カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

天上天下唯我独尊。

2015年06月01日 22時04分59秒 | ネパール / NEPAL
釈迦は生まれてすぐに7歩歩いて、
右手で天を指し、左手で地を指し、こう言ったそうだ。

「天上天下唯我独尊。」

この言葉の意味は・・・「自分という存在は、
誰にも変わることのできない人間として生まれており、
この命のまま尊い。」

つまり人間の命の尊さは、
能力、学歴、地位、名誉、財産などの有無を超えて、
そのままで尊い「自分」を見だすことが大事である、
という事である。


                                      

生誕の地ルンビニのいろいろな場所に、
ものすごい数の「天上天下唯我独尊」仏陀像がある。

その中のいくつかを紹介する。

まずはバイラワからルンビニに入る所にある像・・・
バスが左折する場所に立っているので、最初に見た像である。
これを見てルンビニに着いたんだなぁと思った。
元気よく右手は上を指している。しかし何故だか身体の色が黒い。
              


マヤ聖堂に向かう場所にそびえ立つのは燦然と輝く黄金の像。
ふくよかで可愛らしい仏陀である。
        


博物館の像。
        


スリランカ寺の石像は、控えめに右手を上げている。
        


タイ寺の仏陀はタイ風のお顔だ。
        


韓国が建立したと思われる(韓国語が書いてあったから)
塔の上に立つ仏陀。
        


仏像の顔やスタイルなどは、
時代や国によって相当違っているが、ここにも現れていた。

 ≪ 関連記事 ≫ 

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