阪神間で暮らす-2

テレビを持たず、ラジオを聞きながら新聞を読んでます

I am not Abe.   近畿財務局職員 昭恵夫人の「いい土地」発言の記録認める 昭恵の関与、証言を

2018-06-13 | 日記




 世界に対し、安倍首相がやっていることが本当の日本の姿じゃないと思い、 『 I am not Abe、 』 と声をあげる、Yuriko & Maeharaも追加だな。



   2017年都議選票前日の7月1日、安倍首相の「ホームグラウンド」とも言われているJR秋葉原駅前で、安倍首相は都議選初の街頭演説を行った。同駅前には日の丸の小旗を振る自民党の支援者が集まったが、聴衆の一部からは「安倍辞めろ」「安倍帰れ」などのコールが発生。声は次第に広がり日の丸の小旗を持った人達も「帰れ」「帰れ」とコールした、これに対して首相は「人の演説を邪魔するような行為を自民党は絶対にしない」と怒りを露わにした。いつも国会で率先してヤジを飛ばしているのに! 
   
そして聴衆を指差しながら一際大声で言い放ったのが
   「こんな人たちに負けるわけにはいかない」




  2017年2月17日の衆議院予算委員会において、「私や妻が関係していたということになれば、まさにこれは、もう私は総理大臣も、そりゃもう、間違いなく総理大臣も国会議員も辞めるということは、はっきりと申し上げておきたい」


  14年の選挙の時は『来年10月の引き上げを18カ月延期し、そして18カ月後、さらに延期するのではないかといった声があります。再び延期することはない。ここで皆さんにはっきりとそう断言いたします。平成29年4月の引き上げについては、景気判断条項を付すことなく確実に実施いたします。3年間、3本の矢をさらに前に進めることにより、必ずやその経済状況をつくり出すことができる。私はそう決意しています。』 と言っていた。


  元官僚の古賀茂明氏は氏の著書「国家の暴走」に安倍首相の事を
  「この人物は、いとも簡単に、しかも堂々と、嘘をつける人間なのだ。」 と書いている。


 安倍政権が進めるアメリカのためのTPP批准に反対します。


  忘れていませんよ、12年の選挙時に貼られたポスター、どうなっているでしょう。
  言っている事とやっていることがさかさま。安倍自民は単にアメリカの隷属政党。

  「日本を耕す自民党」と言うのは外資に対し日本から搾取しやすいようにする。事か?
  「ウソつかない。」自体が嘘



  TPP、ISD条項で日本の国家主権は破壊されコングロマリットの餌食に
  

  農業だけじゃないよ、食料、医療、特許、環境、労働、投資、衛生植物検疫、越境サービス など21分野

  自民党が2012年暮れの衆議院選挙で公約したTPPに関して、自民党のウェッブをチェックしよう。

   
 拡大すると
   



 安倍政権の進めるアメリカのための戦争法施行および帝国憲法への改憲に反対します。



 〈あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。世界によって自分が変えられないようにするためである〉ガンジー

 〈一番こわいものはテロリストでも大不況でもなく、いつの間にか私たちがいろいろなことに疑問を持つのをやめ、気づいた時には声すら自由に出せない社会が作られてしまうことの方かもしれません〉アメリカで医療破産したある女性(堤未果、ルポ貧困大国アメリカⅡより)




 06/13(水)

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国内初核燃工場、廃止作業開始へ 完了に70年、国費1兆円  【東京新聞】

 原子力規制委員会は13日の定例会合で、原発の使用済み核燃料からプルトニウムなどを取り出す日本原子力研究開発機構「東海再処理施設」(茨城県東海村)の廃止措置計画を認可した。これにより、日本の核燃料サイクル事業の基礎を築いた国内初の再処理工場の廃止作業を開始できるようになった。作業終了まで約70年間かかり、国費約1兆円が投入される見込み。

 機構は国の交付金で運営されており、廃止費用は国民負担となる。

 核燃サイクルは、使用済み燃料を化学処理(再処理)して取り出したプルトニウムやウランを、また燃料に加工して再利用する国策事業。

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 日本のプルトニュームはすでに原爆6000発分が有るらしいが、まだこうやって増やす算段をしている、そのうちアメリカからストップがかかるんではないか。
 


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日本も北朝鮮を知らなくては  【日刊スポーツ】

 ★米朝首脳会談を世界が固唾(かたず)をのんで見守るが、北朝鮮と国交を持つ国は既に世界160カ国を超えている。もっとも、国交のある国々でも、北朝鮮に大使館を置いている国は24カ国にすぎない。韓国、米国が国交を樹立しておらず、日本も拉致問題などを抱えていて、北朝鮮はベールに覆われた独裁国家の様相だ。また脱北者も後を絶たず、独裁政治のみならず、経済的にも生活に困窮していることが分かる。

 ★月末に公開されるドキュメンタリー「ワンダーランド北朝鮮」を見る機会を得た。韓国出身の女性、チョ・ソンヒョン監督は同胞の住むベールに包まれた国、北朝鮮を知るために韓国籍を放棄し、ドイツ国籍を収得して北朝鮮に入国。自由に取材活動ができない制約下で映画を撮り始める。首都・平壌、地方都市・元山などでのエンジニア、兵士、農家、画家、工場労働者など、“普通の人々”への取材は当局に言わされているというよりも、かなり自然で、等身大の北朝鮮の庶民が描かれている。

 ★撮影は2年前に行われ、経済制裁下の庶民の生活はつつましいが、生活の知恵も旺盛だ。それは経済力にあふれ、飽食の現在の日本の生活から見れば、どこか懐かしい本来の生活でもあった。ドキュメンタリーとしては特出すべきものでもないが、同胞が入国して取材することがままならない国での撮影は、それだけでスクープともいえる。

 ★軍人か政治家、党幹部の高圧的な発言や、当局の演出の中で見せられる市民の楽しげな生活。飢餓で苦しむ苦境を語る、脱北者とも違う今までに見たことのない普通の人たちの表情と、南北統一を夢見る庶民の声に、政治色は感じられない。厳しい独裁国家という現実だけをイメージとして持っていたが、この映画が伝えたのは、北朝鮮のことをほとんど知らないという情報不足の断片的国家像だ。これから日本も、双方の北朝鮮を知らなくてはなるまい。
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 誰も知らない北朝鮮、確かに日本では情報は出ていないが日本政府はそんな事は知っていてもおくびにも出さずに情報操作、印象操作で北の危機を煽っていたんだろう、これから米朝がうまくいけば北にも日本の観光客が行くようになれば真相がわかるだろう。
 


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埼玉県、高額過ぎる知事秘書給与 違法性認定も反省の色なし  【週刊 金曜日】

 埼玉県が知事特別秘書(伊地知伸久氏)に対して条例の上限額(月額55万8700円)を大幅に超えた違法に高額な給料(同64万8200円)を払っている問題で、県議会予算特別委員会は3月、給与条例主義に反する支給だとして「精査」を求める附帯決議を採択した。現秘書に対する支給の違法性を事実上認定したほか、歴代秘書の給料についても調査せよという内容だ。

 条例を制定した県議会が条例違反を指摘した意味は大きい。しかし、県はなおも違法支給を改める様子はない。以下は、筆者と人事課職員のやりとりである。

 ――給料額が条例の上限を超えている。条例違反では?

 人事課 問題ない。一般職職員の給料表をそのままあてはめて使っているわけではない。

 ――条例で特別秘書の給料額は「一般職の職員の例により知事が定める額」とある。一般職のやり方(給料の決め方)に準じるという意味ではないのか。

 人事課 まったくその通りにするというよりは、ニュアンスとしては、たぶん、ルールとかきまりみたいなものがあって、それをほかのものにもあてはめて使おうというときに「例による」なんて書き方をする。

 ――では特別秘書の給料の最高額(上限額)はいくらなのか。

 人事課 最高額は……一般職の職員の、ま、なんていうんでしょう、給与総額(手当込みの額)と……。

 ――聞いているのは(月額)給料。

 人事課 よくわかりました。そうしますと私の説明は、給料というのは知事がきめると。(略)

 ――知事特別秘書の給料の上限額は?

 人事課 そういう質問ですか。

 ――ごまかさないで。給料の上限額は?

 人事課 上限額がいくらかというのは(条例に)書いていない。

 ――書いていない?

 人事課 ええ、読んでいただいたらわかる。(略)

 ――条例を読んだら上限額は55万8700円だと思うが。

 人事課 そういうお話になると、そもそも考え方が違うので話がかみあわない。

【「嫌いな『金曜日』で記事」】

 人事課職員はとうとう「話がかみあわない」と逃げた。違法性を認識している証拠だろう。

 ところで、附帯決議案を提案したのは最大会派の自民党県議団だが、本気で違法支給をただそうとしているようにはみえない。

 というのも、自民党会派の柿沼トミ子議員(元県職員)は、議員になる前の2005年4月、上田清司知事によって知事特別秘書に任用されている。そして当時の給料額を県は非開示にしている。「精査」を求めるのであれば柿沼議員の秘書給料から公表するべきだが、なぜかそれはしない。

 柿沼議員の給料を明らかにしないのか――自民党県議団に質問をしたが、この点に回答はなかった。

 県も県議会も、わが身かわいさからか、違法な支給、つまり税金泥棒を黙認しているのが現状だ。納税者・主権者をバカにした態度に納得がいかない筆者は、5月16日、情報公開を求める裁判をさいたま地裁に起こした。1972年以降の歴代特別秘書20人分の文書を情報公開請求したところ、給料額をすべて黒塗りにして「開示」した。この黒塗り部分を明らかにせよという訴えだ。当時の給料額がわかれば、過去についても違法性がはっきりする。事件番号は「平成30年(行ウ)第13号」。6月27日11時半に第1回口頭弁論がある。

 なお、3月6日の予算特別委員会で自民党の田村琢実議員は、知事特別秘書給与問題について知事に質問をした際、「私の嫌いな雑誌の『週刊金曜日』というところから(笑)、あの……記事が出ていまして」と発言した。「私の嫌いな」は質問の文脈と関係がない。個人的な憎悪感情を公の場で表現した問題発言である。この点についても田村議員に質問状を送ったが無回答だった。

 (三宅勝久・ジャーナリスト、2018年6月1日号)
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 まるで国会答弁みたいなことを県でもやってるのか、働かせ改革で福島瑞穂議員が加藤労働大臣に質問したがまともに答えない(まさに#ご飯論法)、局長も後ろの職員から助けてもらわないと答弁できないような状態、大臣の場合は完全に確信犯(アベと違って頭がいい)。
 


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「拉致問題が前進」強調も…米朝会談に安倍政権やきもき  【日刊ゲンダイ】

 米朝首脳会談が始まったことを受け、安倍首相は12日、「成功し、核・ミサイル、拉致問題の前進につながることを期待する」と話した。菅義偉官房長官も会見で「(会談は)核・ミサイル、そして何よりも重要な拉致問題が前進する機会」「歴史的な会談になることを強く期待している」と言った。

 河野太郎外相は拉致問題を念頭に、「トランプ米大統領から提起してもらうことになっている」と強調。加藤勝信拉致問題担当相も、「拉致問題が前進する会談となるよう強く期待している」と発言した。シンガポール滞在中の金杉憲治外務省アジア大洋州局長に至っては、報道陣に「とりあえず見守るしかない」とポツリ。

 拉致被害者家族会のメンバーは11日、都内で記者会見し「(米朝首脳会談の)チャンスを逃したら家族は永遠に帰ってこない」と訴えていたが、やっぱり安倍政権はトランプ大統領頼み。

 手をこまねいているだけで、拉致問題を解決できるのか。
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 他人任せじゃ解決できないだろう、とトランプ大統領に言われて居るはず。


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日朝会談改めて意欲 拉致 首相「直接向き合う」  【朝日新聞】

 安倍晋三首相は米朝首脳会談でトランプ米大統領が拉致問題を提起したことを受け、日朝首脳会談への意欲を重ねて示した。トランプ氏との「日米一致」を掲げてきただけに、非核化をめぐるあいまいな文書も評価せざるを得ない立場だが、日朝の対話は見通せない面もある。

 首相は12日夕、シンガポールでトランプ氏の記者会見が続いている最中に、首相官邸で記者団の取材に応じた。「北朝鮮をめぐる諸懸案の包括的な解決に向けた一歩だと支持する」と語り、共同声明を高く評価した。さらに同日夜にトランプ氏と電話で約30分問協議し、米朝会談の説明を受け、今後の対応を協議した。

 だが、首相が評価した共同声明には、肝心の非核化について、日本政府がこれまで主張してきた非核化の具体的な期限や「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化」(CVID)との文言はない。北朝鮮政策に携わってきた日本政府関係者からは「非核化が骨抜きになる」「ゼロ回答だ」と落胆する声が上がった。

 日本政府は現地に谷内正太郎・国家安全保障局長や外務省の金杉憲治アジア大洋州局長を送り込み、米側と北朝鮮の事前協議のすり合わせ作業に深く関わった。トランプ氏が安易な合意に流れないようクギを刺す狙いがあったが、もくろみ通りにはいかなかった。

 金杉氏は12日夜、記者団に「外交交渉なので望ましいことと、達成できることとの間にはギャップがある」としつつ、共同声明は「方向性としては望ましい一歩」と強調した。

 拉致問題でもトランプ氏の提起に金正恩氏がどのような反応を示したかは明らかになっていない。首相はトランプ氏から電話で説明を受けた後も、米朝会談でのやりとりを明かさない一方で、「日本が北朝鮮と直接向き合い、解決していかなくてはいけないと決意している」と強調。官邸幹部も「後は我々が直接やらないといけない」との考えを示した。

 政府は米朝会談の結果を踏まえ日朝を進める方針を掲げてきたが、「一つのヤマを越えた」(外務省幹部)として日朝交渉への動きが加速する可能性がある。
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 5年半のブランクは埋めがたい、決意はいくらでもできる。
 5年半の間にどれだけ情報を集めたんだろう、拉致被害者数(国内で拉致?と疑われている不明者は800人とか)、そのうち生存者は、健康状態は、どこに暮らしているのか、などもう交渉に臨めるだけの情報の裏付けを持っているんだろう、被害者家族も期待しているし高齢化している、拉致被害者自体も高齢化しているのではないか。
 

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ダイムラー排ガス規制逃れ 独政府、77万台リコール命令  【朝日新聞】

 ドイツの自動車メーカーがディーゼル車の排ガス処理をめぐる不正問題で再び揺れている。独政府は11日、ダイムラーが排ガス規制を逃れるために違法なソフトを搭載していたとして、欧州で77万4千台のリコール(回収・無償修理)を命じた。一方、排ガス不正問題を捜査中の独検察当局は同日、アウディのシュタートラー会長を捜査対象に含めたと明らかにした。

アウディ会長も捜査対象

 ダイムラーは、車の検査時のみ排ガスを抑える機能を稼働させる違法なエンジン制御ソフトを使っていたとされる。

 11日にダイムラーのツェッチェCEOと会談したショイアー交通相によると、ダイムラー側は、違法ソフト搭載の指摘を認めたうえで、「指摘されたソフトのアプリは、政府と協調しながら最大限迅速に処理する」と説明したという。

 リコールする車種は、メルセデス・ベンツの商用車「Vito」のほか、「Cクラス」やSUV(スポーツ用多目的車)の「GLC」。ドイツ国内では23万8千台が対象だ。

 CクラスとGLCは日本でも発売されている。2017年の販売台数は計約2万2千台でこのうち2~3割がデイーゼル車だった。日本法人が違法ソフトの搭載車があるか確認を急いでいる。

 一方、アウディがディーゼル車に違法ソフトを搭載していた疑いで捜査していた独検察当局は、シユタートラー氏と別の現役の取締役を詐欺容疑などの捜査対象として調べていると発表。11日にはシュタートラー氏の自宅などの捜索に踏み切った。「予備的な捜査」というが、捜査対象者はすでに計20人に上る。

 高級車を手がけるアウディはフォルクスワーゲン(VW)グループの稼ぎ頭で、経営トップの不正関与が明確になってイメージ低下を招けばグループ全体に打撃を与える可能性がある。

 ドイツ国内では行政側からディーゼル車への風当たりも強まり、自治体ではディーゼル車の走行を一部禁止する動きもある。英仏政府も40年までにディーゼル車やガソリン車の新車販売を禁止する意向で、ドイツだけでなくディーゼル車への規制は強まっている。日本メーカーでは、日産自動車やトヨタ自動車が欧州での販売を順次やめる方針。ホンダも秋に投入する新型車にディーゼル車の設定を見送った。
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 日本だけでなく世界的に信頼され高級車として流通している車種、よくまあこんな出鱈目な事を考えたもんだ。
 誰がこんなこざかしい事を考えたんだろう、個人のレベルでやっていたならともかく企業として組み込んだらあかんやろう、完全な犯罪だ。
 
 

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近畿財務局職員 昭恵夫人の「いい土地」発言の記録認める  【日刊ゲンダイ】

 国有地売却を巡る森友問題で新たな事実が発覚した。

 11日の参院決算委で財務省の太田理財局長が、安倍首相の妻・昭恵夫人の名が書かれた2014年4月の交渉記録について「近畿財務局に確認したところ、作った記憶があるという者がいる」と明らかにした。

 財務省が公表した交渉記録を巡っては、学園側は、昭恵夫人が「いい土地ですから、前に進めてください」と発言したと主張。しかし、その際の経緯を記した14年4月28日の交渉記録は見つかっておらず、財務省は「探しても発見できなかった」との立場を貫いている。

 作成した記憶のある職員が分かっているのなら、なぜ学園側の主張する昭恵夫人の発言を記載したか分かるはず。この期に及んで、安部夫妻を守ろうというのか。
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 あがけばあがくほど深みにはまる、と言う典型みたいなもの、さっさと国会で正直に話せ。


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75歳以上の夜更かし認知症リスク増  【朝日新聞】

国立長寿医療研究センター調査

 夜更かしする75歳以上は認知症のリスクが高まるとする調査結果を、国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)などの研究チームがまとめた。14日から京都市で始まる日本老年医学会で発表する。

 2011年度に、有志で参加した大府市の65歳以上のうち、認知症や認知症になるリスクの高い脳卒中などの疾患のある人を除いた4268人の起床や就寝時刻などを調べた。このうちヽ約4年後までに認知症を発症した人は、75歳未満で73人(2・3%)、75歳以上で113人(10%)いた。認知症の発症リスクと就寝時刻の関係をみたところ、75歳未満では差がなかったが、75歳以上では、午後9~11時に寝る人に比べて、午後11時以降に寝る人は認知症の発症リスクがl・83倍高かった。

 調査にあたった同センター予防老年学研究部の中窪翔・流動研究員は「明確な理由は明らかではないが、体内時計の自然な流れに逆らうことが、影響を与えているのかもしれない。何時以降に寝るとよリリスクが高まるかなど、今後さらに研究を進めたい」としている。
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 こわいな、これから少しずつ寝る時間を前倒しにしよう。






 Twitterコーナー、ご参考に

 立教大学大学院特任教授・慶應義塾大学名誉教授の金子勝氏のツイッター

 元外務省国際情報局局長の孫崎享氏のツイッター

 自由党の 小沢一郎事務所のツイッター

 社民党参議院議員 福島みずほ氏のツイッター

 東京新聞 政治部のツイッター

 東京新聞 ほっとwebのツイッター

 市民連合のツイッター

 関西市民連合のツイッター

 SADL大阪のツイッター

 上智大学 中野晃一教授のツイッター

 法政大学法学部 山口二郎教授のツイッター


 その他、こちらもどうぞ 
 
 

    
 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

    
 

    
 

 

 

 

 

 

    
 



 

 

    
 

 

 

 

 

 

 



 

    
 

 

 

    
 

 

 

 



 



昨日の神戸
 最低気温  19.9度(03:25) 前日差-0.7度)
 最高気温  24.3度(16:37) 前日差-3.4度)

  今朝の神戸最低気温  19.1度 (05:21)  6月上旬並み 平年より0.9度低い 
   、

今日の神戸の
   日の出     4時46分 (昨日 4時46分)
   日の入り   19時13分 (昨日19時13分)

       日の出は昨日と同じ、日の入りも昨日と同じ


   今日の日の出から日の入りまでの時間: 14時間27分。

       

 東シナ海の高気圧がゆっくりと東へ進んでいたが突如朝鮮半島沖の日本海に、地風崩れの低気圧は東海上へ、北海道の南に低気圧があり関東から北海道まで覆う。
 沖縄は晴れ、九州から東北まで晴れ、北海道は雨のち曇り。
     
          
 明日の朝、琉球地方の前線に低気圧が発生し少し北上、東海上の低気圧は東へ移動本州から離れる、日本海の高気圧が少し北へ移動するが緩く日本を覆う、北海道の東の低気圧の影響が残り北海道は曇る。
 沖縄は曇りから雨、九州から関東までは晴れ、北陸は曇りのち晴れ、東北は曇りや晴れ、北海道は曇りの予報。
     
     
     
     
 今朝は晴れのち曇り、山はすっきり、気温は上がるが湿度が下がってゆき快適に、午後には青空に。
 今日の神戸の最高気温は  24.8度、昨日より 0.5度高く 平年より 1.6度低かった、今日の最高気温は5月下旬並みだった。
 明日は晴れ、朝の最低気温は 16.8度、昼の最高気温は  27.7度、夜の最低気温は  19.8度。
     







新潟県知事選も右往左往 安倍政権で日朝会談ができるのか

2018-06-13 | いろいろ

より

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新潟県知事選も右往左往 安倍政権で日朝会談ができるのか

 与野党候補の事実上の一騎打ちとなった新潟県知事選は、自公与党が支持した前海上保安庁次長の花角英世候補(60)が辛勝した。ウソとデタラメでモリカケ問題の幕引きを図る安倍首相に審判を下すべく、野党6党派は総力戦で元県議の池田千賀子候補(57)を支援したものの及ばず。自公のなりふり構わない掟破りの組織戦に敗れた。

 現地で取材にあたったジャーナリストの横田一氏はこう言う。

 「国政の影響を排除するため、花角陣営は『県民党』を掲げて“安倍隠し”を徹底していましたが、実態は自公与党の丸抱え。花角候補を擁立した二階幹事長をはじめとする党幹部が連日現地入りして企業や支援団体を丹念に回る一方、勤務時間中の期日前投票を露骨に呼び掛けたり、その成果を記載した調査票の提出を迫るほど締め上げていた。池田候補をめぐる誹謗中傷というほかない悪質なデマも盛んに流されていました」

 これで安倍が「信任を得た」とか言い出し、免罪符を得たとばかりにまたデカいツラをするのは目に見えている。

 夜郎自大にはホトホトうんざりだが、政権浮揚を懸けて詰め込んだ外遊の「成果アピール」にもヘドが出そうだ。“外交の安倍”の過剰演出である。

■ 側近が“外交の安倍”をツイッターで喧伝

 10日(日本時間)までカナダで開催されていたG7首脳会議は、米国のトランプ政権がブチ上げた鉄鋼・アルミなどへの輸入関税をはじめとする保護主義的な貿易政策をめぐり対立。侃々諤々の激論が交わされた。

 そこで安倍が議論を主導し、調整役を果たしたというのだが、それを触れ回ったのが同席した安倍側近の西村康稔官房副長官。しかもツイッターまで駆使しているのだから、お笑いである。西村は写真入りで<安倍総理が、G7で結束して自由で公正な貿易の推進を発信すべきと議論を主導>と実況中継さながらにつぶやき、<トランプ大統領から「シンゾーの案に従う」と頼られ、安倍総理が「ルールに基づく貿易システムを発展させていく」と提案し、合意につながりました。フランスのマクロン大統領からも「シンゾーの提案のおかげだ。ありがとう」と声をかけられていました>ともツイート。ここまでくると、読むほうが気恥ずかしさを感じるほどである。

 もっとも、厚顔無恥な安倍はさにあらず。史上初の米朝首脳会談を控える北朝鮮に対して上から目線の発言を連発。「(非核化に向けた)具体的な行動を取らせることが必要不可欠だ」とか、「北朝鮮には豊富な資源と勤勉な労働力がある。北朝鮮が正しい道を歩むのなら、明るい未来を描くことも可能だ」などと、相変わらずの高飛車な態度で日朝首脳会談の実施を呼びかけたが、こうした安倍のセリフの一つ一つがおそらく、北朝鮮の神経を逆なでしているのだろう。朝鮮労働党機関紙の論評などを通じ、北朝鮮は安倍批判をヒートアップさせている。

 デイリーNKジャパン編集長の高英起氏は言う。

 「北朝鮮は対米追従の安倍政権を〈カメレオンとも比較にならない〉とコキおろし、〈「政治的ジェスチャー」というくだらない話ばかりするマヌケ〉などと非難を繰り返しています。安倍首相の言動が金正恩党委員長のカンに障っているのは間違いありません。そうでなくても、日朝首脳会談の開催は相当にハードルが高い。安倍政権は拉致問題解決を前提にした経済協力を提案していますが、信頼関係がまったくない日朝間の現状では肝心な部分の協議ができず、いつまで経っても堂々巡りなのです」


 ルートなし 人脈なし 戦略なしのナイナイ尽くし

 安倍は二言目には「拉致問題の解決は安倍内閣の最重要課題だ」と言うが、この5年半、状況は1ミリも進展しなかった。こんな政権にいまさら日朝首脳会談などできるのか。朝鮮半島情勢に詳しい東京新聞論説委員の五味洋治氏は日刊ゲンダイのインタビュー(4月6日付)で、北朝鮮をめぐる安倍外交をこう指摘していた。 

 〈北朝鮮がミサイルを発射するたびに、「政府は北朝鮮に対し、北京の外交ルートを通じて厳重に抗議した」と報じられ、拳を振り上げて怒りを表明したかのようですが、実際は北朝鮮大使館にファクスを送っているだけなんです〉

 南北首脳会談でも金正恩朝鮮労働党委員長が「(拉致問題について)韓国や米国など周りばかりが言ってきているが、なぜ日本は直接言ってこないのか」と口にしていたという。手だてに窮した政府高官が日本生まれの金正恩の母親の親族を頼り、金正恩に宛てた手紙を託したものの、封も開けられずに戻ってきたとも報じられた。

 ルートなし、人脈なし、戦略なし。ナイナイ尽くしのくせに、拳を振り上げていたポンコツ首相の成れの果てがトランプへのしがみつきだから、語るに落ちる。

 「トランプ大統領は選挙中、オバマ政権がイランで拘束された米国人解放にあたって“身代金”を支払ったと非難していましたが、先日解放された米国人3人をめぐり、北朝鮮と何らかの取引をしたようなのです。口添えはしてやる、後はわれわれと同じようにやればいいじゃないか。トランプ大統領はこう考えているフシがある。それで早々から日本に対北経済支援を仕向けているようです」(日韓関係筋)

■ トランプの口を借りて拉致収束か

 政府が認定した拉致被害者は12人だが、拉致の可能性がある行方不明者は800人を超える。安倍は一体何をもって「拉致解決」とするのか。

 「北朝鮮からすれば拉致問題は解決済み。ストックホルム合意による再調査報告書の受け取りを拒んだのは安倍政権なのに、何をガタガタ言っているんだという認識なのです。安倍首相が救出を訴える横田めぐみさんを死亡とする従来結果は覆っていません。3年以上にわたる頬かむりをごまかすため、トランプ大統領の口を借りて現実を明らかにし、収束を図ろうとしているのではないか。そう思えてなりません」(拉致問題に詳しい国際ジャーナリストの太刀川正樹氏)

 モリカケよれよれ政権の怪しい外交は諸外国に足元を見透かされているのである。

 高千穂大教授の五野井郁夫氏(国際政治学)は言う。

 「安倍首相は米朝首脳会談でトランプ大統領に拉致問題に言及する確約を取ったと胸を張り、“外交の安倍”の大勝利を喧伝しています。だとしたら、なぜ日本はまた米国からカネを巻き上げられようとしているのか。なぜ軍用機をはじめとする米国製品を数十億ドル規模で購入すると約束させられたのか。自国の問題である拉致問題の解決に米国の力を借りざるを得ない事態に陥ったのは、安倍政権には今も昔も戦略がないからです。米国の関与を求め続ける限り、トランプ大統領からつけ込まれ、要求のエスカレートは避けられません」

 無定見な亡国首相とともに、この国は沈没しつつあるのか。
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古賀茂明「安倍総理の消防士を火だるまになってもやる官僚の性」

2018-06-13 | いろいろ

より

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古賀茂明「安倍総理の消防士を火だるまになってもやる官僚の性」

 少し時間が経ってしまったが、5月26日、パリ北部の18区で、マリ出身の移民がある集合住宅のバルコニーから落ちそうになっていた幼児を、地上から4階までバルコニー伝いによじ登り、命懸けで救ったニュース。

「パリのスパイダーマン」として一躍ヒーローとなったのは、不法滞在していたマリ人、マモウドゥ・ガッサマさんだった。この行動を見れば、世界中の誰もが称えたくなる。フランスのマクロン大統領は、直ちにガッサマさんを大統領官邸「エリゼ宮」に招き、勇気を称える勲章を贈った。ガッサマさんには帰化市民権が与えられるということになった。

 さらに、彼には消防士の職が与えられるという。この事件の際、ガッサマさんが子供を救出した後に消防車が到着したというから、まさにぴったりの仕事だと思う。粋な計らいだ。

 私がこのニュースを見て感じたのは、「消防士」に対するイメージには、万国共通のものがあるのではないかということだ。

 今回は、ガッサマさんの行動が、まさに消防士に代わるものだったから、マクロン大統領は、消防士の職を与えようという発想になったのだろうが、実は、その裏には、「消防士」に対する万国共通の思いがあることが前提になっているような気がする。それは、彼らに対する深い尊敬と憧れの気持ちだ。

 アメリカの9.11テロ事件の時も、消防士は英雄だった。多くの消防士が命を落としたが、その活躍にアメリカ国民は感動し、いくつもの映画が作られ、多数の本も出版された。

「消防士」を語る時、共通するのは、「自らの命さえ犠牲にして」「他者のために奉仕する」精神への礼賛だろう。

 そう考えながら、すぐに、今日本で問題となっている「官僚とは」という問いが私の頭に浮かんだ。

 私は、「官僚とはどういう人たちなのか」と聞かれたとき、官僚を辞めた2011年ごろは、「役人になる時には皆青雲の志を持っているが、さまざまなしがらみで変わっていき、最後は国民のためでなく組織のために仕事をするようになる」と、官僚をワンパターンにくくって答えてきた。しかし、その後2年ほど客観的に彼らを観察していると、必ずしもそれは正しくなかったと気付いた。

 そのきっかけになったのが、2013年に相次いだツイッター炎上官僚とブログ炎上官僚の事件だった。

 覚えている方も多いと思うが、2013年 に、総務省から復興庁に出向していたキャリア官僚が、市民集会に出席した後、「左翼のクソどもから、ひたすら罵声を浴びせられる集会に出席。(中略)感じるのは相手の知性の欠除に 対する哀れみのみ」などとツイッターに書き込んだことが明るみに出た。被災者の悲痛な叫びを「左翼のクソどもの罵声」と逆に罵ったのであるが、これは、決してこの官僚に限ったものではないなと私はすぐに思った。

 また、その直後に、経産省の管理職官僚が、「復興は不要だと正論を言わない政治家は死ねばいいのに」「(復興増税は)年金支給年齢をとっくに超えたじじぃとばばぁが、既得権益の漁業権をむさぼるため」などとブログに書き込んでいたことが明るみに出た。この官僚は、経産官僚だった私の後輩だったが、周囲の人たちに聞いてみると、こんな話は省内でよくしているという。「悪いことだし、馬鹿だと思うが、こういう考えの人はよくいるよな」という反応だ。

 どうして彼らがそういう言動に出たのかを考えていくと、私は、あることに思い当たった。それは、実は官僚と言っても、一つのパターンで説明するのは難しいのではないかということだ。そして、官僚になる最初の段階から、いろいろなタイプの人間がいるのではないかと考えて、それをわかりやすく解説するために、5年ほど前に、「官僚の3類型」というものを考えついた。

 これは、話をわかりやすくするための仮説なので、この分類だけが正しいなどと言うつもりは全くないが、今回のニュースをきっかけに、官僚の在り方を議論する際の参考になると思うので紹介しておきたい。

 まず、分類に当たっては、4つの項目について、それぞれの類型の特色を整理した。これは、国家公務員だけでなく、地方公務員にも当てはまると言って良いだろう。

 4項目とは、

1. 官僚になる動機
2. 求める報酬
3. 国民、市民からの要望に対する態度
4. 現在の待遇に対する思い

 である。この4つの要素で特色づけた3つの官僚の類型をそれぞれ、

A. 消防士型
B. 中央エリート官僚型
C. 凡人型

 と名付けることにした。

 ここで、最初に「消防士型」という命名をしたことが、まさに前述した、万国共通の思いというものの表れかなと思う。

 3類型を順に並べながらその特色を挙げてみよう。

A.消防士型(消防士に限るわけではない。デスクワークをしている官僚も同じだ)

 1. 市民を守ることで社会に貢献したいから公務員になる。カネや権力や権威のためではない。
 2. 普通に生活していければ、それ以上特別な報酬はいらない。それよりも、自分の仕事に対して「ありがとう」と感謝の気持ちを表してもらえることが一番の喜びであり誇りであると感じる。
 3. 市民の要望に対しては、何とか応えようとする。今の仕組みで対応できないから無理ですとは言わない。予算、法律、条例などを変えてでも実現しようと努力し、上司に対しても直言する。
 4. 待遇に対してあまり頓着しない。多くは望まない。

B.中央エリート官僚型(財務官僚などに多い)
 1. 自分が一番であることを証明したいので、一番難しいと言われる官僚になる。財務官僚なら最高だ。小学校から高校まで成績優秀で東大法学部を目指し、その延長で、官僚になって次官を目指すという感覚だ。
 2. 自分が一番であること、他の人より優秀だという証しとして、もっとも手っ取り早いのが、ちやほやされることである。給料はそんなに高くなくても良い。東大の友達には外資系のコンサルティング会社に行く人もたくさんいて、彼らの方がずっと給料は高いが、そういうものを求めているわけではない。大きな権限を持ち、みんなから頭を下げられるような地位にいることの方がはるかに大事である。
 3. 市民からの要望があると、「くだらないことを要求してくるなあ」と迷惑がる。「日本で一番優秀な俺たち」がいろいろ考えて、良かれと思って「やってやってる(・・・・)のに」、馬鹿な庶民にはそれがわからない。あいつらはバカだから、説明しても無駄だという感覚。市民の側が強く要求すると、「たかりだ」と逆切れする。
 4. 日本一優秀な自分たちが夜中まで働いているのに、今の待遇は全く見合っていないと考える。すぐに世間からバッシングを受けるし、できの悪い政治家の尻拭いをさせられているという被害者意識も強い。退職後においしい生活が待っているから何とか釣り合っている、だから天下りは何が何でも守るのが正義にかなう。天下り廃止なんて、馬鹿な庶民と一部の左翼マスコミが考えるたわ言だ。天下りを無くせば、俺たちのような立派な人間が官僚にならなくなって、この国は滅亡するぞ! という論理になる。

C. 凡人型
 1. 生涯安定した生活を得るためには公務員が一番だと考えて官僚になる。犯罪でも犯さない限りクビにはならないし、毎年、着実に昇給し、少しずつ出世できる。退職後も贅沢を言わなければ、70歳くらいまでは天下りと「わたり」で食いっぱぐれることはない。その安心感を求めて官僚になる。
 2. そこそこの給料と退職後の安定した生活保障が最大の報酬である。
 3. 難しいことを言われると逃げる。失敗したら✖がつくので、とにかく余計なことにはかかわらない。担当課だと思って話を聞いてもらうと、一通り話したところで、「うちでは対応できないので、他の課を紹介します」と言われてたらい回しされるという経験をしたことのある人は多いと思うが、それはこういう官僚に当たった場合だ。もちろん、市民の要請に応えるために、規則を変えて対応しようなどという「危険な」ことは絶対に考えない。
 4. 現在の待遇については、できれば、もう少し給料を上げて欲しいと考えるが、それを声高に叫ぶことはない。ただし、天下りがなくなるなんて絶対に認められない、何のために官僚になったのかわからなくなるじゃないかと考える。

■絶滅危惧種の「消防士型」官僚

 このように3類型を見てくると、誰でも、日本の官僚がみんな消防士型であって欲しいと思うだろう。こういう人たちばかりになれば、日本は確実に素晴らしい国になるはずだ。ところが、実際には、消防士型よりも中央エリート官僚型の方が多く、中央エリート官僚型よりも凡人型の方が多いというのが私の実感だ。

 「考える時間がなかったので、走って道路を渡り、幼児を助けました」「私はただ登っただけで、神に感謝します。神が私を助けてくれました。登れば登るほど、もっと高くまで登る勇気が湧いてきたんです。それだけです」とガッサマさんはマクロン大統領に語ったという(BBC)。

 余計なことは考えず、自然と頭と体が市民のために動く。自らの命の心配さえしていなかったかのようにも聞こえる。これこそ、私たちが官僚に求める理想像ではないか。

 一方、最近の森友学園、加計学園を巡る官僚の行動を見ると、国民が求める理想との落差の大きさに落胆せざるを得ない。例えば、財務官僚の佐川宣寿前理財局長や経産官僚の柳瀬唯夫元総理秘書官は、どうして本当のことを話さないのだろう。話しても命を奪われることはないのに、と思う。

 しかし、よく考えると、彼らは彼らなりに命懸けで「他者」のために尽くしているのかもしれない。その「他者」とは、もちろん、安倍総理である。安倍総理のために燃え盛る火の中に、まさに命懸けで火消しに向かい、全身火だるまになりながらも、なお安倍総理を守ろうと息絶えるまで働く。安倍総理にとっては、彼らこそ官僚の鑑。安倍総理のための近衛消防兵というようなものだ。国民栄誉賞を授与したいくらいの気持ちかもしれない。

 日本の危機は、火事に例えれば、まさに、ボヤから本格的な火事になる途上にある。これから火柱が上がり、放置すれば、全焼になるという状況だ。今ほど、日本のための「消防士」が求められているときはない。

 霞が関の官僚には、「安倍さんのための消防士」を辞めて、「国民のための消防士」になってもらいたい。そうなれば、彼らはヒーローとなり、「ありがとう」という国民の感謝の言葉で、心が満たされるだろう。そして、その時こそ、心の底から、「官僚になってよかった」と思えるはずなのだが……。
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