阪神間で暮らす-2

テレビを持たず、ラジオを聞きながら新聞を読んでます

I am not Abe.   新潟勝利 与党に安堵感 しかし森友・加計・昭恵問題は何も晴れず

2018-06-12 | 日記




 世界に対し、安倍首相がやっていることが本当の日本の姿じゃないと思い、 『 I am not Abe、 』 と声をあげる、Yuriko & Maeharaも追加だな。



   2017年都議選票前日の7月1日、安倍首相の「ホームグラウンド」とも言われているJR秋葉原駅前で、安倍首相は都議選初の街頭演説を行った。同駅前には日の丸の小旗を振る自民党の支援者が集まったが、聴衆の一部からは「安倍辞めろ」「安倍帰れ」などのコールが発生。声は次第に広がり日の丸の小旗を持った人達も「帰れ」「帰れ」とコールした、これに対して首相は「人の演説を邪魔するような行為を自民党は絶対にしない」と怒りを露わにした。いつも国会で率先してヤジを飛ばしているのに! 
   
そして聴衆を指差しながら一際大声で言い放ったのが
   「こんな人たちに負けるわけにはいかない」




  2017年2月17日の衆議院予算委員会において、「私や妻が関係していたということになれば、まさにこれは、もう私は総理大臣も、そりゃもう、間違いなく総理大臣も国会議員も辞めるということは、はっきりと申し上げておきたい」


  14年の選挙の時は『来年10月の引き上げを18カ月延期し、そして18カ月後、さらに延期するのではないかといった声があります。再び延期することはない。ここで皆さんにはっきりとそう断言いたします。平成29年4月の引き上げについては、景気判断条項を付すことなく確実に実施いたします。3年間、3本の矢をさらに前に進めることにより、必ずやその経済状況をつくり出すことができる。私はそう決意しています。』 と言っていた。


  元官僚の古賀茂明氏は氏の著書「国家の暴走」に安倍首相の事を
  「この人物は、いとも簡単に、しかも堂々と、嘘をつける人間なのだ。」 と書いている。


 安倍政権が進めるアメリカのためのTPP批准に反対します。


  忘れていませんよ、12年の選挙時に貼られたポスター、どうなっているでしょう。
  言っている事とやっていることがさかさま。安倍自民は単にアメリカの隷属政党。

  「日本を耕す自民党」と言うのは外資に対し日本から搾取しやすいようにする。事か?
  「ウソつかない。」自体が嘘



  TPP、ISD条項で日本の国家主権は破壊されコングロマリットの餌食に
  

  農業だけじゃないよ、食料、医療、特許、環境、労働、投資、衛生植物検疫、越境サービス など21分野

  自民党が2012年暮れの衆議院選挙で公約したTPPに関して、自民党のウェッブをチェックしよう。

   
 拡大すると
   



 安倍政権の進めるアメリカのための戦争法施行および帝国憲法への改憲に反対します。



 〈あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。世界によって自分が変えられないようにするためである〉ガンジー

 〈一番こわいものはテロリストでも大不況でもなく、いつの間にか私たちがいろいろなことに疑問を持つのをやめ、気づいた時には声すら自由に出せない社会が作られてしまうことの方かもしれません〉アメリカで医療破産したある女性(堤未果、ルポ貧困大国アメリカⅡより)




 06/12(火)

*****
新潟勝利 与党に安堵感  【朝日新聞】

終盤国会に追い風 カジノ法案など成立目指す

 10日投開票の新潟県知事選で自民、公明両党の支持候補が勝利した。結果次第で政権を揺るがしかねなかっただけに、与党内に電堵ど感が広がっている。終盤国会での主導権を握り、来年の参院選に向けた弾みとしたい考えだ。立憲民主党など野党は、戦略の練り直しを迫られる。

総裁3選「見えた」

 安倍晋三首相は11日夕にカナダから帰国。国会内であった自民党役員会に出席し、新潟知事選について「党役員の総力を結集して勝つことができた。おごることなく、約束を実行に移し、政権与党の責任を果たしていきたい」と述べた。

 政権にとって同知事選の持つ意味は大きかった。森友・加計問題など首相を直撃する問題が相次ぐなか、支持した与党系候補が敗れることがあれば、来年の参院選や統一地方選の顔としての首相に疑問符がつく可能性があったためだ。

 選挙結果を受け、二階俊博幹事長は首相の総裁3選について、「いい風が吹いてきたということを判断して間違いない」と記者団に明言。首相官邸からは「最高の結果だ」との声が上がり、自民党参院幹部も「負けたら政局だった。これで安倍首相の総裁3選が見えた」と語った。

 今月20日に会期末が迫る国会運営でも、与党ペースの流れが強まりそうだ。これまでは、世論の反発が根強いカジノを含む統合型リゾート(IR)実施法案の委員会採決を見送るなど、知事選への影響を抑えることに腐心してきた。

 知事選を終え、与党幹部は会期を20日間程度延長し、カジノ実施法案や働き方改革関連法案、受動喫煙対策を強化する健康増進法改正案などの成立に力を入れる考えだ。参院で定数を6増やし、比例区に特定枠を設ける公職選挙法改正案の今国会成立も目指す。

 一方、今回の勝利が政権の緩みにつながることを警戒し、引き締めを図る声も出ている。公明党の斉藤鉄夫選挙対策委員長は「(知事選では)国政への逆風を感じた。安倍政権が信任されたというものではない」とコメント。自民党の閣僚経験者も「勝ったことで現在の路線が続く。参院選は本当にそれでいいのか」と話す。

野党は危機感 戦略練り直し

 野党側は危機感を募らせる。立憲民主など野党5党が国政選挙並みの態勢で支援した野党系候補が敗れたことで、「首相や麻生太郎財務相が居直るのではないか」(立憲幹部)と懸念の声が上がる。

 立憲の福山哲郎幹事長は11日、「安倍政権に対する批判票はそれなりに集まった」と記者団に語ったが、別の幹部は「自民党は数で押す国会運営を一層強めてくるだろう」と警戒を強める。共産党幹部は「相手側の徹底した争点隠しを打ち破れなかった」と語り、原発再稼働問題で明確な違いを打ち出せなかったことを敗因の一つに挙げた。

 野党陣営にとって同知事選は来年の参院選に向けた共闘の試金石でもあった。

 共産の志位和夫委員長は11日の記者会見で「野党共闘は一歩一歩。互いに改善して先に進む精神が大事だ」と述べ、野党5党が一致した成果を強調した。
*****

 争点隠しに業界締め付け、金による脅し、デマ、これで勝ったも決して森友・加計問題が無くなるわけでもなく野党はこの問題をもっと追及しなければならないしアベ首相を海外に逃がしてはいけない。
 


*****
新潟県知事選敗北は野党の慢心  【日刊スポーツ】

 ★与野党対決や接戦と伝えられた分、新潟県知事選の敗戦は、野党にとって打撃が大きい。約3万7000票差は接戦でも僅差でもない。まんべんなく全県で票を積み重ねた与党にとってはよくぞ勝ったと、ことに公明党の踏ん張りが大きいという分析だろう。では野党5党1会派共闘は、なぜ功を奏さなかったのか。ある野党幹部は言う。「1つは、野党は本当に勝つ気があったのだろうかということだ。この選挙は、野党共闘のきずなを深める戦いではない。原発政策を軸にした対立軸がテーマ。加えて国政の代理戦だったはずなのに、与党の争点ぼかしに野党は引きずられた。候補者選定でも、エース級の現職国会議員を出馬させるだけの覚悟も必要だったのではないか」。

 ★応援に入った野党議員も言う。「相手候補との政策の違いが分からない。原発政策も、明確にしていたのは3人目の候補者だけ。その裏で野党陣営は、連合や東京電力に配慮しすぎたのではないか。今の連合は、支援が逆効果になる場合すらある」と悔しがる。

 ★その結果の代償は大きい。新潟の原発政策は、全く違う様相に変化する可能性が出てくると同時に、首相・安倍晋三は総裁選3選に拍車がかかる。加えて野党共闘では、各党がどこか人ごとで、責任の所在もあいまい。今後の自治体選挙や参院選の統一候補計画にも、暗雲が垂れ込める。

 ★つまり野党からすれば、新潟の選挙は、野党の進め方のシンボル的なものだったのではないか。そこでも立憲民主党のリーダーシップが問われる。先週末、党代表・枝野幸男は、こちらも与野党対決の場となった中野区長選と区議補選の応援に入った。これも次の選挙を占う大きな意味があったが、新潟に安心していたのかもしれない。まだ野党にとっては、慢心する時期ではない。
*****

 「1つは、野党は本当に勝つ気があったのだろうかということだ」などと言う野党幹部にはあなたは何をしたの?と聞きたい、必死になって走り回ったのかと。
 負けは負けしかしほぼ無名の池田氏が元新潟県副知事の花角氏に対し、与党の業界締め付け、組織的期日前投票などの中であそこまで戦った、野党共闘の意味はあったと思うよ。
 


*****
「Where is ABE?」 マクロン仏大統領の投稿写真が物議  【日刊ゲンダイ】

 9日閉幕の主要7カ国(G7)首脳会議(カナダ・シャルルボワ)では、鉄鋼・アルミ製品への高関税を課すトランプ米大統領と各国首脳の間で大激論。ようやく取りまとめた首脳宣言も、採択後にトランプが「認めない」とひっくり返す異例の展開だった。

 そんな中、閉幕前の8日にマクロン仏大統領のツイッターに投稿された写真が世界中で物議を醸している。

 写真には、各国首脳が書類片手にトランプと膝詰めで議論している様子が収められているが、なぜかどこにも安倍首相の姿が写っていないのだ。マクロンのツイッターには「Where is ABE?」などと疑問の声が寄せられている。

 写真は通訳を退席させた際の一幕らしいが、ロイター通信社が撮った写真にも安倍首相の姿はない。安倍首相は閉幕後の会見で「膝詰めで直接本音をぶつけ合った」と話したが本当か。まさか、トランプべったりの姿勢を見透かされ、“カヤの外”に追いやられたわけでは……。
*****

 どこへ行ったんでしょうね、下の様な写真がネットに上がっているがよくよく人々の動きを見ると時間のずれは無い、と言う事は下の写真は誰かが国会での首相の写真を張り付けたのだろう、最近の画像処理ソフトはすごいがこれくらいの貼り付けならだれでもできる。
 反対に奥に座っている安倍首相をマクロン仏大統領側が消したと言う事も考えられるがそんなバカな事をやる意味もない。
 


*****
「拉致被害者かえす約束を」米朝会談飯塚さん・横田さんは  【朝日新聞】

 史上初の米朝首脳会談を前に11日、北朝鮮による拉致被害者の田口八重子さん(拉致当時22)の兄で家族会代表の飯塚繁雄さん(80)と横田めぐみさん(同13)の母早紀江さん(82)が東京都内で記者会見した。飯塚さんは「被害者をかえす約束を取り付けて、その後、いつ誰をかえすかという日朝間での話し合いにつなげてほしい」と訴えた。

 飯塚さんは、北朝鮮の非核化をめぐる問題に国際社会の関心が集中することに危機感を示した。「日本人拉致問題は核と切り離し、先行してほしい「これを逃したら私たちの家族は永遠に帰って来ない」。昨夏に入院した後も体調が悪く、署名やデモ活動ができない自らの現状を明かした上で「家族はこれ以上待てない」とも語った。

 早紀江さんは「核の問題も大事だが、被害者は全く違う人生を歩まされた。人権問題として許せない」。金正恩朝鮮労働党委員長に対し「親の気持ちを分かってほしい。心を入れ替えてかえしてくれれば、大きな喜びが訪れる」と訴えた。
*****

 藁にもすがりたい家族の願いはわかるが、筋違いではないですか、トランプにとっては問題ではなく、「アベに言われたから言うだけだ、アベが金正恩とやればいい」じゃないだろうか。
 アベ首相が会見で金正恩と交渉すると言っていたがトランプに「お前がやらなくて誰がやるんだ」とでも言われたんだろう。
 拉致問題のアベで首相に成って5年半、家族会の皆さんももうわかっているんじゃないでしょうか。
 

*****
強行採決狙うカジノ法案 裏に安倍首相とトランプの“密約”  【日刊ゲンダイ】

 安倍政権が13日にも、衆院内閣委での強行採決をもくろんでいるカジノを含む統合型リゾート(IR)実施法案。カジノ推進の維新に恩は売れても、公明も本音は慎重だし、財界から強い要求があるわけではない。世論調査(4月・朝日新聞)でも「今国会で成立させる必要はない」が71%にも上る。それでも、安倍首相が今国会での成立に鼻息が荒いのは、トランプ大統領との“密約”があるからだ。

■秋の米中間選挙に間に合わせる

 「日本企業はカジノ運営の経験がなく、ノウハウを持つ米企業に依存せざるを得ない。世界一のカジノ王と呼ばれる米ラスベガス・サンズのアデルソン会長は、日本のカジノに100億ドル(約1兆1000億円)の投資を繰り返し公言しています」(経済誌記者)

 アデルソン氏といえば、トランプの最大のスポンサーだ。16年の大統領選では、トランプに約27億円を献金し、トランプ大統領誕生を資金面で支えた。トランプは今、劣勢が伝えられる秋の中間選挙に向け、アデルソン氏の大きな援助が必要なのだ。

 「トランプ大統領は、日本でのカジノ解禁立法と引き換えに、中間選挙でのアデルソン氏の資金援助を充実させたい。秋では遅い。今の国会で成立させてもらわないと困るのです。すでに、アデルソン氏が中間選挙で3000万ドル(約33億円)もの資金協力をすると報じられています。日本のカジノ解禁を確信してのことでしょう」(前出の経済誌記者)

 カジノ解禁の裏にトランプあり――。これまでの経過にも、トランプが見え隠れしている。2016年11月、いち早く駆け付けた安倍首相は、当選間もないトランプ次期大統領とトランプタワーで面談。この時、トランプから日本でのカジノ解禁を求められたとみられる。というのも、安倍首相は帰国直後、議員立法ではあるが、IR推進法案をいきなり上程。会期延長までして、5年間、休眠中だったカジノ推進法案をわずか2週間で通した。極めて不自然な急ぎぶりだった。

 翌17年2月10日の日米首脳会談でトランプは、日本のIR推進方針を歓迎した上で、安倍首相に「シンゾウ、こういった企業を知っているか」とほほ笑んで、ラスベガス・サンズなどカジノ企業を紹介。安倍首相は隣の側近に、企業名のメモを取らせたという(17年6月10日の日経新聞電子版)。また、安倍首相は同日朝、全米商工会議所が主催する朝食会で、アデルソン会長ら複数のカジノ経営者と会食もしている。何らかの“陳情”を受けたことは間違いない。

 加えて許し難いのが、カジノ実施法案の中身が米カジノ企業の意向で「修正」されていることだ。今年2月に与党に示した政府案では、一施設あたりのカジノ区域を1万5000平方メートルとする上限規制があった。これに、ラスベガス・サンズ幹部のタナシェビッチ氏が「経済効果を抑制する」とすぐさま猛反発。果たして、今国会の提出法案では「1万5000平方メートル」の上限規制はバッサリ削られている。

 「カジノ法案は、ギャンブル依存症など社会的に問題のある法案なのに、短い審議時間で、スケジュールありきで進められています。安倍首相は、国民の心配などはどうでもいい。とにかくトランプ大統領や、米企業の要求に“満額回答”したいだけなのです。米国を裏切るわけにはいかないので、何としても今国会で成立させるつもりでしょう」(立正大名誉教授・金子勝氏=憲法)

 一体、どこを向いて仕事をしているのか。何としても成立させてはいけない。
*****

 ただただ自分の首相の座の延命だけしか考えていない。
 
 

*****
米朝会談現地ルポ 国柄がハッキリ表れた宿泊先の警備体制  【日刊ゲンダイ】

 歴史的会談の直前まで米朝両国の心理戦は続いた。11日、市内のリッツ・カールトンホテルで、すでに板門店で6度に及ぶ実務接触を行った米国のソン・キム駐フィリピン大使と、北朝鮮の崔善姫外務次官が4時間半にわたって、最後の調整を行った。夕方にはポンペオ米国務長官が同行特派員団を相手に「米側が許容できる範囲はCVID(完全かつ検証可能で不可逆的な非核化)である」とブリーフィング。トランプ大統領自身も「ワンショット(一発勝負)の解決」と記者団に語っており、最後の最後まで金正恩委員長に圧力をかけた。

 対する北側は「金正恩党委員長は会談後、12日午後3時に帰国の途につく」との情報を流し、共同会見でのツーショットで「成果」を強調したいトランプに揺さぶりをかける。米朝の熾烈な情報戦が繰り広げられた。

 日中は宿泊先のセントレジスホテルにこもっていた金正恩一行だったが、夜9時すぎに突然、一行を乗せた車がホテルを出発。観光名所の植物園「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」を訪れ、市内を象徴する建物「マリーナベイ・サンズ」の夜景を楽しんだ。ナイトツアーに出かけた金正恩一行が通過するたび、道路や橋が次々と封鎖され、市内は騒然となった。

 両首脳が宿泊するホテルの玄関口には各国から大勢の報道陣が詰めかけている。トランプが宿泊するシャングリラホテルは、驚いたことに誰でも出入り自由。一行は本館とは出入り口が異なる別棟のコンドミニアムに滞在しており、それほど警護に神経をとがらせずに済むのだろう。

 一方、金正恩一行が泊まるセントレジスの玄関前は厳戒態勢。車寄せにはトラック突入によるテロを警戒してか、コンクリート製の大きな防御壁がそびえ立ち、一般人は入館できない。一行が外出する直前にはロビーに規制線が張られ、警備員らが一般人にスマホを手に持たないよう要請した。

 米国側は記者へのブリーフィングに応じるのに、北朝鮮側は何を聞かれてもノーコメント。せっかく現地にいるのに、北朝鮮側の情報を得るのは、党機関紙「労働新聞」など北の国営メディア頼みだ。「自由の国」と「独裁国」の情報統制の違いをまざまざと見せつけられる。
*****

 疑心暗鬼の北、オープンな米、と見えるがアメリカもしっかり警備しているはず。


*****
日大、内田前監督の役職解任 監督・コーチ人事関与できず  【朝日新聞】

 日大アメリカンフツトボール部の悪質タックル問題で、日大は11日、内田正人前監督(62)の学内での保健体育事務局長と人事部長の職を同日付で解き、本部付部長待遇にしたと発表した。内田前監督はこれで、学内のすべての役職がなくなったことになる。

 部員の保護者やOBらはチーム再建に向けて、内田前監督の影響力の排除を求めていた。職員らの人事に加えて、34の運動部の予算を差配する部署を離れ、役職上は監督(コーチ人事にも関与できなくなった。

 内日前監督は1日の理事会で、常務理事、理事職を辞任。保健体育事務局長と人事部長の職については最大6カ月の自宅待機となっていた。大学が出資する「株式会社日本大学事業部」の取締役も、5月30日付で辞任していた。


理事長辞任求め752人の署名提出 日大教職員組合

 日大教職員組合は11日、田中英寿理事長や大塚吉兵衛学長の辞任に賛同する教職員ら752人の署名を、大学側に提出したと発表した。

 ´日大教職員組合は先月末、アメフト部の内田正人前監督の全役職の解任、田中理事長らの辞任などを求める4項目の要求書を大学側に提出し、6月30日までに実行するよう求めている。合わせて教職員らに対して要求書に賛同する署名を呼びかけた。今後、学生の保護者や卒業生、一般の署名も募るという。
*****

 内田前監督に対する処分、何かまだ甘いような気がする、アメフト学生連盟が下した除名(永久追放)に相当する処分をしなければ学生も納得できないのではないか、役職は無くなったとはいえ部長付で学内にいること自体が学生にプレッシャーになるだろう。日大の対応の悪さは黒いうわさがある理事長に責任(理事長は辞めないと)。


*****
「常に命の危険にさらされている」 F15墜落事故 緊急抗議集会 北谷  【琉球新報】

 【中部】米軍嘉手納基地所属のF15戦闘機の墜落事故を受け、第3次嘉手納爆音訴訟団、沖縄平和運動センター、中部地区労は12日、北谷町砂辺の米軍嘉手納基地第1ゲート前で緊急抗議集会を開いた。主催者発表で約110人が集まり、事故や日々の訓練による騒音などに抗議した。

 元沖縄市長で、第3次嘉手納爆音訴訟原告団長の新川秀清さんは事故があった11日午前6時ごろ、戦闘機の訓練開始の爆音で目覚めたという。「常に命の危険にさらされている。これが沖縄の現状だ」と話し、「基地撤去まで諦めない。新基地も造らせない。それが大人が未来の子どもたちにできることだ」と声を上げた。
*****

 次から次へと事故を起こす米軍機に米軍兵士、住民には何の説明もないし事故があっても飛行停止するわけでもない、怒って当然。
  

*****
菅官房長官、沖縄切り崩しを加速  【週刊 金曜日】

 ホテルを出ようとする足を止めて、菅義偉官房長官が責任者に深々と頭を下げた。「選挙の際には大変お世話になりました」。「私を覚えているなんて」と目を丸くする責任者。菅氏はこの細やかさとこわもての両面を使い分け、2月の沖縄県名護市長選を制した。

 このホテルは、市内有数の企業グループ傘下にある。過去の選挙でグループの支援が十分でないと見ると、菅氏や二階俊博幹事長は名護入りした際の会合を立て続けにここで開いた。辺野古新基地建設の地元で、絶対に落とせない選挙。「分かっているよね、というメッセージ」(自民党関係者)だった。

 5月19日、このホテルに戻ってきた菅氏は、総力を挙げて誕生させた渡具知武豊市長と周辺自治体の長に振興策を約束。翌日には新基地建設で敵対してきた翁長雄志知事に近い人々と、非公式に会った。不祥事で辞任した元副知事、与党県議、町村長、経済人。菅氏は名護市長選の勝利を踏み台に、11月予定の天王山、県知事選に向けた切り崩しを加速させている。

 市長選の勝因敗因はさまざまに分析された。最も大きかったのは「基地建設はもう止まらない」という諦め感を市民に植え付けたことだった。2期8年、反対の民意を託された稲嶺進前市長は公約を守って阻止に動いた。民主主義や法治主義を掲げるこの国の政府はしかし、工事を止めなかった。民意を踏みにじり、法律を骨抜きにし、本土から警察官や海上保安官を増派して、ついに辺野古の海の埋め立てを始めた。

 民意は変わっていない。市長選直前の世論調査でも市民の3分の2が反対した。ただ、稲嶺氏に投票すれば基地を止められるという過去2回の熱は去っていた。

 さらに、政府は渡具知氏に「打ち出の小槌」を与えた。子育て支援、商店街の振興。似通った公約でも、政府の全面支援を受ける渡具知氏の言葉は説得力を持って響いた。「辺野古の『へ』の字も言わない」戦略を徹底し、反対票も取り込んだ。

 菅氏がこの「勝利の方程式」を再び知事選で採用するのは間違いない。新基地の護岸を着々と延ばし、海の一角を囲い終われば7月にも大量の土砂投入を始める構えだ。候補者選考も進めている。

 一方、翁長氏は正念場を迎えている。手術を経て退院した5月15日、膵がんであることを公表した。頬はこけていた。「知事としての責任を全うしたい」と述べたが、再選出馬は明言しなかった。足元では新基地に反対する組織「オール沖縄会議」が県民投票の実施や主導権を巡って分裂している。前知事が新基地工事のため政府に与えた埋め立て承認の撤回という切り札をいつどうやって使えるか、めども立っていない。

 率直に言って、沖縄は追い込まれている。2014年以降の大型選挙で新基地反対の候補を勝たせ続け、県民大会を何度も開き、それでも工事が止まらないから基地の前に座り込んだ。長い闘いで疲労もたまっている。沖縄の力だけで食い止められる段階はもう過ぎたのかもしれない。

 政府が強行突破を続けてこられたのは、そうしても内閣支持率が下がらないからだ。今こそ本土の人々には、無関心が沖縄での不条理を可能にしていることを思い起こしてほしい。何か一つでも、行動してほしい。

(あべ たかし・『沖縄タイムス』記者。2018年6月1日号)
*****

 たしかに工事は進んでいるがすべて違法工事、県に承認を得なければならないとされる工事も知らん顔で進めているし、工事現場に入るトラックも制裁オーバーだったり違法改造だったりタイヤがすり減った危険車両でも県警、機動隊は見て見ぬふりで警察が護衛して抗議する市民を排除し排ガスの立ち込める柵に閉じ込める、こんな事が許されるはずがない。
 


*****
合意文書に署名、北朝鮮完全非核化へ前進か  【日刊スポーツ】

 トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は12日、シンガポールで開かれた史上初の米朝首脳会談を終え、合意文書に署名した。北朝鮮の完全非核化の実現に向け、前進が図られた可能性がある。トランプ氏は午後4時(日本時間午後5時)から記者会見する。

 トランプ氏はシンガポール入り前、60年以上休戦状態にある朝鮮戦争の終結合意を検討していると明言していた。12日の会談で、両首脳はいずれも米朝関係改善に意欲を示した。署名が実現したことで、東アジアに残る冷戦構造が解体へ向かう大きな転機を迎えた。
*****

 まあはじめの一歩、内容次第だがこれから始まると言っていいだろう。







 Twitterコーナー、ご参考に

 立教大学大学院特任教授・慶應義塾大学名誉教授の金子勝氏のツイッター

 元外務省国際情報局局長の孫崎享氏のツイッター

 自由党の 小沢一郎事務所のツイッター

 社民党参議院議員 福島みずほ氏のツイッター

 東京新聞 政治部のツイッター

 東京新聞 ほっとwebのツイッター

 市民連合のツイッター

 関西市民連合のツイッター

 SADL大阪のツイッター

 上智大学 中野晃一教授のツイッター

 法政大学法学部 山口二郎教授のツイッター


 その他、こちらもどうぞ 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

    
 

 

 

 

 

 



    
 

 

    
 

    
 

    
 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 




昨日の神戸
 最低気温  20.6度(23:35) 前日差+0.3度)
 最高気温  27.7度(11:16) 前日差+2.9度)

  今朝の神戸最低気温  19.9度 (03:25)  6月中旬並み 平年並み 
   、

今日の神戸の
   日の出     4時46分 (昨日 4時46分)
   日の入り   19時13分 (昨日19時12分)

       日の出は昨日と同じ、日の入りは昨日より一分遅い


   今日の日の出から日の入りまでの時間: 14時間27分。

       

 伊豆諸島付近を北上していた台風5号は東北沖で夜中に温帯低気圧に、中国の高気圧がゆっくりと東シナ海を東へ進んでいる。
 沖縄は晴れ、九州、四国、中国は雨のち晴れ、近畿は晴れのち雨のち晴れ、東海は雨のち晴れ、関東は晴れ、北陸曇りや雨、東北は曇りで雨の所も、北海道は雨、大雨も。
     
          
 明日の朝、東シナ海の高気圧が奄美諸島へ移動関東付近まで覆う、伊豆諸島を通り北上中の台風5号は低気圧になり東北沖の太平洋に、分離した低気圧が日本海にあり挟まれた東北地方は荒れ模様に。
 沖縄は晴れ、九州から関東までは晴れ、北陸は曇りときどき雨のち晴れ、東北は曇りのち晴れ、太平洋側では大雨、北海道は雨のち曇りの予報。
     
     
     
     
 今朝は晴れのち曇り、山はすっきり、午前10時ごろから少し雨が、その後は曇りに、夕方から青空に。
 今日の神戸の最高気温は  24.3度、昨日より 3.4度低く 平年より 2.0度低かった、今日の最高気温は5月下旬並みだった。
 明日は曇りのち晴れ、朝の最低気温は 18.9度、昼の最高気温は  24.4度、夜の最低気温は  18.2度。
     


 台風の位置は

 台風5号(マリクシ)は東北沖の太平洋で深夜に温帯低気圧になった、ただ中心気圧気圧984hPaあり台風並みであることに変わりない。






RADWIMPS衝撃の愛国ソング「HINOMARU」を徹底解剖する

2018-06-12 | いろいろ

より

*****

RADWIMPS衝撃の愛国ソング「HINOMARU」を徹底解剖する

 「日出づる国の 御名の下に」…
文筆家 近現代史研究者 辻田 真佐憲


 「HINOMARU」は明確に愛国ソング

 「さぁいざゆかん 日出づる国の 御名の下に」などと歌う、RADWIMPSの新曲「HINOMARU」(野田洋次郎作詞・作曲)が「軍歌っぽい」として話題になっている。

 軍歌云々はあとで触れるとして、この歌はなにより明確に愛国歌(愛国ソング)である。

 まず、歌詞の内容を確認しよう。

 この歌は、「あなた」と「僕ら」でなっている。

 「あなた」とは、「御国」であり、「日出づる国」であり、「帰るべき」祖国であり、「守るべきもの」である。

 これにたいし、「僕ら」とは、日の丸を仰ぎ見ると感情が高まる者たちであり、「気高きこの御国の御霊」を身体に宿す者たちであり、父母から歴史を受け継いだ者たちである。

 そして「僕ら」は「さぁいざゆかん」と鼓舞され、「あなた」の「御名」の下に、どんな困難があろうと突き進んでいく。たとえ「僕ら」の身が滅んでも、「あなた」は永遠に栄えよと願いつつ――。

 以下の部分に、この歌のエッセンスが凝縮されている。

 このような「あなた」(祖国)と「僕ら」(国民)の関係性は、典型的な愛国歌のそれである。


 今年4月には、ゆずの「ガイコクジンノトモダチ」(北川悠仁作詞・作曲)が同じように「政治的な歌」として話題にのぼった(参照「ゆず新曲に『靖国・君が代』がいきなり登場、どう受け止めるべきか」)。

 だが、その歌詞で登場するのは、あくまで個人である「僕」と、その外国人の友達である「君」であり、日本や国歌・国旗への愛も、随分と遠回りで間接的に示されているにすぎなかった。

 それにくらべれば、「HINOMARU」の内容のなんと直接的でわかりやすいことか。この歌が明確に愛国歌だと述べたゆえんである。


 浮かぶ疑問

 とはいえ、愛国歌として完成度が高いかどうかは別の話だ。

 「HINOMARU」の歌詞をみると、古めかしい言葉づかいと、現代的な言葉づかいが微妙に混ざり合っていて、どうしても違和感をぬぐえない。

 「日出づる国」は、なぜここだけが歴史的仮名遣いなのだろう(現代仮名遣いでは「日出ずる国」)。

 「さぁいざゆかん」や「どれだけ強き風吹けど」「遥か高き波がくれど」などは、なぜ口語調と文語調が目まぐるしく切り替わっているのだろう。

 祖国に敬意を表して「御名」「御国」とするならば、なぜ「旗」は「御旗」とならないのだろう。

 ……こうした疑問が何度も思い浮かんでしまう。


 現代人に向けて、親しみやすくわかりやすいように、言葉をつないだのだといわれるかもしれない。

 しかし、「御国の御霊」は「御」が二度もつづいてなんとも重苦しいし、「御霊」がなんなのかよくわからない(大和魂的なもの? キリスト教で聖霊のことを「御霊」ともいうので、「あなた」と「僕ら」と「御霊」で三位一体にでもなるのかもしれないが――いずれにせよ、理解しにくいし、そこまでこだわるわりには日本語の使い方が雑すぎる)。

 そのうえ、「HINOMARU」の歌詞はきわめて抽象的であって、(日の丸を除けば)愛国歌に欠かせない具体的な記号や英雄や物語に乏しく、どうしても散漫な印象を受ける。タイトルと「日出づる国」を伏せれば、ほとんど無国籍だ。

 いかにメロディーが優れていても、歌詞が空虚では、愛国歌として十全な機能を果たせない。

 作者は、愛国心を発露しようとして、愛国歌の構図はほぼ完全におさえた。だが、そこに当てはめる言葉の選択に失敗してしまった。そのため、この愛国歌がフェイクであり、空洞であることをかえって明らかにしてしまったのではないか。

 もちろん、愛国歌など突き詰めれば、すべてフェイクであり空洞ではある。これはどこの国のものでもそうだ。

 だがそこに、あたかも揺るぎない国民の歴史や、世界に誇るべき大義名分があると感じさせ、フェイクや空洞を覆い隠してこそ、優れた(そしてときに本当に危険な)愛国歌なのである。

 その点で、一見して違和感をぬぐえない「HINOMARU」は、愛国歌としての完成度が低いといわざるをえない。


 2020年に向けて、愛国ソングは増加する?

 そもそも「HINOMARU」は、6月6日に発売されたRADWIMPSのニューシングル「カタルシスト」のカップリング曲である。

 「カタルシスト」は、2018年のFIFAワールドカップを控え、フジテレビ系のサッカー番組のテーマソングに決まっている歌だ。

 スポーツの試合はもともとナショナリズムを刺激しがちであり、応援歌などにもそうした要素が紛れ込みやすい。


 そのため、2020年の東京オリンピック・パラリンピックを見据えて、「われこそ」と愛国的な音楽が続々と作られてもおかしくない。

 差異化を図るため、もっと過激で、直接的なものや、あるいはもっと巧みで、自然に受け入れられるものも出てくるかもしれない。

 そこにはかならずしも思想信条は必要ない。国策イベントやナショナリズムに興味がなくても、作詞者、作曲者などがビジネス志向で積極的に愛国的な音楽を大量生産する――これはかつてこの国で軍歌が蔓延ったときの状況そのものだった。

 エロ・グロ・ナンセンスが流行ったときには、モダンな流行歌を作り、満洲事変や日中戦争が勃発したときには、勇ましい軍歌を作る。

 軍歌もまたビジネスの対象だったのであり、流行りの歌手が歌う、大手レコード会社の有力な商品のひとつだった。

 今回の「HINOMARU」は「軍歌っぽい」と形容された。

 それは表現からいわれたのだろうが、むしろその発生の経緯にこそ軍歌と比較すべき部分があるように思われる。

 そして、作者の真意はさておき、愛国歌がビジネスチャンスと結びついているのだとすれば、なかなか止めることは難しい。

 したがって続出する愛国歌については、すでに何度も述べてきたとおり、受け手の側で「またこういうのが出てきたか」と受け流し、影響力を削ぐしかないのである。


 「右も左もなく」をいい意味に

 ところで作者の野田洋次郎は、ツイッターで「HINOMARU」についてコメントしている。最後にこれに触れておきたい。

 野田はこの歌について、「日本に生まれた人間として、いつかちゃんと歌にしたいと思っていました」「僕はだからこそ純粋に何の思想的な意味も、右も左もなく、この国のことを歌いたいと思いました。自分が生まれた国をちゃんと好きでいたいと思っています」「まっすぐ皆さんに届きますように」などと述べている。

HINOMARU
ただまっすぐに届きますように。 pic.twitter.com/McV51WYoX0
— Yojiro Noda (@YojiNoda1) 2018年6月8日

 以上を読む限り、「この歌は敢えて作ったもので、愛国への皮肉ではないか」などとの裏読みは必要なさそうだ。

 それより、以下では「右も左もなく」の部分に注目したい。

 この表現は、ゆずの「ガイコクジンノトモダチ」の「TVじゃ深刻そうに 右だの左だのって だけど 君と見た靖国の桜はキレイでした」をほうふつとさせる。

 インターネット上で「右でも左でもない」は、だいたい「普通の日本人」を自称する、右派の自己紹介文である。それゆえこの表現は評判が悪いし、今回の問題でそれに拍車がかかってしまった。

 しかしだからといって、「偏っていていい」と開き直って、仲間内で「いいね!」しあいつつ、SNS上で敵対陣営と延々殴り合っていることがいいわけではない。その不毛さや閉鎖性もまた自明である。

 「右でも左でもない」を目指すことは、本来よいことなのだ。だから、こう考えてみてはどうだろうか。

 「右でも左でもない」とは、自分は中立なので絶対正しいと居直ることではなく、自分が偏っていることを自覚しつつ、それを是正するため、さまざまな見解を集めつつ、特定の陣営に与せず、よりまともな状態を絶えず目指しつづけていくことなのだと。


 それでもなお愛国心を示すのであれば

 そのうえで、あらためて愛国歌の問題に戻りたい。

 作者は、(ビジネスなどではなく)純粋な気持ちから「HINOMARU」を作ったと述べている。それをあえてそのまま信じるとしよう。

 だがそれでも、この歌は典型的な愛国歌の構造に取り込まれ、しかも不完全なものになってしまった。純粋な気持ちほど、思い込みや偏見と裏腹で、創作をするときに頼りにならないものもない。

 本当に「右も左もなく」であれば、過去の事例を参照にしつつ、それとはまったく違った、「軍歌っぽい」とはほど遠い、新しくも穏当で、バランスの取れた作品を理知的に目指さなければならないのではなかったか。

 たいていの国には第二国歌や愛国歌のたぐいがある。国際試合のときに気軽に愛国心を謳いたいという気持ちもわからないではない。

 そもそも愛国心自体は全否定されるべきものでもない。だが、そこには毒もあるのであって、それをうまく避ける回路を作る点にこそ、創作の妙味があるだろう。

 今後生まれるこの手の作品には、せめてそういう工夫を期待したい。



プロフィール
1984年大阪府生まれ。文筆家、近現代史研究者。慶應義塾大学文学部卒業。同大学大学院文学研究科を経て、現在、政治と文化・娯楽の関係を中心に執筆活動を行う。近刊『文部省の研究』(文春新書)、そのほか単著に『大本営発表』『ふしぎな君が代』『日本の軍歌 国民的音楽の歴史』(幻冬舎新書)、『たのしいプロパガンダ』(イースト新書Q)、『愛国とレコード 幻の大名古屋軍歌とアサヒ蓄音器商会』(えにし書房)などがある。監修CDに『日本の軍歌アーカイブス』(ビクターエンタテインメント)、『出征兵士を送る歌 これが軍歌だ!』(キングレコード)、『みんな輪になれ 軍国音頭の世界』(ぐらもくらぶ)などがある。








*****