改正教育基本法が参院可決・成立・・・・・なんだか気分がすっきりしないのは？

改正教育基本法が参院可決・成立　５９年ぶり初の見直し(朝日新聞) - goo ニュース

　一般人の意見を聞くはずの「タウンミーティング」が「やらせ」であった問題からして、「改正教育基本法」は汚れてしまった。内容以前の問題である。教育の基本は「やらせ」にあるという成立歴史は消えないわけで、やはり基本の流れにもどり、キチンとしたタウンミーティングをもう一度すべきではなかったか。
　また、内容的には、公共マナーなどは教育以前の問題で、公共精神に反対するひとは少ないと思うが、「愛国心」問題がある。

・・・・国会審議で最大の焦点となったのは、「愛国心」条項の新設だ。「伝統と文化を尊重し、我が国と郷土を愛する態度を養う」という表現をめぐり、改正反対派からは「一方的に国が望むような価値観を押しつけるのはおかしい」という非難が相次いだ。
　安倍首相は「日本の伝統と文化を学ぶ姿勢や態度は評価対象にする」と答弁しており、学校現場に与える影響は少なくないとみられる。・・・・

　「愛国心」を評価対象にするという感性がわからない。人の心、特に愛国心などは、そのような見える形で存在するのだろうか。

　「愛国心」があるふりや、愛国心があることを示すパフォーマンスをする輩が増えるのではないだろうか？これは何か危ないことである。