成り行きアラカルト日記

人生は成り行きでありますが、日日是好日と考えて、日々の出来事を凡人の視点でアドリブ的に記載したいと思っております。

図書館で出会った葉子と悟郎

2009-02-03 22:10:11 | 書物
「もう一度笑ってよ」山口葉子 著 2007年9月の出版です。展望社。
シンナー、大麻、覚せい剤依存症、壮絶な人生をカミングアウトしたエッセイである。図書館でしか出会わなかったかな、すでに今は亡き山口葉子さんに。読んでよかった!どんどん人生の流れが悪い方向へ向かうが、やはり彼女の敗者復活戦は色々な人々に支えられていたのだと思う。そして、彼女も他の同じような立場の人を支え続けた。

 葉子の死、それは突然!すべてのことには意味がきっとある。

 内容は以下のごとし!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
内容(「BOOK」データベースより)
13歳でシンナー、15歳で大麻、16歳で覚せい剤、20歳で自殺未遂。薬物依存で苦しみ、泥沼から這い上がろうと、もがき続けた苦闘の半生。人生の大航海の中で彼女が必死に叫び続けたことは…「薬物依存」から脱出し「戻るべき場所」への道標。壮絶な32年間を生きた衝撃の遺作。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
山口 葉子
1974年生まれ。群馬県出身。仲間から通称「悟郎」の名で親しまれる。中二でシンナーを覚え、その後、覚せい剤、大麻、マリファナとあらゆる薬に手をだし、18歳のとき、クスリ漬けの中で男子を出産。しかしこれを機に子供のために立ち直ろうと病院治療や自助グループミーティングを重ね、持ち前の根性でこれを克服した。退学したままになっていた高校も通信教育で再チャレンジし、17年かかって卒業した。「若い依存症女性のためのトリートメントセンター」設立を夢見ていたが、志半ばで他界。2001年、自身の重度の薬物依存症体験から薬物依存者をサポートする中間回復支援施設「BIG LOVE CREW」(ビッグラブクルー)を設立、代表として活躍していたが、2007年7月急逝。今、施設は設立仲間の安井・久保田が代表代行として引き継いでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

最新の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ビッグラブクルーの久保田です。 (久保田雅人)
2009-02-07 02:47:01
始めまして・・
ビッグラブクルーでスタッフをしてます。
久保田雅人です。
彼女の意志を引き継ぎ、代表と
活動を続けております。

これからも薬物依存症増え続けていくと
思っています。
どうぞ、ひとりでも
多くの方にご理解が・・・「祈」
返信する
ビッグラブクルーの久保田です。 (久保田雅人)
2009-02-07 03:14:20
URLを間違えました^。^;
返信する
久保田雅人さん、コメントありがとうございます。 (ウフフマン)
2009-02-08 17:57:03
山口葉子さんのご意志を引き継がれ代表でご活躍されておられますね。本を読んでから色々とサイトなど検索いたしました。山口さんの死!それは周りの人々に大きな悲しみであったと思いますが、是非ともそれを乗り越えられ良き日がこられんことを祈っております。
まだまだ薬物依存症に対する対策は遅れておりますね。先ずは、社会多くの人の理解からじっくりとが大事かもしれないですね。
返信する
感謝 (久保田雅人)
2009-02-08 21:55:56
コメントありがとうございました。
僕はいちスタッフに過ぎませんが・・・
たくさんの仲間に支えられて
現在に至ります。

これからも続けられる限り
活動のお手伝いをしていこうと思ってます。

ありがとうございました^^
返信する
久保田雅人さん、再度のコメントありがとうございます。 (ウフフマン)
2009-02-08 23:56:48
本来、あらゆる人々は生きるためには、仲間たちのネットが必要であり、またそのネットを自分が支えているとしたものですね。そこには、救う者と救われる者との区別がない世界だと思います。ビッグラブクルーのシステムがそうあることを期待しております。
返信する

コメントを投稿