関心空域 ━━ す⊃ぽんはむの日記

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【DIY作業帳】「昔の板チョコは今よりデカかった」という記憶の真偽 ── 明治ミルクチョコ昭和/平成版を復刻❕

2020年01月15日 | 日記

久しぶりにNAVERまとめ「日本の板チョコのサイズが目に見えて小さくなってなくねってご意見の視点から、昔売られてた板チョコの"原寸大"復刻企画を投稿することにした。そこで当記事を借り、その「復刻までのDIY作業記録」を書き留めておく。

[後記]NAVERまとめは終了してしまったので魚拓を こちらに掲載中

最初に先ず、お断りしとくが「復刻」と言っても、チョコを溶かして型に流し込み…bra bra bra などとは思ってやしない。

あくまで昭和や平成時代の菓子売り場に並んでた、かつての「板チョコの外観」を(令和の現代に)復刻しよう、という実験的な私的トライアルだ。今販売中の同商品と比べれば、ここ半世紀の変遷が(文字どおり)手に取るように解かるハズだから。

つコトで、チョコレート本体は(ほぼ同じ寸法の)段ボール厚紙で代用する【→後述】。それを銀紙で包(くる)んどいて、仕上げに、当時売られてた実際の外紙で包装する……という作業を予定してる。果たしてうまく行くかどうか。

ま、 贈答品売場や和菓子店、はたまたラッピングコーナー担当の店員さん。もしくは店員だったことのある人なら、いわゆる箱型=直方体の物ならすばやく紙で包むことなど楽勝🎵で、 朝飯前🎵で、 ピースオブケイク🎵だろ。

けど例えば、明治ストロベリーチョコのパッケージみたく、周りが斜めにカットされた箱=四角錘台(しかくすいだい)な物体を速やかに(もちろん見た目キレイに)包める人は、そうそう居まいにっ。


これから わたしが立ち向かおうとしてる「板チョコ」の中身=チョコ本体は、まさしく⚡その四角錘台なのだった。それを、すぐに破れやすいアルミホイルなんかで包もう、ってんだから 我ながらたいした度胸である。

ちなみに、復刻ターゲットに据えた板チョコ銘柄は、ご存じ『明治ミルクチョコレート』。 何と1926年9月13日の発売開始と言うから、まもなく怒涛の❕ 百周年という超ブランド・アイテムだ。

チャレンジ内容としては、この商品の1966(~2009)年版と、体制変更に伴い明治[Meiji]ロゴの改訂された2009年版の、二期のチョコパッケージをDIY復刻する。とりあえず、ダンボールで起こしてみたチョコ外寸の型が下の写真だ。左が2009年版ので、右が1966年版


余談だが明治製菓(※当時)は長らく、右のサイズのパッケージ導入年を1971年と標榜してきた。だから2009年秋に新ロゴ文字でパッケージを"大刷新"したときも、広報の発表では「38年ぶりに刷新」としていた。…が最近、記録の誤りが判明したのか(従来公称の開始年から5年を遡り)1966年に差替えられた。

実は足掛け43年にも渡ってたなら、新入社員も退職する歳月。その長寿記録ゆえ、看板商品の製造史伝承さえ綻(ほころ)んだのか。

上の画像では「平成の」と付記してるが、平成時代も最初の20年間は昭和バージョンのミルクチョコを食べてたんである。もっとも、平成生まれの世代が自分自身で「店頭で見かけたり買って食べた記憶」としては、ほどんど(昭和バージョンのミルクチョコは)残ってやしないだろうが。
 
その一方。

平成という時代は30年間の一度も戦争の災禍なく続いておきながら、日本人全体の3割にも届かない数の子供しか生み出さなかった。その意味じゃ、終戦直後よりも"次代への夢と闘争心"が根こそぎ損なわれた底無しの絶望と焼け野原🔥の時代でもあった。その事実は目下の悲惨キワまりない年代別人口構成比を診る限り、疑うべくもない。

それゆえ、明治さんのミルチ公式サイトでは、この1966年版のミルクチョコこそが「いちばん多くの人が目にした」いわば「再生ニッポンが無から輝きを放ってた栄光の黄金期の」パッケージデザインだった、と解説されてるんだな。


さあ それじゃ、いったん話を戻して、作った段ボール製の"チョコ型"を包む作業に取りかかろう。

ともかくも、四角錘台って「どうやって紙で包むの❔」てえ疑問から解いてかねば。当然だけど市販の角チョコの包み紙を開ければ、どういう折り線になってるのか❔ までは"解析"できる。


ただ、展開したときの折り線図が描けるのと、実際に(折り目も線もない)真っ白な包装紙を手にパタパタと折り包んでゆけるのとは、また別の技能である。自然に、いちいち悩まなくても四角錘台を(銀紙で)包めるようになるためには、とにかく実際に試行錯誤の"ラッピング練習"を繰り返すしかない。

それでアルミホイルをちぎっては折り、ちぎっては折り、目分量で最適な折り目を探し出しては、前出のストロベリーチョコの外箱を包装し続けた…。


最初はホイルを皺クチャにするだけの結果でも、それでも6~7回ひたすら粘って 反復トライしてると、「ああ、こうやれば(ほぼ間違いなく)ピタっと見栄え良くイケるな的なコツが飲み込めてくる。


うまく包めるようになったらホイル紙を開いて、折った部分同士が重なり合うムダ面積の最少な……つまり「包むとき一番イラと来ない」銀紙のサイズを決め打ちする。


とま、ここまで来れば八合目。あとは用意した2パターンの"段ポール型"に、手先の感覚で会得した要領を(ひたすら)信じ、ゆっくり時間をかけて包んでくだけだ。


延べ所要時間時間ほどの"やっつけミッション"では^^; あったが、何とか2種類の旧ミルクチョコを復刻完了。

画像の一番奥が1966年バージョン。中央が2009年バーション。手前のが(2014年から売られている)現行"令和"バージョンの実物ミルチ。


こうして過去三代の同商品を並べると、明治さんが今のロゴに変えた2009年のタイミングでなく、その5年後の2014年の方が「サイズの縮小率」は劇的❕❕❕ だ。

なぜこんなにも、日本の板チョコは縮んでしまったのだろう。何よりも謎なのは「ここ10年余りの短期で急激に」だってこと。そうなった理由に関しては、近々に公開する(小生の)まとめ記事内にて。 ではでは
=了=


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