阪神間で暮らす-2

テレビを持たず、ラジオを聞きながら新聞を読んでます

I am not Abe.   政権自ら経済のエンジン止める気か… お友達だけ優遇

2017-12-23 | 日記




 世界に対し、安倍首相がやっていることが本当の日本の姿じゃないと思い、 『 I am not Abe、 』 と声をあげる、Yuriko Maeharaも追加だな。



   2017年都議選票前日の7月1日、安倍首相の「ホームグラウンド」とも言われているJR秋葉原駅前で、安倍首相は都議選初の街頭演説を行った。同駅前には日の丸の小旗を振る自民党の支援者が集まったが、聴衆の一部からは「安倍辞めろ」「安倍帰れ」などのコールが発生。声は次第に広がり日の丸の小旗を持った人達も「帰れ」「帰れ」とコールした、これに対して首相は「人の演説を邪魔するような行為を自民党は絶対にしない」と怒りを露わにした。いつも国会で率先してヤジを飛ばしているのに! 
   
そして聴衆を指差しながら一際大声で言い放ったのが
   「こんな人たちに負けるわけにはいかない」




  2017年2月17日の衆議院予算委員会において、「私や妻が関係していたということになれば、まさにこれは、もう私は総理大臣も、そりゃもう、間違いなく総理大臣も国会議員も辞めるということは、はっきりと申し上げておきたい」


  14年の選挙の時は『来年10月の引き上げを18カ月延期し、そして18カ月後、さらに延期するのではないかといった声があります。再び延期することはない。ここで皆さんにはっきりとそう断言いたします。平成29年4月の引き上げについては、景気判断条項を付すことなく確実に実施いたします。3年間、3本の矢をさらに前に進めることにより、必ずやその経済状況をつくり出すことができる。私はそう決意しています。』 と言っていた。


  元官僚の古賀茂明氏は氏の著書「国家の暴走」に安倍首相の事を
  「この人物は、いとも簡単に、しかも堂々と、嘘をつける人間なのだ。」 と書いている。


 安倍政権が進めるアメリカのためのTPP批准に反対します。


  忘れていませんよ、12年の選挙時に貼られたポスター、どうなっているでしょう。
  言っている事とやっていることがさかさま。安倍自民は単にアメリカの隷属政党。

  「日本を耕す自民党」と言うのは外資に対し日本から搾取しやすいようにする。事か?
  「ウソつかない。」自体が嘘



  TPP、ISD条項で日本の国家主権は破壊されコングロマリットの餌食に
  

  農業だけじゃないよ、食料、医療、特許、環境、労働、投資、衛生植物検疫、越境サービス など21分野

  自民党が2012年暮れの衆議院選挙で公約したTPPに関して、自民党のウェッブをチェックしよう。

   
 拡大すると
   



 安倍政権の進めるアメリカのための戦争法施行および帝国憲法への改憲に反対します。



 〈あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。世界によって自分が変えられないようにするためである〉ガンジー

 〈一番こわいものはテロリストでも大不況でもなく、いつの間にか私たちがいろいろなことに疑問を持つのをやめ、気づいた時には声すら自由に出せない社会が作られてしまうことの方かもしれません〉アメリカで医療破産したある女性(堤未果、ルポ貧困大国アメリカⅡより)




 12/23(土)

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停滞する拉致問題 元凶は安倍政権と追及しない野党にあり  【日刊ゲンダイ】

 「何も見えない、何も動いていない状況で、今日まで頑張ってきた」

 横田早紀江さん(81)が21日、衆参両院で開かれた拉致問題特別委員会の閉会中審査で、そう訴えた。

 今年はめぐみさんらが拉致されて40年、家族会結成から20年という節目の年。拉致被害者、松木薫さんの姉・斉藤文代さん(72)も閉会中審査で、「政府に今年中にすべての被害者の救出を求めるという運動方針を決めたが、残念ながら願いがかないそうにない。家族は切羽詰まっている」と悔しさをにじませた。またしても進展ナシの越年。家族の高齢化が進む中「もう待てない」が家族の本音だ。

 閉会中審査では、与野党の議員が神妙な面持ちで、家族らに質問。異口同音に「全力で取り組む」と口をそろえたが、ちょっと待って欲しい。安倍政権の5年にもわたる「不作為」を許してきたのが、国会ではないのか。

 「野党の責任は重大です。拉致問題について成果を出せない安倍政権を追及して、しっかりと取り組ませるのが国会、とりわけ野党の役割です。ところが、野党の中には、“親北”だった議員もいて、拉致は触れたくない問題。その結果、安倍政権の無策にも大手を振れないのです」(元外交官の天木直人氏)

 「拉致の安倍」という幻想もネックだ。12月4日の参院本会議で、安倍首相は、成果ナシの自分を棚に上げ、「全ての拉致被害者のご家族が自身の手で肉親を抱きしめる日まで私の使命は終わりません」と薄っぺらい言葉を口にした。たまらず複数の野党議員が「いい加減しろ」とヤジを飛ばすと、ネット上では「野党議員は拉致問題を解決したいと思ってないようですね」と炎上した。

■超党派で取り組め

 11月の参院予算委では、民進の増子輝彦議員が「1ミリも進んでいない」と苦言を呈すと、後日、飯島勲内閣参与が「週刊文春」で「国会議員からこんな後ろから味方が鉄砲で撃つような発言が出てくるなんてけしからんの極みだよ」と書いた。

 野党が何もやっていない政府を批判するのは当然なのに、拉致に限っては「安倍批判は解決に後ろ向き」という風潮がいまだに残っている。

 国会の拉致問題軽視は数字にも表れている。本紙の調べだと、今年1年間で、衆参両院の拉致問題特別委の実質審議は、21日の閉会中審査を含めても、衆院3回、計4時間、参院4回、計6時間に過ぎない。国会の拉致問題の扱いはこんなものなのだ。

 「安倍政権の無策を追及すること以外にも、国会議員は議員外交などやれることはいくらでもあります。ところが、訪朝するのはアントニオ猪木議員だけです。それも、行っただけで、何のフォローアップもされていません。議員同士が連携して、もっと戦略的にやらないと話になりません」(天木直人氏)

 家族会代表の飯塚繁雄さん(79)も閉会中審査で「各党バラバラではなく、きちんと任務を決めて、超党派で取り組んで欲しい」と繰り返し注文をつけた。

 来年1月22日から始まる通常国会では本気の議論をすべきだ。拉致問題は安倍政権の最優先事項のはず。「来年ダメなら退陣する」くらいの覚悟をみせたらどうだ。
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 野党も情けない、しょっちゅう安倍政権を追及しなければならないのにやっていないなんて。
 


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政権自ら経済のエンジン止める気か…安倍3選なら日本沈没  【日刊ゲンダイ】
 日本経済一歩先の真相 エコノミスト高橋乗宣氏

 来年度の与党税制改正大綱がまとまったが、何のために改めるのかサッパリ分からない。個人増税の目白押しで総額2800億円の大増税。とりわけキツイのが、所得税の控除見直しだ。

 増税の対象となる年収850万円なら、月給は50万円くらいなものだ。社会保険料の負担増などで可処分所得が年々減り続ける中、月々の家賃を払うのにも苦労している人が大半のはずだ。

 決して裕福とは言えない層の所得税負担を増やしたうえ、2年後には消費税率10%への引き上げが控える。これだけサラリーマンを苦しめれば、GDPの6割を占める個人消費が伸びるわけがない。

 現状でも消費の伸び率は1%程度と、低迷続きだ。安倍政権はGDP600兆円を目標に掲げ、2%の物価上昇を目指すと息巻いていたが、これ以上、消費を冷え込ませるなんてアベコベだ。日本経済は完全に機動力を失うことになる。

 個人は「ムチ」の一辺倒なのに、企業には優遇策がずらり。とはいえ、「アメの味」がマズすぎて誰もなめたがらない代物なのだ。

 設備投資に積極的な大企業は法人税額を差し引くというが、「法人税が高いから投資に回す余裕がない」と考えている経営者はまずいない。加えて減税の対象は「国内設備投資額が減価償却費の9割以上」という過大な条件付きだ。

 今は、安倍首相や麻生財務相が生まれ育った当時の「重厚長大」型の投資が盛んだった頃とは違うのである。多くの企業がITの活用やAI化への投資で業務をスリム化し、コストカットによる利益増を目指しているのが実態だ。この状況で「法人税を減らしてやるから、設備投資しろ」と迫っても、成長効果は期待できない。

 ましてや個人増税を押しつけ、消費を冷え込ませれば、ますます企業の投資意欲は萎えるに決まっている。この政権は経済成長のエンジンを自らの手で止めようとしているとしか思えない。

 それでも株価は高値圏に張りついているが、マイナス金利の異次元緩和策でだぶついた資金が市場に回っているだけ。逆に緩和の出口を模索した途端、たちまち暴落危機を迎える。

 マイナス金利の長期化で金融機関の経営は四苦八苦。メガバンク3行は数万人単位のリストラに走り、地銀や信金は青息吐息だ。大手ゼネコンの不正も、もはや自由競争で生き残れる状況でないことの表れなのかもしれない。まるで日本経済全体が老朽化しているようだ。

 かように行き詰まった状況を生み出したのが、アベノミクスの5年間なのである。来年秋には自民党総裁選が行われる。安倍首相の3選で、あと3年も政権が続いたら日本経済は確実に沈む。
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 先日(12月19日)にアップした「もし私が10歳の日本人なら…」にも書いてあったが、今の状態は異常で早く首相を変えないと日本は大変なことになる、その感覚が企業人などにないのが問題、政府の法人税減税など大企業しか儲からない。
 


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安倍政権の改憲で自衛隊は米国のために死ぬことになる  【日刊ゲンダイ】
 日本外交と政治の正体 外交評論家 孫崎享氏

 安倍首相は憲法9条の改正に前向きだ。その理由は「7割の憲法学者が、自衛隊に憲法違反の疑いを持っている状況をなくすべきではないか」と説明している。

 この発言の根拠は、2015年7月に朝日新聞が憲法学者を対象に行ったアンケート調査結果のようだ。調査では同時に122人の回答者のうち、104人が集団的自衛権の行使を容認する安保法案を「憲法違反」とも回答していた。

 安倍首相の特徴は、自分にとって都合の良い論理は利用し、逆に不利な論理は無視する。おそらく憲法学者のアンケート結果についても同じだ。

 「7割の憲法学者が、自衛隊に憲法違反の疑いを持っている」というせりふは、それなりに説得力があるようにみえる。しかし、注意しなければならないのは、安倍政権が憲法に明記しようとしている自衛隊は「現行の自衛隊」ではない。米国の戦略のために「死者を出す可能性がある自衛隊」である。

 多くの人は、改憲後の自衛隊の役割は「外国からの武力攻撃を受けた時」に戦う武装組織と思っているが、そうではない。

 自民党の改憲草案は「国際社会の平和と安全を確保する」とある。つまり、米軍の戦略のために戦い、戦死者を出すのをいとわない自衛隊となるのだ。

 元内閣法制局長官の阪田雅裕氏が月刊誌「世界」(岩波書店)の18年1月号で「憲法改正の論点」を書いていた。

 〈今の自衛隊の機能を書き込むと次の案がある〉

 〈(憲法九条の二項が残されるとして)前二項は、国が外国からの武力攻撃をうけた時に、これを排除するための必要最小限の武力の行使を妨げるものではなく、そのために必要な戦力を前項の戦力とみなしてはならない〉

 〈今となっては政府与党がこのような第三項の追加を受け入れることはないであろう〉

 安倍首相は今後も改憲のために嘘と詭弁を使うだろう。国民は注視する必要がある。
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 つまり安倍改憲の先にあるのはアメリカの為に海外で戦い死者も出す自衛隊だと言う事、専守防衛の自衛隊の人員が海外派兵で手薄になると言う事、そして災害が起こっても海外派兵で人員不足で手助けは出来ませんよ、と言う事だ。
 


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“沖縄”で民進系3党は団結できないか  【日刊スポーツ】

 ★来年は衆参などの国政級の選挙がなく、「突如増税案が幅を利かせ始める」(野党関係者)など比較的穏やかな年とみられているが、石川、滋賀、長野、香川、福島、愛媛、和歌山などでは県知事選もある。今、1年間52週、どこかで何らかの選挙が行われていると言っていい。その中で特筆すべきは、沖縄県内の選挙が続くということ。

 ★1月21日には南城市長選と南城市議補選が行われる。2月4日には名護市長選があり、12月9日には沖縄県知事選が控える。宜野湾市の小学校のグラウンドに米軍の大型ヘリコプターの窓が落下した事故などがあり、基地問題は県民感情を逆なでしているが、中央政界が沈黙していることなど、県民からすれば解せないことも多い。県内政界関係者は与野党問わず問題に取り組み、一致して抗議するなどまとまりを見せる。知事や名護市長など野党系が議席を持つものの、中央政界で積極的に動くのは自民党や公明党。ただ、党が事故の調査団を出すなどの動きは皆無だ。

 ★というのも、党の行方さえ分からない民進党系3党は党内掌握を優先。また地方組織対策が進んでいるのは立憲民主党だけ。水面下の動きは分からないが、沖縄をどうとらえるかは安保政策や米軍に対しての政策的評価が伴うため、どの党も明確な態度を示すことができない。せめてこのチャンスに民進系3党が事故調査団を編成するとか、選挙協力を打ち出すとか、それぞれ協力して応援の日程を組むなど、「中央ではできないが、沖縄を舞台にかつての同僚たちがまとまることはできないか」(野党関係者)との声もある。県内は与野党が団結して問題解決に動くのに、なぜ民進系3党ができないのか、不思議だ。
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 沖縄の選挙は勝負所、辺野古の埋め立て承認撤回をしない翁長知事は伸ばすだけ伸ばし多分知事選に出ないだろうし、名護市長選は公明が自民に付いた、これら重要の選挙にオール沖縄が敗れると安倍自公維政権は民意を得たと辺野古の新基地建設をブルトーザーの勢いで進めるだろう。
 それに勝つには早めの準備が必要だが、名護市長選ではオール沖縄陣営にゆるみが見えるとか、野党は共闘、これが一番大切、そのために立憲民主が力を出すべき。
 

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リニア談合 準大手に撤退要求  【朝日新聞】

大成・大林幹部が主導か

 リニア中央新幹線の建設工事を巡るゼネコン大手4社の談合事件で、大成建設元常務と大林組副社長が4社の受注調整で中心的な役割を果たしていたことが、関係者への取材でわかった。2人はそれぞれ工事を希望する複数の準大手ゼネコンを排除するなどしており、大成建設と大林組が主導した4社談合の構図が浮かび上がった。

 東京地検特捜部は、大林組、鹿島、大成建設、清水建設が談合していたとして、4社の各本社を独占禁止法違反(不当な取引制限)容疑で捜索。大成建設元常務と大林組副社長にも事情聴取し、全容解明を進めている。

 複数の関係者によると、4社のリニアエ事をめぐる受注分担の協議では、正式ルートが発表される2011年以前に、業界内でJR東海の発注工事に発言力があるとされる大成建設と大林組の当時の幹部が受注調整を開始。その後、鹿島、清水建設に働きかけ、大手4社で談合する枠組みになったという。

 JR東海の具体的な発注案が固まった時期とみられる14年ごろには、4社が受注調整の内容に合意。遅くともこの時点では、大成建設元常務と大林組副社長が主導的な役割を果たしていたとみられる。2人は同じ大学の同期卒業で個人的なつながりもあったという。

 その後2人は、品川駅建設工事などで受注を目指す数社の準大手ゼネコンの動きを察知した際、それぞれ工事の受注を断念することなどを働きかけたという。

 大林組副社長は、4社のうちの1社が受注予定の関連施設の工事で、準大手ゼネコンが受注を希望していることを知った際、準大手ゼネコンの共同企業体(JV)に参加予定の中堅ゼネコンに対し、JVを組まないよう働きかけたという。結局、この準大手ゼネコンのJVは、談合で受注予定だった大手ゼネコンのJVに競り負け、受注できなかった。

 大成建設元常務も同様の妨害活動をしていたとみられる。準大手ゼネコンがJR東海に受注希望を伝える営業活動をした際には、元常務は大成建設本社に準大手ゼネコン幹部を呼び出し、既に大手ゼネコン4社で配分が決まっているので受注希望を取り下げてほしい、などと働きかけたという。だが、この工事では、結局、準大手ゼネコンが受注していた。

 朝日新聞の取材に対し、大成建設は「捜査中なので詳細は控える」、大林組は「捜査中なので何もお話しできない」と回答した。
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 恫喝、だろうな、大手が準大手を仕事から降りさせる。
 
 

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カジノマネーが来る IR業者と接触慎重  【朝日新聞】

誘致の大阪府幹部「金品飛び交うかも」

 カジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致をめざす地方自治体が、IR事業者と職員との接触に神経をとがらせている。国会でIRの導入が決まれば、1兆円とも言われる大型投資をする事業者1社を自治体が選ぶことになるからだ。

 IR導入に向けて政府の有識者会議が7月にまとめた素案によると、IRは国際会議場やホテルなどからなり、カジノの収益を還元して事業者が運営する。都道府県や政令指定都市は公募で事業者1社を選び、国に区域認定を申請する。国は当初、国内2、3カ所で開業させる考えで、誘致に積極的な大阪は事業者の間でも有力視されている。

 大阪府の松井一郎知事は2012年以降、海外の大手を中心に10社から計23回の表敬訪間を受けた。職員と事業者の面会は今年5~8月だけで41件にのぼる。

 ただ「1兆円の投資ができる」と宣言する事業者もいる大型事業だけに、「怖いのはスキャンダル。金品が飛び交うかもしれない。逮捕者が出ないといいが」と心配する府幹部もいる。

 過去には不祥事もあった。海外のIRの事例などを調査する大阪市の委託事業で、14年当時の担当課長が公募前日に公募を知らせるメールをコンサル会社などの民間企業の担当者に送り、減給処分になった。業者に食事代を負担させたこともあったという。

 大阪府と大阪市は今年5月、共同部署のIR推進局で対応指針を作成。事業者との面会は庁舎内で2人以上▽電話やメールのやりとりで個人の携帯電話は使用しない、などと規定した。松井知事は「利権話で近づいてくる人も多い。彼らを守るためにも一線を引かないと」と意義を説明する。

 事業者選定で神経をとがらせるのは、ほかの誘致自治体も同じだ。

 佐世保市へのIR誘致をめざす長崎県も、今年7月に事業者への対応の内規を定め、複数の職員で面会して記録を残すことを徹底させている。和歌山県や北海道は、複数の職員で事業者に会うようにしている。


万博協賛金食い込む業者

 一方のIR事業者は、あの手この手で自治体への食い込みを図る。

 大阪のIRの候補地である大阪市湾岸部の人工島・夢洲。大阪府と大阪市は同じ夢洲で2025年の万博開催もめざす。その万博の誘致委員会の「オフィシャルパートナー」にIR事業者3社の社名が並ぶ。パートナーになるには200万円以上の協賛金がいる。

 11月にパートナーとなった米国のMGMリゾーツ・インターナショナル日本法人のエド・バワーズCEOは「地元との関係を深めるため、大阪が重要だと思っている万博に関与する」と説明する。

 同社は府と市などでつくる実行委員会が主催する冬のイルミネーション「大阪・光の饗宴」や、大阪・道頓堀で10月に開かれたイベント「道頓堀リバーフェスティバル」にも協賛する。

 マカオなどでIRを運営するメルコリゾーツ&エンターテインメントは、8月に万博誘致委のパートナ―に成った。日本支社の白男川亜子社長は「大阪が求めているものを把握するのに非常に有効だ」と話す。府幹部によると、過去にはイベントに数千万円の協賛を申し出たIR事業者もいたが断ったという。
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 まさに利権の塊、アベ友が紛れ込んでいる可能性大。


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地下鉄延伸200億円 「IR業者が負担」 夢洲へ大阪府・市が検討  【朝日新聞】

 大阪市営地下鉄の延伸計画について、大阪府と大阪市が「カジノマネー」で約200億円を補充する検討を進めている。カジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致に向けた計画のため、受益者のIR事業者に負担を求める。ただ、誘致に失敗すれば計画の見直しを迫られる恐れがある。

 大阪府と大阪市は湾岸部の人工島・夢洲へのIR誘致のため、市営地下鉄中央線をコスモスクエア駅から夢洲まで約3キロ延伸する計画を立てている。2014年の概算では約540億円の費用を想定している。

 吉村洋文市長は11月の市議会で多額の費用負担のあり方を問われ、市の特別会計で負担予定の202億円について、「受益者である(IRの)事業者に負担を求めていく」と述べた。

 府と市の幹部によると、すでに大阪で開業を希望する事業者に費用負担の説明を始めた。米国の大手IR事業者のMGMリゾーツ・インターナショナル日本法人のエド・バワーズCEOは、朝日新聞の取材に約200億円の費用負担を伝えられていると明かし、事業者に選ばれれば前向きに協力する考えを示した。

 ただ、カジノ開業に必要なIR実施法案は来年の通常国会に提出予定で、成立時期の見通しは立っていない。地下鉄延伸は、府と市が同じ夢洲に誘致をめざす2025年万博の構想にも含まれているが、「IRがなければ万博はできない」と府幹部は明かす。

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 えげつな、さすが大阪?それにしてもこの吉村市長、サンフランシスコとの姉妹都市解消など言っているが「やしきたかじん」の死亡時に夫人側についていろいろ問題のある弁護士活動をしていた人物で大坂維新のホープ、禄でもない。


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加計裁判があったことを知っていますか? 記者クラブという情報隠蔽装置  【田中龍作ジャーナル】

 20日、松山地裁で「加計裁判」の第1回口頭弁論があった。今治市民が、菅良二・今治市長を相手どり加計学園への補助金支出の差し止めを求めた訴訟だ。

 被告は今治市長なのだが、準備書面は計画が「アベ案件」であったことを冒頭から厳しく指摘する―

 本件は安倍晋三が長年の友である加計晃太郎(加計学園)に利益を与えるために、恣意的に加計学園を国家戦略特区区域計画に認定した案件である。

 安倍晋三が「私的利益」の為に恣意的に加計学園に開設を認めた学校法人への寄付などは地方自治法232条の2の「公益上必要がある場合」に該当しない。安倍晋三、加計晃太郎の「私益」の為の寄付、補助金の交付決定であり違法である。―ここまで準備書面

 裁判では、「補助金水増し請求」の物的証拠である獣医学部棟の設計図も審理の俎上に載る。「補助金詐欺」の民事責任を問うのである。

 報道すればするだけ安倍と加計の補助金詐欺が明らかになる。20日の第1回口頭弁論で原告団が裁判所に提出した準備書面を見れば一目瞭然だ。

 安倍を窮地に追い込むような裁判を、マスコミが報道できるわけがない、と思っていたら案の定そうなった。

 口頭弁論の後、弁護団が裁判の要点などを解説したのだが、場所は松山地裁内の司法記者クラブだった。

 加計裁判を新聞・テレビが報じるならまだしも、彼らが全国版で伝えた気配はないのだ。

 加計裁判に限ったことではない。国民の利益に関わる重大な事件であるにもかかわらず、新聞テレビが報じない。珍しくも何ともない。

 情報を独占し、あげくに報道しない。記者クラブという「情報隠蔽装置」は明らかに、国民の知る権利を侵害するものである。
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 国民の知る権利に蓋をする記者クラブ、これじゃ安倍に都合の悪いことは報道されないはずだ、新聞各社を集めて会食、これだ!!!








 Twitterコーナー、ご参考に

 慶應義塾大学経済学部の金子勝教授のツイッター

 元外務省国際情報局局長の孫崎享氏のツイッター

 自由党の 小沢一郎事務所のツイッター

 社民党参議院議員 福島みずほ氏のツイッター

 東京新聞 政治部のツイッター

 東京新聞 ほっとwebのツイッター

 市民連合のツイッター

 関西市民連合のツイッター

 SADL大阪のツイッター

 上智大学 中野晃一教授のツイッター

 法政大学法学部 山口二郎教授のツイッター


 その他、こちらもどうぞ 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 



昨日の神戸
 最低気温   2.8度(07:04) 前日差-0.6度)
 最高気温  11.3度(14:42) 前日差+0.8度)

  今朝の神戸最低気温   3.9度 (05:38)   12月下旬並み 平年より0.7度低い  
   、

今日の神戸の
   日の出     7時03分 (昨日 7時03分)
   日の入り   16時53分 (昨日16時53分)

       日の出は昨日と同じ、日の入りも昨日と同じだった

   今日の日の出から日の入りまでの時間: 9時間50分

       

 東北沖と黄海にあった高気圧は東へ進みそれぞれ太平洋東海上、四国沖に移動、低気圧が太平洋上に発生東に進んでいる、沖縄は曇り、その他の地域はほとんど晴れだった。
     
          
 明日の朝、四国沖の高気圧は関東沖の太平洋に移動、日本の大半を覆い朝鮮半島の西の低気圧が東へ、沖縄は曇り、九州から東北南部まで曇り、北陸、東北は所により雨、北海道は晴れから雨の予報。
     
     

 今朝は晴れ、今日も風は無く寒くなかった、結露はほんの少し、午後から雲が出てきて太陽が隠れた、下り坂か。
 今日の神戸の最高気温は 12.5度、昨日より 1.2度高く、平年より1.5度高かった。
 明日は曇りのち雨、朝の最低気温は 3.5度、最高気温は 13.3度、午後の最低気温は 11.0度の予報。



 台風

 台風27号(テンビン)はフィリピンとボルネオの間のスル海を発達しながら西に進んでいる。






不毛な憲法論議を見せられるとドイツやスイスが輝いて見える  (抄) Plus

2017-12-23 | いろいろ

ジャーナリスト田中良紹氏のヤフーニュースのコラムより

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不毛な憲法論議を見せられるとドイツやスイスが輝いて見える

 自民党憲法改正推進本部は20日に全体会合を開き中間とりまとめを行ったが、注目された9条改正は、安倍総理が主張する9条の1項と2項を残したまま3項に自衛隊を明記する案と石破茂氏らが主張する2項を削除して「国防軍」を創設する案の両論を併記したまま年を越すことになった。

 石破氏らが主張する2項を削除する案は2012年に自民党がまとめた憲法草案に基づく。1項の「戦争放棄」によって平和主義を維持し、しかし2項の「戦力不保持」と「交戦権の否定」は自衛隊が存在する現実とかけ離れているため削除する考えである。

 かつ「戦力なき軍隊」とされる自衛隊は警察と同様に国内法で縛られているため海外でのPKO活動などに制約がある。その制約を取り払うため諸外国と同じように国際法の適用を受ける軍隊にすべきだとしている。

 これに対し安倍総理が今年5月に突然言い出した案は9条をそのままにして3項を付け加え、そこに自衛隊を明記するというものである。現在のままだと自衛隊を違憲と主張する憲法学者が出てくるので、合憲であることを明確にするためだとしている。

 しかし現実に日本政府は自衛隊を合憲と解釈しており一部に反対する者がいるとしても大方の国民は自衛隊の存在を認めている。わざわざ3項を付け加え自衛隊を明記する必要があるのかという議論はある。護憲派も含めて国民の賛成を得やすくし改憲の実績を上げたいだけの不要な改憲論ではないかと言うわけだ。

 実は安倍総理の9条改正論はオリジナルなものではない。36年前に結成された右翼組織「日本を守る国民会議」は大衆運動方式で憲法改正を行うことを目標にした。そのときに作られた憲法改正草案にすでに3項を付け加える案が盛り込まれているのである。

 起草者は早稲田大学の学生時代に「新日本学生連盟」という民族派学生運動の委員長を務めた竹花光範で、当時は駒澤大学で憲法学を教える助教授であった。彼は「時代感覚や時勢にマッチし、かつ国民に理解される合理的内容の改正案」を主眼とした。そして「平和主義の原理そのものには手を触れず、しかし2項は削除する必要がある」と主張した。

 それでも反対運動を高まらせると判断した場合には別に3項を設け、「自衛戦争や自衛のための武力の保持が1項や2項によって禁じられるものではない旨の解釈規定を置くのも良い」としたのである。これが1項、2項をそのままにして憲法を変えていこうとする柔軟路線の始まりであり、安倍総理の9条改正案の原点といえる。

 「日本を守る国民会議」は学者、財界、政界、宗教界などに幅広い人脈を広げ、全国の市町村議会をターゲットに組織化を進め、護憲派の社会党議員や作家の野坂昭如氏らを招いてシンポジウムを行うなど「大衆受けを狙った新路線」に右翼運動を切り替えた。

 この「日本を守る国民会議」の後継が現在の安倍総理を取り巻く「日本会議」である。彼らの第一の目標は「改憲アレルギーの排除」にある。そしてその柔軟路線の原点を作った竹花はいったん改憲に成功すれば、あとはスムーズに目標とする憲法改正が成し遂げられると考えた。

 ポイントは天皇の元首化と軍隊の保持にあるが、それ以外にも国会に関わる憲法の規定を変えて国会より内閣を優位に置くことが意図された。中曽根政権が誕生した1981年と時を同じくして始まった右翼運動の大衆運動方式による憲法改正戦略は、安倍政権によって実現への一歩を踏み出せるかどうかというところまできたのだ。

 ・・・・・。




別Webより Plus

 先の総選挙で共産党の志位委員長は憲法9条の2項を守ることの重要性を力説した。2項があれば海外に自衛隊が出て行くのを阻止できると言った。しかし今でも集団的自衛権の行使容認という解釈改憲によって自衛隊は米国の要請で地球上どこにでも出て行くことができる。

 問題は日本政府が容認の「限定」の幅を狭くとるか広くとるかで対応に違いが出るということではないか。トランプ大統領と安倍総理の関係を見ればその「限定」はないに等しく見える。安倍総理はトランプ大統領から頼まれれば断れない関係にあると見える。それが問題なのである。

 従って先の総選挙は安倍総理を続投させるかどうかを問う選挙だった。政権交代になるとは思わないが、自民党が単独過半数を割れば安倍退陣は確実だった。そして自民党の別の誰かが総理になり、その方が自衛隊のリスクを減らす可能性があった。

 従ってフーテンは共産党が希望の党を敵視するより、安倍退陣を実現するための選挙協力に力を入れるべきだと思ったが、「保守のリベラルつぶし」という野党内の対立感情だけが前面に出て安倍総理に利益をもたらす結果になった。

 しかも9条2項を残すことが正しいかのような印象を共産党が国民に与えたことは、右翼勢力が36年前から実行してきた戦略に道を開くことになる。石破案より安倍案の方が平和主義に見えるようなことになれば本末転倒である。

 フーテンは第二次大戦後に憲法9条を盾に再軍備を拒否した日本と、憲法を改正して再軍備した西ドイツを比較して考えることがある。両国とも戦争にはこりごりしたはずだが、ドイツは再軍備し、しかし戦前とは異なる「市民の軍隊」を作り徴兵制を敷いた。

 一方の日本は米国に安全保障を全面的に委ね、米国がいなければ何もできない国になった。しかし軍事費を抑制し、戦争に出兵することなく、戦争のおかげで経済成長を成し遂げたことは憲法9条の絶大なる効果である。

 しかしそれが米国の怒りを買い、安全保障を米国に委ねている弱みから経済でも米国の言うことを聞かなければならなくなった。

 米国は日本にどんどん兵器を買わせて米国への従属度を強め、米国の戦争に巻き込まれる可能性は年を追うごとに高まっていく。9条を守っていれば平和でいられるというのは本当なのか。それよりもどの国とも「戦争をしない」と条約を結び中立でいることの方が平和でいられるのではないかと思うときがある。

 かつて日本は「東洋のスイスたれ」と占領軍のマッカーサーから言われたと聞いた。スイスは永世中立国であるからどの国とも戦争をしない。従ってどの国とも同盟など結ばない。だからスイスはEUにも入らない。自主独立でなければ中立国にはなれない。

 そのスイスはしかし約束を破られた時のために武装する。武装して最後の一人まで戦う気概を各国に示している。それが抑止力である。だから誰もスイスを侵略しようとは思わない。核戦争に備え国民は核シェルターを持つことが義務づけられる。もちろん国が補助金を出して支援する。ミサイル防衛に予算を使うより国民の安全のために予算を使う。

 軍隊は国連のPKO活動に積極的に参加する。しかし戦闘行動は行わず後方支援に当たるという。とにかく敵を作らないことが平和を維持する基本である。従って専守防衛に徹し侵略用と疑われる武器は持たない。また安全保障の重要な施策として食糧自給率を向上させる。山国で農地面積は少ないと思うが自給率51%で日本の38%より高い。

 しかしそのためには軍隊を持ち徴兵制を敷き独立自尊の生き方をするのである。訳のわからない憲法論議を見せられていると日本が目指すべき国は今やEUの中心となったドイツか、あるいは永世中立国のスイスではなかったかと考えてしまう。
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