カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インドの詩聖】 ~ ラヴィーンドラナート・タゴール ~

2007年02月07日 22時38分59秒 | 神様・聖仙・聖者 / GOD & SAINT
詩人で作家であると共に教育者であり社会思想家である。
詩人であることから、詩聖と言われている。
1861~1941、西ベンガル州の州都コルカタ(カルカッタ)の
名家の7人兄弟の末っ子として生まれた。

幼少時より詩の才能があったが、イギリス流の厳格な教育に馴染めず、
三つの学校を中退する。17歳でイギリス留学するも1年半で退学。

1901年、西ベンガル州の西部シャンティニケタンに、
ヴィシュヴァ・バーラティ国立大学を設立。

1913年、アジア人として初めてノーベル文学賞を受賞。
マハトマ・ガンディーのインド独立運動を支持し、
ロマン・ロランやアルバート・アインシュタイン等、
世界の知識人との親交も深かった。

タゴールの詩は、1947年独立したインドの国歌
「ジャナ・ガナ・マナ」(インドの朝)と、
1971年に独立したバングラデシュの国歌
「我が黄金のベンガルよ」にもなっている。

タゴール―詩・思想・生涯

麗澤大学出版会

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コルカタにある生家タゴール・ハウスに、
私も行ってみたかったのだが、
初インドゆえに(?)道に迷い、辿りつけなかった・・・。
 (1997年の初インドでの事。)

詩聖タゴールの本家筋に嫁いだ
日本人タゴール暎子さんの作品。

嫁してインドに生きる

論創社

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今でこそ、インドに嫁ぐ日本人は結構いるが、
1960年代では珍しかった。
ましてや名家の長男がインド人以外の女性と結婚となると、
かなりな障害があった。
コメント (4)
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