カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インドの人々】 ~ カニャークマリ① ~

2005年05月24日 20時54分59秒 | 南インド / SOUTH INDIA
北インドに比べて、南インドの人々はいい人が多い・・・ような気がする。
と言う事は、以前に書いた通りである。
今までいろんな街に滞在して、いろんなインド人に出会ってきた。
その中の人たちを紹介したい。

まずは私の好きな街(村だけど)の一つ、カニャークマリの人々から。
この村は、インドの最南端にある岬だ。ケープ・コモリンとも言う。
岬の先端にあるクマリ・アンマン寺院と参道を中心とする小さな村だから、
ほとんど歩いていける。

ここでは海沿いのホテルに滞在することをお勧めする。
ヴィヴェーカーナンダ岩のライトアップされた姿が見られると言う事と
何よりも海風がとても心地よく、エアコンがいらないくらい涼しいからだ。
ちなみに私が滞在したのは5月。

      

海沿いのホテルと海岸との間に漁村がある。
漁村には道が1本通っており、その道の両側にフレンドリーな人々が住んでいる。
道を歩けば、まず「Hello!」と声をかけてくるのは子供達だ。
相手が何処の国の人でも、外国人に対しては全て「Hello!」だ。

こちらも、それに応える「ナマステ!
そして写真を撮ってあげたりする。すると中には家に招待してくれる子供達もいる。

子供達の後について行くと、決して裕福ではない家がある。
壁はコンクリートだが、バナナや椰子の葉っぱの屋根、広くはない部屋。
中には驚くほどたくさんの家族が住んでいる。
アポイントなしの訪問者を見るために、どんどん人が集まってくる。

この笑顔が可愛い子供達の家には、この子達の二人のお姉さんの家族も住んでいた。
写真の右側にも人影が見えるように、3人位いるので11人はいた事になる。
一番後ろにいるのが、両親。

もちろん英語は通じない。(私もだけどね。)
言葉が通じないのに、なんとなく心は通じ合えるから不思議だ。
みんなニコニコ笑ってる。なんだか楽しい。
お菓子を出してくれたり、精一杯のもてなしをしてくれる。

インド人の子供が外国人にねだるのは大抵「スクールペン(ボールペンの事。)」だ。
この子達も時々「何かくれ。」と言ってきたりするのだが、
いやらしさは感じられなかった。

to be continue.
コメント
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