昨日、浜岡原子力発電所を視察してきました。
原子力発電所は、賛否が国を二分しています。
新聞社でも、推進・維持派の読売・産経・日経。反対派の朝日・毎日・中日(東京)。発行部数は拮抗しています。
ただ、どちらも弱点を抱えています。
前者は核のゴミ・フクシマ、後者はエネルギー自給率・地球温暖化。
ゼロ百思考では、解決する事ができないなのです。
EUが全体でエネルギーバランスを保っているように、島国日本は国内でエネルギーバランスを保つのが、最も現実的な考えでしょう。
となると、どうしても気になるのが、原子力発電所の安全性です。
今回は、自分の目で確かめるために、浜岡原子力発電所の視察を希望したのです。
社会科教師はフィールド・ワークが命なのです。
実際の見学時間は3時間。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/f4/aefaab8d05e8fc187c192cb62d0b3e1d.jpg)
原子力館で説明を聞き、DVDを見ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/d3/95e2fb6bb17b0a00aaf6ae478df2a759.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/55/00955a4b840029e6609095fd6d4cdb11.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/30/ca92827ff626d6343916117b51e3e20f.jpg)
この間には、本人確認のために、免許証と照合し、コピーもとられます。
その後、一部の展示を見て、さらに説明を聞きます。
実物大の原子炉です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/dd/8e759c6c2a801aa4a161fd473c03be06.jpg)
実物大の防波壁です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/ed/3867fa01b33ca8d51b5421ffe7e79881.jpg)
ギネスに掲載されるほどの釜石港湾口防波堤が、実は、基礎マウンドの上に載っているだけというのに驚きました。
堅い岩盤と連結していなかったのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/41/9817e7e62e61e900468cbc5036ed74b6.jpg)
展望室では、撮影禁止。
屋外展示のタービンです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/15/08360e957045627ecf5c6555fe80364c.jpg)
そしていよいよ見学。
カメラ、携帯等は持ち込み禁止。手荷物検査もあるので、ロッカーに預けます。
さらに、空港と同じように金属探知器で検査。
厳重です。
原子力館が準備したマイクロバスですらチェックです。
セキュリティの厳重さに驚きました。
その後、防波壁を見学。1~4号機の建屋はバスで外からの見学。
そして5号機建屋に入ります。
3・4号機は、再稼働に向けて申請中です。
しかし5号機はそこまでいっていません。
それなのに、2011年5月の、あの菅首相の運転停止要請以来、5年以上、その時同じような勤務態勢(5チームによる24時間2交代制)で、今も勤務が続いているのです。
※ 5チーム中1チームは訓練です。碧南火力発電所でも同じようなシフトでした。
浜岡原子力発電所は、5年以上も電力を生産していないの、毎日、約4,700人の人が働いているのです。それが一番の驚きでした。
そこまでコストをかけてもまで再稼働をめざす理由は?
返ってきた答えは「それでも火力発電よりも割安です」。
いかに火力発電のコストが高いのかが分かります。
安全対策は、地震対策、津波対策、浸水対策、電源対策、それぞれ、三重、四重の手段がとられていました。
「なぜそこまでやるの?」という率直な疑問がうかんだのですが、「近隣住民に安心してもらうため」という解答が返ってきました。
地元の人らしい団体も見学に参加していました。
もっといろいろ調べたくなりました。
浜岡原子力発電所HP
https://www.chuden.co.jp/energy/hamaoka/index.html?cid=bf
原子力発電所は、賛否が国を二分しています。
新聞社でも、推進・維持派の読売・産経・日経。反対派の朝日・毎日・中日(東京)。発行部数は拮抗しています。
ただ、どちらも弱点を抱えています。
前者は核のゴミ・フクシマ、後者はエネルギー自給率・地球温暖化。
ゼロ百思考では、解決する事ができないなのです。
EUが全体でエネルギーバランスを保っているように、島国日本は国内でエネルギーバランスを保つのが、最も現実的な考えでしょう。
となると、どうしても気になるのが、原子力発電所の安全性です。
今回は、自分の目で確かめるために、浜岡原子力発電所の視察を希望したのです。
社会科教師はフィールド・ワークが命なのです。
実際の見学時間は3時間。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/f4/aefaab8d05e8fc187c192cb62d0b3e1d.jpg)
原子力館で説明を聞き、DVDを見ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/d3/95e2fb6bb17b0a00aaf6ae478df2a759.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/55/00955a4b840029e6609095fd6d4cdb11.jpg)
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この間には、本人確認のために、免許証と照合し、コピーもとられます。
その後、一部の展示を見て、さらに説明を聞きます。
実物大の原子炉です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/dd/8e759c6c2a801aa4a161fd473c03be06.jpg)
実物大の防波壁です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/ed/3867fa01b33ca8d51b5421ffe7e79881.jpg)
ギネスに掲載されるほどの釜石港湾口防波堤が、実は、基礎マウンドの上に載っているだけというのに驚きました。
堅い岩盤と連結していなかったのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/41/9817e7e62e61e900468cbc5036ed74b6.jpg)
展望室では、撮影禁止。
屋外展示のタービンです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/15/08360e957045627ecf5c6555fe80364c.jpg)
そしていよいよ見学。
カメラ、携帯等は持ち込み禁止。手荷物検査もあるので、ロッカーに預けます。
さらに、空港と同じように金属探知器で検査。
厳重です。
原子力館が準備したマイクロバスですらチェックです。
セキュリティの厳重さに驚きました。
その後、防波壁を見学。1~4号機の建屋はバスで外からの見学。
そして5号機建屋に入ります。
3・4号機は、再稼働に向けて申請中です。
しかし5号機はそこまでいっていません。
それなのに、2011年5月の、あの菅首相の運転停止要請以来、5年以上、その時同じような勤務態勢(5チームによる24時間2交代制)で、今も勤務が続いているのです。
※ 5チーム中1チームは訓練です。碧南火力発電所でも同じようなシフトでした。
浜岡原子力発電所は、5年以上も電力を生産していないの、毎日、約4,700人の人が働いているのです。それが一番の驚きでした。
そこまでコストをかけてもまで再稼働をめざす理由は?
返ってきた答えは「それでも火力発電よりも割安です」。
いかに火力発電のコストが高いのかが分かります。
安全対策は、地震対策、津波対策、浸水対策、電源対策、それぞれ、三重、四重の手段がとられていました。
「なぜそこまでやるの?」という率直な疑問がうかんだのですが、「近隣住民に安心してもらうため」という解答が返ってきました。
地元の人らしい団体も見学に参加していました。
もっといろいろ調べたくなりました。
浜岡原子力発電所HP
https://www.chuden.co.jp/energy/hamaoka/index.html?cid=bf