カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

公衆トイレ。

2019年10月08日 22時11分59秒 | デリーNCR / DELHI NCR

インドではトイレの確保は重要な問題である。特に女性は大変である。
田舎では未だに家庭にトイレがない家も多い。
女性たちは夜が明ける前に連れ立って外出し、畑や植え込みの陰で用を足すと言う。
一人で出かけると襲われるらしい・・・。5年くらい前に友人の結婚式に参列するために、
ビハール州の田舎に行ったけど、そこの家にトイレはなかった。どうするのかと思ったら、
家の真ん中にある吹き抜け(中庭になっていて洗い物などする場所)で用を足した。
 
私が初めてインドを旅した1997年(ふた昔は前だが)は、
外出時にトイレに行きたくならなないように気を付けてた。
当時は女性用のトイレは高級ホテルやレストラン、駅やバスターミナルでしか使用できなかった。
高級ホテルやレストランならいいが、後者はあって良かったレベルのトイレも多かった。
今では、ショッピングモール、喫茶店、ファーストフード店などにもトイレはある。
場所によってはトイレットペーパーがない所もあるけれど、
デリーであればトイレットペーパーに出会えることも増えてきている。

  

それからモディ首相の政策で街中に公衆トイレもできてきてる。
女性用トイレも使用できる。新しく出来たので昔のあって良かったレベルのトイレではなく、
普通に使用できるからありがたい。街中、マーケット、バス停付近にもある。
こちらは街中の公衆トイレ。中も普通。トイレットペーパーはない事が多い。
と言うかないのが普通なので持ち歩く事をお勧めする。

 

これはよく行くカーンマーケットの角にある公衆トイレ。
女性用は3種類の個室があるのでお好みに合わせて(笑)
インドでは衛生面を考慮してこちらを推奨する。
日本でも和式と言われているスタイル。インドではインド式と言われている。

洋式は普通のタイプ(左)とインド式洋式(右)がある。

 

インド人は便座に土足で上がってしゃがむ人がいるので、
こういうスタイルになっていると思われる。

 

 日本で見かける使用に際しての注意書きはインド人のためだと私は思っている。 

観光場所でも昔ほど見つけるのは困難ではないけれど、それでも鉄則は、
「出かける前には必ず行っておく。」
「トイレがあったら必ず行っておく。」

公衆トイレは基本無料であるが、万が一、係の人がいたら、
揉めないためにも5Rs(約8円)払った方が良い。
なお駅やバススタンドのトイレは基本有料で5Rs。

コメント
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