阪神間で暮らす-2

テレビを持たず、ラジオを聞きながら新聞を読んでます

I am not Abe.   全国一元化を口実に…安倍政権が障害年金支給カット 金持ちの世襲議員はダメだ

2018-06-21 | 日記




 世界に対し、安倍首相がやっていることが本当の日本の姿じゃないと思い、 『 I am not Abe、 』 と声をあげる、Yuriko & Maeharaも追加だな。



   2017年都議選票前日の7月1日、安倍首相の「ホームグラウンド」とも言われているJR秋葉原駅前で、安倍首相は都議選初の街頭演説を行った。同駅前には日の丸の小旗を振る自民党の支援者が集まったが、聴衆の一部からは「安倍辞めろ」「安倍帰れ」などのコールが発生。声は次第に広がり日の丸の小旗を持った人達も「帰れ」「帰れ」とコールした、これに対して首相は「人の演説を邪魔するような行為を自民党は絶対にしない」と怒りを露わにした。いつも国会で率先してヤジを飛ばしているのに! 
   
そして聴衆を指差しながら一際大声で言い放ったのが
   「こんな人たちに負けるわけにはいかない」




  2017年2月17日の衆議院予算委員会において、「私や妻が関係していたということになれば、まさにこれは、もう私は総理大臣も、そりゃもう、間違いなく総理大臣も国会議員も辞めるということは、はっきりと申し上げておきたい」


  14年の選挙の時は『来年10月の引き上げを18カ月延期し、そして18カ月後、さらに延期するのではないかといった声があります。再び延期することはない。ここで皆さんにはっきりとそう断言いたします。平成29年4月の引き上げについては、景気判断条項を付すことなく確実に実施いたします。3年間、3本の矢をさらに前に進めることにより、必ずやその経済状況をつくり出すことができる。私はそう決意しています。』 と言っていた。


  元官僚の古賀茂明氏は氏の著書「国家の暴走」に安倍首相の事を
  「この人物は、いとも簡単に、しかも堂々と、嘘をつける人間なのだ。」 と書いている。


 安倍政権が進めるアメリカのためのTPP批准に反対します。


  忘れていませんよ、12年の選挙時に貼られたポスター、どうなっているでしょう。
  言っている事とやっていることがさかさま。安倍自民は単にアメリカの隷属政党。

  「日本を耕す自民党」と言うのは外資に対し日本から搾取しやすいようにする。事か?
  「ウソつかない。」自体が嘘



  TPP、ISD条項で日本の国家主権は破壊されコングロマリットの餌食に
  

  農業だけじゃないよ、食料、医療、特許、環境、労働、投資、衛生植物検疫、越境サービス など21分野

  自民党が2012年暮れの衆議院選挙で公約したTPPに関して、自民党のウェッブをチェックしよう。

   
 拡大すると
   



 安倍政権の進めるアメリカのための戦争法施行および帝国憲法への改憲に反対します。



 〈あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。世界によって自分が変えられないようにするためである〉ガンジー

 〈一番こわいものはテロリストでも大不況でもなく、いつの間にか私たちがいろいろなことに疑問を持つのをやめ、気づいた時には声すら自由に出せない社会が作られてしまうことの方かもしれません〉アメリカで医療破産したある女性(堤未果、ルポ貧困大国アメリカⅡより)




 06/21(木)

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全国一元化を口実に…安倍政権が障害年金支給カットの非情  【日刊ゲンダイ】

 どこまで非情な政権なんだ――。今度は障害基礎年金をバッサリだ。

 障害基礎年金は、日本年金機構が障害や難病を負った人に支給する年金。障害の程度によって1、2級に区分され、年間支給額は1級が約97万円、2級が約78万円だ。

「都道府県単位だった認定審査を昨年4月から障害年金センターに一元化したことが影響し、支給されなくなる受給者が続出しています。一元化を口実に、厚労省がやりたかったのは支給のカットです」(厚労省関係者) 20歳前に障害を負った受給者1010人に、支払いを打ち切る通知を送っていたことが先月末に判明、大きく報じられたが、それだけではなかった。20歳以降に障害を負った受給者のうち、約2900人が、昨年4月から1年間に支給を打ち切られていたのだ。衆院厚労委で、高橋千鶴子議員(共産)が取り上げ、厚労省は事実関係を認めた。

 高橋議員は「一元化は本来もらえる人を救おうという趣旨ではなかったか」「もらえなくなる人に思いを致さないのか」と指摘したが、加藤勝信厚労相は「公平給付の実現に目的がある」とお決まりの答弁。世代間の公平など「公平」は、カットのためのいつもの常套句である。

 だが、障害基礎年金は最も切ってはいけない社会保障給付だ。厚労省が4月に発表した障害者の実態調査によると、月収9万円未満の人が65歳未満で2人に1人。経済的に苦しい生活を強いられているのだ。

 一元化どころか、むしろきめ細かい審査が必要なのが障害年金だ。障害年金に詳しい福祉施設関係者がこう言う。

「現在の障害年金は、身体や精神の機能がどの程度かで審査されています。しかし、その人の“大変さ”は機能だけで決まるものではありません。家庭や住んでいる街の環境など、個別の事情で変わってくるのです。機能上は軽症であっても、暮らしていくのがとても大変なケースも多くあります。“全国一律”に最もなじまない年金なのです。打ち切り通知が大々的に報じられて、いい機会です。実態を直視した審査ができるように、国会でも議論してもらいたい」

 本当に困っている人に寄り添うのが政治の仕事であることは、加藤大臣だって理解しているはずだ。審査基準を再考すべきではないか。
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 「本当に困っている人に寄り添うのが政治の仕事であることは、加藤大臣だって理解しているはずだ」、いやいや理解なぞしていませんよ俺はエリートだと一般市民を馬鹿にしている、確かに頭脳は良いようだが人間性は最低ではないか、働かせ改革で見せた#ご飯論法を見ればわかるだろう、サラリーマンの事などこれっぽっちも考えていないのがよく出ていた。
 


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自民議員、がん患者にやじ 受動喫煙巡り衆院厚労委  【日刊スポーツ】

 受動喫煙対策を強化する健康増進法改正案を審議した衆院厚生労働委員会で、がん患者が参考人として発言した際に、自民党議員が「いいかげんにしろ」などとやじを飛ばしたとして、患者団体が反発していることが21日、分かった。

 患者団体によると、やじを飛ばしたとされる議員は穴見陽一氏(48)。15日の委員会で、日本肺がん患者連絡会代表の長谷川一男さんが、屋外の喫煙場所について「なるべく吸ってほしくないが、喫煙者にとって吸う場所がないと困るという気持ちも分かる」と話した際に、やじがあった。

 穴見氏は大分県選出で、ファミリーレストランを展開する「ジョイフル」代表取締役相談役。穴見氏の事務所は「確認中」としている。

 長谷川さんは「最初は信じられなかったが、やじが複数回あって、自分に向けられたものだと分かった。とても悲しい」と述べた。
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 お前の方が「いいかげんにしろ」だな、がん患者参考人の発言は喫煙者に対しても思いやりのある発言、やじった穴見はよく言われるアベチルドレンの3回生の一派。
 


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森達也氏、田原総一朗氏らが「オウム事件真相究明の会」立ち上げ  【週刊 金曜日】

 今年1月、真相が明らかにされないまま、オウム事件関連の裁判がすべて終了した。現在、松本智津夫死刑囚をはじめとする13人の死刑執行が焦点となっている。この状況に対し、「本当にこのままでいいのですか」と声があがった。

 「オウム事件真相究明の会」。小誌編集委員の雨宮処凛さんや映画監督の森達也さんら14人が呼びかけ人となり、6月4日に立ち上げ会見を開催。「麻原に適切な治療を行ない、審理をし直し、真実を語らせるべき」だと訴えた。「死刑執行が近いのではという焦り」から、急遽、問題提起を行なうことにしたという。

 冒頭で、森さんは「地下鉄サリン事件の動機などがわからない結果として、不安と恐怖が日本社会に強く残っている。同調圧力が強くなった今の状況に全部つながっている。だからこそ、動機を知らねばならない」と説明。また、二審で弁護団が控訴趣意書を出す日程を裁判所と約束していたものの、その前日に裁判所が控訴を棄却したことについて、「あきらかに恣意的な棄却。司法が機能していない」と指摘した。雨宮さんからは「動機が解明されないことには再発防止ができない」との観点も提示された。

 想田和弘さん(映画監督)は、「法治国家として、おかしなことが起きているのではないかという恐怖がある」として、「普通のプロセス」を行なうよう求めた。

 (市川瞳・編集部、2018年6月8日号)
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 何時もアメリカのテロとかで思うが犯人は即射殺されるがあれじゃ本当の犯意なぞわからない、取り締まり側の都合のいい話が流されそれでおしまい。
 じゃないだろう、しっかりと起った事の原因を調べないといけないんじゃないか、オウム事件も同じだ、アベ政権はうやむやにしたままオウムが悪い、で処刑し決着してしまいたいだろうが。
 


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国民民主が見習うべきは自民の老獪さ  【週刊 金曜日】

 希望の党と民進党が合流して「国民民主党」が発足した。これで日本の国会に議席を持つ四つの政党に「民主」がつくことになった。自由民主に立憲民主、国民民主に社会民主。何というか、民主主義のバーゲン状態で、ありがたみも感じなくなってきてしまいそうだ。

 国民民主は合流にあたり、立憲にラブコール。一緒になろうと相当持ちかけたものの、立憲からは断られた。立憲からすれば、もちろん数の力は重要で、巨大与党に対抗するには弱小がいくつあってもしょうがないというのは百も承知。ただ、先に形ありき、合流ありきでは絶対に国民の理解は得られない。何をしたいのか、どういう未来、国家像を描くのか、といった根本で一致するのが先決、といったことが理由だ。

 国民民主、せっかく合流はしたものの各種世論調査では支持率1%程度で、早くも来年の参院選で議席は取れるのか、早期に消滅してしまうのではないかといった懸念がささやかれている。

 国民民主党が「形ありき」の思考から離れられず、自分たちの何が問題なのか、どうして支持されないのかについてわかっていないことが端的にわかるエピソードがある。

 それは、国民民主が結成にあたり「総務会」を設けたことである。総務会とは自民党の最高意思決定機関であり、それをモデルにしたのだという。総務会での決定に従わねば罰則があるのだという。

 ご存じのとおり、旧民主党は「決められない」ということが問題となり、一度決めたことがひっくり返されたり、なかなか最終決定に至らないことが多く見られた。

 しかしこれは意思決定機関の問題なのだろうか?

 旧民主党時代、政権与党にあった末期に「決められない」ことばかりだったときにも総務会の設置が検討されたことがあった。その時の光景がよみがえるようだ。

 先ほどの問いの答えは言うまでもない。意思決定機関の問題ではない。旧民主党時代、最高意思決定機関としては常任幹事会があったし、自民党の総務会は罰則があるから皆従うのではない。

 自民党総務会の意思決定は「全会一致」が原則だが、別に全員が賛成しているかどうか確認するわけではなく、議長である総務会長が「全会一致」だとみなしたらそれでいいのである。もちろんその場合、実質的に全会一致でない場合だってある。だが、そこで矛をおさめるのが大人というか保守というか政治というかの知恵なのだった。

 それが、国民民主の場合は「自民党のいい部分は見習うべきだ」(大塚耕平氏)と、設置を決めたのだという。むしろ見習うべきは、自民党の老獪さというか、なんだかんだ言いながらも与党である利点やうまみを保持するためには最後には、不満を内包しながらも崩壊せず、皆のメンツをたてながら絶妙なバランスを保って意思決定をしてきた点であろう。

 そのやり方が日本の現況や未来にとって良いことか悪いことなのかはさておき、それが政治なのである。そこがわかっていなくて、自分の言いたいことばかり主張して、幼稚さが直らなければ、いくら総務会を設置してシステムを整えたとしても何も変わらないだろう。勘違いの極みである。

 (西谷玲 にしたに れい・ジャーナリスト、2018年6月8日号)
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 なんか象の足を触って象がわかった気になっているようなもんだ、根本的に政治は何か、国民の生活はなんだがわかっていないんだろう。
 

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病床削減進めば自治体に補助金 厚労省、来年度にも  【朝日新聞】

 病院ごとの役割分担を明確にし、病床数を減らしていく「地域医療構想」の進みが遅い現状を打開しようと、厚生労働省は取り組みの進み具合に応じて都道府県に補助金を出す方針を固めた。来年度からの実施を目指す。

 地域医療構想は、団塊の世代が75歳以上になる2025年に必要な医療体制を構築するため、全都道府県が16年度にまとめた。それぞれの地域事情を踏まえ、高度な医療や慢性の病気に対応する病院や病床がどのくらい必要かなどが盛り込まれている。構想を元に、病院や診療所は18年度内をめどに自院の対応方針を決めることになっている。

 だが、17年度末で方針を決めた病院・診療所は、約1万4千施設のうち117施設に過ぎない。そのうち108は公立や公的施設だ。全体の約8割を占める民間病院は、ほとんどが未決定。このため厚労省は、都道府県が働きかけを強める必要があると判断した。

 補助金は「保険者努力支援制度」に基づいて出す。この制度では現在、国民健康保険の保険者でもある都道府県に、後発医薬品の使用割合などを指標にして補助金を出している。今年度予算では合計1千億円を割り振った。都道府県は補助金を、保険料の減免や健康づくりなどの保健事業などに充てることができる。

 厚労省は新たな補助金の額や使途、構想の進み具合を測る指標など制度の詳細については夏をめどに固める。
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 それは無いでしょう、入院患者を追い出してどうする、ミサイルに爆撃機、空母のお金が必要?止めてくれ、人が一番、国民の生活が一番だ。
 
 

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安倍晋三、もはや「現代の皇帝」だ  【日刊スポーツ】

 ★トルコの大統領選と総選挙が24日に実施される。トルコは昨年4月に国民投票が行われ、憲法改正が承認された。今回の選挙後、1923年の建国以来の議院内閣制から、権限が拡大された大統領制に移行する。現職のエルドアン大統領が権力基盤を強め、より独裁的になるのではないかとの懸念が、北大西洋条約機構(NATO)諸国に広がっている。トルコはイスラム圏ながら欧州との関係を強め、また米国との距離を広げようとしている中、民主国家から改めて独裁国家を志向する新しい国家の形態として注目される。

 ★民主国家の独裁体制は米トランプ大統領や、こちらも憲法改正して、強固な政権維持の仕組みを築いたロシアのプーチン大統領が代表格となる。民主国家ではないが、世界の大国といえる中国も法改正して主席の任期をなくした。体制の世襲が3代にも及ぶ北朝鮮もその1つといえよう。いずれも権力が独裁的に裁定を下しやすい環境をつくり上げ、普遍的支配者という意味で、現代の皇帝として君臨しようとしている。

 ★さて我が国は、元首相・中曽根康弘が現職時代に「大統領的首相」と言い出し、官邸の権限を強化しようとしたが、閣僚やメディアの英知が独裁的政治になりかねない考えの歯止めになり、阻止した経緯がある。自民党は規約を改正し、党総裁の3選を認めたため、9月の総裁選に首相・安倍晋三は強い意欲を示している。ただ、先に述べた各国と既にやっていることは変わらない。

 ★官邸機能の強化というより、情報と権限の一元化を図り、国民の「強い指導者」を求める声を背景に主要閣僚の固定化、内閣人事局の歪曲(わいきょく)運用などを駆使。公文書書き換えなど行政の中立性をゆがめ、また責任者が責任を問われないなど、国民が不審に思っても実態を優先させて乗り切ることで、三権分立の恣意(しい)的崩壊を助長させている。今日の状況は、独裁政治を行使する皇帝といっても構わないのではないか。
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 皇帝?バカ言っちゃいけないよ、こんなバカな皇帝はいない、ただただ議員がだらしないだけじゃないか、あるいは議員がバカなだけか国民がバカか。


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トルコ原発新設 早期着工に慎重 三菱重工社長  【朝日新聞】

 三菱重工業の富永俊一社長が朝日新聞のインタビューに応じ、トルコで手がける原発の新設計画について「日本とトルコの政府間できちんと話をして、それぞれの関係企業も入り、全員の意見が一致しないと難しい」と述べ、早期の着工に慎重な姿勢を示した。目標とする2023年の1号機の運転開始が難しいことを改めて示した形だ。

 計画では、黒海沿岸のシノップ地区に原発4基を建設する。三菱重工と仏企業が共同開発する新型原子炉を採用し、三菱重工は採算性の調査も担当。フランスやトルコの企業などとつくる企業連合が事業主体となるが、企業連合に加わる伊藤忠商事が計画から離脱することが今春、表面化した。

 富永氏は引き続き企業連合に加わる意向を示しつつも、「事業体が成り立つことが前提だ」と強調。企業連合の行方が不透明になっているとの見方を示し、事業主体の「中核にはならないと思う」と述べ、企業連合を主導する考えも否定。どこが主導するかは「決まっていない」とした。

 事業費は稼働後の発電による収入で回収する。約2兆円とされていた総事業費は、安全基準の強化などで2倍超にふくらむ見通しだ。採算性調査は7月にもまとまる予定だが、富永氏は「こういう条件なら(着工)できるというだけで、それが関係者にとって満足がいくかは別の話」と指摘。調査結果をもとに事業の見直し交渉に入ることを示唆した。日本、トルコ両政府が13年に大筋合意した想定売電価格が見直しの対象になる方向だ。

 運転開始の目標を遅らせるかどうかについては「コメントできる立場ではないが、現実論として原発(の建設)がかなり期間がかかるのは事実」と述べた。


 シノップ原発計画 とは

 三菱重工業など日本企業も加わる企業連合が、トルコ北部のシノップ地区に原発4基を新設する計画。トルコの建国100周年にあたる2023年に初号機の稼働をめざす。三菱重工が採算性を調査中で、調査期限を今年3月から7月まで延長している「周辺は豊かな漁場として知られ、反対運動もある。


英原発収益重視 日立総会で説明

 日立製作所が20日に開いた株主総会で、東原敏昭社長は英国での原発新設計画について「株主の皆さまに迷惑がかからないように経済合理性を合めて対応していく」と語った。着工の条件として収益性を重視する考えを改めて強調した。

 株主からは英国の計画をめぐって複数の質問があった。東芝が米国の原発事業の失敗で経営危機に陥ったことに触れ、計画を不安視する声も出た。
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 どんどん再生可能エネルギーの単価が下がり反対に原発の単価が事故対応や廃炉費用が膨らんで高くなっている現状であえて原発を作るのか、最終的に売電価格で決まるだろうがコストが上がった原発の売電価格が住民に受け入れられるのだろうか。
 そして汚染物質の処理、万が一の事故、廃炉時に出る放射線汚染物質の処理、そんなものの処理まで三菱重工は引き受けたうえで受注するつもりなのか、最終処理地の当てがあっての事なのか、大いに疑問だ。


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一億総忍者化時代?  【imidas】
 同志社大学大学院ビジネス研究科教授 浜矩子氏

「働き方改革関連法案」が衆議院を通過しましたね。このまま参議院も通ってしまって、この体制が動きだすということになると、人々のワークスタイルにどのような影響が及んでくるのでしょうか。結論的に言うと、どうも我々は皆、忍者になることを強いられる恐れがありそうです。それはなぜか。以下の通りです。

 安倍政権の「働き方改革」構想は、その眼目となっているのが「柔軟で多様な働き方」を推進することです。法案提出に至る過程では、もっぱら、「同一労働同一賃金」や「長時間労働の是正」を巡る成り行きが注目されてきましたね。
 ですが、実を言えば、政府が「働き方改革」を打ち出し始めた時点では、これらの項目は彼らの構想の中に入っていなかったのです。その後にこれらが取り込まれたのは、端的に言えば、労働組合および野党との取引材料としてのことです。全くそれだけとは言い切れませんが、それにしても、安倍政権の中では、間違いなく、「柔軟で多様な働き方」が「働き方改革」ドラマの主役の位置づけに置かれ続けて今日に至っています。

 それでは、彼らが考える「柔軟で多様な働き方」とは何か。そこには、ざっくり言って二つの側面があります。その一が「脱時間給制度の拡散」です。その二が「脱サラリーマン化の促進」です。
「脱時間給制度」の軸になっているのが、例の「高度プロフェッショナル制度」です。裁量労働制の拡大適用というのも、当初は彼らの構想に含まれていました。ですが、ご承知の通り、これは厚生労働省がサポート材料として出してきたデータが怪しげだったために、法案の中から外されました。「高度プロフェッショナル制度」は、専門性の高い仕事に従事していて、高給取りだと見なされる人々に対して、働いた時間ではなく、達成した成果に応じて給与を支払うという仕組みです。
「脱サラリーマン化の促進」にも、これまた二つの側面があります。その一が「兼業・副業の勧め」。その二が「フリーランス化の勧め」です。

 さて、ここで忍者のイメージを考えてみましょう。忍者は、間違いなく高度プロフェッショナルですよね。そして、彼らは、働いた時間に応じて給料を支払ってもらうわけではありません。彼らに与えられるのは、あくまでも、成功報酬です。要は出来高払い。ミッションを達成しなければ、報酬は無し。下手をすれば、命も無し。忍者は兼業・副業が基本です。専業忍者というのは、まずいない。皆さん、お百姓さんやお店屋さんをやりながら、忍者稼業を兼務しています。そして、彼らは基本的にフリーランサーです。お座敷がかかれば、その場所に出かけて行って仕事をする。
 かくして、安倍政権流の「働き方改革」が制度化されれば、我々はどんどん忍者の世界に向かって送り出されていく。「一億総活躍推進」とは、すなわち「一億総忍者化」のことだったようです。

 忍者人生は、孤独で過重労働で、危険が一杯です。連れて行かれないよう、注意しましょうね。
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 なるほど去年あたりから企業が副業を認めだしたが本業で十分な給与を払うつもりが無いから副業でもして稼いでくださいね、と言う意味だったのか、働かせ改革でそれが鮮明に。


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ヘリ発着帯 撤去要求 東村議会 「訓練増、住民恐怖」 集落近くの2カ所  【琉球新報】

 【東】沖縄県の東村議会(安和敏幸議長)は20日、村内の米軍北部訓練場N4地区にあるヘリコプター発着帯(ヘリパッド)2カ所の即時撤去などを求める意見書と決議を全会一致で可決した。県内外で米軍機の事故が相次いでいる上、集落近くで米軍ヘリの訓練が激化していることによる住民への騒音被害を重くみた。N4のヘリパッドに関して、村議会は2015年にヘリパッドの使用禁止を求める決議を可決したが、撤去要求に踏み込んだのは初めて。オスプレイの配備と飛行中止、日米地位協定の抜本的見直しも要求した。

 N4地区には14年7月までに新たなヘリパッドが高江の住宅地から約400メートル離れた場所に2カ所造られた。15年2月から運用が始まり、垂直離着陸輸送機MV22オスプレイなど米軍機が離発着している。

 村議会は17年2月以降、高江区の現地調査を実施した。その結果を受けて「(米軍機は)民間地上空を飛行し、ごう音をとどろかせている。村民は日々苦痛を受けている。N4ヘリパッドの運用で飛行訓練は確実に激増している」との文言を決議に盛り込んだ。

 その上で、N4地区について「まさに危険と隣り合わせの状況にあり、オスプレイから派生する騒音と低周波、いつ落ちてくるか分からない機体や器具などで、住民は恐怖におののいて生活し、苦痛負担は増大している」と訴えている。

 米軍機の度重なる事故も列挙した。17年10月に高江の民間地で起きたCH53Eヘリの不時着炎上、MV22オスプレイの名護市安部海岸やオーストラリアでの墜落を挙げたほか、県内外で緊急着陸や部品落下などを繰り返していることも盛り込んだ。

 「まさに空飛ぶ欠陥機であり、米軍の機器整備に対する怠慢と傲慢(ごうまん)をみることができる」と厳しく批判している。

 決議文は日米国大使、在沖米四軍調整官、意見書は首相などに、それぞれ郵送する。

 米軍北部訓練場のヘリパッド建設を容認してきた伊集盛久東村長は本紙の取材に対し「議会の決議に関してコメントする立場にない」と述べた。伊集村長は17年のCH53Eヘリ不時着炎上事故後、N4ヘリパッドの使用中止を求めている。
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 まったく日本国民なんか人間じゃない、あたかも標的の様なもの、としか考えていないんだろう、それを容認するように村のすぐそばにヘリパッドを作るアベ自公政権、やっぱりこんな政権はやめにしないと。
  






 Twitterコーナー、ご参考に

 立教大学大学院特任教授・慶應義塾大学名誉教授の金子勝氏のツイッター

 元外務省国際情報局局長の孫崎享氏のツイッター

 自由党の 小沢一郎事務所のツイッター

 社民党参議院議員 福島みずほ氏のツイッター

 東京新聞 政治部のツイッター

 東京新聞 ほっとwebのツイッター

 市民連合のツイッター

 関西市民連合のツイッター

 SADL大阪のツイッター

 上智大学 中野晃一教授のツイッター

 法政大学法学部 山口二郎教授のツイッター


 その他、こちらもどうぞ 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



    
 

    
 

 

 

 

 

 

 

    
 

    


    
 

    
 

 

 

 

    
 

 

    
 

 



 

 

    
 

 

    
 

 

 

 

 



昨日の神戸
 最低気温  20.9度(04:10) 前日差-0.4度)
 最高気温  23.1度(13:12) 前日差-1.7度)

  今朝の神戸最低気温  21.4度 (05:08)  6月下旬並み 平年より0.3度高い 
   、

今日の神戸の
   日の出     4時46分 (昨日 4時46分)
   日の入り   19時16分 (昨日19時15分)

       日の出は昨日と同じ、日の入りは昨日より一分遅い
今日は歴上の夏至

   今日の日の出から日の入りまでの時間: 14時間30分。

       

 中国から伸びる前線が日本の南部に沿って伸びるが、中国から高気圧が東へ進み東シナ海真中へ進む。
 沖縄は晴れ、九州、四国、中国は晴れ、近畿、東海は曇りのち晴れ、関東は曇り所により雨、北陸は晴れ、東北は曇りのち晴れ、北海道は曇りで時々雨。
     
          
 明日の朝、中国から高気圧は東シナ海の真ん中あたりまで進む、そのせいで前線は南に下がる、北海道の北には低気圧があり高気圧と張り合う。
 沖縄は晴れ、九州は晴れのち曇り雨の降る所も、四国、中国から東北まで晴れ、北海道は曇り時々雨でその後晴れの予報。
     
     
     
     
 今朝は曇り、一寸降りそうな雲ゆきで山も上の方は雲が、午後になって晴れてくるが雲が多い、風が出てきた。
 今日の神戸の最高気温は  24.7度、昨日より 1.6度高く 平年より 2.1度低かった、今日の最高気温は5月下旬並みだった。
 明日は晴れ、朝の最低気温は 20.2度、昼の最高気温は  28.8度、夜の最低気温は  21.6度。







「加計学園」理事長の記者会見 不信感しか残らなかった原因とは?

2018-06-21 | いろいろ

より

*****
「加計学園」理事長の記者会見 不信感しか残らなかった原因とは?
 臨床心理士が分析する 岡村 美奈

 さすが学校法人「加計学園」を西日本有数の学校法人グループへと成長させた人物と皮肉のひとつも言いたくなる。問題が報じられて以降、自分が初めて公の場に姿を現すには、今が絶好のタイミングだと読んだのだ。


取材できたのは地元メディアのみ

 理事長である加計孝太郎氏が緊急会見を開いたのは、岡山にある加計学園本部。6月18日の朝に起きた大阪の地震にメディアはどこもかかりきり。せっかく大手メディアが駆けつけても、取材できたのは地元のメディアのみ。その会見も「校務があるから」と25分で切り上げられた。

 内容はというと、愛媛県や今治市に虚偽の報告をした件について、当該職員と理事長について処分が決まったという報告。担当者が虚偽報告をしたと学園側が発表したのは5月26日。それから数週間経っているのに、今になってわざわざ緊急理事会を開き、緊急会見を行った。

 どんなことでも、自分にプラスになるように利用する。このタイミングの緊急会見に誰もが、保身のためというより、これで問題に区切りをつけ、次へと進めるための策士的な計算を感じたのではないだろうか。それだけに、会見中の態度を見ても、真実を話そうという意識が感じられなかったのだ。


書面をもつ手が震えている

 冒頭、やや緊張した面持ちで用意してきた書面を淡々と読み上げた加計理事長。続けて一緒に会見に立った岡山理科大学の柳澤康信学長が、獣医学部の今後の役割について書面を読み上げた。人前で話すことなど馴れていると思うのだが、書面をもつ手が震えている。なぜそこまで学長が緊張しているのだろうと、少々訝しくなる。

 もとより、これまでの経過から、加計理事長に対しては疑念や不信感を持っていた。そこにこのタイミングでの会見だ。いいイメージを持てるはずもない。なのに質疑応答が始まると、加計理事長は記者に向って、やや斜に構えて顎を上げて立っていた。この姿勢は、相手を見下しているような印象を与える。理事長の立ち方の癖かもしれないが、いかにも尊大な権力者のイメージが強くなった。

 質疑応答が始まると、加計理事長の顔には汗が吹き出し、瞬きが増えていく。見ている側は、そこに欺瞞のサインが表れていると感じるだろう。

 嫌な質問には、答えながらもすっと視線を質問者から外していく。答える度に身体が大きく前後左右に揺れるのも、不安や動揺と捉えられやすい。

 動揺すればそれだけ揺れは大きくなるが、人は嘘をつこうとする時、ついている時は、身体の動きは逆に小さく、少なくなると言われている。「事務局長が勝手にやったという認識か」と聞かれ、「はい、そうです」と答えた時は、逆に身体がほとんど揺れなかった。その後も問題の核心に触れるような質問に答えている時は、身体の揺れが小さくなる。動きが多くなる方に目が向きがちだが、見ている側はそんな動きの変化を敏感に感じ取り、はっきりはわからないが何かがおかしいと思うものだ。


人は真実とは違うことを言おうとすると……

 話し方や言葉使いからも、真実を話しているようには感じられない。

 愛媛県への誤った情報について「担当者に伝えるよう何ら指示があったのか」と聞かれた加計理事長は、目を瞬かせると「担当者が」と言い、そのまま「あ~う~」と言い淀み、「そのような誤解を生むようなことを言ったことに」とさらに間を空けながら説明した。

 このタイミングで記者会見を開いた理由について聞かれた時も同様だった。

 人は真実とは違うことを言おうとすると、頭の中にある真実を抑制する必要がある。すると言い淀んだり、言い間違ったり、話の途中に不自然な間が空いたりする傾向が多くなるのだ。

 「総理に対して獣医学部の話はしなかったか」など、答えたくない質問には、「はい」と短く返答をした加計理事長。真実を話そうとする人は、それを証明しようと詳しく細かく説明をしようとするものだ。同じ質問を繰り返されれば、前とは違う情報をそこに少しでも加えていこうとする。だがそうでなければ、同じ質問をしても、短く答えるか、同じことを繰り返すだけだ。「覚えていません」「ありません」「思いませんでした」など、短く同じ答えを繰り返している様子は、下手に説明して辻褄が合わないことを言わないようにしたとしか、聞こえない。


 「獣医学部新設も加計ありきだったのでは」と問われると、淡々とした表情で国家戦略特区へと話をすり替えていく。自分たちを、虚偽の報告を行って国会を停滞させた側ではなく、「申請者側」と答えた時も、自分たちを弱い立場へ方向づけ、そうせざるを得なかった的なイメージへとすり替えてしまう。この論法も、真実を話していないのではと思わせる要因だ。

 国会を停滞させたことについて「申し訳ない」と言いながら、表情は変わらない。この会見中、何度も申し訳ないという言葉を口にしたが、声の調子も変わらず抑揚がないため、その発言に感情がこもっていないことがわかる。だから言葉に合わせて、きっちり頭を下げることがない。冒頭、頭を下げた時も表情を変えることもなく、口先だけの実にあっさりしたもの。頭を下げながら記者たちを見続け、その反応をうかがっている形だけの謝罪でしかない。


左目だけ一瞬、微妙に引きつったように瞬き

 だが、そんな加計理事長の表情がひときわ強張ったのは、「安倍首相に獣医学部の話をしたのはいつ?」と聞かれた時だ。目の表情が暗くなり、口元にも力が入る。さらに突っ込まれて、仲の良さを質問されると、左目だけ一瞬、微妙に引きつったように瞬きをした。疑われていると感じたのか、何度も視線をそらす。安倍首相との関係については、やはり気を使っているのだ。

 それなのに、部下が首相の名前を使って虚偽報告をしても「虚偽発言と言えば虚偽の発言なんだろうが、前に進めるために」と悪びれる様子もなく平然と答えていた。やったもの勝ちの不遜さとでもいおうか、巧妙な経営者のイメージがついてくる。

 安倍首相の「(虚偽報告をした加計学園に)抗議する必要がない」という参院予算委員会での答弁を聞いていても、虚偽報告をしたという加計学園の事務局長が、今治市に1人で謝罪に行き、「つい言った」「言ったんだと思う」とへらへらしながら説明していたのを見ても、安倍首相と加計理事長、二人の間に何もなかったと言われて、それを鵜呑みにするのは難しい。

 会見を早く終わらせようと、最後にはいい加減な生返事を繰り返し、「もう、もう」と何度も司会の方を向いていた加計理事長。虚偽報告について「指示はしていない」と言うが、タイミングを計ったかのように記者会見した経営者が、首相の名前を利用しない訳がないと思うのは、果たして私だけだろうか。
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本来ならばとっくに退陣 安倍しがみつき政権の延命費用

2018-06-21 | いろいろ

より

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本来ならばとっくに退陣 安倍しがみつき政権の延命費用

 「対話のための対話には意味がない」の持論は、どこに行ったのか。一転、安倍首相が金正恩委員長との“直接対話”に躍起になっている。

 土曜の朝から情報番組に出演した安倍は、「最終的には私自身が金正恩委員長と向かい合わなければならない」と語り、非核化の費用についても「平和の恩恵を被る日本が負担するのは当然」と言い切ってみせた。

 突然、安倍が正恩との会談に前のめりになっているのは、6・12の米朝会談で、トランプ大統領が正恩に「日本とも対話すべきだ」と促し、正恩も「日本とも対話を進めたい」と応じたからだ。トランプは「拉致問題」についても2回取り上げたという。

 トランプが「拉致問題」を取り上げたと分かると、安倍政権は大喜びしている。それもそのはず。米朝会談の直前、安倍はホワイトハウスに押しかけ、「拉致を取り上げて欲しい」と拝み倒している。

 しかし、トランプに「拉致」を2回取り上げてもらった“借り”は、相当高くつくのではないか。

 ヤバイのは、米朝会談の後、トランプが「首脳会談では拉致問題も取り上げた。安倍首相の最重要課題だからだ」と、わざわざ会見で口にしたことだ。これって、“おいシンゾー、約束通り正恩に伝えてやったぞ”“次は日本が口利き料を払う番だ”という脅しのメッセージだろう。

 トランプは日米会談後の共同会見でも、「安倍首相にとって拉致問題は個人的にとても重要だ」と語ったそばから、「安倍首相はつい先ほど、数十億ドル(数千億円)もの戦闘機や航空機、農産物を追加で買うと言った」とバクロしている。

 恐らく、米朝会談で拉致問題を取り上げてもらう見返りに、アメリカから数十億ドルの買い物をする約束をしたのだろう。

 いったい、この先、日本はアメリカからいくら請求されるのか。

 「トランプ大統領は、『もし、非核化の合意に達すれば北朝鮮を支援する』『しかし、われわれは遠い国だ。日本は支援すると思う』と口にしています。横にいた安倍首相も否定しなかった。非核化の費用も、経済支援も日本に負担させるつもりなのでしょう。すでに口約束が交わされている可能性もある。北朝鮮の鉄道、道路、電力などのインフラを整備するのに15兆円、北朝鮮経済が立ちゆくまで10年間で220兆円が必要という試算もあります。日本は巨額の負担を強いられることになるでしょう」(政治評論家・山口朝雄氏)

 今頃、トランプは「日本とのディールは大成功だ」と高笑いしているのではないか。


 拉致を利用して“総裁3選”を狙う悪質

 安倍がふざけているのは、拉致問題を“政権の延命”に利用しようという魂胆がミエミエのことだ。

 出演した情報番組でも、9月の総裁選について聞かれ、「まだまだ、やるべきことがたくさんある。北朝鮮の問題、拉致問題は私自身の責任で解決しなければいけない」と大見えを切っている。

 もし、トランプが米朝会談で拉致を取り上げず、正恩に「日本とも対話すべきだ」と促さなかったら、まったく違う展開になっていただろう。安倍は国民から批判されていた可能性が高い。

 これから安倍は、御用メディアを使って“日朝会談”“拉致解決”のムードを高め、「拉致を解決できるのは安倍さんしかいない」「9月以降も安倍首相を代えるべきじゃない」という空気をつくっていくつもりだろう。

 しかし、この5年間、拉致解決のためにまったく動かなかったのに今更、政権延命のために拉致を利用しようなんて、ふざけるにも程がある。しかも、拉致を利用するために、トランプに正恩への“口利き”を頼み込み、見返りに巨額の“口利き料”を払おうなんて冗談じゃない。国民の税金だぞ。

 もちろん、拉致被害者が全員、帰ってくれば結構だが、早くも北朝鮮は「拉致問題は解決済み」と念押ししている。成果を期待できるのかどうか。

 過去、支持率が下落した政権は、あの手この手で生き残りを図ってきたが、ここまで破廉恥な延命工作は前代未聞である。

 「どこまで安倍首相が、拉致問題を真剣に考えているのか疑問です。ほんの2カ月前、拉致被害者の救出を求める『国民大集会』が開かれた時も、アリバイ的に短時間、顔を出しただけで、すぐに帰っている。さすがに会場から『なんだ、もう帰るのか』とヤジが飛んでいます。要するに、本気じゃないのでしょう」(政治評論家・本澤二郎氏)

 いったい、この男は誰のために政治をやっているのか。誰のための拉致解決なのか。

■ モリカケもトランプへの口利き依頼も同じ発想

 そもそも、安倍は“総裁3選”どころか、とっくに退陣しているのが当たり前だ。

 モリカケ疑惑は、なにひとつ解決していない。森友事件では、財務官僚による“公文書の改ざん”という異常事態が起き、自殺者まで出ているのだ。国会は1年間、“虚偽答弁”と“改ざん文書”に基づいて審議が続けられてきたのだから、信じられない。この国は本当に民主国家なのか。

 安倍は「拉致問題は私自身の責任で解決しなければいけない」「財務省を立て直す」などとエラソーな口を叩き、ふんぞり返っているが、よくもモリカケ疑獄の主犯のくせにデカイ顔をできるものだ。強行採決まで連発している。

 森友事件は、いつの間にか“佐川事件”のようになっているが、事件の本質は文書改ざんでも籠池前理事長の詐欺でもない。教育勅語を中心に据える「愛国心教育」を実践する小学校を建設するために、国有地が激安で払い下げられたというのが本質である。まず、森友学園にモデル校をつくらせ、成功したら日本全国に同じような学校を建設する構想だったようだ。まだ頭の柔らかい子どもたちに愛国心教育を行うことで、この国を変えようとしたのだ。

 籠池前理事長は2017年7月10日、大阪府議会でこう証言している。
 <情勢が変化したのは十九年。第一次安倍政権のもと、教育基本法が改正された。私は愛国教育の先駆けになろうと教育の充実に努め、各方面から賛同の声が寄せられるようになった>

 籠池前理事長は、安倍と思想信条が同じ日本最大の右翼組織「日本会議」の大阪支部の幹部だった。

 モリカケ事件で支持率が下落し、総裁3選に黄色信号がともった安倍が、延命のために仕掛けたのが、トランプへの口利き依頼である。

 「モリカケ事件と、トランプ大統領への口利き依頼には、安倍首相による“政治の私物化”という共通点があります。国民のための政治じゃない。国益は度外視です。たとえば、米朝和解が進めば日本の安全保障環境もガラリと変わるのに、北朝鮮の弾道ミサイルに対応するために、2基2000億円もする“イージス・アショア”を米国から購入するとしている。あまりにも支離滅裂。それもこれも、総裁3選のために外交が行われているからです。カジノ法案の強行採決だって、トランプ大統領を喜ばせるためでしょう。最大のスポンサーがカジノ経営者ですからね」(本澤二郎氏=前出)

 いったい、安倍の延命のために、いくらアメリカにカネを取られるのか。絶対に安倍3選など許してはダメだ。
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