる」という言葉がないと、核使用を容認するような解釈を生む――というのが専門家の共通見解とされる。フランスの元外交官でシンクタンク「ジュネーブ安全保障政策研究所」のマルク・フィノー氏は「自衛のためなどの場合、合法的に核兵器を使用できうるという意味になる」と解説する。

 また今年の決議案で批判が集まった中に、昨年の「核兵器の完全な廃絶を達成」という「明確な約束」を再確認する文言が、「達成」部分が削除され「核不拡散条約(NPT)の完全履行」に後退した点がある。

 NPTは核の使用を禁じていない。日本政府関係者によると、核保有国の支持を得るため交渉を重ねた結果、この表現でしか折り合えなかったという。

 日本は1994年以来、毎年、国連総会に核廃絶決議案を提出し、核軍縮を世界に呼びかけてきた。

 今年の決議案に賛成した国からも、批判の声は上がっている。スイスとスウェーデンの代表は「再解釈や書き直しのいかなる試みにも断固として反対する」と述べた。


日本、「抑止力」念頭

 「本年の決議案は立場の異なる国々の間の橋渡しを行い、すべての国が核軍縮の取り組みに改めてコミットできる共通の基盤の提供を追求したものだ」

 河野太郎外相は28日早朝に発表した談話の中で、決議案の意義を強調した。核不拡散をライフワークとする河野氏は決議案の行方に強い危機感を持ち、外相としては異例の働きかけを行ってきた。動画投稿サイト・「ユーチューブ」に外務省が投稿した動画に自らが出演して英語で決議案支持を訴えたり、各国外相に直接電話をかけたりした。

 核軍縮の表現を後退させた日本政府の言い分は安全保障上の理由だ。日本の外務・防衛当局は、米国の「核の傘」による抑止力こそ、北朝鮮による日本攻撃を防ぐために最も有効に機能していると分析。2月の日米首脳会談での共同声明に、日本側の働きかけで米国の核兵器による日本防衛が盛り込まれたことを最大限に評価している。

 ある外務省幹部は「北朝鮮の脅威にさらされている我々の感覚と、遠く離れた国々とは全然違う」と語る。

 とはいえ、日本政府と非核兵器国との核兵器をめぐる考え方の差は広がる一方だ。日本の決議案を1994年にスタートさせた外相は河野氏の父で、自民党ハト派の代表格・洋平氏。27日のニュース番組で、核廃絶への日本政府の取り組みに厳しい警告を発した。「日本がどういう態度を示すかはっきりさせたらいい。日本はダブルスタンダトドではないかと言われたらこれから先、(日本の主張は)全く説得力を失う」
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 唯一の戦争被爆国、それがアメリカに忖度してこんな事じゃ各国から馬鹿にされるだけ、安倍や河野がバカにされてもいいけど日本がやられてはたまらない、安倍売国奴を叩き出せ。
 

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百合子代表が近い候補優遇、若狭氏が衆院比例で見解  【日刊スポーツ】

 若狭勝元衆院議員は29日のフジテレビ番組で、希望の党の衆院選比例代表の名簿順位を巡り、小池百合子代表が自身に近い元防衛官僚の井上一徳氏を優遇したとの見方を示した。

 小池氏に仕えた経験のある井上氏の比例近畿ブロック単独2位登載について「防衛知識があるとの理由で2位にしたのだろう」と指摘した。

 井上氏は小選挙区での惜敗率が30%台で復活当選した。3位には複数が並び、惜敗率が90%台ながら復活できない候補者がいた。
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 それなりに得票したのに比例で通らなかったらたまらんわ、九州ブロックでも日本のこころの中山成彬も比例第一位だったことで当選できなかった候補がいたらしい。無茶苦茶だね。
 
 

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中間貯蔵施設が本格稼働 福島原発事故の汚染土を埋設  【朝日新聞】

 東京電力福島第一原発事故に伴う除染で出た汚染土を保管する中間貯蔵施設(福島県双葉町、大熊町)が28日、本格稼働した。県内各地で除染土が仮置きされたままの状態は解消に向かう。30年以内に県外で最終処分することになっているが、受け入れ先のめどは立っていない。

 この日、運用が始まったのは汚染レベルが低い土を埋設する「土壌貯蔵施設」。土はベルトコンベヤーで運ばれ、ブルドーザーが地面をならしていった。一定量になった後、汚染されていない土で覆う。

 施設の貯蔵容量は約5万立方メートルで、視察した伊藤忠彦環境副大臣は「フレコンバッグ(汚染土)を一つでも早く生活圏から取り除いていきたい」と語った。

 国は昨秋、中間貯蔵施設の本体工事に着手。敷地面積は1600ヘクタールで、用地の取得が遅れていたが、9月末時点で契約済みの用地は全体の約4割となった。

 土壌貯蔵施設は計7施設を計画、全体の建設費は1・1兆円。

 環境省によると福島県内で出た汚染土は約1520万立方メートルあり、仮設置き場のほか、家の軒先や学校の校庭など約15万カ所に保管・埋設されている。このうち1250万立方メートルを2020年までに中間貯蔵施設に搬入する予定。

 15年に試験搬入を開始しており、法律上、45年3月にはすべての汚染土を県外に持ち出し、最終処分することになっているが、処分地は未定で、地権者らには「中間貯蔵施設が最終処分場になる」との不安がある。
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 事故を起こした東電に責任を持たせるために東電敷地内を最終処分地にするべきだと思う、県外など大阪の橋下なら政府の気をひくため引き受けると思うが維新も凋落で、引き受けるところはないだろう。







 Twitterコーナー、ご参考に

 慶應義塾大学経済学部の金子勝教授のツイッター

 元外務省国際情報局局長の孫崎享氏のツイッター

 自由党の 小沢一郎事務所のツイッター

 社民党参議院議員 福島みずほ氏のツイッター

 東京新聞 政治部のツイッター

 東京新聞 ほっとwebのツイッター

 市民連合のツイッター

 関西市民連合のツイッター

 SADL大阪のツイッター

 上智大学 中野晃一教授のツイッター

 法政大学法学部 山口二郎教授のツイッター


 その他、こちらもどうぞ 
 
 

 

 


 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 




昨日の神戸
 最低気温  16.7度(17:23) 前日差+2.9度)
 最高気温  19.5度(01:16) 前日差+2.6度)

  今朝の神戸最低気温  17.7度 (00:05)  10月上旬並み 平年より4.2度高かった  
   、

今日の神戸の
   日の出     6時17分 (昨日 6時16分)
   日の入り   17時09分 (昨日17時10分)

       日の出は昨日より一分遅く、日の入りは昨日より一分早くなった
   
       

 高気圧が北海道の東海上へ離れ前線、台風22号が本州南岸に、台風の過ぎた沖縄から晴れてきた、北海道まで雨。
     
          
 明日の朝、台風は北海道の北東千島列島に、沖縄から関東まで晴れ、東北、北海道は雨になる予報。
     
     

 今朝は起きた時は降っていなかったがその後小雨、10時過ぎから雨風に、しかし午後3時半には風も雨も止んだ、5時ごろには太陽が出た、この辺では被害は無かっただろう。
 今日の神戸の最高気温は20.2度、昨日より0.7度高く、平年より0.2度低かった。
 明日は晴れ、朝の最低気温は12.4度、最高気温は16.1度、午後の最低気温は10.3度の予報。



 台風22号(サオラー)は紀伊半島の南東を東北東へ進んでいる。日本列島に沿うように北上している。

 午後3時30分の衛星写真、すでに紀伊半島の南東に進んでいる






フェイク番組が組織的に流されているわが国の現状

2017-10-29 | いろいろ

白川勝彦氏の「永田町徒然草」より

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フェイク番組が組織的に流されているわが国の現状

17年10月28日

No.1942


 パソコンの調子も悪いので、暫らく永田町徒然草はお休みにしようと思っていた。しかし、連日アクセスが非常に多い。たぶん、これから野党陣営・政界がどうなっていくのだろうか、という問題意識が高いからなのだろう。もちろん、私の関心もそこにある。ところが、今回の選挙についての真面な検証がマスコミに載ることが、ほとんどない。

 特に、立憲民主党や希望の党の動きは、ワイドショー的な報道番組からしか伝わってこない。ニュース番組からは、ほんの結論だけだ。だから、情報を集めるのにおそろしく時間がかかる。その上、論評するほどの内容はほとんどない。その結果として、私も特に論じることもできない。しかし、これではダメなのだ。選挙の結果を正しく捉えた上で、これからの各党や国民の政治的動向や方向性を考えなければならないのだ。

 まず、自民党や公明党が得た得票の分析をしたとすれば、彼ら自身が“圧勝した”とは思っていない筈だ。それは、現在の選挙制度の現れでしかない。ほんの少しの変化があるだけで、自公“合体”政権の圧勝など吹き飛んでしまうのだ。少なくとも、自公“合体”政権の一部はそう感じている筈だ。自公“合体”政権の反対陣営にはこの認識が必要だと、私は思っている。マスコミも、そのことを報道するのが、まず重要なのだ。

 今回の“希望の党騒動”には、マスコミ本体が最初から深く関与していたと、私は見ている。彼らとしても、その目論見が狂ってしまったのだ。しかし、彼らが最初目論んだことは、現在も変わっていない筈だ。だから、いま私たちが見せられる番組になるのだ。見識ある国民は、この視点を持ち続けた方が良い。フェイク・ニュースならぬフェイク・番組を、わが国のマスコミは意図的に流しているのだ。アメリカよりも深刻かもしれない。

 さて、本論に入るが、マスコミの現状がこのようであるのだから、私はこれからも、永田町徒然草を書き続けていかなければならないだろう。出来るだけ発信するように努力するが、ご期待に応えられるかどうか、自信がない。私が今いちばん望んでいるのは、真面な言論が色んなところから数多く発信されることである。永田町徒然草は、その、ほんのひとつに過ぎないのだ。

 それでは、また。
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森友6億円値引きでも逮捕者なし 悪党がのさばる無法国家

2017-10-29 | いろいろ

より

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森友6億円値引きでも逮捕者なし 悪党がのさばる無法国家

 もはや疑う余地はない。600億円もの血税をつぎ込んだ衆院解散・総選挙は、安倍首相のアキレス腱であるモリカケ隠しだったことがハッキリした。

 安倍首相夫人の昭恵氏が名誉校長として関わっていた森友学園へのタダ同然の国有地売却交渉をめぐり、売却額の妥当性を調べていた会計検査院が「値引き額は最大6億円過大だった」と試算していると報じられた。国有地の地中に埋まっていたゴミ撤去費用の積算を担当した国交省大阪航空局が、過剰に見積もりをした疑いが濃厚だということだ。これが公示前、あるいは選挙戦の最中に表に出ていれば、安倍政権を直撃したのは間違いない。世論の8割がモリカケ疑惑に関する安倍の説明に納得しておらず、逃げ回る姿に不信感を強めている。安倍自民の圧勝はあり得なかった。元特捜検事の郷原信郎弁護士はこう言う。

「森友疑惑は何から何までメチャクチャです。検査院が調査に着手してから半年以上も経っている。ゴミ撤去費用の積算が適正であったかどうかを調べているだけなのに、なぜこんなに時間がかかるのか。その上、安倍政権の続投が確実になってから調査概要が漏れ伝わってきている。検査院も大阪地検特捜部もそうですが、あらゆる機関、関係者が安倍首相への忖度ありきで動いている印象です」

アベ自民圧勝で幕引きシナリオ

 問題の国有地をめぐって、森友は財務省近畿財務局と定期借地契約を締結後に購入を打診し、「地下9.9メートルまでゴミがある」と申告。近畿財務局から土壌調査を依頼された大阪航空局は詳細に調べ直さないまま、以前の調査データを基にゴミ混入率を土壌全体の47%とみなし、撤去費約8・2億円を算出した。財務省が撤去費単価に関する文書や交渉記録を廃棄したとする中、残された資料を検査院が検証すると、混入率は30%程度で撤去費は約2億円にとどまったという。

 ゴミ撤去費については市民グループも問題視。弁護士らが当時の近畿財務局長らを背任容疑などで大阪地検特捜部に告発し、約2.7億円が過大だったとする1級建築士の鑑定書も提出した。森友疑惑に関与した職員を立件する材料は揃ってきている。にもかかわらず聞こえてくるのは特捜部の本格始動どころか、捜査終了のシナリオだ。

「財務省、国交省の職員を背任容疑で立件するにはハードルが高く、〈値引きをしてもいいから売れ〉などといった具体的な指示を文書や電子データで立証する必要がある。それでも、総選挙の結果次第で特捜部が本腰を入れる可能性はありましたが、自民党の強さを見せつけられ、森友疑惑を追及する機運はついえてしまった。とはいえ、何もしなければ世論の批判は特捜部に向かってくる。当面は捜査を継続し、不適正ではあるけれど違法性は認められないという結論を出す。納得しない市民団体が検察審査会に不服申し立てをするでしょうが、そこで不起訴相当の議決を出して幕引きという算段です」(捜査事情通)

 国会で「記録はない」「記憶はない」を連発した揚げ句、「データは自動的に消える」などとインチキ答弁を繰り返し、身をていして安倍を守り抜いた財務省の佐川宣寿前理財局長は国税庁長官に出世。「内閣総理大臣夫人付」として昭恵氏に3年間仕え、森友と財務省の橋渡し役も務めた経産省の谷査恵子氏は在イタリア日本大使館の1等書記官に栄転した。検査院は選挙が終わるまで沈黙し、特捜部はまるで動く気配がない。国民の財産である国有地を6億円も値引きして叩き売っておきながら、当事者の役人から逮捕者はなし。こんなデタラメが許されるはずがない。

推定無罪ガン無視、首相が公然と司法判断に介入

「教育に対する熱意が素晴らしい」と持ち上げられたのも束の間、「非常にしつこい」と安倍から切り捨てられた籠池夫妻は補助金不正受給の詐欺罪などで逮捕、起訴された。安倍夫妻との関係をチラつかせて財務省に揺さぶりをかけ、「グーンと下げていかなアカンよ」などと値引きを迫った籠池夫妻のやり方はえげつないが、口封じの国策捜査との非難が絶えないのも事実である。

「一般法と特別法の関係からすれば、森友学園のケースは補助金適正化法違反で進める事案ですし、籠池夫妻のように全額返還後に起訴された事例はない。詐欺罪での立件は逮捕事実の水増しを意図したとしか考えられません。しかも、安倍首相はトンデモない発言をしている。公示直後に出演したテレビ党首討論で〈籠池さんは詐欺を働く人間〉と断定し、〈昭恵も騙された〉と言い放った。この国の行政府の長は推定無罪の原則を知らないのでしょうか。初公判もまだ開かれていないし、籠池夫妻は黙秘していると伝えられている。検事総長に対する指揮権を持つ法相を任免する立場にある総理大臣が、司法判断の介入になりかねない発言をする。日本はとても法治国家とは言えない。無法国家ですよ」(郷原信郎氏=前出)

 国のトップが国家を私物化し、その仲間内だけが甘い汁を吸う露骨な利権構図がまかり通る。そんな国柄だからなのか、アベノミクスの牽引役だと喧伝されてきた企業の不祥事が相次いでいる。

 政府が約46%の株式を保有する商工中金は、2008年のリーマン・ショックを機に制度化された危機対応融資を悪用。2600億円を超える巨額不正に手を染めていた。国のお墨付きを得て融資残高をガンガン増やしたのは悪辣だが、中小企業対策と称する見せかけの景気対策装置の役割を担っていた側面もあった。それで悪事がバレたら安達健祐社長は引責辞任してオシマイだ。新車不正検査が常態化していた日産自動車、検査データ改ざんがグループ内に蔓延していた神戸製鋼所しかりである。日産も神戸製鋼も株高演出の指標である日経平均株価に採用されている。多少の悪さを働いても日銀やGPIFが株を買い支えるし、救済措置も施される。そんなもくろみでタガが外れ、発展途上国並みの不正天国の国に成り下がったのか。

国会審議よりゴルフ外交

 無法国家でワルはぬくぬくと暮らし、一般市民は「働き方改革」で安価な労働力の提供を強制され、社会保障費はさらに削られようとしている。国民を飢えさせても、核・ミサイル開発に猛進する海の向こうの独裁国家を冷笑してはいられない。

 モリカケ疑惑の真相究明はもとより、内憂山積にもかかわらず、安倍官邸は野党が要求する臨時国会の召集を拒否。首相指名選挙が行われる特別国会を11月1日から開き、所信表明演説も各党の代表質問もやらずに8日には閉じる腹積もりだ。

 高千穂大教授の五野井郁夫氏(国際政治学)は言う。

「官邸はトランプ米大統領の来日や、APEC首脳会議やASEAN首脳会議などの外交日程を口実に来年の通常国会まで逃げる魂胆のようですが、トコトンふざけています。トランプ大統領とゴルフに興じる時間があるなら、国民や野党が求める国会審議に回すのが当然でしょう。森友疑惑の端緒は紛れもなく昭恵夫人です。安倍首相は総選挙後も〈誠意を持って丁寧に説明していきたい〉と言っていたのですから、いい加減に約束を守ってもらいたい。安倍首相が説明できないのであれば、昭恵夫人を国会招致してコトの経緯を明らかにするべきでしょう。そうしない限り、この問題が鎮火することはありません」

 衆院の8割を親アベが占め、衆参で3分の2超を超える勢力を再び手にした安倍は、自民党総裁3選、10年に及ぶ超長期政権に手を掛けようとしている。

 主権者である国民をないがしろにし、国会も立憲主義も蹂躙するワルの親玉が戦後最長政権にまっしぐら。こんな悪夢を招いてしまった以上、国民がさらに声を張り上げなければ、加速する独裁者の暴走を止めることはできなくなる。
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