Sunset Cafeへようこそ

いつか、夕日の美しい絶景の地にカフェを・・と願う私のバーチャル・カフェ。未知の音楽と人との出会う場所。

雨の休日、駒場の「カフェ・アンサンブル」へ。

2009-05-10 13:11:48 | お薦めの店あれこれ

(2009.05.06 目黒区駒場)

前ページの駒場界隈への散策に引き続き、駒場のクラシック音楽喫茶
カフェアンサンブル」を訪ねました。
もともと、駒場へ行こうとしたのはこのカフェへ行くのが本来の動機でした。
「京王線・駒場東大前駅」を下車、雨の降る静かな住宅街を抜けて約5分でお店に着きました。

地下1階のカフェへの入り口の隣りに、大変にきれいな花屋さんがあります。
ヨーロッパ調で落ち着いた佇まいのエントランスで、美しい花々に送られての入店となり大変に気分が良いです。

お店に入って、まず目につくのは中央壁際のグランド・ピアノでした。
グランド・ピアノのあるクラシック喫茶! 素晴らしいところへ来た、という思いがします。 クラシック喫茶、というよりは、
「音楽サロン」という第一印象で全体にシックで上品な雰囲気が漂います。
しかし何よりも、あの名器・タンノイから流れ出る弦楽器の音色の素晴らしいこと! 
柔らかく伸びのある、しっとりとした音で、これだけでここへ来た甲斐があるというものです
(個人的に私は、タンノイのスピーカーの大ファンです。英国人は良い仕事をしてます!)。

モーツァルトのヴァイオリンソナタの流れる店内には、明らかに近所の方と分かる
小学生の男の子と一緒の若いお母さん、本を読みながら体全体で音楽に反応している中年の女性、私、の三組だけでした。
広いバス通りに面しているのに地下にあるせいか、店内は大変に静かで、柔らかいヴァイオリンの音色がぴったり。

何回も言うようですが、渋谷のあの狂乱・喧騒を離れてほんの10分。
こんなに近くに緑豊かで静謐に包まれた駒場は、「異空間」とも言えます。
そしてこの異空間は、雨の日にこそ真価があるという感じがしました。




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