皆様、おはようございます。
昨日は、面白そうな見本市がたくさん行われていた日えでした。
忙しくなりそうなので、福島物産市で見つけたすっぽん入り栄養ドリンクを飲みました。
この会社は福島の小高でそのすっぽんの養殖もしていたそうなのですが、今は新潟県長岡市で、佐賀県で養殖したすっぽんを加工して販売しているそうです。
でもなんとか、小高で再開したいと思っているそうです。
そして、昼間は食品の見本市など出かけました。
その辺の記事を書こうと思っていたのですが、夜に観に行った映画の上映会がこの日の一番の記憶に残る出来事になりました。
自主製作映画「MARCH」の上映会です。
南相馬市のマーチングバンド「Seeds+」と愛媛FCのサポーターとの交流を中心にした物語です。
去年の上映会に参加できず、一年越しに観ることができました。
こちらのサッカーミュージアムというところが会場でした。
帰るときに気づきましたが、この建物はあの日本サッカー協会のビルでした。
Seeds+を2回目に愛媛に招いた「愛媛FC VS C大阪」の試合から映画は始まります。
このシーンは時系列的には後の方の出来事なのですが、最初に持ってきたことで、そのあとのSeeds+と南相馬があくまでこの映画の主題であるという意図が見えました。
その試合での、選手のプレー、サポーターのコール、そして主役のSeeds+の演奏にかける姿勢。
人が集まってなにかに一生懸命にやることが、観ていてすがすがしく感じられました。
その南相馬の若者の物語が中心でありながら、福島の現状というものも自然な形で描き出されています。
地元の人たちの言葉はそれぞれ大事なことを言っていて、
「福島は誤解されているという面と、正直不安もある」という言葉をはじめとしたメッセージは、今の南相馬の状況を地元の人の言葉で素直に表していて、福島の状況を知らない人にもこの映画で知ってほしいと思いました。
私が南相馬で感じていたことも多く、この映画の主題ではないですが、重要なところです。
サッカー界の豪華なゲストも来て、トークショーもふんだんに盛り込まれました。
(許可を得て撮影しています。)
サッカー協会の原博実さんが、今後各クラブにこの映画を観てもらったり、Seeds+をいろいろなスタジアムに来てもらおうという話もでて(正式発言ではないと思われますが)、サッカーを通じて、こういった南相馬、福島の応援の動きが広がっていき、福島に対して正しい理解が広がっていくと良いと感じました。
映画関係の方は、上映会も各地拡げていきたいと言っていたので、機会があったら、サッカーファンを中心に観ていただきたい映画です。
そんなわけで、南相馬のエナジードリンクに始まって、南相馬の若者の前を向き続ける目にくぎ付けになり、生きることは何かに一生懸命に何かに打ち込むこと、という本来大切なことを注入した日になりました。
それでは皆様、良い1日を。
(原博実さんを最初会長と書いてしまいましたが、誤りでした。訂正、お詫び致します。)
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