カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インドの馬】 ~ デリー ~

2012年10月07日 22時58分59秒 | デリーNCR / DELHI NCR
インドでは 馬も普通にその辺で見かける。
牛や山羊、犬に比べれば、流石にノラ馬はいないが、
結婚式に新郎が乗る白馬や馬車など荷役用の馬、
騎馬警官の馬などがいる。

以前、競馬に行ったのだが、まぁその小ささと、
毛並みの悪さには驚いた。

 余談だが・・・インドの競馬の歴史は古く、
アジアで最初に近代競馬が行われた国だそうだ。

そしてなんと年に開催された第回ジャパンカップに
インド馬が参戦していたそうで、「ゾウと併せ馬(調教)をした。」、
「飼い葉にカレー粉が入っている。」などと、
まことしやかに噂され注目を集めていたらしい。

 その馬は「オウンオピニオン」、1975年2月17日生まれ、
馬体重396Kgながら69Kgの斤量で勝った事もあると言う、
当時のインド最強馬。生涯成績は43戦27勝。

戦績から「インドのシンザン」とマスコミが取り上げたが、
日本で外国馬が参戦した初めてのレース、
ジャパンカップ前哨戦の1800m(現在の富士ステークスの前身)で、
障害馬の後塵を拝し大差の最下位(7着)に敗れている。
この結果から本番のジャパンカップでは、
15頭立ての15番人気で結果は13着と惨敗した。

敗因としては馬齢7歳(現在の8歳)と全盛期を過ぎていた事や、
この年も10戦以上していた事が大きいが、
蹄鉄を付ける習慣が無かったため蹄鉄なしで出走した事もあろう。
また、インドの馬場は相当な荒地であるから、
手入れが行き届いた高速馬場が合わなかった事もあると思う。

 なお「史上最弱のジャパンカップ招待馬」と言われているらしいが、
彼の名誉の為に言っておくが、15頭中13着で最下位ではなかったし、
彼とハナ差の14着馬と、そこから8馬身離され15着に散った馬は
共にカナダからの招待馬だった事を付け加えておく。

                              

で・・・・前置きが長くなってしまったが、、本題へ。

インド馬は、耳の付き方が他の馬と違うと言う情報提供を得た。
インド在来4種類のうち、マルワリ種、カチアワリ種は、
ジャスターン州やグジャラート州が原産地で、
耳が180℃回転し、両耳の先が内向きになっていて
先端がくっ付くという特徴がある。
こちら。  


この馬は騎馬警官の馬であるからしてマルワリ種と思われる。
さすがにがっちりとした馬体だ。その辺の荷役用馬とは違い、
毛並みも良い。耳の先端に特徴があるが、くっ付く所は見られなかった。
     


普通の馬と比べると明らかに違いがわかる。
           


 ≪ 関連記事 ≫ 

デリーで競馬、その①。
デリーで競馬、その②。
デリーで競馬、その③。
【インドの馬】 ~ ハンピ ~

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コメント (4)
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