カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

ジプシー・トレーナー「青コーナーの叙事詩」。

2013年02月23日 22時29分37秒 | 日記 / DAIRY
 ボクシングの名伯楽エディ・タウンゼント。
1914年ハワイ生まれ。1962年力道山に誘われて来日。
それから日本で数々の選手を育てる。
1988年直腸癌のため死去。享年74歳。

その功績を讃えて1990年に国内で最も活躍した
プロボクシングのトレーナーに贈られる
「エディ・タウンゼント賞」が創設された。

ジプシー・トレーナー「青コーナーの叙事詩」は、
1981年にエディ自身が自分の言葉で書いたもの。
したがって・・・カタコトと言うか何と言うか、
「イヤダなったことあるの。どうしてはね・・・」・・・のように、
日本語としては全く流暢ではないのだが、伝わるものは伝わる。

そして藤猛、海老原博幸、柴田国明、ガッツ石松などの
往年の世界チャンピオンはもちろん、
世界チャンピオンになれなかったピストン堀口や金子繁治、カシアス内藤、
こう言った選手のヒトトナリまでもが、
エディの言葉を通じて鮮明に浮き上がってくる。

エディは言う。日本のボクサー、ハングリーなくなった。
ピストンのような選手作らないとダメね。

そして今を見越していたのではないだろうが、
体罰問題にもひとこと言っていた。
「竹刀いらないの。ハートのラブで育てるの。」

そして最後に井岡弘樹(現世界チャピオン井岡一翔の叔父)をボーイと呼び、
彼が世界を奪取した知らせを聞いた後、Vサインをして亡くなった。

オーケー!ボーイ
―エディさんからの伝言
高橋 和幸
卓球王国


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