阪神間で暮らす-2

テレビを持たず、ラジオを聞きながら新聞を読んでます

I am not Abe.   安倍内閣「信頼できない」 石破派が総裁選向け批判ジワリ

2018-06-05 | 日記




 世界に対し、安倍首相がやっていることが本当の日本の姿じゃないと思い、 『 I am not Abe、 』 と声をあげる、Yuriko & Maeharaも追加だな。



   2017年都議選票前日の7月1日、安倍首相の「ホームグラウンド」とも言われているJR秋葉原駅前で、安倍首相は都議選初の街頭演説を行った。同駅前には日の丸の小旗を振る自民党の支援者が集まったが、聴衆の一部からは「安倍辞めろ」「安倍帰れ」などのコールが発生。声は次第に広がり日の丸の小旗を持った人達も「帰れ」「帰れ」とコールした、これに対して首相は「人の演説を邪魔するような行為を自民党は絶対にしない」と怒りを露わにした。いつも国会で率先してヤジを飛ばしているのに! 
   
そして聴衆を指差しながら一際大声で言い放ったのが
   「こんな人たちに負けるわけにはいかない」




  2017年2月17日の衆議院予算委員会において、「私や妻が関係していたということになれば、まさにこれは、もう私は総理大臣も、そりゃもう、間違いなく総理大臣も国会議員も辞めるということは、はっきりと申し上げておきたい」


  14年の選挙の時は『来年10月の引き上げを18カ月延期し、そして18カ月後、さらに延期するのではないかといった声があります。再び延期することはない。ここで皆さんにはっきりとそう断言いたします。平成29年4月の引き上げについては、景気判断条項を付すことなく確実に実施いたします。3年間、3本の矢をさらに前に進めることにより、必ずやその経済状況をつくり出すことができる。私はそう決意しています。』 と言っていた。


  元官僚の古賀茂明氏は氏の著書「国家の暴走」に安倍首相の事を
  「この人物は、いとも簡単に、しかも堂々と、嘘をつける人間なのだ。」 と書いている。


 安倍政権が進めるアメリカのためのTPP批准に反対します。


  忘れていませんよ、12年の選挙時に貼られたポスター、どうなっているでしょう。
  言っている事とやっていることがさかさま。安倍自民は単にアメリカの隷属政党。

  「日本を耕す自民党」と言うのは外資に対し日本から搾取しやすいようにする。事か?
  「ウソつかない。」自体が嘘



  TPP、ISD条項で日本の国家主権は破壊されコングロマリットの餌食に
  

  農業だけじゃないよ、食料、医療、特許、環境、労働、投資、衛生植物検疫、越境サービス など21分野

  自民党が2012年暮れの衆議院選挙で公約したTPPに関して、自民党のウェッブをチェックしよう。

   
 拡大すると
   



 安倍政権の進めるアメリカのための戦争法施行および帝国憲法への改憲に反対します。



 〈あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。世界によって自分が変えられないようにするためである〉ガンジー

 〈一番こわいものはテロリストでも大不況でもなく、いつの間にか私たちがいろいろなことに疑問を持つのをやめ、気づいた時には声すら自由に出せない社会が作られてしまうことの方かもしれません〉アメリカで医療破産したある女性(堤未果、ルポ貧困大国アメリカⅡより)




 06/05(火)

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中村愛媛知事がまた一撃 加計理事長に「会見を開くべき」  【日刊ゲンダイ】

 安倍政権にダメージを与え続けている愛媛県の中村時広知事が、また一撃を繰り出した。いっこうに姿を現さない加計学園の加計孝太郎理事長に対し「記者会見を開くべきだ」と注文をつけたのだ。

 4日、加計理事長が記者会見を開くよう、学園サイドに伝えたと記者団に明らかにした。「コンプライアンスとガバナンスの問題は最高責任者の範囲だ。トップとして対外的に説明する方に重きを置いて欲しい」と語った。

 さすがに、加計理事長に会見を求める声は、自民党からも上がっている。田村憲久政調会長代理は、NHKの討論番組で「加計さんが会見するのもひとつではないか」と発言している。

 はたして加計理事長は会見を開くのか。日刊ゲンダイが加計学園に質問状を送ると、「貴紙からのご質問には対応できません」との回答だった。

■“腹心の友”はどうする?

 しかし、加計理事長は、中村知事の要請を「やらねーよ」と無視できるのかどうか。加計学園の獣医学部は、事実上、愛媛県から3年間で31億円の支援を受けることになっているからだ。場合によっては、愛媛県が補助金を支出しない可能性もある。

 すでに中村知事は「見直しもあり得る」と記者団に答え、最新号の「週刊現代」では「愛媛県は黙ってカネを差し出すほど、お人好しではありません」とコメントしている。ただでさえ、入学者が減っている加計学園は、愛媛県からの補助金を切られたら経営が傾く可能性がある。

 このまま会見を開かなければ、中村知事だけでなく、愛媛県議会も黙っていないだろう。加計問題に詳しい福田剛県議がこう言う。

「獣医学部には、今治市が3年間で93億円を補助し、県は今治市に31億円を補助することになっています。県と市に支援を求めるのなら、トップである加計理事長が県民と市民に説明するのは当たり前です。トップの説明のないまま巨額の税金を支出することは、有権者も納得しないはずです」

 はたして加計理事長は、会見を選ぶのか、補助金を選ぶのか。よく考えるべきだ。それとも“腹心の友”に泣きつけば、なんとかなるのか。
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 知事は形式を整えたいだけか、仮に加計理事長が記者会見しても嘘をつき真実を話すはずがない、それで真実なぞ出てこない、記者会見の発言で県文書との齟齬が出た場合は減額するのか。
 


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安倍内閣「信頼できない」 石破派が総裁選向け批判ジワリ  【日刊ゲンダイ】

 通常国会終盤を迎え、自民党内で9月の総裁選に向けた動きがジワリと出てきた。

 田村憲久政調会長代理は3日、NHKの討論番組で加計学園の獣医学部新設疑惑を巡り、「加計さんが記者会見するのもひとつ」と発言。これまで一度も公の場で発言していない加計孝太郎理事長の記者会見の必要性を指摘した。

 鴨下一郎元環境相は同日、鳥取市内で講演。自身が理事を務める日本大学のアメフト部悪質タックル事件に触れ、モリカケ疑惑に絡めて「どちらも国民を納得させる説明が必要。国民を中心に考え、襟を正さなければいけない」と安倍内閣を批判した。

 この2人はともに、9月の総裁選に出馬する予定の石破茂元幹事長が領袖を務める石破派のメンバー。当の石破氏は同日、鳥取市内で記者団に「総理の言うことを相当多数の国民が信頼できないと言っている。この状況がよくないことはみんな分かっている」と語った。
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 単なるアドバルーンじゃダメなんだ、しっかりとアベ下しに踏み出さないと。
 


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あきれた麻生節 職員20人処分も「改ざん組織的ではない」  【日刊ゲンダイ】

 国会と国民を1年以上も愚弄し続けた罪の意識は毛頭ないのだろう。森友問題の決裁文書改ざんや交渉記録破棄について、カナダを訪問中の麻生財務相が2日(日本時間3日)、「組織的ではない」と言ってのけた。あくまで理財局の一部職員による行為との認識を示し、問題の矮小化を狙った発言だ。

 麻生財務相は「大蔵省(財務省)という全体の組織で日常的に行われているわけではないという意味で組織的ではない」と説明。「理財局の国有資産の中の一課が主たる人たちで、それ以外の人は全く関係なかった人たちがほとんどだ」と強調した。

 財務省は4日午後、改ざん問題の調査結果と関係職員の処分を発表。改ざんは300カ所に及び、事実上指示した佐川宣寿前国税庁長官をはじめ、処分される職員は近畿財務局を含め約20人に上る。

 証拠隠滅が目的の組織的な改ざんを今なお、「書き換え」と表現し、「白を黒にしたとかいうような悪質なものではない」と居直る麻生財務相。部下が民主主義に対する裏切り行為を働いた問題を軽視し、その責任も取らず、続投する意向だが、こんな認識の人物に再発防止の指揮を執ることなど不可能だ。
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 あきれた副総理、あなたは組織の上に立つ人ではありません、アベと同様。
 


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“漁夫の利”財務省 次官人事巡る「麻生vs菅」の暗闘に勝利  【日刊ゲンダイ】

 異例の2トップ不在で注目された財務省の幹部人事は、次官に星野次彦主税局長(58)、国税庁長官に飯塚厚関税局長(59)が起用される方向となった。財務次官人事を巡り、水面下で繰り広げられた「麻生財務相vs菅官房長官」の暗闘は結局、先手必勝の漁夫の利で財務省が勝利したと言える。

 次期次官人事で財務省の本命は、岡本薫明主計局長(57)だった。ところが、岡本氏は森友学園問題の決裁文書改ざん時に文書管理や国会対応を担う官房長だったことから、「1回休みで傷をつけないよう温存する」(財務省関係者)方針が早々に決定。来年、岡本氏に引き継ぐまでの“ワンポイントリリーフ”の人物が定まらず、人事案は宙に浮いた状態だった。

「来年、岡本さんを次官にするためには今回、岡本さんより入省年次が下の人にはできない。そこで突如浮上したのが、浅川雅嗣財務官(60)と森信親金融庁長官(61)でした。どちらも前例のないポストからで、通常ならあり得ない人事なのですが、浅川氏は麻生氏が首相だった時の秘書官で麻生氏の覚えがめでたい。一方の森氏は菅官房長官の大のお気に入りで、金融庁長官を異例の3期も務めている。そんなことから2人の名前が挙がり、麻生氏vs菅氏の戦いと見られていたのです」(与党幹部)

■透けて見える安倍3選への執念

 霞が関の幹部人事を牛耳るのは官邸直轄の内閣人事局だ。森金融庁長官の名前が一部で報道された際、不祥事続きの財務省に対し、菅が人事で介入してくる――と、財務省は警戒モードだった。

 最終的に財務省は、星野主税局長を次官に起用することにしたわけだが、主税局長→国税庁長官という既定路線を変えてでも、官邸の介入を退けた形だ。

 この人事で確定すれば当然、安倍首相も「了承の上」ということになる。

「安倍首相が財務省の意見を取り入れたのは、総裁選で財務官僚の守護神である麻生氏の支援が何としても必要だからだろう。財務相を辞めさせないのもそれが理由。安倍さんの総裁3選への執念が透けて見えます」(前出の与党幹部)

 次官が誰になろうが、首相と財務相が代わらない限り財務省の“忖度体質”も変わらない。
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 まず頭から腐りだす、その腐った頭を取り換えるか腐った頭を載せている身体自体を取り換えないと日本はないよ。
 

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櫻井氏コラムで産経新聞が訂正 慰安婦問題 訴状めぐり  【朝日新聞】

 産経新聞は4日付朝刊で、ジャーナリストの櫻井よしこ氏が2014年3月3日付で寄稿したコラム「美しき勁き国へ 真実ゆがめる朝日報道」に誤りがあったとして訂正記事を載せた。櫻井氏は、元朝日新聞記者の植村隆・韓国カトリック大客員教授が起こした民事訴訟の中で誤りを認め、訂正を約束していた。

 櫻井氏は14年のコラムで、植村氏が韓国人元慰安婦・金学順さんの証言を掲載した1991年の朝日新聞記事を批判。「金学順氏は後に東京地裁に訴えを起こし、訴状で、14歳で継父に40円で売られ、3年後、17歳のとき再び継父に売られたなどと書いている」と記した。だが、金さんの訴状に「40円で売られ」「再び継父に売られた」との記述はなかった。

 植村氏は、自分の記事が雑誌などの櫻井氏の文章で「捏造」とされて名誉を傷つけられたとして、櫻井氏と出版3社を相手取り、15年に札幌地裁に提訴。植村氏の指摘を受けて櫻井氏は今年3月の本人尋間で、「間違いですから訂正したい」と約束していた。

 約束を受け、この訴訟で櫻井氏とともに被告となっている出版社ワックは5月26日発売の月刊「WiLL」7月号で、櫻井氏寄稿の同誌14年4月号論文での同様の誤りについて訂正する記事を掲載した。

 植村氏はこの訴訟とは別に、櫻井氏による14年の産経新聞のコラムについて、訂正記事の掲載を求める調停を昨年9月に東京簡裁に申し立てていた。

 植村氏は4日に記者会見し、産経新聞の訂正について「櫻井氏が私の記事を『捏造」と呼ぶ根拠が大きく崩れた。事実に基づかない慰安婦報道を正すという点で前進があった」と述べた。

 産経新聞社広報部は朝日新聞の取材に、「4日付紙面に掲載した訂正文のほかに申し上げることはございません」と回答した。
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 過ちを認め正したんだからいいんだろう。
 
 

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問われるのは自民党の責任だ  【日刊スポーツ】

 ★「閉会後にのろしを上げるのかと思っていたが、国会が延長になることからどうやら野党の攻撃との相乗効果を狙うようだ」とはある自民党議員の声だ。9月にある自民党総裁選挙。政権は既に強引な政治を行う死に体ながら、首相・安倍晋三を支える官邸の政治家や官僚、側近たちによってあたかも何事もないように振る舞っているが、既に自民党の物差しから見ても相当に逸脱した内閣といえる。

 ★それでも自分たちが選び支えた総裁を引きずり降ろすことは並大抵ではない。ただ国民から信用されず、責任を取らない政治の横行を阻止できなくて政権政党の責任はないのだろうか。冒頭の自民党議員の声は1つは党総務会長・竹下亘の「役所の不祥事も最終的には安倍晋三首相の責任であり、それぞれの担当の政治家が真正面から受け止めるのが政治のあるべき姿だ」との発言。もう1つは元首相・福田康夫の「おとがめなしになってしまったのは、あの事件で(近畿財務局職員が)自ら命を絶ったことはどうなるのか、ずいぶんギャップがある」の一言。「一点の曇りもない」と言い張る政府への直言だ。

 ★そして元環境相・鴨下一郎は「日大の理事をやっている。これからどういうふうに、違反タックルをやったあの学生を救済するのがいいのか、大人たちがどう責任を取ったらいいのか」と日大と今の政局をなぞらえ責任問題に言及した。また政調会長代理・田村憲久は「加計さんが記者会見をするのも1つではないか」と首相の友人で国会で議題になって以来、公の場所に一切出てこない加計学園理事長・加計孝太郎を引っ張り出すべきとの考えを示した。鴨下、田村は石破派ではあるが、党内の危機感と自浄能力が言わせたことも分かる。国会開会中に事態は動きだすか。問われるのは自民党の責任だ。
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 このまま逃げ切れるなんて考えているんじゃないだろうな、それにしても鈍いのが自民党内部の動き、石破、野田、進次郎、どうするのだ。


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加計学園補助金 見直し「考えず」 愛媛知事  【朝日新聞】

 学校法人「加計学園」の獣医学部(愛媛県今治市)の新設をめぐり、県の文書に書かれている学園の加計孝太郎理事長と安倍晋三首相の面会はなかったと学園が県に謝罪した問題で、中村時広知事は4日、県が支出する補助金の見直しを「考えていない」と述べた。学園に対し、加計氏の記者会見を要望したことも明らかにした。

 県の文書には、2015年2月に首相と加計氏が面会したと学園から報告があったと記載。学園は今年5月26日、「実際にはなかった総理と理事長の面会を引き合いに出した」とするフアクスを報道各社に送付し、同31日に渡辺良人事務局長が県幹部を訪ねて謝罪した。

 中村知事は同日、台湾出張中で、今月4日に正式な報告を受けたという。県が学園に補助金を出す今治市に対して3年間で約31億円を補助することについて、「(面会があったかなどは)それぞれがきちんと正直に言えば問題ない」と述べ、現時点での見直しを否定した。

 面会が無い場合は県文書に複数の矛盾が生じるとの指摘には「国が正しく認可を下ろしたら(県は)それに基づいてやるという立場。あまり意識していない」とした。学園に対し、学部設立の過程に問題がなかったとの確約を文部科学省に取るよう求めたという。

 加計氏本人の説明がないことには、「コンプライアンスの問題として、理事長にぜひ記者会見をして説明していただけないかと申し上げている」とし、「もう謝罪は受けた。県庁に来ないから許さないなんて全然ありません」と述べた。


「虚偽説明は背信行為」声明 教組、学園執行部を批判

 加計学園が岡山理科大獣医学部の設置に向けて、「実際にはなかった総理と(加計孝太郎)理事長の面会を引き合いに出して、愛媛県などに誤った情報を与えた」と釈明している問題で、同大の教職員らの組合が「(県などに)虚偽の説明をしたことは、自治体や国民への重大な背信行為。教育機関としても許されない」と学園執行部を批判する声明を出した。

 5月末発行の組合ニュースで「教職員の地道な教育への努力を根底から台無しにする行為」「入試に深刻な影響をもたらすことが懸念される」と批判。理事長や執行部に対し、公の場で説明するよう要望書を提出したことも明らかにした。
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 何か知事発言が後退したような感じ、国から補助金か官房機密費で35億円ほど出たのかな?
 加計学園の組合の言っている事は間違っていない、これから先加計学園の入学希望者は減るだろうから。


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嘉手納基地飛来のCV22オスプレイ 24時間たたずに離陸  【沖縄タイムス】

 【嘉手納】米軍嘉手納基地に飛来していた米空軍のCV22オスプレイ4機が5日午前9時20分、ヘリモードで南側滑走路から相次ぎ離陸した。同機は4日午後に嘉手納基地へ初めて飛来しており、24時間たたず飛び立った格好だ。

 一方で「嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会」(三連協)は5日午前8時から、CV22も含めた米軍機の緊急の目視調査を実施している。米本国から暫定配備されているF22最新鋭ステルス戦闘機、常駐機のF15戦闘機が訓練しており、午前8時半過ぎにはF15の離陸時に105・7デシベルを記録した。

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 米軍自体はトランプ大統領の動きと関係なく朝鮮半島有事に備えて訓練をしているんだろうし、トランプをひっくり返すために軍が暴発し朝鮮半島に紛争を起こすつもりかも。


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「米軍、政府のいいなりだ」 海上に響く抗議の声 辺野古新基地の護岸造成工事  【琉球新報】

 「ドン、ドン、ドン」「ゴゴゴゴゴ」。梅雨にもかかわらず青空が広がる名護市辺野古の海上では5日午前も、新基地建設工事が進められている。

 本来穏やかで静かなはずの海上には、新基地建設に反対する市民の抗議船2隻とカヌー14艇、そしてそれを阻止するため出動する沖縄防衛局や警備隊のゴムボードなどが洋上を駆け巡る。

 「沖縄にこれ以上、基地は造らせない」「米軍、政府のいいなりで恥ずかしくないのか」。市民が声を張り上げるのを横目に、オイルフェンス越しでは「K4護岸」の整備が着々と進む。

 あと100㍍もすれば辺野古崎に到達する勢いだ。

 ただ、市民もまだまだ諦めていない。カヌーの初心者教室には3人が参加し、現場での抗議活動に備えている。
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 暴力集団海上保安庁の「海猿」に負けない、カヌー隊、フロートを乗り越え基地反対を叫ぶも工事は・・・・。
  






 Twitterコーナー、ご参考に

 立教大学大学院特任教授・慶應義塾大学名誉教授の金子勝氏のツイッター

 元外務省国際情報局局長の孫崎享氏のツイッター

 自由党の 小沢一郎事務所のツイッター

 社民党参議院議員 福島みずほ氏のツイッター

 東京新聞 政治部のツイッター

 東京新聞 ほっとwebのツイッター

 市民連合のツイッター

 関西市民連合のツイッター

 SADL大阪のツイッター

 上智大学 中野晃一教授のツイッター

 法政大学法学部 山口二郎教授のツイッター


 その他、こちらもどうぞ 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

    
 

 

    
 

 

 

    
 

    
 

    
 



 

 

 

    
 

 

 

 

 

 

    


 

 

 

 

    
 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 



 



昨日の神戸
 最低気温  19.9度(04:55) 前日差+0.6度)
 最高気温  28.3度(14:34) 前日差+2.4度)

  今朝の神戸最低気温  20.0度 (04:46)  6月中旬並み 平年より1.1度高かった  
   、

今日の神戸の
   日の出     4時46分 (昨日 4時47分)
   日の入り   19時09分 (昨日19時09分)

       日の出は昨日より一分早く、日の入りは昨日と同じ


   今日の日の出から日の入りまでの時間: 14時間23分。

       

 日本の南岸を中国、台湾方面から東に伸びる前線が蛇行しながらも少しづつ本州に近づいている、中国に二つの高気圧がありゆっくりと東へ進んでいる、。
 沖縄は晴れ、九州は雨、四国、中国、近畿は晴れのち曇り、雨、東海は曇り、関東は曇り、北陸、東北は晴れ、北海道は晴れ。
     
          
 明日の朝、前線の低気圧が紀伊半島の南海上にあり西日本に影響、中国の高気圧が東シナ海の東方部分へ進み西から天気が回復する見込み。
 沖縄は晴れ、九州は曇りのち雨、、四国から東海まで雨、関東は曇りや雨、北陸は曇りで夜に雨、東北は曇りや晴れで南部では所により雨、北海道は晴れの予報。
     
     
     
     
 今朝は晴れ、山はすっきり、その後雲の量が増え曇り空に、気温はそれなりに上がるが今日も湿度が低くさらっとしている、昨日より2度低かったが夏日。
 今日の神戸の最高気温は  26.3度、昨日より 2.0度低く 平年より 0.5度高かった、今日の最高気温は6月中旬並みだった。
 明日は雨、朝の最低気温は 19.5度、昼の最高気温は  23.9度、夜の最低気温は  20.5度の予報。







三上智恵の沖縄撮影日記 第81回:文子おばあ、石垣島へ

2018-06-05 | いろいろ

より

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文子おばあ、石垣島へ



 文子おばあがノーベル平和賞にノミネートされた! 想像してもみなかった展開である。

 2006年、初めて彼女にインタビューした時、のっけから「なんね? あんたは。私は戦争の話はしないと言ってるの!」と怒られた。それでも、以後なんだかんだと私は文子おばあにまとわりついた。

 南部で地獄のような戦場を彷徨い、戦後は辺野古に住む文子さん。彼女にフォーカスした理由は、戦争と、基地問題で揺さぶられ続ける辺野古をつなぐ貴重な存在であるということにとどまらない。その短気で直感的な感性の持つ魅力、情に脆く、涙もろく、人を拒むように見せていながら自分の傷を隠そうとしない、意地と弱さのバランス。わたしが惹きつけられる要素をいくつもいくつも持っている女性だった。

 「あんたは不思議だね。怒られても、喧嘩しても、また『おばー』といって、ここにくるんだからね」

 呆れたようにそういう島袋文子さんとわたしの奇妙な関係が、あれから12年続いているわけだが、まさかノーベル賞委員会からノミネートの知らせを受ける存在になるとは、思ってもみなかった。まあ、正確にいうと、70年余り平和運動に取り組んできた沖縄の人たち、という位置付けで、翁長雄志知事や山城博治さんを含む8氏2団体がグループで推薦されて、見事ノミネートに至ったというもの。文子さんはワンノブゼム、である。

 2018年のノーベル平和賞には330の個人と団体がノミネートされているというから、10月に見事受賞という運びになるかどうかは大変狭き門である。が、沖縄の人たちの平和を希求するたゆまぬ努力が国際社会で認知されていることは、何より勇気づけられる事実だ。その中でも、我らが文子おばあが大切な存在だと認められているのも、勝手な身内感覚ながら誇らしい。

 その文子おばあは先月上旬、体調を崩し入院していた。相当きつかったようで、あとで聞いたのだが、入院中、わたしもいよいよこれまでかなと思ったそうだ。ところが退院してすぐにわたしに電話があり、唐突に「八重山に行きたい」と言う。なんでも、石垣島の山里節子さんが、おばあのためのとぅばらーま(八重山伝統の抒情詩・唄)をいくつも作ってくれているのだが、新たな一作が手作りのサーターアンダギーとともに届いて、文子さんはその内容に涙して、節子さんに会いに行きたい、と訴えているのだ。

 その歌詞の内容は、私の感性で現代語訳すれば

 「水は流れて行くけれど、堰き止めることだってできる。だから文子おばあも、時間の流れを堰き止めて、もう年をとらないでいてください。ずっと今のまま、元気なまま、私たちに力をくださいね」

 という、節子さんらしい、お茶目で尊敬と愛が溢れている歌だった。私は、自分の二つの映画のそれぞれ主人公である二人の女性が相思相愛になって行く様を、とても嬉しく見ていた。しかし、突然石垣に行きたい、と言われても……。

 ちょうど、5月16日に自衛隊配備について予定地に近い於茂登で市長と住民の意見交換会があり、私は一泊で行くつもりでいた。でも、車椅子を押しながら撮影は出来ない。逡巡しつつも、私は一泊で来週行くけれど、と伝えると「私は行くならば、一泊というわけにはいかんさ。二泊はしないと」とケロっという。えーと、私も予算も時間も厳しいんだけどな、と言いかけたが、恩返しをするチャンスでもある、と思い直して「よしわかった。航空券も宿も任せて。体調次第でドタキャンも覚悟で段取りします」と言った。

 自衛隊のミサイル基地に抗う地元の人たちを応援したい、こんな機会は願ってもないと、文子さんは於茂登に行く気も満々だった。辺野古の、数えで90になるおばあが現地に来てくれたと、喜んでくれる人もいるかもしれない。早速相談すると、幸い山里節子さんも大歓迎。あっという間に受け入れ態勢を作って下さった。そしておばあのお世話をしながら石垣まで同行してもいいというSさんのご厚意も得て、80代、60代、50代の女3人の珍道中となった。

 大好きな文子おばあの前では少女のように無邪気になる石垣の節子さん。彼女がおばあのために用意していたプログラムは完璧だった。八重山古謡の会に招いたり、手作りの晩餐会を開いたり、節子さん自らハンドルを握りつつ、観光案内に加え、要所要所に古謡やわらべ歌や即興曲が挿入される。歩くように気ままに停車するその運転は、きっと私だけではなく他のドライバーもドキドキさせたと思うが、それも石垣島ならではで、クラクション一つ鳴らされなかった。私も、お手伝いもしながらで撮影に徹することは出来なかったが、なるべくこの奇跡的な旅の一部始終を記録すべく頑張った。その様子は、いつか何かで出したいけれど、あまりに中身の濃い時間だったので「文子おばあとセッちゃん」というテーマは今回は出し惜しみをすることにする。動画は、自衛隊配備の現場の話だけを編集した。

 でもその前に一つだけ、節子さんの魅力に痺れたエピソードを紹介する。

 風光明媚で石垣観光のハイライトである川平湾に文子おばあを案内したときのこと。エメラルド色のグラデーションの海を間近に眺めてもらおうと、白砂の上まで車椅子を移動させると、文子さんは足で白砂を掻き分けながら、「なんて綺麗な砂だろう! 真っ白で柔らかくて。ビニール袋がなかったかね、少し持って帰りたいけれど」と言った。

 Sさんと私は袋を探したけれどなかったのでなす術なく立っていると、節子さんがサッと浜に自生する植物の大きな葉っぱを2、3枚ちぎり、いたずらの準備をする小学3年生の少女のような顔をして、重ねて広げた葉の上に砂を集め始めた。そして首にかけていた白い手ぬぐいで葉っぱごと白砂を包み込んで縛り、器用に持ち手まで作って大きなおにぎりほどの包みを作った。そして得意げに私たちに見せて、目をキラキラさせながらおばあにプレゼントした。

 80歳の節子さんから89歳の文子おばあへの贈り物は、川平の白砂の葉っぱ包み。この、1円もかからないけれどおばあの最高の笑顔につながるギフトをとっさに繰り出す技を、この砂だけではない、旅のいろんな場面で私は見た。

 誰かを自分のフィールドに案内して喜ばせたい、という状況に誰でも立つことがあるだろうが、今回、節子さんはじめ八重山の人たちが文子おばあに見せた歓迎は格別だった。数えきれず訪れたこの島だが、おばあと同行したからこそ、その底抜けの情けの深さに唸らされた旅だった。

 さて、本題はここからだ。奄美も宮古島も新たに配備される陸上自衛隊のミサイル部隊の基地建設が着手され、どんどん進んでいく状況の中、予定地の住民が結束して抵抗している石垣島が今や最後の砦となっている。しかし、容認派の中山市長が再選され、包囲網はジリジリと狭めらる中で、市長が「意見交換会」なるものを於茂登、開南という2地区を対象に今月16日に実施すると通告してきた。

 この問題が持ち上がった3年前から、地元ではまず、国や防衛省を交えずに市長と住民で話し合いたいと要望していた。それがついに開催された。しかし、この日参加者はたったの7人。ほとんどの住民が、遅きに失した「意見交換会」をボイコットした。これだけの報道を見れば、話し合いを望んだのに拒んだのは反対している住民、と早合点しそうだが、経緯は全く逆だった。

 おととしの暮れ、「年明けに住民と意見交換をする」と言ったはずの中山市長が、その年内に自衛隊基地建設をめぐる手続きの開始を許可してしまった。住民軽視に憤る公民館長らは、まずは約束を破ったことを謝って、手続き開始を撤回して、ちゃんと市長として住民と向き合ってほしいと訴え続けた。ところが謝罪も撤回もなく、面会もままならず、こじれにこじれた末に「公民館という自治組織が話し合いに応じない」からと、行政の力で地域の学校の体育館を借りて意見交換会なるものを強行した。これには学校の父母らも反発した。賛成反対はさておき、学校施設を政治的なことに利用するのはやめてほしいと要請。しかし全ては無視され、このイベントは強行された。出席すれば、手続きは踏んだとしてアリバイに使われる。出席しなければ、意見を聞くために地域に出かけて行ったが住民は応じてくれなかったという構図が作られる。

 思案の末、住民らは、このやり方自体がおかしいと会場の外で訴えながら、地域を限定せずに広く市民と意見交換ができる場を作って欲しいと要請書を市長に手渡すことにした。しかし、動画にある通り、中山市長は完全に無視して会場に入ってしまった。

 『標的の島 風かたか』の主人公の一人である、元於茂登公民館長の嶺井善さんの苦悩の表情に、胸が締め付けられる思いだった。この3年で、農業に誇りを持って地域をリードしてきた精悍な顔つきだった嶺井さんが、眉間の深い皺、覚悟を決めた目つき、深い悲しみや怒りを宿したオーラを放っていた。誰が、彼をここまで追い込んできたのか。何がこの地域を分断させようとしているのか。いばらの道を団結力で乗り越え歩んできた開拓団の村を、今さらに苦しめようとする力を私は心の底から憎む。

 20年以上、辺野古の基地建設に抗ってきた文子おばあは、この集会で「これは八重山の問題ではない。私たちみんなの問題です」と切り出した。沖縄が今またどんな残酷な運命に引き込まれようとしているのか、彼女にはよく見えているのだ。

 「73年前、日本の軍隊が沖縄に入ってきた時、私たちを守るものだと信じて自分たちの食べ物もみんな差し出したけど、軍隊は住民を守るものではなかったんです」

 沖縄戦を一言で総括するなら、毎度同じことを書いていると言われようが、おばあの言う通り「軍隊は自国民を守るものではなかった」という一言に尽きるのだ。第32軍の幹部だった神直道参謀は戦後、インタビューに答えてこう暴露している。「沖縄戦で、住民を守るということは、作戦に入っていなかった」と。では、自衛隊はどうなのか。悪しき日本軍の伝統を引き継いだのか、断ち切ったのか。そんな一番大事な沖縄戦の失敗が繰り返されないという確信を、容認している人たちは本当に得ているのだろうか。

 「私は悔しいです」。文子さんは言った。

 「皆さんのお爺さんお婆さんは、もう戦争がわからない世代です。あの苦しみを伝えられなくなってる。生き残った私には、それが悔しいんです」

 なぜ、たくさんの血を吸ったこの島で、戦争の教訓が学ばれないのか。文子さんはギリギリと悔しがっている。心配、ではなく、くやしい、のだ。あのおびただしい死は無駄だったのか。いっそ死んでいた方が楽だと繰り返し思った戦後の苦しみは、意味がなかったのか。またも魔の手が忍び寄る石垣島に、死ぬ前に一度行って伝えることは伝えておきたい。節子さんに会うことだけでなく、おばあが切羽詰まって私に石垣に連れて行けと行ったのはこのことだったのだと、文子さんの一途な執念にまたも圧倒された瞬間だった。



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