世界に対し、安倍首相がやっていることが本当の日本の姿じゃないと思い、 『 I am not Abe、 』 と声をあげる、Yuriko & Maeharaも追加だな。
2017年都議選票前日の7月1日、安倍首相の「ホームグラウンド」とも言われているJR秋葉原駅前で、安倍首相は都議選初の街頭演説を行った。同駅前には日の丸の小旗を振る自民党の支援者が集まったが、聴衆の一部からは「安倍辞めろ」「安倍帰れ」などのコールが発生。声は次第に広がり日の丸の小旗を持った人達も「帰れ」「帰れ」とコールした、これに対して首相は「人の演説を邪魔するような行為を自民党は絶対にしない」と怒りを露わにした。いつも国会で率先してヤジを飛ばしているのに!
そして聴衆を指差しながら一際大声で言い放ったのが
「こんな人たちに負けるわけにはいかない」と
2017年2月17日の衆議院予算委員会において、
「私や妻が関係していたということになれば、まさにこれは、もう私は総理大臣も、そりゃもう、間違いなく総理大臣も国会議員も辞めるということは、はっきりと申し上げておきたい」
14年の選挙の時は
『来年10月の引き上げを18カ月延期し、そして18カ月後、さらに延期するのではないかといった声があります。再び延期することはない。ここで皆さんにはっきりとそう断言いたします。平成29年4月の引き上げについては、景気判断条項を付すことなく確実に実施いたします。3年間、3本の矢をさらに前に進めることにより、必ずやその経済状況をつくり出すことができる。私はそう決意しています。』 と言っていた。
元官僚の古賀茂明氏は氏の著書「国家の暴走」に安倍首相の事を
「
この人物は、いとも簡単に、しかも堂々と、嘘をつける人間なのだ。」 と書いている。
安倍政権が進めるアメリカのためのTPP批准に反対します。
忘れていませんよ、12年の選挙時に貼られたポスター、どうなっているでしょう。
言っている事とやっていることがさかさま。安倍自民は単にアメリカの隷属政党。
「日本を耕す自民党」と言うのは外資に対し日本から搾取しやすいようにする。事か?
「ウソつかない。」自体が嘘
TPP、
ISD条項で日本の国家主権は破壊されコングロマリットの餌食に。
農業だけじゃないよ、食料、医療、特許、環境、労働、投資、衛生植物検疫、越境サービス など21分野
自民党が2012年暮れの衆議院選挙で公約したTPPに関して、
自民党のウェッブをチェックしよう。
拡大すると
安倍政権の進めるアメリカのための戦争法施行および帝国憲法への改憲に反対します。
〈あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。世界によって自分が変えられないようにするためである〉ガンジー
〈一番こわいものはテロリストでも大不況でもなく、いつの間にか私たちがいろいろなことに疑問を持つのをやめ、
気づいた時には声すら自由に出せない社会が作られてしまうことの方かもしれません〉アメリカで医療破産したある女性(堤未果、ルポ貧困大国アメリカⅡより)
08/14(火)
*****
異例の事態 「翁長知事死去」海外メディア続々報道のワケ 【日刊ゲンダイ】
翁長雄志知事の死去に伴う沖縄県知事選の日程が13日、9月13日告示、30日投開票と決まった。安倍政権がゴリ押しする米軍基地新設の是非を問う「弔い選挙」となるのは確実だ。
大手メディアは伝えようとしないが、驚くことに、海外メディアが翁長知事の死を大きく報じている。
米AP通信は〈知事は、小さな島に過重な米軍基地を抱え、基地移設に反対する人たちに応えるため職務を遂行しようとしていた〉と報道。このニュースを、米紙ニューヨーク・タイムズなどが引用した。ワシントン・ポストも翁長知事のこれまでの功績を紹介。仏紙ル・モンドは、安倍首相を名指しし〈米国が哀悼の意を示したのに後れを取った〉と批判している。しかも、いずれのメディアも、小さな“ベタ記事”などではなく、大きく扱っている。
さらにゴルバチョフ元ソ連大統領は、琉球新報に〈彼の活動の基本方針は、平和のための戦いであり、軍事基地拡大への反対と生活環境向上が両輪だった〉と、翁長知事への“熱い”思いをつづった追悼文まで寄せている。
一県知事の訃報を海外メディアがこぞって報じるのは異例なことだ。14年3月に前山口県知事の山本繁太郎氏が死去した時と、15年12月に前広島県知事の藤田雄山氏が亡くなった際は、ここまで大きく報じられることはなかった。
なぜ、海外メディアはここまで大きく翁長知事の死去を報じているのか。元外交官の天木直人氏はこう言う。
「海外メディアが注目するのは異例のことですが、ある意味で当たり前のことと言えるでしょう。民主主義国家において、住民がここまで反対している計画を押し切る政府は、安倍政権をおいて他に見当たらないからです。安倍政権の沖縄に対する態度を冷静に分析しているのでしょう。海外メディアは秋の総裁選にまで注目しているといいますから、今後、さらに論調は厳しくなるかもしれません」
恐らく、海外メディアは、沖縄に対する安倍政権の態度を弾圧のように見ているのだろう。もし、9・30の「弔い選挙」で翁長知事の遺志を受け継ぐオール沖縄が敗れたら、海外メディアは、日本を特殊な国とみるのではないか。
*****
もちろん海外メディアからは独裁国家と評価するでしょうし現状ほとんどその様子だ。
*****
石破の味方は「国民の声」 【日刊スポーツ】
★自民党の考えが分からない。総裁選に出馬表明した元幹事長・石破茂の側近の1人、元環境相・鴨下一郎は「来年は参院選がある。その時に(首相が)今のままでいいか、人心を一新して戦うのがいいかを参院の先生たちは考える」と発言。首相・安倍晋三を総裁選で3選させると、来年の参院選で有権者から厳しい審判が下ると言っているのである。
★党総務会長・竹下亘は12日、9月の総裁選で石破を支持する意向を表明した。また「来年の統一地方選、参院選で必ずしっぺ返しを食らう」との考えを示した。不思議な話だ。国民には安倍3選は良いことではないと気付いているのに、自民党内の国会議員や党員たちには、それが分からない。まして来年の参院選を控える当の候補者たちも、これから間違って安倍支持をしてしまうということを、竹下は言っているのだろうか。
★安倍支持を打ち出した自民党議員が言う。「これも忖度(そんたく)だよ。派閥が安倍支持でまとまると決めてから、造反でもしたら、必ず犯人捜しをされて、厳しい処分が下る。つまり、いわゆる自由投票でもないし、見えない締め付けがある。若手はともかく、入閣目前や2度目の入閣をもくろむ先輩たちは、もう忖度のかたまりだ」と解説する。
★それが、「人事で徹底的に干せばいい」との声が主流派にあることについて、「本当だとすれば、そんな自民党は恐ろしく嫌です。何を思い上がっているのか」という石破の発言につながるのだろう。これからの石破の敵は、権力を行使する自民党と忖度する自民党。それに、権力におもねるマスコミということになるだろう。その構図でいえば、石破の味方は国民の声ということになるか。
*****
まさにアベ岩盤が形成されようとしている、この岩盤にドリルを入れるのが石破候補、徹底的にドリルを入れてくれ。
*****
サマータイム案 IT業界ヒヤヒヤ 【朝日新聞】
2000年問題 苦い菊 新元号対応も 労働すでに過酷
2020年東京五輪・パラリンピツクの暑さ対策として政府・与党内で検討されている「サマータイム」(夏時間)導入案に、IT業界などから戸惑いの声が出ている。もし実行に移され、標準時が1~2時間早められると、コンピューターシステムの大規模改修などが必要になるからだ。業界には商機だが、ただでさえ忙しいエンジニアにとっては「働き方改革」に逆行する事態にもなりかねない。
「やだやだ………」
中小企業向けの会計ソフトを手がけるITベンチャー「freee」(東京)の社内SNSでは、政府のサマータイム検討方針が報じられた6日、エンジニアや営業担当者らから疑問を投げかける投稿が相次いだ。もし導入されると、同社が中小企業に提供している人事労務システムを改修しなければならず、問題なく動くかどうかのテストにも膨大な時間が費やされる。
エンジニアの浅越光一さんは「対応に1カ月かかるのか、半年かかるのか。その対応にかける時間があれば、新サービスの開発がどれほどできるかと思うと、もったいない……」とため息をつく。
サマータイム導入は、日付や時刻に関わるすべてのシステムに影響する。西暦2000年を迎えた際、コンピューターが1900年と間違え誤作動する恐れがあった「2000年問題」で、多くのエンジニアが泊まり込みで対応を迫られた苦い記憶が関係者に残る。
サマータイム初日は1日が24時間よりも短くなるため、「日付変更の時期によって金利計算が変わるなどの影響を確認する必要がある」(日本IBM)。大半の企業は、作業量自体も見通せていないとみられる。
もともと新しい元号となる来春に向けたシステム改修もあるため、「テストや確認の時間が確保できるか懸念される」(伊藤忠テクノソリューションズ)。
五輪・パラリンピック大会組織委員会からは、五輪開催年など期間限定での導入を求める声も上がっているが、この案に対するIT業界の「ひんしゅく度」はさらに強い。期間限定の導入となれば、システム改修を見送る企業が出てくる可能性がある。「改修した企業としなかった企業の間で通信をした場合に混乱が起きないか」(IT大手のインターネットイニシアティブ=IIJ=の担当者)といった心配も出てくるという。
IT業界で働くエンジニアたちの労働実態は過酷だ。厚生労働省の「毎月勤労統計調査」(16年)によると、「情報通信業」で働く人たちの「年間総実労働時間」は1933時間と、全産業(1724時間)より1割以上多い。自ら働き方をコントロールすることが難しい職種とされ、人手不足にも悩まされている。
*****
サメの脳みそだとか空っぽ頭じゃこんな事しか考えられない、彼らの後ろにいるシステム屋も自身でやるわけではなく上前を撥ねるだけだから痛くもかゆくもない、システムが絡む鉄道や銀行家から止めてくれと言う声はないのか。ただ単にマラソンの出発時間を早めればいいだけ、サマータイムにしても後ろの時間の競技は暑い時間に成るだけ、こんな事で国民の健康やシステムの混乱によって儲けるのはアベ友だけ、サイバーテロも狙ってくるだろう。
*****
国会議員は7割支持でも…安倍首相を襲う「地方票」の乱 【日刊ゲンダイ】
安倍首相が週末、山口県にお国入りし、事実上、総裁選への出馬を宣言した。10日にひと足早く出馬会見を行った石破元幹事長との一騎打ちの公算だが、安倍首相支持の国会議員票が7割に上ることから、一部メディアは早くも勝負あったかのように報じている。だが、想像以上に地方は“安倍ギライ”だ。焦点の地方票次第で、結果はまだまだ分からない。
静岡県西部のある市で先日、石破氏が講演会を行った。招いたのは同市の自民党重鎮市議ら。「石破氏の政策をしっかり聞いて、比較検討したい」ということだった。
同市を含む選挙区の自民党衆院議員は、安倍首相の出身派閥である細田派に属し、ガチガチの安倍氏支持だ。市議らが石破氏を地元に招いたと知って激怒し、「私が干されたら、どうしてくれるんだ!」と動揺していたという。
これに対して市議らは、「石破氏の話を聞いて何が悪い。安倍体制はそろそろ刷新した方がいいんじゃないか」などと、どこ吹く風だったらしい。要するに、たとえ国会議員の大多数が安倍氏支持だからといって、その議員の地元の地方票も同じように安倍氏支持になるとは限らないのである。
■自民支持層と自民党員は違う
それなのにメディアが地方票でも安倍首相の勝利を予想するのは、「次期自民党総裁」を問う世論調査で、自民支持層の安倍氏支持が圧倒的だからだ。例えば、産経新聞・FNNの直近(7月21、22日)の調査によれば、「次期、自民党総裁にふさわしい人物」は全体では小泉進次郎氏、石破氏、安倍首相の順だったが、自民党支持層に限ると、安倍首相(49.1%)が石破氏(16.9%)の3倍だった。しかし、自民党ベテラン職員は「自民党支持層と自民党員は違う」と、こうしたメディアの見方に懐疑的だ。
「党員には、地方の名士や中小企業の経営者などがいて、党費も払っているので、一般の人より政治に対する責任を強く感じている人が少なくありません。また、政策に対する意識も高い。特に地方の関心は『経済』ですから、アベノミクスの恩恵が地方に届いていないことや社会保障削減など現状に対する不満は大きく、現政権に対して厳しい視線を注いでいます」
今回の総裁選から地方票は国会議員票と同数(405票)になり、比重が高まった。だから安倍首相が官邸や公邸に地方議員を招き、支持をお願いしているわけだが、猛烈な“接待攻勢”は不安の裏返しでもある。
政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏はこう言う。
「自民党を支える地方組織にとって、来年は統一地方選と参院選でフル回転しなければならない年です。現状でも安倍内閣に対して不支持が支持を上回っている中で、来年もこのままだと考えれば、地方組織はそれぞれ思うところがあるでしょう。安倍さんか石破さんか、ギリギリまで迷うのではないか」
実際、安倍陣営の国会議員ですら、「地元に帰ると首相の評判は良くない」と頭を抱えている。これが現実だ。
*****
アベ恐怖政治でちじみ上がった議員たちが忖度しても地方の自民党員は意外と冷静なのかも、しかし忖度した参議院議員達は地元から突き上げられても変えられないとは情けない話、まさにアベ恐怖政治。
*****
軍事機密 焼いた18歳の私 敗戦直後 上官から命令 【朝日新聞】
1945年夏、日本海に面した京都・宮津湾近く。油まみれの軍服を着た一人の少年が風呂敷を担いで歩いていた。人目に付かない丘まで来ると、穴を掘って書類を投げ入れた。そして、マッチで火を放った。
パチパチ、パチパチ。書類は音を立てて燃え、熱気が顔に追った。「お前はまだ軍に協力しているのか」。少年は、戦友の声を聞いた気がした。
当時18歳の少年だった西崎信夫さんは91歳になったいま、東京都西東京市に一人で暮らす。居間の壁には、魚雷の射手として乗り組んだ駆逐艦「雪風」の絵が掛けられている。左太ももには銃撃の痕が残る。
「戦友たちに悪いことをしてしまった」。焼いた日のことを、そう言った。
15歳で海軍特別年少兵に志願。43年から雪風に乗り、44年のマリアナ沖、レイテ沖の海戦を経て、45年4月には戦艦「大和」とともに沖縄特攻に出撃した。
東シナ海で、米軍の爆撃や魚雷を受けた大和が真っ二つに割れるのを目撃した。雪風から海面に投げ入れた縄を2人がつかんだが、西崎さんは重さに耐えきれず、1人をたたき落とした。この場面は戦後、何度も夢に見た。
京都で敗戦を迎え、そこで上官の水雷長に命じられた。「軍の機密を焼却しろ。1人でやれ」乗員数百人の部隊遍歴、人事評価を記した調査表、暗号の解読書…1。「人秘」「軍秘」と書かれた書類を半日かけて燃ゃし、灰も土の中に埋めた。
「真実 正確に伝えねば」
「罪」の重さを自覚したのは70代半ばを過ぎ、戦争体験を人前で話してから。あのとき偶然見つけて抜き取った自身の記録を、戦後初めて読み返した。「俺は頑張って生きていたんだな」という思いがわいたが、次第にいたたまれなくなった。
「燃やした公文書は、戦友たちの命の集積。戦争の真実を正確に伝えられなければ、海に沈んだ仲間たちが浮かばれない」
戦後73年。雪風の乗組員で生きているのは数人だけになった「西崎さんは「業を背負ったもの」として、生きている限り体験を伝えていこうと考えている。
焼かなかった 100歳超えて告白 村人の記録家に隠した夜
73年前の敗戦時、陸海軍や内務、外務、大蔵各省など日本のあらゆる組織が、機密性のある公文書焼却に血眼になった。軍は警察を通じて全国の役場にも焼却を命じた。だが、命令に背いた人もいた。
「うちに資料がある」。滋賀県長浜市の浅井歴史民俗資料館に、100歳を超えた西邑仁平さんから、そんな話が持ち込まれたのは2006年の夏。倉庫2階には、茶色の薄紙で包まれ、縄で縛られた束が積まれていた。
《令状交付終了ス》
《応召員〇〇ハ/長浜駅発ノ列車ニテ出発セリ》
《六月十九日/午後一時二十八分虎姫駅着列車ニテ故〇〇伍長遺骨帰還》
束は、日清戦争から太平洋戦争にかけて272人が戦死した大郷村(現長浜市)の徴兵検査や動員に関する公文書だった。
西邑さんは1945年までの15年間、村の「兵事係」を務めていた。警察から焼却を命じられたが、深夜、一人でリヤカーに積み込んで自宅に持ち帰っていた。60年も隠し通してきた秘密を明かした4年後、105歳で亡くなった。
一緒に暮らしてきた長男の紘さん(76)も知らなかった。「『罪』をとがめられ、家族に迷惑がかかるかもしれない、とおやじは考えていたようです」
毎年8月には戦没者らをまつった近所の碑に必ず手を合わせ、「みんな死んでしもうて」とつぶやいていた。朝起きでは時々、「戦争の夢を見て寝られんかった」と口にした。
兵事係の仕事についても度々話していた。徴兵検査の書類には決まって「性格温順」「風評良好ナリ」と書き、「村出身の兵はみんな優秀です」と伝えていたと聞いた。ある母親に3人目の戦死を伝えたときには、泣いて謝ったという。
「赤紙を配る自分は疫病神と思われていた」とも語り、玉音放送を聞いたときには「もう配ることはないんや」と安堵したと言う。
資料の整理をする中で紘さんは、仁平さんが作成した「現役兵身上調査表」も目にした。家の財産、趣味や酒癖まで書かれ、一人ひとりが目に浮かぶようだった。「おやじは村人への責任を痛いほど感じていた。だから文書を焼くことはできなかったんでしょう」
仁平さんの死後、紘さんは、父から聞いた話を文章にまとめ、講演するように成った。戦争中の記憶がない自分に「語り部」はできないが、記録を使えば「語り継ぎ部」にはなれると考えている。「残された資料が『二度と戦争しちゃいかん』というおやじの気持ちを、伝えてくれると思っています」
公文書 散逸・腐食の恐れも
敗戦時の公文書焼却について、当時の蔵相は「閣議で決めた」と戦後語っている。内務省職員だった奥野誠亮元法相は生前、「戦犯にされる恐れのあるような公文書を焼却しろという指令を書いた」と証言した。
東京裁判に出された証言では、陸相により焼却が命じられたのは8月14日。防衛庁の防衛研修所30年史は「陸海軍は、秘密文書が連合国軍の手に落ちるのを防ぐため、重要文書を焼却した。陸軍省や参謀本部のあった市ケ谷台、海軍省や軍令部のあった霞が関などでは、何日間も炎と煙が立ち上った」と記す。
日本軍の暗号電報を解読した米英の文書には、インドネシアやシンガポールに展開する軍に焼却が命じられた様子も記録されている。
歴史を伝える資料の多くがこうして失われたが、偶然にも残されたケ―スもある。国文学研究資料館(東京)の加藤聖文准教授(5.)は、各地の自治体で貴重な資料を確認してきた。ただ、公文書への意識の低さや自治体の財政難などから、散逸や腐食の恐れがあるものもあるという。
今夏に訪ねた鳥取県境港市では、本土決戦時の動員の流れを示す「㊙」と書かれた資料などが段ボール箱に詰め込まれ、旧幼稚園舎に山積みされていた。図書館建て替えに伴う一時的な保管場所だが、担当する市史編纂室は嘱託職員一人のみで「人員や予算の確保も難しい」状態という。
加藤准教授は、焦りを募らせる。「私たちの両親や祖父母ら当時を生きた人たちの生死に関わる記録です。『公文書=国民のもの』と自覚しないまま、私たちは今後も歴史を消し去っていくのでしょうか」
*****
日本人は歴史に関心がないのか昔から「今だけ、自分だけ」で歴史の検証のためには証拠の文書が必要だとは思わないのだろうか、それが連綿と受け継がれて現在の財務省、防衛省の隠蔽、壊座員、廃棄に繋がっているんだろうか。
*****
【漁業権開放】漁村の資源管理が混乱 生活基盤が崩壊する 【日刊ゲンダイ】
「お友達」便宜供与の実態 東京大学教授鈴木宜弘氏
今年5月31日、とんでもない政府の漁業「改革」方針が示された。その内容は、①これまで各漁場で生業を営む漁家の集合体としての漁協に優先的に免許されてきた漁業権の優先順位の廃止②定置・区画漁業権の個別付与③漁獲の個別割り当ての導入など。衝撃的な内容は、漁協ではなく企業に漁業権を付け替えることを狙ってのものだ。そんなことをしたらどうなるか。
「優先順位の廃止」によって、浜に生まれ、浜で暮らし、生業を営み、昔から営々と浜を守ってきた地元漁民から浜が取り上げられたら、生活基盤と漁村コミュニティーが崩壊する。筆者も、生まれたときからそこに浜があって、長年にわたってそこで生計を立て、毎日、浜を生活の場としてきた一人として強い違和感を覚える。そもそも、地元民には優先的な前浜の使用権が発生しているのであり、先祖代々そこに住み、前浜を使用してきた地元漁民を追い出すことは「生存権的財産権」の剥奪であり、明白な憲法29条違反である。
「定置・区画漁業権の個別付与」は何を意味するか。
入り江の浜には、「貝や海藻、魚類などの養殖を営む区画漁業権」と「貝や海藻などを取る共同漁業権」「大型の定置網漁を営む定置漁業権」の3つ(イカ釣りやカツオの一本釣りなどの「許可漁業」は別)があり、漁場にはさまざまな形態の漁業が「入り組んで」共存している。別の漁業に迷惑をかけることや取りすぎ、過密養殖を防ぐために、漁協で話し合って共同管理の年間計画をつくり、年度の途中に何度も見直すことで、きめ細かい調整をしてきているのだ。それができるのは、漁民が漁協というまとまりの中で、浜全体を統一的に管理・調整しているからである。
■外国資本による買い占めの危険も
そこに、一部を、その管轄外の個別組織(企業)が自由にしてよいことにしてしまったら、虫食いのように浜に共同管理できない箇所ができて、浜全体の資源管理・調整が混乱・崩壊するのは目に見えている。
「漁獲の個別割り当ての導入」も非現実的。「生物学的漁獲可能量」を科学的にはじき出すこと自体が難しく、妥当性に疑問がある上に、行政がどうやって個別に妥当な量を算定して割り当て、どうやって管理・監視し、違反者を取り締まるのか。気の遠くなる話で、莫大なコストがかかることは明白である。
さらには、漁業自体は赤字でも漁業権を取得することで日本の沿岸部を制御下に置くことを国家戦略とする国の意思が働けばどうなるか。表向きは日本人が代表者になっていても、実質は外国の資本が全国の沿岸部の水産資源と海を、経済的な短期の採算ベースには乗らなくとも買い占めていくことも起こり得る。こうした事態の進行は、日本が実質的に日本でなくなり、植民地化することを意味する。
農林水産業は国土・国境を守っているという感覚が世界では当たり前。それなのに、我が国ではそういう認識が欠如している。能天気すぎる。 (つづく)
*****
何から何までお友達企業や海外のコングロマリットに差し出すアベ政権、こりゃそろそろ打ち止めにして降ろさなきゃ日本がだめになる、何が「日本を取り戻す」「美しい日本」」じゃ
*****
沖縄県知事選控え、世論警戒? 辺野古・土砂投入先送り 【沖縄タイムス】
沖縄防衛局が17日に予定する名護市辺野古の新基地建設を巡る埋め立て土砂投入が、翁長雄志知事の死去を受けて9月30日の知事選後に先送りとなる可能性が高まった。政府は知事の死去への配慮を理由とするが、予定通り土砂を投入した場合に世論の反発を招き、政府が支援する知事選の候補者が不利な状況となることを避けたい狙いがにじむ。
政府は辺野古の工事を進め県内世論の「諦めムード」を醸成し、今年2月の名護市長選では自民、公明、維新が推す候補が初当選した。知事の生前、政府・与党内では11月に想定されていた知事選で辺野古は決着済みの問題として争点化されず、優位に戦えるとの見方が広がっていた。
ただ、知事の死去を受けて県内の辺野古問題への関心は一気に高まった。政府内では現職知事の死去を受けた選挙が「弔い合戦」の様相を呈し県政与党の勢いが強まることを警戒する見方が広まり、土砂投入の延期を検討したとみられる。
政府は翁長知事が初当選した前回2014年11月の知事選で、投開票の数週間前にボーリング調査を中断し、投票日の直後に作業を再開した。辺野古問題以外でも、16年の参院選の投票日翌日に2年間停止していた東村高江のヘリパッド工事を再開するなど、基地建設が選挙に与える影響を考慮する傾向がある。
県側は、知事の死去を受けて職務代理者を務める富川盛武副知事が土砂の投入前に埋め立て承認を撤回する方向だ。土砂投入が知事選後に延期されれば、撤回も選挙後に新たな知事が判断する可能性がある。
ただ、撤回を知事選後に先送りした場合、翁長知事の後継候補で敗れれば、撤回という最大のカードそのものが消えることになる。
土砂の投入が延期されたとしても、新基地建設の阻止を求める県民の一部から知事選前の撤回を求める声が上がることが想定され、撤回の権限を知事から引き継いだ副知事、知事選を取り仕切る県政与党の難しい判断が迫られる。
*****
翁長知事の逝去で知事選が早まった、印象で感情的に損をすると土砂投入を延期、いずれにしろ選挙が終われば即投入するだろう、これが自公維陣営のやり方、県民は騙されてはいけない、一種の争点隠し。
*****
沖国大ヘリ墜落14年 「風化させない」 市民、決意新たに 【琉球新報】
【宜野湾】沖縄国際大学に米軍普天間飛行場所属のCH53Dヘリが墜落してから、13日で14年となった。米軍に構内を封鎖され、機体から上がる黒煙が空を突いた14年前とは打って変わって、この日の学内には、普段と同じように友人との会話を楽しんだり、スポーツに汗を流したりする学生の姿があった。学内で開かれた集会に参加した関係者らは、事故を風化させない決意を新たにし、普天間飛行場の一日も早い封鎖を求めた。
事故当時、沖国大の1年生だった中田未来さん(33)=名護市=は「卒業してからは、なかなか学校に来ることはできないが、自分の中で風化させたくない」と、5年前から集会に参加している。今年は初めて、生後8カ月の息子を連れてきた。「基地があることは当たり前じゃない。事故を知らない世代にもちゃんと伝えたい」と語り、抱っこする息子に優しい視線を向けた。
初めて集会を訪れた同大3年の比屋根郁海さん(20)は「これまで都合が合わず参加できなかったが、参加者の少なさに驚いた。関心が低くなっているのかな」と危惧する。それでも「同じことを繰り返さないためにも、事故のことや沖縄戦について知り、伝えなければならない」と力を込めた。
集会中、そばを通り過ぎる学生の姿もあった。講義のために来ていた3年の砂川永吏さん(20)は「墜落事故のことは知っているが、14年も前だとあまり実感がない。入学した時は、米軍機が飛行している光景や音に驚いたが、慣れてしまった」と淡々と話した。
*****
「風化させてはいない」、知らない世代も増える、しっかりと継承させなければ。
事故時米軍はいち早く現場を封鎖し日本の消防、警官の立ち入りを阻止した、まったくの治外法権と言うかどこまでも米軍の好きにできる領土、地位協定のため。
Twitterコーナー、ご参考に
立教大学大学院特任教授・慶應義塾大学名誉教授の
金子勝氏のツイッター
元外務省国際情報局局長の
孫崎享氏のツイッター
自由党の
小沢一郎事務所のツイッター
社民党参議院議員
福島みずほ氏のツイッター
東京新聞
政治部のツイッター
東京新聞
ほっとwebのツイッター
市民連合のツイッター
関西市民連合のツイッター
SADL大阪のツイッター
上智大学
中野晃一教授のツイッター
法政大学法学部
山口二郎教授のツイッター
その他、こちらもどうぞ
昨日の神戸(神戸市中央区脇浜海岸通 神戸地方気象台 (標高:5.0m))
最低気温 28.3度(05:39) 前日差+0.5度)
最高気温 33.3度(13:10) 前日差+0.5度)
今朝の神戸最低気温 27.8度 (05:36) 最も暑い時期を上回った 平年より1.8度高い (熱帯夜)
、
今日の神戸の
日の出 5時19分 (昨日 5時18分)
日の入り 18時49分 (昨日18時50分)
X 日の出は昨日より一分遅く、日の入りは昨日より一分早い
今日の日の出から日の入りまでの時間: 13時間30分。
太平洋高気圧はゆっくりと西へ移動、中国北部から伸びる前線が北海道にかかる、前線の影響と高温で天気は不安定、台風14号崩れの熱帯低気圧は中国を北上中、台風15号は北西に進んで九州に接近、中国の南の台風16号は停滞中。
沖縄は雨、九州は晴れ所により雨、四国は晴れ、中国は晴れ、近畿は晴れ所により雨、東海は晴れや雷雨、関東は晴れ気温の上昇により大気の状態が不安定で山沿いを中心に雷を伴う激しい雨、北陸は概ね曇りで雨や雷雨、東北は曇りや晴れで夕方にかけ雨、北海道は雨時々曇り。
明日の朝、台風15号は九州を横断長崎付近に、中国、朝鮮から伸びる停滞前線が津軽海峡付近を通り太平洋に、先島諸島付近に熱帯低気圧が発生、オホーツク海南部に高気圧、太平洋側の高気圧は少し北上。
沖縄は雨、九州は台風の影響で雷を伴った非常に激しい雨の降る所も、四国は台風の影響で雨や雷雨、中国は曇りや雨、近畿はおおむね曇り午後は所により雷雨も、東海は晴れ所により雨、関東は晴れ山沿いでは雨、北陸は曇りで昼過ぎから雨や雷雨も、東北は曇りで午後は雨や雷雨も、北海道は雨で激しく降る所もの予報。
今朝は晴れ朝から暑い、山は少しかすむ、午前は湿度が高かったが午後は下がった、今日も晴れで暑いが風がある。
今日の神戸(地方気象台で)の最高気温は 35.8度(猛暑日)、昨日より 2.5度高く、 平年より 3.8度高かった、 今日の最高気温は 最も暑い時期を上回った
明日は曇りや小雨、朝の最低気温は 27.7度、昼の最高気温は 32.9度、午後の最低気温は 27.8度。
台風の位置は
台風15号(リーピ)は宮崎市の東南東約350kmを30km/hで北西に向かっている。
台風16号(バビンカ、マカオ、プリン)はまだが中国の南の南シナ海をうろうろ、中心気圧は990hPaでほとんど停滞している
台風17号(ヘクター、米国側からの越境のため米国による命名)が東経180度を超えてやってきた、現在はミッドウェー諸島近海を西へ進んでいる。