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書籍「海底資源大国ニッポン」

2013年01月10日 00時20分58秒 | 管理人の独り言

 本日ご紹介の書籍はアスキー新書の「海底資源大国ニッポン」です。 192ページというチョッと読みには最適なページ数で新書サイズです。昨年来、隣国といろいろな問題が生じていますが、「領土=資源」と考えると問題の本質が垣間見れる気がいたしました。

 肝心な内容なんですが「小さな島国日本は、資源のほとんどを輸入に頼ってきた。しかし、世界第6位の面積を持つ「EEZ」排他的経済水域の海底には、天然ガス国内消費量100年分相当ともいわれるメタンハイドレートをはじめ、貴重なエネルギー・鉱物資源が眠っている。海底資源大国、そして海洋産業立国をめざす開発プロジェクトの現状と課題を探る。」となっています。いろいろな数字にはJOGMEC(独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構)から出た情報ばかりですが、なかなか納得させられるまとまりです。週末の読書にいかがですか?価格は780円、ブックオフでは210円で売っていました。

(お問合せ 裾野市商工会:055-992-0057) 

因みにEEZとは~排他的経済水域(はいたてきけいざいすいいき、exclusive economic zone; EEZ)とは、国連海洋法条約に基づいて設定される経済的な主権がおよぶ水域のことを指す。沿岸国は国連海洋法条約に基づいた国内法を制定することで自国の沿岸から200海里(約370km<1海里=1,852m>)の範囲内の水産資源および鉱物資源などの非生物資源の探査と開発に関する権利を得られる。その代わりに、資源の管理や海洋汚染防止の義務を負う。日本では1977年に改正された領海法と漁業水域に関する暫定措置法が施行されたことにより設定された。

 


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