７月２４日の社説は・・・

ドイツでもテロが起きました。
読売はトランプでしょう。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・　小中学の道徳　教科にすべきではない
・　西洋美術館　２０世紀の歴史語る遺産

読売新聞
・　米大統領選　党の亀裂深めたトランプ指名（2016年07月24日）
・　熱中症対策　夏本番へ体調管理を万全に（2016年07月24日）
　　
毎日新聞
・　原発の耐震想定　規制委は信頼損なった
・　ポケモンＧＯ　マナーと安全が最優先

日本経済新聞
・　働く人が安心できる「ギグエコノミー」に
・　商品取引所の利便性高めよ

産経新聞
・　経済対策　規模よりも中身の吟味を
・　都知事選と政策　課題克服へ選択肢足りぬ

中日新聞
・　宿営地共同防衛は合憲か　週のはじめに考える

※　テーマは分かれました。

朝日が道徳を取り上げました。
「　子どもの内面が評価できるのか。多様な価値観を認める教科書が生まれるのか。

　いずれも疑問をぬぐえない。「道徳」はやはり教科にすべきではない。」

今頃？というのが正直な印象です。

「心の値踏みになりかねない危うさに一定の考慮をしたといえる。だが評価の難しさは記述式でも変わらない。内面を知るには外に現れた言葉や態度を見るしかない。しかも学級全員が対象だ。どこまで可能だろうか。」

「　教科化によって、教材は検定教科書を使うことになる。

　文科省は２年前に検定ルールを変えた。「国を愛する態度」などを盛り込んだ教育基本法の目標に照らし重大な欠陥があると判断されれば不合格になる。

　運用次第では、愛国心を教え軍国主義教育を担った戦前の国定教科書に近づきかねない。」

「道徳が７０年以上教科にならなかったのは、教科書を使い、評価することが心のあり方への介入となる懸念があったからだ。

　その慎重な配慮を捨て、なぜ今、子どもの心を評価せねばならないのか。来春に公表される検定結果にも目をこらしたい。」

実は、評価は二の次です。文章表記では、よいことしか書けません。

それよりも、今日書かされることにより、確実に実施されることが大切なのです。

まだ、日本の各地では、道徳は満足に行われていないのが実態のようです。
そこからの脱却が教科化のねらいです。