カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【タイの人々】 ~ スコータイ②~

2007年04月24日 22時06分59秒 | タイ / THAILAND
西側の散策を終えた私は、
城壁へ戻るルートを考えた。

一つは、来た道を戻るルート。
なんったて、この辺りは人通りが少なく物騒らしい。

もう一つはぐるっと一周して帰るルート。
地図で見るといくつかの寺院の遺跡はあるようだが、
ガイドブックに説明はない。
これは見るべき所がないと言う事だろう。
どうしようか
ここは冒険、一周して帰る事にした。
まだ陽は高いのだから大丈夫だろうと。

       

結論から言うと・・・壊れかけ朽ちた寺院が多く、
ポツリポツリと点在していた。
行かなくても良かった・・・感じ。

この回り道の唯一の収穫()は、
このおじさんに会った事かな。

ホントにホント、メチャクチャ暑い中、
城壁内へ戻り冷たい飲み物にありつけると言う事だけが
私にペダルをこがせるモチベーションであった。

頑張って「クロコダイル号」をこいでいた。
人通りはない。すると私に声をかける人がいた。
「ハロー!ハロー!」

振り向いて見れば、西洋人が・・・
おおっこんなところで、ハルク・ホーガン

おじさんは、手招きをしていた。
「袖すり合うも他生の縁」であるからして、私は戻った。

   男:「なんか飲むか?」
   私:「どんな飲み物があるの?」
   男:「エスプレッソ、カプチーノ、水、ジュース・・・」

何で こんな人通りの少ない道端で
この西洋人は路上喫茶店を営んでいるのだろうか?
何で だいたい商売になるの?

掘っ立て小屋の外にはイスが出ていて、
奥を見ると冷蔵庫があるではないか。
乾いていた私はジュースをもらった。
いくらか知らなかったけれど20バーツ渡した。

おじさんはオランダ人で、タイ人の奥さんと結婚して、
この店の裏手にある自宅で2人の娘と暮らしているそうだ。

この店の売り上げだけで暮らせるとしたら、
スコータイってすっごくいい所だなぁ。
大きなお世話だけど・・・この日のお客さんは、
たぶん私以外にいないだろう。

おじさんは私におねだりをした。
世界のコインを集めてるから、
日本のコインをくれないか?と

この写真は、私が渡した100円玉に
蝋をたらしている所。ちょうどおじさんの左上の
エスプレッソと書いてある右側に
各国のコインが貼ってあった。

ハリウッド・ハルク・ホーガン―ハルク・ホーガン自伝

エンターブレイン

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コメント (7)
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