阪神間で暮らす-2

テレビを持たず、ラジオを聞きながら新聞を読んでます

I am not Abe.   安倍政権の2つの「革命」からにじみ出る色濃い国家主義

2017-12-15 | 日記




 世界に対し、安倍首相がやっていることが本当の日本の姿じゃないと思い、 『 I am not Abe、 』 と声をあげる、Yuriko Maeharaも追加だな。



   2017年都議選票前日の7月1日、安倍首相の「ホームグラウンド」とも言われているJR秋葉原駅前で、安倍首相は都議選初の街頭演説を行った。同駅前には日の丸の小旗を振る自民党の支援者が集まったが、聴衆の一部からは「安倍辞めろ」「安倍帰れ」などのコールが発生。声は次第に広がり日の丸の小旗を持った人達も「帰れ」「帰れ」とコールした、これに対して首相は「人の演説を邪魔するような行為を自民党は絶対にしない」と怒りを露わにした。いつも国会で率先してヤジを飛ばしているのに! 
   
そして聴衆を指差しながら一際大声で言い放ったのが
   「こんな人たちに負けるわけにはいかない」




  2017年2月17日の衆議院予算委員会において、「私や妻が関係していたということになれば、まさにこれは、もう私は総理大臣も、そりゃもう、間違いなく総理大臣も国会議員も辞めるということは、はっきりと申し上げておきたい」


  14年の選挙の時は『来年10月の引き上げを18カ月延期し、そして18カ月後、さらに延期するのではないかといった声があります。再び延期することはない。ここで皆さんにはっきりとそう断言いたします。平成29年4月の引き上げについては、景気判断条項を付すことなく確実に実施いたします。3年間、3本の矢をさらに前に進めることにより、必ずやその経済状況をつくり出すことができる。私はそう決意しています。』 と言っていた。


  元官僚の古賀茂明氏は氏の著書「国家の暴走」に安倍首相の事を
  「この人物は、いとも簡単に、しかも堂々と、嘘をつける人間なのだ。」 と書いている。


 安倍政権が進めるアメリカのためのTPP批准に反対します。


  忘れていませんよ、12年の選挙時に貼られたポスター、どうなっているでしょう。
  言っている事とやっていることがさかさま。安倍自民は単にアメリカの隷属政党。

  「日本を耕す自民党」と言うのは外資に対し日本から搾取しやすいようにする。事か?
  「ウソつかない。」自体が嘘



  TPP、ISD条項で日本の国家主権は破壊されコングロマリットの餌食に
  

  農業だけじゃないよ、食料、医療、特許、環境、労働、投資、衛生植物検疫、越境サービス など21分野

  自民党が2012年暮れの衆議院選挙で公約したTPPに関して、自民党のウェッブをチェックしよう。

   
 拡大すると
   



 安倍政権の進めるアメリカのための戦争法施行および帝国憲法への改憲に反対します。



 〈あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。世界によって自分が変えられないようにするためである〉ガンジー

 〈一番こわいものはテロリストでも大不況でもなく、いつの間にか私たちがいろいろなことに疑問を持つのをやめ、気づいた時には声すら自由に出せない社会が作られてしまうことの方かもしれません〉アメリカで医療破産したある女性(堤未果、ルポ貧困大国アメリカⅡより)




 12/15(金)

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安倍政権の2つの「革命」からにじみ出る色濃い国家主義  【日刊ゲンダイ】
 日本経済一歩先の真相  エコノミスト高橋乗宣氏

 安倍政権が2兆円規模の「政策パッケージ」を閣議決定した。安倍首相が唐突にブチ上げた「人づくり革命」と「生産性革命」を実現させると息巻いているが、こんな思いつきだけの人気取り政策を、よくもまあ、やれるものである。

 人づくり革命の柱は「教育の無償化」だ。幼児教育・保育のほか高等教育も対象で、低所得世帯は国立大の授業料と入学金を免除し、私立大でも補助する。公明党が求めた私立高校授業料の無償化も所得制限を設けて実施する。

 無償化といえば聞こえはいいが、財源は国の税金だ。子供を抱える世帯に代わって、国が教育の基本コストを肩代わりするわけだが、危惧されるのは、教育現場への国家の介入だ。

 無償化によって国の負担が増えるほど口を挟んでくるに違いない。日本の教育現場は、学校ごとに特色ある教育方針を掲げている。特に私立はその傾向が顕著だが、国の介入が強まれば各校の特色は失われていく。最悪の場合、国の教育方針に従わなければ「無償化」の対象にならないということも想定される。

 革命とは根本から変えることだ。「人づくり革命」を掲げる安倍首相は、戦後に花開いた自由な民主教育をひっくり返したいのではないか。いきなりは無理にしても、教育無償化は戦前回帰・軍国教育復活への道を開くことになりかねない。

 この国の喫緊の課題は、教育無償化よりも待機児童対策のはず。子を持つ親は希望すれば誰でも入れるように、保育所の整備を求めているのだ。戦後教育の転換ということ以外には、安倍政権が教育無償化を急ぐ理由が分からない。

 「生産性革命」も実に古びた発想だ。賃上げや設備投資に積極的な企業の法人税を引き下げるというのだが、今やAI(人工知能)の時代なのである。各企業とも仕事をAIに置き換えるなど外から見えない投資を増やし、かつての外から見える投資は減っている。

 AI化という少ない投資で企業が競争力を高める中、「国内の設備投資額が減価償却の9割以上」を法人減税の要件に加え、昔ながらの投資奨励をするとはバカげている。今の産業技術の実態にそぐわない愚策である。

 そもそも賃上げや設備投資など民間企業の経営判断に、時の政権がくちばしを入れるなんて、もってのほかだ。戦後の日本経済は政府が過度な介入をせず市場経済に任せたから、発展と繁栄をもたらしたのである。

 国が企業に圧力を加えるさまは、戦前・戦中の軍部による統制経済を想起させる。「生産性革命」にも、安倍政権の国家主義的な色合いが色濃くにじみ出ている。こんな政権に「忖度」している役人の気が知れない。
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 何とか戦前の戦争する国にしたい安倍首相一派(日本会議など)の学校の無力化への締め付けがすさまじい。
 このまま行ったら日本はどんどん学力が落ちるだろう。
 


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森友疑惑で当時の近畿財務局長を刑事告発 「値引き自体が問題」  【週刊 金曜日】

 そもそも値引きしたこと自体が問題だ──「森友・加計問題の幕引きを許さない市民の会」有志は11月22日、学校法人森友学園(大阪市)に8億円超値引きして国有地を売却した当時の美並義人・財務省近畿財務局長を背任罪に当たるとして東京地検に刑事告発した。同日は会計検査院が「(値引きの)根拠が不十分」などとする報告書を国会に提出したが、告発内容はより根本的な問題を提起する形だ。

 この国有地は、「教育勅語」を園児に暗唱させる幼稚園として安倍晋三首相の妻・昭恵氏が共感し名誉校長を務めていた小学校の建設用地とされた。告発状によると、美並近畿財務局長は2016年6月20日、「森友学園の経済的利益または自己の身分上の利益を図る目的のもと、時価評価額9億5600万円から、不要な地下埋設物撤去費用8億1900万円」を値引きし1億3400万円で大阪府豊中市内の国有地を売却する売買契約を締結。「国に金8億1900万円相当の損害を与えた」としている。また、2件の判例(神戸地裁1984年9月20日、東京地裁92年10月28日)を示し、「本件国有地の埋設物が土地の『瑕疵』に当たらないことが明瞭」とした。

 告発後に会見した代理人の澤藤統一郎弁護士は「そもそもこの国有地には建設に支障をきたすような地下埋設物はなかった。かりにあったとしても、値引きするような瑕疵には当たらない。これが告発の要点」と説明。「市民の会」の醍醐聰・東京大学名誉教授は「会計検査院は本質からずれた検査をしている」と批判。元NHKディレクターの根本仁さんは「事実を平然と否定する安倍政治が未来の子どもたちに与える影響」を懸念し、児童文学作家の佐々木江利子さんは「安くしてもらった方(籠池夫妻)が捕まり、安くした方はいいの? それは私たちの財産。問わなくなったら許したことになる」と告発した思いを述べた。

 (片岡伸行・編集部)
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 適正に処理されたと言っていた首相はどうする、逃げ隠れする昭恵はどうする。
 


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生活扶助費引き下げヘ 厚労省 都市部・多人数世帯が中心  【朝日新聞】

 厚生労働省は14日、生活保護費のうち食費や光熱費などの生活費にあたる「生活扶助費」を、来年度から引き下げる方針を決めた。地域や世帯類型によって増える場合もあるが、都市部や多人数の世帯の多くが減る見通しだ。厚労省が8日に示した原案では減額幅は最大で1割を超す。当事者や支援団体らの反発は強く、厚労省は減額幅を縮小した上で来週に支給水準を正式に決める。

 生活扶助費の支給水準は5年に1度見直されており、この日の社会保障審議会(厚労相の諮問機関)の部会が大筋で了承した。

 生活扶助費は、生活保護を受けていない一般世帯の年収下位10%層の生活費とバランスを保つように決められている。厚労省は、世帯類型ごとに一般低所得世帯と均衡する扶助額を算出。特に多人数世帯や都市部の世帯で現在支給されている扶助額が、同じ類型の一般低所得世帯の支出より高い水準になっていた。

 扶助額は地域別には6段階ある。原案では、東京23区で40代夫婦と中学生、小学生の4人家族は13・7%減の15万9960円、65歳の単身高齢者は8・3%減の7万3190円となる。一方、6段階で最も水準が低い地方に住む30代母と小学生の母子世帯は、13・4%増の10万5020円になる。
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 生活保護世帯への給付を減らすんじゃなく一般世帯の収入をあげることを考えるべきではないか、おかしいよこのやり方。
 


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増税3400億円 個人に照準 与党大綱決定企業は減税  【朝日新聞】

 自民、公明両党は14日、来年度の与党税制改正大綱を正式に決めた。所得税やたばこ税の増税、新税の創設など、年間で計約2800億円の増税になる。法改正が遅れる新税も加えると、約3400億円の増税だ。高収入の会社員を中心とした増税が並ぶ一方、企業向けには減税が目立つ。

 年900億円の増税となる所得税の主な増税対象は、子育て・介護世帯を除く年収850万円超の会社員や公務員計約230万人や、年金以外の年間所得が1千万円を超える約20万人、年金収入自体が年1千万円を超える約3千人だ。会社に所属せずにフリーランスや個人請負などで働く人は減税にする。

 また、日本からの出国時に1千円を徴収する「国際観光旅客税(出国税)」や、住民税に上乗せして年1千円を徴収する「森林環境税」も創設。たばこ税も8年ぶりに引き上げ、加熱式も初めて増税する。

 企業向けでは、中小企業の代替わりを後押しするための相続税の減税や、賃上げや設備投資に積極的な企業の法人減税を決めた。

 10月の衆院選で与党が大勝した後、2019年夏の参院選まで大きな国政選挙の予定がないことから、論議が加速。ただ、賃上げが進まない現状で、新たな負担増を求めるため、消費への悪影響を心配する声もある。
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 まさに弱い者いじめ、税金には色がついていない、何に使われたかわからない。
 国際観光旅客税、森林環境税など本当に何に使われたかわからなくなりそうだ。それこそ税の無駄遣いを監視しなければ。
 

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大谷年俸6100万円 エンジェルス  【朝日新聞】

 契約金は231万5千ルド(約2億6千万円)、年俸は54万5千ドル(約6100万円)。プロ野球の日本ハムから大リーグのエンゼルスヘの移籍が決まつた大谷翔平選手(23)は、ポステイングシステムを使って海を渡ったこれまでの選手と比べ、破格の安さだ。

 大リーグの新労使協定により、25歳未満で新人ドラフト対象外の海外選手の契約は、契約金が制限され、自動的にマイナー契約になる。大谷選手の契約金は球団側が公表。開幕からメジャーに定着しても、1年目の年俸は、最大で最低保障額の54万5千ルドとなる。

 2013年オフにヤンキース入りした田中将大投手は、7年総額1億5500万ルド(当時約161億円)。大谷選手も2年待てば田中投手以上の大型契約が結べる可能性があったが、大リーグ表明会見では「自分はまだまだ不完全な選手。そういう状態で行ってみたい」と、契約内容より時期を優先することを強調した。
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 ちょっとちょっと、いくら本人がそれでいいと言っても安すぎない?
 ヤンキースへ行った田中マー君は7年で161億円、単純に7で割ったら23億円/年だよ。
 
 

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2年後参院選、草刈り場の民進党は混乱必至  【日刊スポーツ】

 ★野党関係者が言う。「民進党参院が連合に知恵をつけられて、多数派工作を目的に解党だの党名変更だの言っている。しかし結局のところ、参院は民進党衆院のような事実上の解党や踏み絵を踏まされておらず、そのうえで2年後に参院選が迫る中、気持ちだけがはやっている。連合にプレッシャーをかけられ身動きが取れず、自分の考えも言えなくなっている民進党参院議員たちを希望、立憲、無所属の会が草刈り場よろしく攻めていけば、混乱が増幅するだけだ」。

 ★確かに民進参院はあの衆院選の混乱を経ていないが、その混乱も前代表・前原誠司のクーデターによるもの。両院議員総会で民進党参院議員たちは現場にいたものの、修羅場を体験したのは、同僚議員と戦うという大混乱とパニックの選挙に巻き込まれたり、希望の党に駆け込んで玉砕した候補者も多い衆院議員たちだ。その傷が癒えぬうちは、各党とも純化路線に走るのも理解できる。だが、参院はそのデリケートな部分を理解していない。

 ★希望の党への移行に失敗した段階で、連合と民進右派は希望との統一会派を模索するが、民進全体に希望の党へのアレルギーがまん延。それはいくら連合会長・神津里季生が民進党に政治介入したところで、払拭(ふっしょく)できるものでもない。連合内部でも積極派は電気、自動車、基幹、ゼンセンぐらい。官公労は距離を置き、JPやNTTは慎重姿勢を崩さない。「結局、民進を軸に立憲が歩み寄りを見せれば、元の民進の枠組みは作りやすい。連合全体の総意は、民進が清濁併せのんでいて、都合がいい。ただ希望には、連合内部でも違和感がある。党内に中山成彬ら極右が君臨。彼らと組むのは組織の理解が得られない」(連合幹部)。結局野党は、第2自民党といわれる希望よりも、穏健中道路線の据わりがいいということか。
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 まあ第二自民だとか自民の補完勢力になるより野党でいたほうが存在が示せるんじゃないか、考えどころだね。


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小学校に窓落下 危険すぎる米軍ヘリは東京にも落ちてくる  【日刊ゲンダイ】

 13日、沖縄県宜野湾市の小学校の校庭に、米軍普天間基地所属の大型輸送ヘリ「CH53E」の窓が落下した。窓は重さ約7.7キロ、1メートル四方の大きなもの。事故当時は約50人の児童が体育の授業中で、そのうち4年生の児童が軽いけがを負ったが、落ちた場所との距離はわずか10メートルと、あわや大惨事だった。CH53Eは事故常習機のポンコツだ。そのクセ、航続距離が長く、日本全国を縦横無尽に飛び回っているから、背筋が凍る。

 CH53Eは全長約30メートル、兵員55人を輸送できる大型ヘリだが、これまで沖縄で多くの事故を起こしている。

 今月7日には、13日落下した小学校から1キロ離れた保育園の屋根に筒状の部品が落下。上空にはCH53Eが飛んでいた。10月には、高江ヘリパッドに近い民有地の牧草地に墜落し、機体が炎上して大破した。

 2004年8月13日、沖縄国際大学に墜落したのも同系統機CH53Dだ。奇跡的に死者はなかったが、乗員3人が負傷し、校舎が炎上、ヘリの破片が周辺の住居に飛び散る大惨事。抗議集会には3万人が集まった。13年には普天間所属のCH53Eが韓国北部で着陸に失敗し炎上している。

 加えて、CH53Eが常駐しているのは普天間の15機程度だが、頻繁に本土上空も飛行しているという。

 「CH53Eは約1000キロと、ヘリにしては航続距離が長い。空中給油もできるので、日本列島を飛び回るのは楽勝です。実際、普天間基地から、横田、厚木、キャンプ富士、岩国などの米軍基地に頻繁に飛来していて、日米共同演習にも参加しています」(防衛省関係者)

 今年8月、北海道大演習場などで行われた日米共同演習「ノーザン・ヴァイパー2017」には、CH53E4機が参加。三沢基地を拠点に演習を実施した。演習に向かう途中や帰途で、厚木、横田、キャンプ富士に立ち寄っている。日本全国どこの空でも、CH53Eは飛んでおり、横田を飛び立ったポンコツヘリがいつ東京上空から墜落してもおかしくない。沖縄の事故は決して“対岸の火事”ではないのだ。

 いざ事故が起きても米軍は知らん顔。日本政府も言いなりだ。ちょうど1年前にこんな前例がある。昨年の12月13日、オスプレイが沖縄県名護市沖に墜落し、大破した。米軍が「機体に問題はなかった」と言い張ると、稲田防衛相(当時)は「飛行再開は理解できる」とスンナリお墨付き。事故後わずか6日で飛行全面再開が強行されたのだ。まだ機体の回収も終わっていない段階で、原因や対策を立てようがないにもかかわらずである。

 最終的に米軍が「原因と対策」を文書で日本政府に提出したのは、ナント事故から10カ月も経った今年9月のこと。まあ、米軍になめられるのも仕方がない。早々に日本政府から再飛行を許された以上、対策のまとめを急ぐ必要はないからだ。元外務省国際情報局長の孫崎享氏が言う。

「残念ながら、日米地位協定があって、どんな事故が起ころうと、日本政府は米国に“お願い”しかできないのです。米軍の判断で再飛行が強行されると、防衛相は歩調を合わさざるを得ない。ただ、これは世界でも異例なことで、ドイツやイタリアは自主性が認められており、安全面などでは米国にノーを主張できる同盟関係になっています。日本もそのような同盟関係を目指すべき。米国も日本だけ一切自主性を認めないとは言えないはずです」

 事故頻発の今こそチャンスなのだ。
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 他国での米軍の地位協定は現地国の立場が尊重されている、これは日本の自民党政府が腰抜けなんじゃないか。
 それと外務省がだめらしい、鳩山氏が首相だった時外務省から見せられた文章でだまされたと、首相もだます外務省ってなに?




 





 Twitterコーナー、ご参考に

 慶應義塾大学経済学部の金子勝教授のツイッター

 元外務省国際情報局局長の孫崎享氏のツイッター

 自由党の 小沢一郎事務所のツイッター

 社民党参議院議員 福島みずほ氏のツイッター

 東京新聞 政治部のツイッター

 東京新聞 ほっとwebのツイッター

 市民連合のツイッター

 関西市民連合のツイッター

 SADL大阪のツイッター

 上智大学 中野晃一教授のツイッター

 法政大学法学部 山口二郎教授のツイッター


 その他、こちらもどうぞ 
 
 

 

 

   
 

 

 

 

 

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 





 



昨日の神戸
 最低気温   2.3度(02:34) 前日差+1.0度)
 最高気温   8.9度(13:19) 前日差+1.0度)

  今朝の神戸最低気温   4.2度 (05:08)   12月下旬並み 平年より1.2度低い 
   、

今日の神戸の
   日の出     6時59分 (昨日 6時58分)
   日の入り   16時50分 (昨日16時50分)

       日の出は昨日より一分遅く、日の入りは昨日と同じ

   今日の日の出から日の入りまでの時間: 9時間51分

       

 中国の北東にあった高気圧が南東へ移動能登半島付近にあったが分離して一つは若狭に一つは関東沖の太平洋に、朝鮮半島の東海岸にあった低気圧は少し東へ向かう、沖縄は曇り、太平洋側は関東まで晴れ、北陸、東北は曇り、北海道は雪。
     
          
 明日の朝、朝鮮半島の低気圧は北海道道南へ、四国沖に低気圧・前線が、沖縄、九州は曇り、太平洋側は西日本から関東まで晴れ、北陸は雨、東北、北海道は雪の予報。
     
     

 今朝は晴れ、風は大した事がなく寒くなかった、今日も晴れだが雲が流れ太陽が隠れると寒くなるが日向を歩くと暖かい。
 今日の神戸の最高気温は 10.7度、昨日より 1.8度高く、平年より 1.1度低かった。
 明日は曇り、朝の最低気温は 4.3度、最高気温は 11.3度、午後の最低気温は 4.0度の予報、だいぶ暖かい予報。







怪しい武器に消える庶民増税 国民が怒らない異様な世相

2017-12-15 | いろいろ

より

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怪しい武器に消える庶民増税 国民が怒らない異様な世相

 これが詐欺でなくて何なのか。所得増税、たばこ増税、森林環境税、観光促進税……。選挙で勝った途端、庶民には大増税と負担増ラッシュだ。選挙公約だった「教育無償化」も、範囲や支給額については来年夏に結論を先送り。それでいて、バカ高い武器の購入ばかりが次々と決まっていく。

 政府は陸上配備型の弾道ミサイル防衛システム「イージス・アショア」の導入を19日の閣議で決定する方針を固めた。秋田県の新屋演習場と山口県萩市のむつみ演習場が配備候補地で、導入のための予算を「調査費」の名目で今年度予算案に約30億円盛り込むという。来年度予算案から前倒しして計上するのだ。

 「補正予算は本来、災害や景気の急激な落ち込みに対応するために追加で編成するものです。武器購入の経費は一般予算で計上しなければおかしい。11月に来日したトランプ大統領から、米国製武器の購入拡大を要求され、ドサクサに紛れて補正予算にネジ込んだのでしょうが、過去最大となった今年度の防衛費5.1兆円が、これで上積みされるわけです。『調査費』がアリの一穴になり今後も軍拡経費がどんどん膨張していくのは目に見えています」(経済アナリスト・菊池英博氏)

 イージス・アショアだけではない。来年度予算案には、敵基地攻撃能力を保有する長距離巡航ミサイルを初めて導入するための経費を追加要求する方針だ。これは戦後日本が基本方針にしてきた「専守防衛」の原則に違反する可能性が大きい。

 小野寺防衛相は「長距離ミサイル導入は専守防衛に反しない」と強弁しているが、じゃあ、なぜ夏の概算要求で計上しなかったのか。今になって急に追加要求するのは不自然だ。小野寺は「導入できるかどうか、相手側の考えが固まっていなかった。その後、調整がついた」とか苦しい説明をしていたが、選挙中は隠していて、勝ったら専守防衛からの方針転換をゴリ押ししてきたのは明らかである。

防衛費は青天井で社会保障は削減

 安倍政権は閣議決定で憲法解釈を変更し、「武器輸出三原則」も葬り去った。平和国家としての矜持を捨て、騙し討ちみたいなやり方で、やすやすと禁忌を超えてしまう。この政権のいつもの手口だ。

 その結果、来年度の防衛予算も過去最大の5.2兆円を計上。防衛費は青天井の軍拡路線をひた走る。そのシワ寄せが、社会保障費の削減という形で庶民に押し付けられるのだ。

 厚労省は来年度から生活保護費を引き下げる検討に入った。毎日新聞によると、カット幅は最大13.7%に上る。また、母子家庭に対する加算(母子加算)は平均2割カットになる可能性があるという。

 現状でも、日本の子どもの相対的貧困率はOECD加盟国の中でもトップクラスに高い。特に母子家庭の貧困は深刻だ。厚労省が17年に出した調査報告によると、ひとり親家庭の相対的貧困率は50.8%と、半分以上の子どもたちが経済的に厳しい状態にある。

 「女性が輝く社会」や「人づくり革命」をうたい、少子化を「国難」と言って解散・総選挙に踏み切った政権が母子加算の増額を決めるなら、話は分かる。それが大幅カットとは、ちょっと信じられない仕打ちだ。

 「生活保護には族議員がいない。力がなく、声を上げないから、切り捨てやすいと考えているのでしょう。しかし、生活保護費が1割もカットされ、さらに消費税が10%に上がったら、生活が成り立たなくなりますよ。そもそも消費税は全額、社会保障費に充てるという触れ込みだったのに、第2次安倍政権になってから、カットと負担増の話ばかりです。増税分が社会保障の充実に使われず、怪しげな武器購入に消えて、それで不足すれば、また弱者を狙い撃ちかと思うと、やりきれません」(経済評論家・荻原博子氏)

 まるで「欲しがりません、勝つまでは」の世界

 困窮している弱者を切り捨て、米国産の高額武器を購入して、儲かっている大企業の法人税を引き下げる。しかも、自民党は国会議員年金の復活を言い出している。生活保護費を削って、自分たちの年金を増やす。こんなフザけた政治があるか。

 生活保護費削減の理由が、またひどい。低所得世帯の消費支出より支給額が多いことを理由にしているのだが、だったら、低所得者世帯の消費支出が増えるような政策を取るべきじゃないのか。最低賃金を上げればいいのだ。

 大企業の都合を優先して、非正規社員を増やし、給料もロクに上がらず、可処分所得が減り続けるという現状をつくり出したのは、どこの誰なのか。

 「低所得者世帯の8割は、生活保護を受けられる状態にあるのに、受けずに低収入で我慢している。そこの底上げを図ることなく、単純比較で生活保護費をカットすることは、国民生活全般に悪影響を及ぼします。07年の法改正で最低賃金は生活保護基準を上回るよう定められました。つまり、生活保護基準が引き下げられれば、最低賃金も上がらなくなる。住民税の非課税基準も下がるので、これまで非課税だった世帯が課税対象になり、保育料や介護保険の負担額も上がってしまう。最低保証を下げれば、年金支給額も下がる可能性がある。低所得者世帯がますます困窮し、貧富の差が広がるだけです。安倍政権がブチ上げた保育料無償化や給付型奨学金が非課税世帯を対象にする予定だったことを考えると、対象者を少なくするために生活保護基準引き下げという暴挙に出たのではないかと勘ぐってしまいます」(荻原博子氏=前出) 

庶民イジメ、弱者切り捨てのブラック国家

 特別国会では公務員給与とボーナスの引き上げが決まった。1基800億円のイージス・アショアも2基購入する。その原資は税金だ。増税や生活保護費カットで庶民の懐から巻き上げるのだ。

 「ここまでデタラメをされて、国民がなぜ黙っているのか不思議です。まるで戦時中の『欲しがりません、勝つまでは』のようなガマン強さですが、世が世なら、一揆が起きてもおかしくない横暴を現政権は働いている。専門家が『迎撃は無理だ』と口をそろえるほど役立たずのイージス・アショアの購入なんて中止して、首相が海外でのバラマキをやめ、天下り法人をなくせば、増税の必要はありません。安倍首相は国民生活よりトランプに尻尾を振ることや、外遊先でチヤホヤされることが大事なのです。そもそも、政府が喧伝するようにアベノミクスが成功し、“いざなぎ超え”の好景気が本当なら、生活保護基準を切り下げる必要もないはずです。失政のツケを国民に回し、仲間内で利権を貪っているのが安倍政権です。口では『国民の命と安全を守る』と言いますが、実際にやっていることは正反対で、国民を騙して、中間層を破壊し、低所得者を貧困に突き落とす。そして、庶民から巻き上げたカネを米国に献上している。一体、どこの国の首相なのかと思います。これほど国民に対して非情で冷酷な亡国政権は見たことがありません。戦争政権で国民生活も日本経済もイバラの道です」(菊池英博氏=前出)

 庶民イジメ、弱者切り捨てのブラック国家が、国民生活を犠牲にして軍拡に走る。それでも声を上げない世相が異様だ。
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