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アナウンス効果!?

2012年12月13日 00時02分45秒 | 知識の泉

 アナウンス効果とは~「報道によりその対象に影響を与えること。特に選挙報道の際問題にされる。」となりますが、さてさて問題はアナウンスの後に付く「効果」の程です。文字通り効果になるのか不効果になるのか、時と場合に寄るそうです。今回はどうなりましょうか!?それにしても新聞でも雑誌でもここ数回の選挙では当落予測がかなり早く出ますが、信憑性ってどうなんでしょう?何か裏にあるような気がしないでも無いように感じるのは私だけでしょうか?

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ある候補者が苦戦していると報道されると、激励票や同情票が集まるアンダードッグ効果(負け犬効果)が最も多く指摘されるが、組織等が優勢候補を支持するバンドワゴン効果(勝ち馬効果)もあり、実際には誰に有利になるかはケースバイケースである。多くの陣営は当落線上、当選まであと一歩と報道されることを好む。また金融政策の変更や当局者の発言が実体経済の変化に先行して経済主体の行動変化をおこさせること。経済関係では『アナウンスメント効果』といわれることが多い。

詳しく解説すると~

投票行動におけるバンドワゴン効果とは、事前にマスメディアの選挙予測報道などで優勢とされた候補者に有権者が投票しがちになる現象を指す。投票者が勝ち馬に乗ろうとする傾向は、選挙直後の世論調査において当選候補に投票したと答える人の割合が、実際の当選候補の得票率を有意に上回る例が多いことに示される。この行動の動機は単純な心理的な満足への希求であったり、あるいは実利的な判断であったりする。特に、投票の秘密が無いか不完全で、誰に投票したかが分かるケースでは、勝者による論功行賞への期待や報復への恐れがあるためバンドワゴン効果は強く働く。これは間接選挙の場合や組織票集め、政治資金集めといった状況でよく見られる。また、自分の投票が死票となることを防ぐための戦略投票として、当選の見込みが薄いように予測された候補を捨て、当選の可能性があるとされる候補に乗り換える行動が取られる。

この反対に、いわゆる「判官贔屓」のような投票行動になるのがアンダードッグ効果である1996年の衆院選、2000年の衆院選で自民党が事前の予想では過半数を獲得すると伝えられながら実際には獲得できなかったのがこの例である。バンドワゴン効果とアンダードッグ効果を総称してアナウンス効果という。特定の候補者を支持していない者は、どうせ投票するなら勝ち馬に乗ろうという心理が働くため、バンドワゴン効果の影響を受けやすい。これに対して特定の候補者を支持している者は、その候補者を落選させまいとするため、自分の支持する候補者が不利な場合はアンダードッグ効果の影響を受けやすい。


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