こんにちは。
今日もありがとうございます。
先日に投稿した通り、
怒鳴られ続けて心が破裂し、
木っ端微塵になった実体験のある者として、
お話ししたいことがあります。
興味のある方はちょっとイメージしていただきたいんですが…、
人間の心は風船みたいなものだと思うんですね。
普段はいろいろな感情が意識的にせよ無意識にせよ、
心に吹き込まれているわけです。
その空気が、普段の思考や立ち居振る舞いを作っているわけです。
しかし。
沢山の空気や有害な空気が吹き込まれると風船が破裂してしまうように、
人間の心もまた、耐え切れないくらいの圧力や有害な空気を吹き込まれると、
「バン!」と音を立てて、割れてしまいます。
これは例えではなく、本当に胸にチカラが入らなくなってしまうんです。
そうなると、どんな意識も受け付ける受け皿がなくなりますから、
当然、虚無感・無気力・無感動しかそこにはなくなります。
さらに言うと、どんな励ましも「自分は例外」だとして届かなくなります。
これが「うつ」の正体です。
こうなったら出来るだけ早く静養を取るしかありません。
まだ穴やかけらを治せば大丈夫なのにもかかわらず、
「ゴミと同じだ」として存在そのものがなかったことにしようと考えてしまうようになりかねないからです。
風船を治すのには時間がかかります。
溶かして形を整えないとダメな位、割れてしまっている場合もあります。
しかし、たとえ割れた風船でも、
ゴムの材質や吹き込む空気を変えれば、
まだまだ空へと飛び立てる位に復活します。
つまり、気の持ちようや環境を変えれば復活の芽はある、ということです。
ちなみに。
一度でもこうして極限状態や「うつ」を体験すれば、
それは人に対して思いやりを持てる人間になるというのも本当です。
人の風船(=心)に吹き込む空気を選べるからです。
心を病みやすい時代と言われています。
皆さんの「風船」、つまり心にはどんな空気が入っているか、
少し考えてみませんか。
抱え切れずに破裂しそうになっていませんか。
悪い空気ばかり吸って、体は生きていても心がなくなっていませんか。
どんな状態が理想的ですか。
こうやって自分の心の状態を確認してあげるだけでも、
「自分をいたわる」という大きな自己管理になります。
心の状態を見つめること。
希望も絶望も、心が生み出すもの。
これが出来るかで、
全てが変わってくるのです。