九州鉄道記念館にて始めてキハ07にお会いいたしました。昭和12年製ですので…それほど古老でもないのですが…よく残っていたものです。
キハ07は機械式気動車です。運転台の足元は左からクラッチ・警笛・アクセル・ギアチェンジレバーでしょうか。なんでも2両で運転する時は2人の運転士が警笛で合図しながら操作をしていたとか…力走・惰行はともかく、ブレーキ操作はどのようにしていたのでしょう。
日本国有鉄道と日本車両会社のマークが誇らしげです(昭和12年の横書なのに左から書かれているのがチョット気にはなりますが)。
こんな行き先表示案内を付けてたのですね。キハ07さん・ソニックや新型電車を眺めて何を思うのでしょうか。車内のノスタルジックな白熱電灯が私の郷愁感をわきたてます。心静める「ひととき」です。